【悲報】尾道市長のインスタアカウント、何者かに乗っ取られる…「意志と無関係に暗号資産の購入を推奨」

　広島県尾道市の平谷祐宏市長は１７日の定例記者会見で、自らのインスタグラムのアカウントが何者かに乗っ取られたと発表した。暗号資産（仮想通貨）の購入を推奨するメッセージなどが、自分の意思とは関係なく送られるなどしたが、金銭的な被害はないという。

　乗っ取られたアカウントは平谷市長が個人で管理し、フォロワーは約３０００人。５月１０日に複数の知人からの連絡で判明し、インスタが操作できなくなった。翌日には尾道署に相談し、Ｘ（旧ツイッター）など別のＳＮＳで知人らに注意を喚起した。

　また、個人情報の取得を狙ったのか、知人宛てに「市長として市民に新しいことを発信するアンバサダーに立候補する。投票して」などとのメッセージも勝手に送られたという。

　平谷市長は４、５年前からインスタで尾道の出来事や食、祭りなどを発信してきた。今回、別のアカウントを作って６月１６日に復活させた。平谷市長は「パスワードを複雑化、２段階認証にするなど、リスク管理をきちんとしなければいけないと感じた」と述べた。

読売

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