BGBTC(Bitget Wrapped Bitcoin)の概要・特徴や入手方法を解説

BGBTCの基本情報

名称	Bitget Wrapped Bitcoin
ティッカーシンボル	BGBTC
時価総額ランキング	–
価格	–
ローンチ	2024年12月
発行上限	–
取り扱いのある取引所	Biteget
公式	・BGBTC

BGBTCとはBitgetが発行する「1BTC = 1BGBTC」となるトークン

BGBTCは、海外仮想通貨取引所のBitgetが発行しているトークンです。

1BGBTC = 1BTCとなるように設計されています。BGBTCはBTCと同じ価値を持つため、BTCそのものを保有するのと同じ感覚で利用できます。ただし、BGBTCの大きな特徴は「BTCを持つだけでは得られない収益のチャンスが広がる」という点です。

これまでBTCを保有するだけでは、価格上昇の利益を狙う以外の運用方法が限られていました。しかし、BGBTCを保有すると有望プロジェクトのトークンのエアドロップ権利を得られるようになります。

BGBTCはいつでもBTCに戻せます。

つまり、ユーザーはBGBTCを保有することで「BTCの値上がり益を待ちながら、ほかのトークンを獲得してさらなる収益を見込む」という運用ができるようになります。

BGBTCの仕組み

BGBTCは、Bitget上のBTCと1:1で裏付けて発行されます。ユーザーはBTCをBitgetに預ける(ステーキング)ことによって、預けたBTCと同量のBGBTCを受け取ります。

BGBTCを保有すると”BGPonts”がBitgetから付与されます。このBGPointsが新規トークンのエアドロップ権利となります。

ユーザーはBGBTCを保有している期間中は、BGPointsを貯められます。BGBTCをBTCに交換(=償還)すると、BGPointsは貯まりません。

BGBTCはBTCと同等の価値を持つように設計されており、いつでもBTCに戻すことができます。

BGBTCの特徴

BGBTCの特徴は4つです。

Bitgetが「BGBTC：BTC」を「1:1」で保証

BGBTCは、Bitgetが保有するBTC準備金を裏付けて発行されています。

ユーザーはBTCを預けてBGBTCを受け取るわけですが、BGBTCをBTCに戻したい時に「返還できるBTCがありません」となるとシャレになりません。

そこでBitgetはユーザーの資産をカバーできること証明するために、BTCの準備金を公開しています。

BGBTCはこの準備金によって裏付けされて発行されるため、ユーザーはBGBTCをいつでもBTCに交換できるようになっています。

ステーキングでエアドロップの権利を得られる

BGBTCをステーキングすると「BGPoints」という報酬を受け取れます。BGPointsは今後トークンがリリースされる新規プロジェクトのエアドロップ権利となります。

エアドロップを受けられるプロジェクトは公開されていませんが、今後は複数のBTCFiプロジェクトとの提携が予定されています。

シーズン1中の手数料は無料

BGBTCは3つのシーズンが予定されています。

Season1期間中はBGBTCの申込みと償還手数料が無料になります。

具体的には「BTCをステーキングしてBGBTCを受け取る時」「BGBTCをBTCに戻す(償還)する時」の手数料は発生しません。

Season2からは、BGBTCの申込時と償還時に0.005％の手数料がかかります。

いまのところSeason1の終了日は未定です。少なくとも、終了日の2週間前にはアナウンスが出るようなので、その間に償還すれば手数料を支払わずに利用できます。

Bitgetのほかサービスでも活用される見込み

Bitgetは、BGBTCを活用した独自の資産運用サービスを計画しています。

HPに記載があるのは3つです(2025年1月時点)。

• Launchpool
• PoolX
• 暗号資産ローン

BGBTCをステーキングをしてエアドロップ権利を受け取る以外にも、今後はBitgetが提供するほかのサービスでも利用できるようになる予定です。

BGBTCのメリット

BGBTCを保有するメリットは3つです。

BTCを運用して収益チャンスを広げられる

BTCをただ保有しているだけでは価格の上下による利益しか狙えません。

しかし、BGBTCに変えておけば、新しいトークンのエアドロップ権利を獲得できるようになります。新しく獲得したトークンを売買することで、BTCの価値を担保しながらも収益のチャンスを広げられます。

新規トークンのエアドロップ権利を獲得

BGBTCを保有することで、Bitgetがサポートする新規プロジェクトのエアドロップに参加できます。

プロジェクトがトークン生成イベント（TGE）を実施すれば、保有量に応じたトークンがエアドロップされます。

Bitget内の特典やサービスを利用可能（予定）

BGBTCは、Bitgetのほかサービスでも利用できるようになる予定です。

• LaunchX: 新しいプロジェクトへの投資機会を提供するサービス。
• PoolX: 流動性提供プールやステーキングプログラムに参加できる場。
• 暗号資産ローン: BGBTCを担保として活用し、他の仮想通貨を借りる。

これらサービスでBGBTCを活用すれば、ただ保有しているだけだったBTCをより多彩な方法で運用できるようになります。

BGBTCのデメリット

BGBTCで運用を行うデメリットについても把握しておきましょう。

BTCで運用報酬がもらえるわけではない

BGBTCのステーキング報酬は、「BGPoints」や新規プロジェクトのトークンが中心です。BTCそのものが増えるわけではありません。

そのため、BTCの枚数を増やしたいユーザーにとっては不向きです。その場合は、BTCのレンディングを検討したほうがよいでしょう。

エアドロップのトークン価値は保証されない

BGBTCの報酬で貰えるエアドロップのトークンの価値は保証されていません。

プロジェクトが市場で成功しなければ、トークンの価値が低迷するリスクはあります。

もちろんBitgetが入念にプロジェクトを精査しているとは思いますが、そのプロジェクトが成功するかどうかは市場状況によるところも大きいです。その懸念があることだけは把握しておきましょう。

Season2からは手数料が必要

Season1期間中はBGBTCの発行や償還に手数料はかかりません。

しかしSeason2からはBGBTCの発行と償還時に0.005％の手数料がかかります。1BTCを交換する場合は0.00005BTCの手数料が発生します。

なおSeason1の終了時期は未定です。Season1の期間中は手数料を支払わずにBGBTCを入手できます。

BGBTCの入手・購入方法

BGBTCは5STEPで入手できます。

1～3の手順は「Bitgetの口座開設」「Bitgetに入金する」の記事を参照してください。

4～5の手順についてはBitget公式の「BGBTCの利用ガイド」に分かりやすく載っています。

BGBTCのまとめ

BGBTCは、Bitgetが提供するBTCを1:1で裏付けとしたトークンです。ただ保有しているだけのBTCを有効活用できる新たな運用手段となります。

興味がある方は、手数料が発生しないSeason1のうちにBGBTCを入手しておくといいかもしれません。

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