ソラナ(Solana)はオワコン?将来性や今後の可能性を解説
ソラナ(Solana)がオワコンと言われる理由
ソラナにオワコンという噂が流れているのは2022年に起きた事件が主な原因です。
仮想通貨ソラナ(SOL)と密接な関係があったFTXの倒産により価格が大幅下落。複数のハッキング被害に遭うなど2022年はSolanaにとってマイナスなことが立て続けにおきた一年でした。
次のチャートはソラナ(SOL)の全期間(2020年〜)の価格推移です。2022年に何段階かに分けて大きく暴落しています。

要するに、ソラナの価格が下落したことによって「ソラナはオワコン」という風に言われてしまったわけです。しかし下落した要因はハッキリあって、2025年現在はそれら問題は改善されてきています。
ここでは過去に起きたソラナの価格が下落した5つの事件を解説します。
2022年11月のFTXの経営破綻
2022年11月に、Solanaと密接な繋がりのあった暗号資産取引所「FTX(エフティーエックス)」が経営破綻しました。
当時のFTXは取引高で世界2位になるほど大きな取引所でしたが、様々な人物間のトラブルにより破産申請が行われました。その際には資金ロックを受けたユーザーもいました。
FTXの破綻と共にSOLの価格は約36ドルから約14ドルまで半額以下に暴落。11月6日から13日までの一週間程度の出来事です。

FTXは「Serum」というDEX(分散型取引所)も運営していましたが、Serumの基盤がSolanaチェーンで運営されていたこともあって「SOLが値崩れする」という悲観ムードが漂うことに。
FTXの破産はSolanaプロジェクト全体に悪影響を及ぼしました。
この一連の事件は「FTXショック」と呼ばれ、暗号資産業界全体に大きな激震を与えました。
マイナーなアルトコインや草コインならまだしも、ソラナ(SOL)ほど大規模な通貨がこれほど暴落することは非常に珍しくSolana全体にネガティブなイメージがついてしまいました。
FTXショックをきっかけに撤退したプロジェクトもある
2022年11月の「FTXショック」をきっかけに、Solanaブロックチェーンを利用していたプロジェクトがSolanaを離れてしまいました。
その中でも「Degods(ディーゴッズ)」と「y00ts」という主要なNFTプロジェクトが離れたことは少なからず悪影響を与えました。
Degods(ディーゴッズ)はSolanaチェーン発のPEP系NFTプロジェクトとして人気でしたが、Solanaからイーサリアムチェーンに移行。
同じくPEP系のNFTプロジェクトの「y00ts」は、SolanaからPolygonチェーンに移行しました。

この他にも複数のプロジェクトがSolanaを離れたことで、2022年末に「Solanaはオワコン」という雰囲気が生まれていました。
※PEPとは「Picture for Profile」の略称で、プロフィール画像に使うことを主な目的としたNFTのこと。NFTの中では最も人気のあるジャンルのひとつです。
2022年の連続ハッキング被害
Solanaは「FTXショック」と同じ2022年に、複数のハッキング被害にも遭っています。
- 2022年8月:Solana基盤のウォレット「Slope」では約8億円程度の暗号資産がハッキング
- 2022年12月:Solana基盤の分散型取引所「Raydium」では約3億円が不正流出
ハッキングはあってはならないことですが、ビットコインやイーサリアムも過去にハッキング被害を受けたことはあり、被害を完全に0にすることは現実的ではありません。
Solanaは主要なブロックチェーンなため、ハッキングのターゲットになりやすいのは仕方のないことと言えます。
トランザクションの75%が失敗したという噂がある
Solanaブロックチェーン上では様々なプロジェクトが動作しているため、ネットワーク詰まりやバグによるトラブルの報告も多くあります。
ネットワーク詰まりとはトランザクション要求が多くなった結果、送金や取引が遅延することを意味します。
2021年~2022年には複数回のネットワーク詰まりが起こり、その度にSOL価格は暴落しました。
- 2021年9月:仮想通貨ソラナのブロックチェーン、10時間以上稼働停止
- 2022年1月:ソラナネットワークで断続的なトランザクション障害発生
- 2022年5月:ソラナ(SOL)ブロックチェーンが一時クラッシュした背景、7時間にわたりネットワーク停止
ネットワーク詰まりが起こると送金、着金、スワップなどのあらゆる操作ができなくなるため、ユーザーの不満が溜まり、それがSOLの価格に反映された結果となりました。
また2024年には、ソラナのトランザクションの約75%が失敗している噂が流れました。
ところが実際にはネットワーク詰まりの大半がスパムの影響でありユーザー体験には影響はなかったとされています。
【2024年~2025年】ミームコインの大流行と失墜
2024年はSolanaブロックチェーンで多くのミームコインが作られました。ミームコインとはインターネット上のジョークや話題をテーマに作られた暗号資産のことです。
このミームコインがSolanaの評判を落とすことに間接的に繋がっていきます。
本来であれば暗号資産を作って流通させることは難しいです。しかし、Solanaで稼働する「pump.fun」やDEXの「Jupiter」などのサービスを使うことで誰でも暗号資産を発行しやすくなりました。

事件が起きたのは2025年1月17日。
大統領就任式を控えたドナルド・トランプが「公式のミームコインを発行した」のです。名称を「OFFICIAL TRUMP(TRUMP)」と言います。
最初は「米国大統領がミームコインなんて発行するか?」と疑心暗鬼だった市場ですが、トランプ本人が認めたことで一気に買いが集まります。
その結果、価格は僅か2日間で約900倍に上昇。時価総額は1.8兆円近くまで伸びました。
しかし。
TRUMPコインを発行して価格が上昇した直後に、トランプ大統領婦人であるMelaniaもまたミームコインを発行しました。その直後から、TRUMPの価格はどんどん下落していきます。

なぜOFFICIAL TRUMPの価格が下落したのか。
一言でいえば「興醒めしたから」です。Melaniaのミームコイン発行は、明らかに「TRUMPコインが儲かってるからそれに乗じて私もミームコインを発行しちゃえ」という魂胆が丸見えでした。
そんなことをされたらOFFICIAL TRUMPの信頼性も揺らぎますし、何より「自分たちだけ儲けちゃお」という思惑が出ていたことが投資家の感情を逆撫ですることに。
問題なのは、この一連の騒動がSolanaブロックチェーン上で起きたということです。米国大統領周りでこんなことが起きてしまい、「ソラナって大丈夫なのか?」という声が出始めました。
さらに悪いことは続きます。
2025年2月17日に起きた「Libra Token(LIBRA)」の暴落事件です。アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領がLIBRAという暗号資産を推奨するような文章をSNSで投稿します(投稿はすでに削除済み)。
短期間で多くの資金が集まりましたが、その直後にLIBRAの価格は94%以上急落。

LIBRAが下落した要因はラグプルと呼ばれる詐欺と見られています。
ラグプルとは、投資家から集めた資金をプロジェクト側が持ち逃げする詐欺行為です。LIBRAのラグプルによって受けた投資家の被害額は2億5100万ドルに上ったとされています(参考)。
Solanaブロックチェーン周りで立て続けに起きた暗号資産の急落。しかも各国の政府が絡んだ内容です。
これらの事件はSolanaのオワコン説を後押しする材料となっています。
Solanaチェーンは2022年に多くのトラブルに見舞われ「オワコン」と言われましたが、2024年にはSOL価格は過去最高額に近いほど高騰して期待値が戻りました。
しかし2025年のSolanaのミームコインをきっかけに、「ソラナってやばくない?」という風潮がまた出始めています。実際に被害に遭ってしまった投資家がいるため、ソラナに悪い印象を持ってしまうのも分かります。
ただ、2022年に起きたFTXの事件も、2025年に起きたミームコインの事件もSolanaブロックチェーン自体が何か悪いことをしたわけではないという点はハッキリしています。
その観点から言うと、Solanaブロックチェーン自体はまだ将来性があると言えます。
Solanaチェーンの将来性が期待される理由
本記事執筆の2025年3月現在、Solanaは将来性が期待されるプラットフォームのひとつであり、SOLも同様に人気の暗号資産銘柄です。
ここではSolanaチェーンおよび仮想通貨SOLの将来性について解説します。
- 時価総額ランキング5位
- ソラナETFの申請が出されている
- 2024年には半年で約10倍に暴騰
- Web3系開発者からの人気と信頼
- ステーキング報酬を得られる
時価総額ランキング5位
2024年7月現在「CoinMarketCap」や「CoinGecko」で、Solanaの時価総額は堂々の5位です。

1〜5位のランキングはこちら。
- 1位:ビットコイン(BTC)
- 2位:イーサリアム(ETH)
- 3位:テザー(USDT)
- 4位:バイナンスコイン(BNB)
- 5位:ソラナ(SOL)
6位以降には「USDC」「XRP」「DOGE COIN」などの有名コインがたくさんある中で、5番目の時価総額であることは、世界中の暗号資産ユーザーからの期待と信頼の証明であると考えることもできます。
ソラナETFの申請が出されている
2024年1月には米国でビットコインETFが承認。5月にはイーサリアムETFが申請されて承認間近と言われています。
3つめの暗号資産系ETFとしてソラナETFが申請中です。
ETF(イーティーエフ)とは、もともとは株式などの金融商品を集めた投資信託のことで、投資信託の中でも株式市場に上場されているものを指します。
ビットコインやイーサリアムがETFとして承認されるということは、実質的に株式や投資信託のような「正式な投資商品」として認められたことを意味します。
数ある暗号資産の中でもBTCとETHが認められたのは納得ですが、その次にはSOLがETFとして申請中であり承認されるのは時間の問題と言えます。
ソラナ(SOL)は暗号資産業界だけでなく、金融業界からも認められつつあります。

投資家の間では「いよいよビットコインETFが承認された!」と話題を集めていましたが、そもそもなぜビットコインETFの承認はこれほどまでに注目を集めたのか?
理由は2つです。
・ビットコインETFはビットコインへの投資をより手軽で安全なものに変える
・ビットコインETFは市場全体の成熟度向上にも貢献する可能性がある
つまり、ビットコイン現物ETFの承認によって新しい投資家を取り込むことに繋がります。
その結果、仮想通貨投資が盛り上がることが期待されているという状態です。
現状、ビットコインETFは国内の証券取引所には上場していないため、国内投資家は直接これを購入することはできません。
しかし将来的には国内取引所での上場も考えられます。
本記事では、ビットコインETFについて知っておきたいことと、その重要性、そして投資家にとってのメリットや潜在的なリスクについて解説します。
2023年には大型イベントが開催された
2023年11月に、オランダのアムステルダムにおいて「Solana Breakpoint 2023」が5日間開催されました。
Solanaブロックチェーンを利用する開発者や関係者、そのユーザーやパートナーシップ企業が多く参加する大規模で最新鋭のイベントとなったようです。
Solanaは様々なDAppsを動かす基盤となるプラットフォームとしての役割が強く、多くのアプリやWeb3系サービスはSolanaなくして動かすことができません。
例えば日本で大流行したSTEPNも元々はSolanaチェーンで作られたゲームです。
暗号資産と言えば「匿名」「インターネット上のもの」「投機商品」「金儲けのためのもの」というイメージを持つ方も多いです。
しかし大規模なリアルイベントが行われるという点で、Solanaブロックチェーン、及びSOLが他の暗号資産とは一線を画す将来性を持つことが理解できるかと思います。
1年間で約10倍に高騰

2023年7月〜2024年7月の1年間のソラナ(SOL)の値動きチャートです。短期間で高騰していることがわかります。
2023年時点ではまだ2022年のマイナスイメージを引きずっている印象があり、20ドルほどの時期もありましたが、2024年には最高で200ドルに達成。
1年間で約10倍に値上がりしています。
7月時点でSOLの価格は落ち着いていますが、100ドル台は保っています。かつての「オワコン」という噂は払拭されたといってよいでしょう。
現に複数の暗号資産の分析サイトでもソラナは右肩上がりに上昇する予想が出されています。

ただ、2024年の前半はビットコインのETF承認などの暗号資産関連のよいニュースが続き、ビットコイン価格が上昇し、他のアルトコインがそれに引っ張られたのも事実です。
そのため単純に値上がりし続けるとは限りませんが、SOLは今後も期待されている通貨のひとつであることは間違いありません。
Web3系開発者からの人気と信頼
上ではソラナ(SOL)の価格に注目しましたが、SOLの魅力は、SOLという単体の銘柄だけを見てもなかなかわかりません。
SolanaブロックチェーンはDAppsを開発するための基盤を提供しており、Web3系開発者が自社アプリやゲームを開発するためにSolanaブロックチェーンを利用します。
Solanaブロックチェーンを利用したアプリ内での通貨は基本的にSOLが使われます。
Solana系のアプリの人気が出たり爆発的なヒットが生まれると、必然的にSOLの価格も上昇します。
このような開発プラットフォームとしての人気と信頼が健在なため、長期的に考えてもSolanaは将来性が期待できます。
ステーキング報酬を得られる
「ステーキング」とは暗号資産を保有するだけで一定の報酬がもらえる仕組みのことです。
暗号資産を保有し、取引所に預けることで流動性の維持などネットワークに貢献していると見なされ、4〜15%程度の報酬がもらえます。
他にもイーサリアムやアバランチ、ポルカドットなど有名銘柄でステーキングは可能なため、SOLに限ったメリットではありませんが、ソラナのステーキング年率は比較的高めです。
暗号資産のインカムゲイン+キャピタルゲインを狙えるのは投資家にとっては魅力的に映るでしょう。
SOLのステーキングは国内取引所でも可能です。
SBI VC トレードやGMOコインなどで始められます。

国内の仮想通貨取引所のうちステーキングサービスを提供しているのは5社。各取引所によって「利率」「ステーキングできる仮想通貨」「申請方法」などが違います。
本記事ではそれぞれの仮想通貨取引所のステーキングサービスについて徹底調査。
ステーキングの利率ランキングやおすすめの仮想通貨をまとめました。
Solanaチェーン/ソラナ(SOL)とは?
ここで改めて、Solanaブロックチェーンと暗号資産銘柄のSOLについて解説しておきましょう。
DAppsを開発できるプラットフォーム的存在
Solanaはただの暗号資産ではありません。そのブロックチェーン上で様々なDAppsやNFTが開発できる、プラットフォームとしての役割が大きいです。
プラットフォームとしての役割を持つチェーンはイーサリアム、アバランチ、カル ダノ、バイナンススマートチェーン、コスモス等がありいずれも競合。
その中でも「イーサリアムブロックチェーン」は存在感が大きく、多くのアプリやゲーム、NFTがイーサリアムを利用して動作しています。
Solanaは当初イーサリアムキラーと言われて期待されていましたが、実はそれは周りが勝手に言っているだけです。
創設者は「ソラナはイーサリアムの強豪ではあるが、イーサリアムを殺そうとしている訳ではない。イーサリアムを補完するものとして共存していくべき」と語っています(参考)。
圧倒的に存在感のあるイーサリアムの対抗馬として名前を挙げられるほどにSolanaは期待されており、多くのアプリやNFTが動作しています。
高速、かつ低価格の処理を実現している
Solanaの特徴は「高い処理速度」と「安い取引手数料」にあります。
ソラナ(Solana) | イーサリアム(Ethereum) | |
---|---|---|
手数料 | 0.03ドル未満 | 1~2ドル |
主張されているTVS速度 | 最大5万TPS | 最大10万TPS |
実際の速度 | 2.5~3.5千TPS | データなし(ただし、Solana よりは間違いなく数倍低い) |
分散化 | 3/10(弱いレベル) | 7/10(平均以上) |
ネットワークの安定性 | 3/10 (ネットワークの安定性が低い) | 8/10 (概ね安定したネットワーク) |
ロックされた金額の合計(TVL) | 40億1000万ドル | 492.3億ドル |
コンセンサスアルゴリズム | POH(POSの改良版) | POS |
開発言語 | Rust | Solidity |
Solanaは1秒あたり2,000〜4,000件のトランザクションを処理できると言われており、取引手数料は一件あたり0.03ドル未満と非常に安いです。
それに対してイーサリアムは理論上はソラナ以上のトランザクションを処理できるとされていますが、実際に処理できる件数は少ないです。取引手数料は一時期数千円かかることもありました。
ソラナは多くのトランザクションが集まることで先述したネットワーク詰まりが起こることが心配の種です。
しかしそのようなデメリットを上回るメリットと魅力があるからこそ、多くの開発者がSolanaを選んでいます。
ネイティブトークンは「SOL(ソラナ/ソル)」
ここでやっとネイティブトークンである「SOL(ソラナ/ソル)」が出てきますが、SOLはSolanaネットワークのネイティブトークンです。
Solanaネットワーク上で動作するDAppやゲーム、NFTの売買や送金では基本的にSOLが使われることが多いため、多くの場面で「通貨」としての役割を果たしています。
多くのアルトコインが「投機商品」の域を出られないでいる中、SOLはSolanaブロックチェーン上の数多くのアプリ内で、信頼できる通貨として利用されています。
よって、Solanaネットワークを利用したアプリやWebサービスが数多くある以上、SOLの価格が暴落する心配は低いです。
暗号資産の多くは一度暴落すると二度と価格が戻らず「塩漬け」になります。
一方、SOLは2022年に大きく暴落しながらも、2年足らずで当初の価格に戻りました。この事実が、SOLの盤石な基盤の存在を証明しています。
Solanaで運営されている代表的なDApps
ここまでに「Solana上で多くのアプリやサービスが動いている」と解説しましたが、具体的なサービス名を出してきませんでした。
Solanaチェーン上では無数のアプリが稼働していますが、以下で代表的な5つのアプリを紹介します。
STEPN(ステップン)

STEPNは2021年にリリースされたNFTゲームで、「Move to Earn」(体を動かして稼ぐ)の先駆けとなったゲームです。
2022年には日本でも大きなブームとなり、現在でも多くのプレイヤーが日々プレイしています。
プレイに必要な靴は当初はSOLで購入していましたが、現在はSTEPN固有の通貨であるGMTでの購入になっています。
購入した靴を所持した状態でウォーキングやジョギングをすることで暗号資産が稼げる(マイニングできる)ため、健康維持の役に立っています。
STEPNはSolanaネットワークの他にバイナンススマートチェーンとイーサリアムでも動作しますが、Solanaでのプレイヤーが最も多いため、アイテムの流動性が高いです。
さらに詳しくはSTEPNの記事を参考にしてください。
Audius(オーディアス)

オーディアスは、インディーズのアーティストを中心とした楽曲を完全無料で楽しめるアプリです。
アーティスト側は楽曲のアップロードやプレイリストの作成などを行うことで「AUDIO」という通貨を稼ぐことができます。
2021年にはTikTokとも連携し、600万人以上のユーザーが利用しています。
Solanaだけでなく、イーサリアムチェーンでも運営されています。
さらに詳しく知りたい方はAudiusの記事をどうぞ。
Magic Eden(マジックエデン)

マジックエデンは、Solana上で最大規模のNFTマーケットプレイスです。
PEP系はもちろん、デジタルアートやブロックチェーンゲームの多くのNFTの売買が可能です。
DappRadarのSolanaチェーンのマーケットプレイスランキングでは、取引額やUAW(ユニークアクティブウォレット)数では圧倒的に1位。
「SolanaチェーンのNFTマーケットプレイスといえばマジックエデン」と言えます。
DappRadarをさらに見てみて、Solanaチェーンに限らずに全てのNFTマーケットプレイスで見てみると「Open Sea」が圧倒的に取引高が高いですが、それに「Blur」と「Magic Eden」が2位、3位と追随している形です。
マジックエデンに関してさらに詳しくはマジックエデンの記事をどうぞ。
Raydium(レイディウム)

レイディウムは、Solanaを基盤としたDEX(分散型取引所)です。
DEXは、GMOコインやBybitのようなCEXとは違い、ある企業や組織が管理、運営をしない暗号資産の取引所の総称です。
DEXはCEX(中央集権取引所)のように住所や氏名などの個人情報を提供するような面倒な手続きをすることなく、暗号資産の取引が可能です。
CEXよりも手数料が安いことが多く、手続きが少なく高速で送金できるなどのメリットがあります。
Solanaの高速なトランザクション処理、安価な手数料との相性が非常に良いです。
ただし、レイディウムは2022年にハッキング被害に遭っていることからもわかる通り、ハッキング対策など安全面はCEX以上に自己責任となります。
レイディウムについてさらに詳しくはRaydiumの記事をどうぞ。
Genopets(ジェノペット)

Genopetsは、2021年から開発が進められているNFTゲームで「Move to Earn(動いて稼ぐ)」と「Play to Earn(遊んで稼ぐ)」を掛け合わせたゲームです。
上述のSTEPNのように、2021〜2022年にはMove to Earn系のゲームがたくさん登場しましたが、その中でも「かわいいペットを育てる」という要素が注目されました。
「運動して稼ぐ」「NFTの売買で稼ぐ」「NFTを貸し出す」「ステーキング」など多様な方法で報酬を得ることができる上、無料で始められる点が好評です。
2024年7月現在、まだベータ版という扱いになっています。
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ソラナ(SOL)はメジャーな暗号資産なので、国内、海外問わずほとんどの取引所で購入が可能です。
代表的な国内取引所と海外取引所を紹介します。
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