仮想通貨取引所CoinW(コインダブリュー)とは?特徴や手数料について解説
仮想通貨取引所CoinW(コインダブリュー)とは?
CoinWは2017年に設立された海外暗号資産取引所です。
シンガポールやドバイに拠点を構えており、2023年ごろから世界展開を急速に進めています。
120以上の国、700万人を超えるユーザーに利用されています(2024年12月時点)。
CoinMarketCapの取引高ランキングでは世界28位。暗号資産取引所は世界に無数にあることを考えるとメジャーな取引所の一つと言えます。
CoinWの特徴
CoinWの特徴を6つ紹介します。
- 最大で200倍レバレッジでトレードできる
- KYC不要でサービスを利用できる
- コピートレードができる
- 会員登録でボーナスがもらえる
- ネイティブトークン「CWT」保有で手数料などが優遇される
- ローンチパッドに参加できる
最大レバレッジ200倍でトレードできる
CoinWの最大の特徴は、以下2つのペアで200倍のレバレッジ取引ができる点です。
- BTC/USDT(無期限先物)
- ETH/USDT(無期限先物)
200倍のレバレッジをかけることで、資金が1万円でも200万円相当としての取引ができるため、資金が少なくても大きな利益を期待できます。
もちろんその分リスクが大きく、わずかでも下振れすると資金があっという間に消えてしまうため、十分な注意が必要です。
200倍もの大きなレバレッジをかけて取引できるのはCoinWの他にはMEXCくらいで、非常に珍しいです。
この点において、CoinWは「ハイリスクなレバレッジ取引をしたい人向き」の暗号資産取引所ということができます。
KYC不要でサービスを利用できる
一般的な暗号資産取引所では、会員登録の際に身分証の提出と本人確認(KYC)が必要ですが、CoinWはKYCなしでも会員登録ができ、様々な機能が利用できます。
本人確認なしの状態で一般的な「取引(通常取引)」は可能です。また24時間以内の出金は「2BTC(約3,000万円相当)」なのでそこまで困ることもないかと思います。
必要に応じて本人確認レベルをあげることで様々な機能が使えますが、KYCなしで手軽に利用できるのは嬉しい点です。
コピートレードができる
「コピートレード」とは、有名なトレーダーが行っているトレードを「コピー」することで、同等の利益を得る手法です。
有名トレーダーと言っても100%勝てるわけではないですが、素人がやるよりも遥かに勝率は安定しています。自分でトレードするよりも高い期待値が期待できるかもしれません。
なおコピートレード時には一定の手数料が必要です。
またCoinWではコピーする相手を複数のトレーダーから選ぶことが可能です。
会員登録で豊富なボーナスがもらえる
CoinWに会員登録し、様々なミッション、タスクをこなすことでいろいろな種類のボーナスを受け取れます。
本記事執筆時点では次のボーナスが用意されていました。
- 初回先物に20USDTの入金で10USDT
- 初めてKYC初級認証の完了で10USDT
- 先物取引量が初めて100USDTに到達すると10USDT
これらはほんの一部で、他にも様々な条件をクリアするとボーナスがもらえます。
10USDTというと1,500円相当なのでバカにできません。ボーナスは新規登録時だけではなく、取引大会への参加や入金タスクなどをこなすことでさらにボーナス貰うことができます。
ネイティブトークン「CWT」保有で手数料割引
CoinWのネイティブトークンとして「CWT(CoinW Token)」が用意されています。
1CWT=7円程度の通貨ですが、CWTを一定以上保有することで取引手数料が安くなったり、会員ランクが上がるなどの特典があります。
CoinW内で保有している通貨のうち、すぐに使う予定のない資金はCWTで保有することで、CoinWをより便利に利用することができます。
ローンチパッドに参加できる
ローンチパッド(LaunchPad)とは、Web3分野で新しく始まるプロジェクトに先行投資ができるプラットフォームです。
既に多くのプロジェクトが完了していますが、その時点で事前購入できるトークンには積極的に投資ができます。
事前に購入したトークンがプロジェクト始動後に大きく値上がりすれば、大きな利益を得ることができます。
もちろん、全てのプロジェクトが順調にローンチされるとは限らず、思うようにトークンの価格が上がらないリスクはあります。
ただ宝くじよりは当たる確率が高いかと思うので、チェックする価値はあるかと思います。
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CoinWの3種類の暗号資産購入方法とは?
CoinWには主に3つの暗号資産購入方法があります。
そこまで珍しい方法はありませんが、名前が特殊なものもあるので一つずつ解説しておきます。
取引(通常取引)
最も基本となる取引で、非常に多くの通貨ペアで取引ができます。
CoinWのホーム画面では「取引」タブ内の「現物」を選ぶことで使える取引方法です。
こちらの画面にはローソクチャートや取引板が表示されており、慣れていない人からすると「情報量が多すぎる!」と感じるかもしれませんが、仮想通貨取引をするならこの画面に慣れる必要があります。
画面左上の「BTC/USDT」というボタンから売買したい通貨を選んで取引できます。
最も基本的な取引方法ですが「成行」や「指値」で注文でき、最も手数料が安く、小さいスプレッドで取引ができる、おすすめの取引方法です。
クイック購入
クイック購入は、その名の通り、スピーディに無駄な操作なく暗号資産の購入ができる購入方法です。
CoinWでは、ホーム画面の「通貨購入」タブ内の「クイック注文」ボタンで以下の画面が表示されます。
13種程度の限られた通貨しか購入できませんが、VISAなどのカード決済も対応しており、数クリックでカンタンに暗号資産の購入ができます。
クイック購入のデメリットは「手数料が高い」点です。
クイック購入は、トレーダー同士で売買をするのではなく、CoinW運営を相手に売買するため、運営側に多めの手数料が設定されています。いわゆる「販売所」です。
日本円で購入でき、非常にカンタンに購入ができるため魅力的ですが、基本的に「クイック購入」はおすすめしません。
生まれて初めて暗号資産を買うならクイック購入でも構いませんが、2回目以降は「通常取引」がおすすめです。
P2P取引
P2P取引とは「Peer to Peer(ピアツーピア)取引」のことで、市場を介さず、ユーザー同士で直接取引をする方法です。
日本円やドルで直接暗号資産を購入できたり、暗号資産を直接日本円に交換できるなどのメリットがありますが、通常取引よりもレートが悪い傾向にあります。
どうしても通常取引では成立しない取引など例外的な利用が推奨されます。
初心者の方は特に必要ないかと思うので、ある程度暗号資産に慣れてきて、必要を感じた時に使うとよいでしょう。
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仮想通貨取引所CoinWの取引通貨
CoinWでは現在、350以上の通貨と通貨ペアが用意されています。
日本国内の取引所は30程度しか取り扱いがないため、それと比べると非常に多くの銘柄の取り扱いがあることがわかります。
しかしMEXCやGate.ioなどの海外取引所は2,000を超える通貨の取り扱いがあります。これらと比べると、CoinWの取扱銘柄数は少なく感じます。
2,000銘柄もあると、コインごとの審査の精度を保つことが難しいため、草コインや詐欺まがいのコインが紛れ込んでいる可能性もあります。
CoinWの350種類以上の銘柄は、世界の主要銘柄を満遍なくカバーしており、かつ草コインや詐欺コインの可能性はかなり排除されている、バランスのとれた銘柄数と言うことができます。
仮想通貨取引所CoinWで取引できるおすすめの銘柄
CoinWでは、300以上の銘柄のコインを購入できますが、いざとなると「どれを買えばいいの?」と思うかもしれません。
何か目的のコインがあってCoinWを使い始めた人ならいざ知らず、そうでない方はどのコインを買えばいいのでしょう?
CoinWで「とりあえず」買うのにピッタリのコインを3つ紹介します。
ビットコイン(BTC)
いわずとしれた「暗号資産」の代名詞とも言えるビットコインです。
暗号資産は、「ビットコイン」と「アルトコイン(ビットコイン以外の全てのコイン)」に分けられるほど、ビットコインの影響力はすさまじいです。
ビットコインは現在1BTC=1,500万円ほどですが、1,500万円なくても買えます。
例え500円でも、0.000033BTC程度にはなりますが、買えます。
ビットコインは、今後も上下はあるものの値上がりが予想されるため、とりあえず持っておくのはよい選択です。
ただ、送金手数料が数千円と高くなるため、他の暗号資産取引所に送金する際には別の通貨に変更してからにしましょう。
イーサリアム(ETH)
イーサリアムは、アルトコインの中で最も有名なコインで、ビットコインと双璧をなす、暗号資産業界の中心的な存在です。
機能面ではビットコインより優れており、送金と同時に契約情報を記録できる「スマートコントラクト」という機能により、一時期は完全に暗号資産業界の主役的なポジションでした。
現在はSOLやSUIの方に注目が集まりがちですが、イーサリアムベースで作られたアプリやプロジェクトは非常に多いため、依然としてイーサリアムの重要性は高いままです。
ビットコインもいいですが、イーサリアムを保有しておくことで価格の上昇を期待するのもよいでしょう。
CoinW Token(CWT)
正直、上の2つ(ビットコインとイーサリアム)は、非常に有名なので、CoinWでなくても、どの取引所で買ってもほとんど変わりありません。
「CoinWで買うことに価値がある」通貨は「CWT(CoinW Token)」以外にありえません。
CWTの保有数に応じてVIPレベルが上がり、取引手数料が下がるなどの恩恵を受けることができます。
CWTの価格が今後上昇するかは未定ですが、ビットコインなどの価格上昇に引っ張られる可能性も多いにあります。
また、現在価格が7円程度と非常に安いため、価格上昇によって利益が上がりやすいという側面もあります。
いずれの通貨も、購入は自己責任でお願いします。
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仮想通貨取引所CoinW(コインダブリュー)の手数料
CoinWの手数料を解説します。
暗号資産取引所を使う上で手数料は非常に重要です。手数料が高いと、日々の取引で少しずつ資産が目減りしてしまうためです。
以下で解説しますが、CoinWは手数料の面でもまずまず優秀な取引所です。
現物取引手数料
- メイカー手数料:0.2%
- テイカー手数料:0.2%
おそらく、最も多くの方が利用する現物取引の手数料は0.2%です。
もし10万円分の暗号資産を購入、あるいは売却した場合、約200円の手数料がかかります。
この手数料は、他社と比べると割安ですが、あまり頻繁に売買を繰り返すのはおすすめできません。
先物取引手数料
- メイカー手数料:0.04%
- テイカー手数料:0.06%
こちらが先物取引をした場合の手数料です。
現物取引の手数料よりもさらに安く設定されており、10万円分の取引をした場合でも40円、あるいは60円です。
先物取引は現物取引よりもリスクが高いですが、手数料率を考えると、先物取引の方がお得に取引ができます。
コピートレード手数料
- 先物取引の手数料+利益の12%前後
CoinWでコピートレードを行った場合、先物取引の手数料に加えて「利益の」12%を支払うことになります。
「利益の12%」と聞くと少し高く感じますが、一般的にコピートレードの手数料は10〜15%なので、他社と比べても平均的です。
コピートレードでコピーの対象となるトレーダーは、人生の多くの時間をトレードの研究に費やしているプロフェッショナルなので、そのトレードを丸々コピーさせてもらう手数料と考えると、そこまで高くはないのではないでしょうか?
入金手数料
- 無料
CoinWへの入金手数料は無料です。
CoinWには日本円を直接入金することはできないため、なんらかのトークンを送ることになりますが、その際の手数料がかからないのは嬉しいことです。
ちなみに「クイック購入」モードでクレジットカードで直接暗号資産を購入できますが、その場合もかなり高い手数料がかかるため、注意が必要です。
出金手数料
- 各通貨で違う
CoinWの出金手数料は、出金する通貨の種類や、利用するネットワークによって違います。
BTCのように、1トークンあたりの価格が高い通貨は出金手数料が高くなる傾向にあるため、ビットコインを直接送金するのはおすすめしません。
XRP(リップル)などは比較的手数料が安いため、CoinW内でXRPに変更してから送金するのがおすすめです。
仮想通貨取引所CoinWの評判・口コミ
「結局、CoinWって評判いいの?開設したほうがいいの?」という疑問に答えるため、CoinWに関するいくつかの口コミをピックアップしました。
正直、CoinW自体は「飛び抜けてよい特徴も、悪い特徴もない普通の取引所」です。
CWTになにかしらの思い入れがあったり、200倍のレバレッジ取引がしたい場合はおすすめですが、それ以外に飛び抜けて優れた特徴があるわけではありません。
良い評判・口コミ①口座開設のボーナスが嬉しい
CoinWのアカウントを開設するモチベーションとして、高額のボーナス配布があります。
ボーナスの一例はこちらです。
- 初回先物に20USDTの入金で10USDT
- 初めてKYC初級認証の完了で10USDT
- 先物取引量が初めて100USDTに到達すると10USDT
このように、口座を開設してカンタンなアクションを行うだけで無視できない金額のボーナスがもらえます。
ただし、ボーナスはそのまま出金できず、CoinW内のトレードで使う必要があることもあるため、ボーナス規約はよくチェックしましょう。
良い評判・口コミ②イベントが頻繁に開催されている
ボーナスは、アカウント開設直後の一度しか受け取れないと思われがちですが、CoinWはそれ以外にも様々なイベントを頻繁に開催しています。
多くのイベントは、無料でなにかがもらえるということはなく、資金の入金や一定以上のトレードが条件にはなっていますが、うまく活用すればトレードを超える利益を得られます。
もちろんひとつひとつのイベントの規約を確認し、損しないように振る舞う必要がありますが、勝つか負けるかわからないトレードよりも、むしろ儲かる可能性が高いとも言えます。
悪い評判・口コミはとくにない
SNSやブログなどの情報をチェックしましたが、CoinWに関する悪い評判や不満を抱いている方は見つかりませんでした。
見つかったとしても「トークン詰まりがある」や「着金が遅い」といった一般的な不満です。
取引所に落ち度があるわけではなく、ネットワークそのもののトラブルは珍しくないため、これらはCoinWへの不満とは言えません。
言い換えると、不満の声が見当たらないくらい日本での利用者が少ないとも言えますが、今後はさらに利用者が増える可能性もあります。
仮想通貨取引所CoinW(コインダブリュー)での口座開設・入金
ここでは、CoinWで口座を開設し、資金を入金するまでの流れを説明します。
CoinWは他社とは若干違ったシステムを採用している部分もあるので、既に他社の取引所で口座を持っている方も、ぜひチェックしてくださいね。
STEP1:CoinWにアクセスする
まずはCoinWに、スマホまたはパソコンでアクセスしましょう。
アクセスした時点で日本語表示かとは思いますが、もし日本語でない場合は、画面の右上の地球儀マークから言語設定を変更しましょう。
登録に進むには、上記画面の「登録」ボタンより進みます。
STEP2:メールアドレスを入力する
次の画面で「メールアドレス」あるいは「電話番号」を入力して次の画面に進みます。
ここで「招待コード」をお持ちの方は入力しましょう。
利用規約へのチェックも促されるので対応が必要です。
STEP3:画像選択をクリアする
CoinWの少し特殊なポイントとして、こちらの「画像選択画面」があります。
上のように9枚の画像選択画面になりますが「なにを」選ぶのかがわかりにくいです。
上の画面では、画面右上に「バス」のマークがあるので、9枚の画像から「バス」を選ぶ必要があります。
選ぶべき画像はパターンによって違うため、9枚の画像が表示されたら「まず何を探さなければいけないか」を冷静に見つけましょう。
慌てなければそこまで難しくありません。
STEP4:メールアドレスを確認する
画像確認をクリアすれば、メールアドレスの確認へと進みます。
自分のメールボックスにCoinWからメールが届くので、認証のためのボタンを押し、画面の指示に従って手続きをしましょう。
一般的な暗号資産取引所なら、ここからKYCの認証などが必要ですが、CoinWはこの時点で最低限の機能は使えるようになります。
STEP5:追加の本人確認をするのがおすすめ
STEP4までのメールアドレス認証まですれば基本的な機能は使えますが、セキュリティ面でも、機能面でもさらに認証を進めるのがおすすめです。
- 身分証明書×スマホによる本人確認(KYC)
- 2段階認証
- 資金の入金
- CWTの購入
このように段階を進めることでセキュリティレベルが上がり、VIPレベルを上げることもあるので、本格的に使う方はアカウントレベルアップを目指しましょう。
仮想通貨取引所CoinW(コインダブリュー)のQ&A
以下では、仮想通貨取引所CoinWについてのQ&Aに回答します。
CoinW(コインダブリュー)は本人確認が必要ですか?
CoinWは本人確認不要です。
メールアドレスか電話番号の登録のみで最低限の機能を使うことができます。
本格的に使うためにはKYCや2段階認証の利用がおすすめです。
CoinW(コインダブリュー)はクレジットカードで仮想通貨の購入ができますか?
「クイック購入」などの機能でクレジットカードでの仮想通貨の購入が可能です。
しかしかなりのスプレッド(手数料)が追加されており、加えてクレジットカード会社側でも手数料が加算され、かなり割の悪い購入方法です。
本当に緊急で買いたい場合はクレジットカードでの購入も良いですが、基本的にはおすすめしません。
暗号資産を他の取引所から送金し「現物取引」で購入するのが理想的です。
CoinW(コインダブリュー)の手数料は安いですか?
正直、他社と比べて特別安くも高くもありません。
手数料が安いことを理由にCoinWを選ぶほど安くはありませんが、そこまで高いわけでもありません。
通常取引の「メイカー」手数料に関しては、他社では0%の場合もあるため、本当に手数料にこだわるのであれば、MEXCなどもチェックするとよいでしょう。
CoinW(コインダブリュー)はおすすめですか?
CoinWは200倍レバレッジ取引が可能な点や、コイントレードの選択肢が豊富な点がおすすめです。
取引できる通貨の種類は300種類以上と非常に多いため、多くの方のニーズを満たすことができるでしょう。
とはいえ「CoinWでないと絶対にできない!」というほど特別な機能などがあるわけでなく、世界トップの取引所でもないため、全ての人に必須の取引所ではありません。
暗号資産取引所はどこも似たような手数料、役割で運営されているのも事実なので、気軽にボーナス狙いでアカウントを開設しておくとよいでしょう。
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