2025-09-20 リップル (XRP) が韓国で採用本格化|大手カストディが導入
韓国で4つしかない暗号資産カストディライセンスを保有するBDACS社がRipple社のカストディソリューションを採用し、XRPおよびRLUSDを含むトークン化資産への機関投資家向けアクセスを提供することが明らかとなりました。この動きは、急速に発展する韓国の暗号資産市場において、XRPエコシステムの採用が本格化していることを示しています。
Customer Spotlight: @BDACSKorea, one of only four licensed crypto custodians in South Korea, is delivering secure, institutional access to $XRP, $RLUSD, and other tokenized assets with Ripple Custody.
Learn how BDACS is working with Ripple to bring the benefits of blockchain… pic.twitter.com/aLrWgcPZZv
— Ripple (@Ripple) September 19, 2025
発表によると、BDACS社は韓国初のXRP Ledger資産向けカストディアンとなりブロックチェーンとトークン化の利点を韓国市場にもたらすことを目指しています。韓国は世界でも有数の暗号資産取引量を誇る市場であり、規制環境も整備されつつあることから今回のパートナーシップは地域全体でのXRP採用を促進する重要な布石となります。
Ripple社のCEOは2025年9月にソウルで開催される「XRP Seoul 2025」カンファレンスでのプレゼンテーションを予定しています。このイベントはRipple社がスポンサーを務めており、アジア太平洋地域における同社の戦略的重要性を示しています。
韓国での法的枠組みの整備とBDACSのような規制対応済みのパートナーの存在により、XRPは韓国市場で急速に浸透する可能性が高まっています。市場関係者の間ではアジア市場でのXRP採用が欧米市場を上回るペースで進む可能性も指摘されており、グローバルな金融インフラとしてのXRPの地位確立に向けた重要な一歩となることが期待されています。