DOGE COIN（ドージコイン）とは？特徴や将来性を徹底解説！

ドージコイン（DOGE）とは？

ドージコイン(DOGE/DOGE)とは、2013年にジャクソン・パルマー氏とビリー・マーカス氏によって開発された暗号資産です。

アイコンには「かぼすちゃん」という名前の日本の柴犬がデザインされています。

名称	ドージコイン
ティッカーシンボル	DOGE
時価総額	$48,981,792,845(時価総額ランキング：8位)
価格	$0.3313
ローンチ	2013年12月
発行上限	上限なし
対応ブロックチェーン	BSC(バイナンススマートチェーン)
取り扱いのある取引所	SBI VCトレード、BITPOINT、Coincheck、bitFlyerなど
公式	・公式サイト・公式X ・Reddit

DOGEは仮想通貨時価総額ランキング8位のコイン(2025年1月時点)です。知名度も人気も高い暗号資産のひとつと言えます。

DOGEの由来: 犬は英語で「DOG」ですが、スラングでは「DOGE（ドージ）」と呼ばれることもあります。このスラングがそのままDOGEの名称に使われています。

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ドージコイン（DOGE）の特徴

世界最大規模のミームコイン

DOGEは世界最大規模のミームコインです。

ミームとはインターネット上で人気が高まることや流行る動画のことを指す言葉です。DOGEのアイコンになったかぼすちゃんは、そのなんとも言えない愛くるしい表情が魅力的でSNSを中心に大きくバズっていました。

それがジャクソンさんの目に止まり暗号資産の”DOGE”が誕生しています。

DOGE以外のミームコインとして「柴犬コイン(SHIB)」や「ペペコイン(PEPE)」がありますが、DOGEはその中でも最大の時価総額を誇ります。

	ドージコイン(DOGE)	柴犬コイン(SHIB)	ペペコイン(PEPE)
価格	$0.14	$0.00002	$0.0000048
時価総額	$21,183,681,938	$13,036,743,987	$2,045,331,237

^{2024年4月時点}

DOGEには、送金スピードが早く、安全などの基本的な暗号資産としての特徴は持っていますが、機能面、性能面で目立ったポイントはありません。

「DOGEはジョークだ！」と公式HPで何度も言及されており、「親しみやすさ」「わかりやすさ」「シンプルさ」が強みです。

ビットコインを参考に作られている

暗号資産には完全にオリジナルのものは少なく、ほとんどのアルトコイン（ビットコイン以外の暗号資産）は、既存のシステムを採用して作られています。

DOGEはライトコインをベースに作られています。ライトコインはビットコインをベースに作られているためDOGEの基本システムはビットコインと似通っています。

つまり「送金スピードが早い」「安全に送れる」などの基本的な暗号資産の性能を備えています。

そしてビットコインと同じく世界中の人がマイニングをしてDOGEを堀り出しています。

本記事では深く言及しませんが、高性能のコンピュータを使えばDOGEのマイニングに参加することもできます。

発行上限が設定されていない

DOGEには発行上限が決められていません。

もしかしたら発行枚数の上限がないことで将来性へのマイナスのイメージがあるかもしれません。極端な話「DOGEを明日から5000京増やします！」なんてことをされたら1枚あたりのDOGEの価値が低くなるのは予想が付きますよね。

しかしDOGEはトータルの発行上限はありませんが、1日ごと、1年ごとの発行数の制限はあります。

DOGE’s supply is not unlimited, because it has an absolute limit of issuance per block, per day, per year – just like other coins do. The only difference is that DOGE’s issuance does not have an end date. Therefore, DOGE is only “infinite” over “infinite time”. Over finite time, its issuance is, in fact, finite.

(日本語訳)
ドージコインの供給量は無制限ではありません。ブロックごと、日ごと、年ごとなど、他のコインと同様に発行上限が絶対的に決まっています。唯一の違いは、ドージコインの発行には終了日がないことです。したがって、ドージコインは「無限の時間」でのみ「無限」ということになります。有限な時間内で見れば、その発行量は実際には有限です。

DOGE

無限の時間を前提にしたときのみ発行枚数は無限となります。しかし現実にはそうではありません。

ビットコインの発行上限は2100万枚ですが全て掘り終わるのは2140年頃と言われています。

2024年に入って最高値を更新しているビットコインの躍進を見る限り、将来性を考える際に発行上限はそこまで気にする必要はなさそうです。

時価総額2位のイーサリアムも発行上限は設定されていません。発行枚数に上限がないことは、将来性とは切り離して考えて問題ないでしょう。

ちなみに、DOGEには「半減期」は設定されていません。

発行枚数が半分になる半減期がビットコインやライトコインには設定されていますが、より「シンプル」を目指すDOGEには設定されていません。

バーンシステムはない

「バーンシステム」とは「Burn（燃やす）」の言葉通り、暗号資産を廃棄することを意味します。

どうやって暗号資産を廃棄するかというと、取り出し不可能なウォレットに送金する、ゲーム内でのアイテムの購入に利用するなどの方法があります。

暗号資産のバーンにはその通貨の希少性を高める効果があると言われています。流通量を減らすことで、1枚あたりの価値を高くすることができるからです。

ただ、DOGEは複雑なシステムを取り除いた「シンプル」を目指しているためバーンシステムは実装されていません。

一部では決済通貨として利用されている

暗号資産は「仮想通貨」とも呼ばれますが、現実的には通貨として利用される機会は殆どありません。

一方、DOGEはごく一部ですが決済通貨として利用されています。

doge marketでは実用化されています。

ジャマイカのボブスレーチームとケニアの井戸への寄付は一度きりの送金でした。プロモーションの要素が大きかったかもしれません。

いまのところ多くの暗号資産が決済手段としての地位を獲得できずにいます。

そんな中、DOGEが決済通貨としての導入される可能性があります。イーロン・マスク氏はたびたびDOGEを決済手段として使う可能性を示唆しています。

イーロン・マスクの動向が価格に影響を及ぼす

米テスラ社のCEOイーロン・マスクもDOGEのファンであることを名言しています。

ur welcome pic.twitter.com/e2KF57KLxb

— Elon Musk (@elonmusk) February 4, 2021

2021年4月の大暴騰も、イーロン・マスク氏の度重なるDOGEへの言及の影響が大きいです。

世界でも指折りの資産家であるイーロン・マスク氏が積極的にDOGEを応援し、自社の事業と絡めていく可能性は、DOGEの将来性を考慮する上で非常に重要です。

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ドージコイン(DOGE)で億り人が誕生

DOGEと言えば「億り人」を連想する方も多いのではないでしょうか？

2021年に数ヶ月で価格が約17倍に暴騰した際に資産を大きく増やした方が続出しました。

その中でも、米国のGlauber Contessoto氏は資産を1800万円から3億円に増やし、これ以降「プロ・ザ・ドージ」を自称しYouTubeで発信活動を行っています。

Glauber氏のDOGEに関する見解などは、別記事で詳しく解説しています。

ドージコイン(DOGE)の将来性

実用化される可能性

DOGEの将来性を考える上でなんらかの決済手段に選ばれるかは重要です。

決済手段に選ばれる可能性があるのは3つ。

X(旧Twitter)での利用
テスラ社の支払い
月開拓後の惑星間の支払い

3つ全てがイーロン・マスク氏関連です。

イーロン・マスク氏はDOGEの開発者と何度も会って打ち合わせを重ねています。すでにイーロン・マスク氏の働きかけで送金スピードのアップを実現しているため今後も同氏から目が話せません。

数年以内に実現の可能性があるのはX(旧Twitter)内での利用です。

DOGEの公式HPに掲載されている動画でも、SNS上で「イイネ」と思った投稿や作品に気軽に送金できる手段としてDOGEが導入される可能性を示唆しています。

またイーロン・マスク氏と言えば「テスラ社」CEOなため、同社への支払い方法としてDOGEが導入される可能性も考えられます。

加えて、イーロン・マスク氏は宇宙開発企業の「Space X」の創業者でもあります。

今後、月面の開発が進む中で「惑星間取引」の手段としてDOGEが用いられると噂されています。

上述の公式HPの動画の最後にも「月で会いましょう！」というメッセージが挿入されており、コミュニティにおいて大きな目標であることは間違いありません。

DOGE ETFが誕生する可能性

2025年1月28日、米国の暗号資産運用会社「ビットワイズ」がドージコインに連動するETFの登録申請を提出しました(ソース)。

ETFとは上場投資信託のことです。株式市場で金融商品として取引できるようになるため、機関投資家や一般投資家の参加を促すことに繋がります。

2024年にビットコインETFやイーサリアムETFは承認されました。

ドージコインのETFが誕生すれば、取引のしにくさや税金面などで購入を控えていた投資家もドージコインに投資するようになり、新たな資金流入が起きるかもしれません。

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ドージコイン(DOGE)のチャート・価格動向

DOGEのこれまでの価格動向を振り返り、将来性の予測をしてみましょう。

2013〜2021年：長い黎明期

DOGEは2013年に開発されましたが、こうして見ると、2021年まではほとんど動きがないように見えます。

上述のボブスレーチームへの寄付、ケニアの井戸作りへの寄付は2014年に行われましたが、暗号資産自体の盛り上がりも小さかったためか、ほとんど価格に影響は現れていません。

2017年ごろのビットコイン価格の高騰を受け、2017年〜2018年の間に価格が0.0002ドルから0.005ドルに約25倍まで上昇しています。

価格が伸びずに消えていく草コインが多い中、この時期にこれほど価格を伸ばせたことはこれ以降の動きに置いて非常に大きな意味を持ちました。

2021年：大暴騰

イーロン・マスク氏が頻繁にDOGEに関するツイートをし始めた2021年1〜4月の間、DOGEの価格は歴史的な大暴騰となりました。

この時期に前述のGlauber氏のような億り人が誕生し、暗号資産業界全体からも注目されるようになりました。

といっても、最高値で全てを利確できるような人は少ないです。大半のDOGEホルダーは、暴騰以降に下落するDOGE価格を見て、はがゆい思いをしたことでしょう。

価格が上昇したことにより「ミームコイン」という新しいカテゴリの存在感が増し「SHIBA INU」や「PEPE COIN」のような後追いのミームコインもこれ以降に誕生しました。

2022〜2023年：安定期

一時期0.68ドルまで上昇した価格は2021年末には0.22ドルに落ち着き、2023年にかけて0.07ドル前後で落ち着きました。

落ち着いたと言っても、大暴騰以前は0.003ドル程度だったため、20倍近く高い価格で高止まりしたこととなります。

暴騰以前からDOGEを保有し続けた方は20倍になって大満足ですが、暴騰時に購入した人は10分の1から2分の1程度になってしまいました。

2024年〜：再び上昇トレンドに

2024年2月からビットコインの価格が高騰し、3月には史上最高値を更新し、再び暗号資産バブルの匂いがしてきています。

ビットコインに引っ張られる形で各アルトコイン価格も上昇し、DOGEも例外ではなく、0.16ドル前後を推移しています。

2023年と比べると2倍となり、暴騰時ほどではありませんが期待の持てる動きを見せてくれています。

2025〜2030年予想：1ドルを突破し、過去最高値を更新するか

ここからは予想となります。

個人的には2025年〜2030年の間にDOGE価格は1ドルを突破することが期待できます。

DOGEは「ミームコイン」の中でも最大規模だからです。

暗号資産にも株式投資のような一種のトレンドサイクルがあります。ビットコインが注目される時期、アルトコインが注目される時期、そしてミームコインが注目される時期。

新進気鋭のミームコインが注目を集める一方で、ミームコインで最大規模のDOGEも注目されることが予想されます。

上述したようにイーロン・マスクの動向と合わせて決済手段としての利用がスタートすればさらなる価格上昇が期待できるでしょう。

また、ビットコイン価格は長期的には上昇するとされており、DOGEの価格もビットコインに引っ張られる形でジワジワ上昇することが予想されます。

2030年以降：3ドル〜10ドルまで上昇する可能性も

DOGEは2013年に開発され、2024年現在まで実に11年もの期間、強いコミュニティとファンに支えられています。

11年続いた通貨が、次の6年も盛り上がると考えることは不自然ではないため、2030年でもDOGEの人気が続いていても不自然ではありません。

上述の、Xでの決済手段や惑星間取引に採用されていると、現在価格の200倍である3ドル〜10ドルに上昇していると予想されます。

DOGEによって「億り人」となったGlauber氏も「今後、DOGEは5ドル、10ドルと上がるだろう」と発言しており、将来性に期待が持てます。

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ドージコイン(DOGE)の買い方・購入方法

DOGEの買い方は3ステップ行います。

DOGEを取り扱っている国内取引所の口座開設
国内取引所に日本円を入金する
国内取引所でDOGEを購入する

DOGEは複数の国内取引所で購入できます。

項目	SBI VCトレード	GMOコイン	bitbank	BitTrade	OKJ(オーケーコイン・ジャパン )	Binance Japan
手数料	【販売所】無料	【販売所】無料	【販売所】無料	【販売所】無料	【販売所】無料	【販売所】無料
手数料	【取引所】 Maker：-0.01% Taker：0.05%	【取引所】 Maker -0.01%～-0.03% Taker 0.05%～0.09%	【取引所】 Maker：－0.02% Taker：0.12%	【取引所】 Maker：0.000%~0.200% Taker：0.000%~0.200%	【取引所】 Maker：0.02%~0.07% Taker：0.06%~0.14%	【取引所】 Maker：0.1％ Taker：0.1％
スプレッド	7.12%	7.69%	7.87%	7.22%	4.68%	2.84%
レバレッジ取引	❌️	⭕️	❌️	❌️	❌️	❌️
入金手数料	未対応	無料	無料	無料	無料	無料
出金手数料	未対応	無料	5 DOGE	5 DOGE	10～40 DOGE	5 DOGE
積み立て	⭕️	⭕️	❌️	⭕️	⭕️	⭕️