金融所得課税の「1億円の壁」、年末に向け議論へ
1億円の壁を議論へ自民党の宮沢税制調査会長は17日、報道各社とのインタビューで、年末に向けて行われる与党の税制改正議論において、金融所得課税の見直しも議論する意向を示した。金融所得課税の見直しというのは、「1億円の壁」と呼ばれている問題を解決すること。所得税の負担率が所得1億円をピークに下がる現象のことで、所得が多い人ほど税負担率が上がる累進制にひずみが生じている状態を指す。以下は2018年10月の税制調査会の資料。この時にもすでに問題が指摘されていた。
出典:税制調査会
そして、このひずみは以下の理由な…