仮想通貨Mantle(MNT)とは?マントルネットワークの将来性と特徴を解説
仮想通貨Mantle(MNT)とは
通貨名 | Mantle |
シンボル | MNT |
価格 | 102.13円 |
時価総額 | 約3,500億円(42位) |
発行上限 | 約60億枚 |
取引可能な取引所 | Bybit,MEXC,Kucoin,Gate.io など |
ネットワーク | マントルネットワーク(Ethereumレイヤー2) |
公式ページ | Mantle |
ホワイトペーパー | Mantle |
SNS | X(旧Twitter)DiscordTelegram |
仮想通貨Mantle(MNT)は、独自のブロックチェーン「マントルネットワーク」の運営に関わるためのガバナンストークンです。
DAOとよばれる分散型自律組織で運営され、保有者はマントルネットワークの運営方針に対して意見ができます。
DAOとは、ブロックチェーン技術を基盤に構築された組織形態です。
従来の会社や企業と違って特定の管理者がおらず、トークンを保有するユーザー全員の投票によって運営方針が決まります。
ガバナンストークンの役割を持つMantleは、今後も保有しているユーザーにとって使いやすくなると期待されています。
BitDAO(ビッダオ)のガバナンストークン「BITトークン」から派生
もともとMantleは、BitDAO(ビッダオ)とよばれる別のプロジェクトでした。
BitDAOでは「BIT」をガバナンストークンとして採用していましたが、Mantleに統合したことで仮想通貨Mantle(MNT)に派生しました。
ユーザーによって方針が変わった過去のあるMantleは、今後もトークンを保有するユーザーにとって利用しやすいプロジェクトになると期待されています。
マントルネットワークを採用
Mantleは、高速かつ低コストで情報を処理できる仮想通貨として期待されています。
なぜなら、Ethereumのレイヤー2として稼働するマントルネットワークを採用しているからです。
レイヤー2とは、メインネットワークのセキュリティ技術を引き継いだ個別のブロックチェーンのことです。
別の場所で情報を処理するため、メインネットワークよりスムーズに取引ができます。
安全性が高く、よりスムーズに情報を処理できるマントルネットワークは、Ethereumより効率の良いプラットフォームだといえます。
スマートコントラクトを実行するEVM技術
マントルネットワークは、EVM技術によって情報処理がスムーズです。
EVM(Ethereum Virtual Machine)とは、Ethereumのプログラム「スマートコントラクト」の指示を実行・管理する技術です。
スマートコントラクトで自動的に処理された取引を1つにまとめ、レイヤー1のEthereumに情報を記録します。
メインネットワーク上の離れた場所で稼働しているため、マントルネットワークはレイヤー1よりスムーズかつ低コストで利用できます。
仮想通貨Mantle(MNT)の3つの特徴・メリット
仮想通貨Mantle(MNT)の特徴とメリットは、主に以下の3つです。
- 使い道が豊富
- セキュリティが高い
- スケーラビリティ問題が生じにくい
使い道が豊富
Mantleにはさまざまな使い道があります。
活用手段の一部は、以下のとおりです。
役割 | 内容 |
ステーキング | 仮想通貨Mantle(MNT)をマントルネットワークに預けることで報酬を獲得 |
ガバナンストークン | マントルネットワークの運用に関わる投票権 |
ガス代 | マントルネットワークの利用料 |
仮想通貨Mantleの用途は、現物取引などの投資に限りません。
今後、マントルネットワークの普及が進めば、仮想通貨Mantleを使う場面も増えると考えられます。
セキュリティが高い
Mantleは、セキュリティが高い仮想通貨です。
そもそもMantleは、Ethereumのレイヤー2であるマントルネットワークで運用されています。
Ethereumには、前もって設定した通りにプログラムを実行する技術「スマートコントラクト」が実装されています。
ブロックチェーン上で自動的に情報を処理する技術を加えたEthereumは、非常にセキュリティが高いプラットフォームです。
MantleはEthereumをベースに運用されており、高いセキュリティで安全に取引ができます。
スケーラビリティ問題が生じにくい
マントルネットワークは、Ethereumメインネットワークと比較してスケーラビリティ問題が生じにくいブロックチェーンです。
Ethereumのメインネットワークから離れたレイヤー2で稼働しているからです。
別のネットワークで情報を処理するため、低コストかつ処理速度が速い特徴があります。
スケーラビリティ問題とは
スケーラビリティ問題とは、ブロックチェーン上で情報処理に時間がかかったり、手数料が高騰したりする問題のことです。
問題の原因は、Ethereumの処理能力を超える情報量がブロックチェーン上に流れてくることです。
Ethereumの情報処理スピードは15秒に1スロットで、1日に100万件以上の膨大な情報を処理しています。
それでも、需要が高まると処理すべき情報が停滞し、処理スピードの低下やガス代の高騰などの問題が発生します。
仮想通貨Mantle(MNT)の価格チャート
出典:CoinMarkeCap|Mantle(2024年2月13日時点)
仮想通貨Mantle(MNT)は、2023年7月13日に60円台で取引が始まった仮想通貨です。
価格は40円台まで下落しましたが、2023年10月頃から徐々に上昇し始めます。
2024年1月17日には、過去最高の120円台を記録しました。
2024年2月13日時点では、1Mantle(MNT)=約102円で取引されています。
仮想通貨Mantle(MNT)の将来性
仮想通貨Mantle(MNT)は、レイヤー2で運用される仮想通貨として将来性が期待されています。
理由は、年々マントルネットワークの活用が広がっているからです。
実際に、マントルネットワークは以下の場面で活用されています。
- 仮想通貨決済サービス「Slash」との提携
- 効率的にデータを管理するEigenDAの採用
- DApps(分散型アプリケーション)の開発が豊富
- パートナーシップによる新たなプロジェクトの拡大
また、BitDAOの時代にはBybitから支援を受けており、現在の総資産はブロックチェーンプロトコルの中で世界第3位です。
さらに、マントルネットワークで運用されている資産は年々増加傾向で、レイヤー2の中では世界第7位とdYdXやPolygonを超えています。
Mantleの能力は汎用性が高いだけでなく、実際に活用の場面が増えているため、今後も期待値の高い仮想通貨だと考えられます。
仮想通貨Mantle(MNT)の買い方
仮想通貨Mantle(MNT)は、以下の手順で購入できます。
- 国内取引所ビットポイントの口座を開設
- ビットポイントで仮想通貨を購入
- 海外取引所に仮想通貨を送金
- 海外取引所で仮想通貨Mantle(MNT)を購入
1.国内取引所ビットポイントの口座を開設
仮想通貨Mantle(MNT)は日本の取引所で取り扱っていないため、海外取引所で取引します。
海外取引所は日本円を入金できないため、まずは元手となる仮想通貨を国内取引所で購入します。
国内取引所の中では、キャンペーンが豊富なビットポイントがおすすめです。
ビットポイントの口座開設方法はこちらの記事を参考にしてください。
ビットポイント(BITPOINT)の口座開設手順【画像あり】
2.ビットポイントで仮想通貨を購入
ビットポイントで口座を開設したら、日本円で仮想通貨を購入しましょう。
購入する通貨は海外取引所に送るため、送金手数料が安い「リップル(XRP)」や「ステラルーメン(XLM)」などがおすすめです。
ビットポイントへの入金方法がわからない方は、こちらの記事を参考にしてください。
ビットポイント(BITPoint)に入金する方法は?手数料・比較・注意点について解説!
\2,000円相当の仮想通貨(BTC)がもれなく貰える/
3.海外取引所に仮想通貨を送金
ビットポイントで仮想通貨を購入したら、Mantle(MNT)を取り扱っている海外取引所に送金します。
2024年2月時点で、Mantle(MNT)はBybitで購入できます。
Bybitは日本語に対応しており、海外取引所のなかでも手数料が安いです。
ただし、海外取引所で取り扱う仮想通貨は変更される可能性があります。
送金前に、必ずBybitの公式サイトで取り扱いの有無を確認しましょう。
Bybitについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
4.海外取引所で仮想通貨Mantle(MNT)を購入
海外取引所に仮想通貨を送金したら、その通貨で仮想通貨Mantle(MNT)を購入しましょう。
以上で、仮想通貨Mantle(MNT)の購入は完了です。
仮想通貨Mantle(MNT)まとめ
本記事では、仮想通貨Mantle(MNT)について解説しました。
MantleはEthereumのレイヤー2「マントルネットワーク」で運用されている仮想通貨です。
安全に効率よく情報を処理できるため、今後も活用の場面が増えると期待されています。
2024年2月現在、Mantleは海外取引所でのみ取引が可能です。
Mantleを購入したい方は、まずビットポイントの口座を開設し、元手となる仮想通貨を購入しましょう。
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