Bybitは日本人利用を禁止していない|金融庁からの警告や怪しい噂を解説
Bybitは日本人の利用を禁止していない
Bybitは日本人でも問題なく利用できる海外暗号資産取引所です。
実際に多くの日本人がBybitの口座を開設し暗号資産取引を行っています。サイトは日本語表記がされており、日本語サポートをしていることも確認できます。
そもそも日本の法律では「暗号資産取引所の運営に関する法律(資金決済法、金融商品取引法、金融商品販売法)」はありますが「暗号資産取引所の利用者に対する法律」はありません。
つまり、日本人が世界のどの取引所を利用しようともそれを違法とみなす法律がないため、捕まる可能性は無いということです。
Bybitは問題なく利用できる【2024年12月】
取引・入金・出金・資産運用などを主たる機能はもちろん、それ以外のサービスも問題なく利用できています(2024年12月26日時点)。
2024年12月19日には出金申請をしており、それもすでに完了しています。
Bybitが日本から撤退するという話も今のところ聞いたことがなく、取り急ぎは利用しても問題ないと言えるでしょう。
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Bybitが日本人利用を禁止したという噂の出所
実際にはBybitは問題なく利用できますが、それならなぜ「Bybitは日本人の利用を禁止した」という噂が出るのでしょうか。
2つの理由が考えられます。
- 金融庁からの警告を受けた
- ほか海外取引所の影響
金融庁から警告を受けた
Bybitは金融庁から過去に何度か警告を受けています。
金融庁が出している「無登録で暗号資産交換業を行う者の名称等について」という資料には、Bybitの名前が記載されています。
Bybitは「2024年11月」「2023年3月」「2021年5月」の計3回警告を受けています。警告内容はいずれも「日本居住者に対して暗号資産交換業を行っていた」こと。
日本国内で暗号資産交換業を営む場合は、”暗号資産交換業者”としての登録が必要です。金融庁は「Bybitは暗号資産交換業者の登録をせずに営業をしている」として警告を出しているというワケです。
ただ、金融庁からの警告はあくまで「暗号資産取引業者」に対する警告です。一般ユーザーに対してではありません。現に、海外取引所を利用したことを理由に逮捕された事例は過去に1件もありません。
2024年11月に金融庁の公式Xが警告を出したポストには、様々な意見が寄せられています。
Bybitはたしかに金融庁から警告を受けていますが、日本人の利用は禁止していません。
ほか海外取引所の影響
海外の暗号資産取引所の中には、日本人の利用を禁止しているところがあります。
BinanceやCoinbaseといった世界最大規模の取引所は、日本からの口座開設は不可能で原則的に日本人の利用ができません。
BinanceやCoinbaseは日本の金融庁からの指導を受けた末、日本からの利用を禁止しているためです。
ほかにもGate.ioという海外取引所は2024年7月に日本人の新規口座開設の受付を停止。Gate.ioもまた金融庁から警告を受けていました。
このように海外取引所の中には日本人利用を禁止しているところも多いです。その兼ね合いでBybitも日本人利用を禁止しているという噂が立ったのでしょう。
しかしBybitはいまのところ日本人でも問題なく利用できています。
- BinanceやGate.ioは日本国内向けに再出発
-
BinanceやGate.ioは日本市場から撤退した後に、日本国内の取引所を買収しています。
日本国内で認可を受けて正式なサービスを提供するためです。ただ、これまで提供していたサービスと同等の水準を維持するのは難しいようで、500程度あった取り扱い銘柄が40程度に減ってしまったり、ステーキングや流動性マイニングなどのサービスは利用できなくなったりしています。
Bybitはどこの国で運営されている?
Bybitはもともとはシンガポールの会社ですが、いまはセーシェル共和国に本社があります(2024年12月時点)。
Bybitは2023年4月に本社をドバイに移していましたが、さらにセーシェル共和国に移転したようです。
そのため国内取引所からBybitに暗号資産を送金する時は、Bybitの所在国をセーシェル共和国にする必要があります。
Bybitが元々あったシンガポールやドバイだと、トラベルルールに抵触して暗号資産が送れません。注意しておきましょう。
※2024年5月1日に改訂されたトラベルルールでは、新たにドバイ(アラブ首長国連邦)が追加されました
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Bybitに関する噂を検証
Bybitを日本人が利用することは普通にできて心配することはなにもありませんが、インターネット上では様々な噂が存在することも確かです。
- Bybitはヤバイ会社?
- Bybitを使うのは違法?
- Bybitに日本法人はある?
以下でBybitに関する様々な噂を検証していきます。
Bybitはヤバイ会社?
Bybitには「やばい」という噂があります。
試しにBybitと検索してみると「やばい」というキーワードが表示されます。
ここで言う「やばい」とはおそらく「詐欺企業」「実態がない」「きちんと運営されていない」というような意味かと思いますが、Bybitは全くもってそんなことはありません。
Bybitは世界でも5本の指に入るほどのトップの取引所で、その証拠にCoinMarketCapの世界の暗号資産取引所の信頼性スコアでは堂々の第4位です。
世界に250以上ある暗号資産取引所の中で4番目ということで、それだけ多くの方に信頼されて使われていることがわかります(ちなみに日本のコインチェックは48番目です)。
取引高に関していうと、現物・先物ともにBinanceに次ぐ世界2位の取引高を誇ります。
また暗号資産取引所がハッキング被害を受けて損失を出すニュースを度々聞きますが、Bybitは2018年の設立以来、一度もハッキングの被害を受けていません。
少なくとも、暗号資産取引において悪い意味でヤバイということはなさそうです。
Bybitを使うのは違法?
Bybitを使うのは違法ではありません。
2018年にBybitが設立されてから、「Bybitを利用していた」という理由で逮捕された人は一人もいません。
付け加えると、Bybitだけでなく暗号資産取引所を使って逮捕された人は一人もいないという状況です。
逮捕される可能性があるとすれば、金融庁に登録せずに「取引所」を運営した場合です。
2024年3月には、国に無登録で暗号資産交換業を営んだとして宮崎県の高校生が書類送検されています。
この件は無登録で「暗号資産の交換業」をしたことが問題になっています。
暗号資産を語った詐欺での逮捕者は度々出ていますが、海外の暗号資産取引所を利用したことで逮捕された人は一人もいません。
本記事で何度も書いていますが「暗号資産取引所の利用者に対する法律」が存在しないため、Bybitを利用するだけで逮捕されることはありえません。
Bybitに日本法人はある?
Bybitに日本法人はありません。
ユーザーは「Bybit Global」という世界で展開されているサービスを使うことになります。
Bybit Globalで設定を切り替えれば日本人でも問題なく使えます。
- 言語設定→日本語
- 通貨設定→JPY
Bybitに日本法人はありませんが「日本語・日本円・日本語サポート」で利用できます。
ちなみにBinanceは元々提供していたBinance Globalを撤退して、新たに「Binance Japan」という日本向けの取引所を運営する様になりました。
残念ながらBinance Japanは本家のBinanceに比べると取扱銘柄やレバレッジなどにおいて大きく劣ります。日本の暗号資産取引所に対する法律はどれも厳しく日本法人を作るとかなり機能が制限されるというのが現状です。
Bybitはいまのところ特に制限なしで利用可能です。
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Bybitを日本人が使う際の注意点
ここまでは「Bybitは日本人も使える」ということをお伝えしてきましたが、何も考えずに使ってよいというものでもありません。
いくつかの注意点を解説します。
- 今後、日本からの利用ができなくなる可能性がある
- 自己責任で利用する
- 税金は納める必要がある
今後、日本からの利用ができなくなる可能性がある
ここまで散々「日本からもBybitは利用できる!」と書いておいて申し訳ないのですが、Bybitもいつ日本から使えなくなるかは分かりません。
日本から利用できないBinanceも、以前は国内からも利用ができていました。
しかし日本撤退の数ヶ月前から、アプリやホームページに「今後、日本から使えなくなるので対応をお願いします。」というようなポップアップが表示されるようになりました。
Binanceが日本から撤退した理由は定かではありませんが、金融庁からの警告が無関係ということはないでしょう。
Bybitも今後日本から撤退して日本から利用できなくなる可能性はあります。
その場合も、ある日突然利用できなくなるわけではなく、事前にメールやポップアップで通知がされるはずです。利用が停止する前に資金を抜く、送金するなどしかるべき対応をしましょう。
とは言っても、Bybitの公式ブログでは「日本撤退する可能性は低い」と書かれているため、当分は安心して使えるかと思います。
Bybitは金融庁から警告を受けていますが、現時点で日本から撤退する可能性は極めて低いです。 Bybitは日本人向けのサービスに力を入れています。 日本語版の公式サイトはもちろん、スマホアプリも日本語に対応していますし、サポートも日本語で回答してくれるため、翻訳ツールを使う必要がありません。 また、Bybitでは日本人を対象にしたキャンペーンを何度も開催しています。 直近でBybitが日本から撤退する可能性はゼロに近いです。
自己責任で利用する
Bybitの利用に関しては全て自己責任で行いましょう。
この記事で再三解説しているように、Bybitを利用しても違法性を問われることはなく、逮捕されることもありえません。
とはいえ、Bybitを利用して遭遇する可能性のある不利益はあります。
- 保有している暗号資産の暴落による損失
- 出金、入金時のアドレス間違いなどによる資金の消失
- パスワードなどをキチンと管理し、ハッキング被害を防ぐ
- P2P取引など他ユーザーと取引する場合は警戒を怠らない
- 万が一Bybitが日本撤退するときには、きちんと資金を抜く
このような不利益に関しては自己責任で解決しなければなりません。海外暗号資産取引所のため、金融庁も間に入ってくれることは無いです。
一方で覚えておきたいのは、上記したようなトラブルはBybitに限った話ではなく、海外国内含む全ての暗号資産取引所で起こり得るという点です。
Bybitに登録し、口座を開設することそのものに違法性は全くありませんが、それにより起こるトラブルや不利益に関しては自己責任で対処しましょう。
税金は納める必要がある
Bybitを利用して利益が出た場合も、日本に税金を納める必要があります。
暗号資産取引で得た利益は、国内では全て「雑所得」として扱われます。雑所得は最大で50%以上の課税がされます。
Bybitに限らず、ほかの海外取引所で得た取引でもそれは同様で、日本国内に住んでいる限りは税金を納める必要があります。
間違えても「海外の取引所で得た利益だから、税金は払わなくていい!」とはならないので注意しましょう。
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Bybitを日本人におすすめできる理由とは?
そもそも国内にもたくさんの暗号資産取引所があるのに、わざわざ海外の取引所であるBybitを開設する理由はなんでしょうか?
それはひとえに国内取引所にはない様々なメリットがあるからです。
国内取引所よりもサービスが充実している
Bybitは取扱銘柄、レバレッジ、取引制度など様々な点において使いやすいです。
Bybit | 国内取引所 | |
---|---|---|
銘柄数 | 400銘柄以上 | ~50銘柄程度 |
レバレッジ倍率 | 100倍まで | 2倍まで |
追証の有無 | なし | あり |
コピートレード | あり | なし |
BOTトレード | あり | なし |
キャンペーン、IEO | 頻繁に開催 | たまに開催 |
国内取引所は暗号資産の銘柄を数十しか取り扱っていません。
Bybitでは400を超える銘柄の取り扱いがあります。
国内取引所のレバレッジ倍率は最大2倍まで。その一方、Bybitの最大レバレッジは100倍です。
ほかにも国内取引所では追証がありますが、Bybitでは「ゼロカットシステム」が搭載されているため借金を背負わなくて済みます。
暗号資産取引においてはBybitの方が国内取引所よりも優れたサービスを提供しています。
アプリやサイトは日本語で利用できる
Bybitは海外企業が運営する取引所ですが、サイト表記は日本語に対応しています。
設定画面から言語設定をするだけで完全に日本語で使えるため、英語が苦手な方でも安心ですし、日本語に違和感もほとんどありません。
また通貨設定も「JPY」に簡単に変更できるため、日本のサイトを使っているのとほとんど感覚は変わりません。
カスタマーサポートは日本語対応
Bybitのカスタマーサポートは日本語で問い合わせができます。
- メール問い合わせ
- ライブチャット
- ヘルプセンター(よくある質問)
これらが全て日本語で用意されているため、英語が得意でない方も安心です。
メールでの問い合わせは返事に数日がかかるようですが、ライブチャットを利用することでほとんどの内容は解決ができるでしょう。
日本円の入金・出金もできる
一般的な海外取引所の欠点として、日本円の直接出金・入金ができない点がありますが、Bybitは直接の入金・出金ができます。
入金(購入)はクレジットカードやP2P取引というやり方であれば日本円で仮想通貨を購入できます。
出金はP2P取引を利用して支払い方法を選べば、日本円での出金も可能です。
- PayPay
- LINE Pay
- ちょうししんきん(銚子信用金庫)
- 三菱UFJ銀行
P2P取引は、Bybitとの取引ではなくユーザー同士の取引なため、相手が上記の支払い方法に対応している必要がありますが、PayPayやLINE Payはかなりのユーザーが対応しています。
このようにBybitでは日本円での入金、出金に対応している一方で、どの手続きも取引手数料が割高になることが多いのが難点です。
もし手数料を節約したい人は国内取引所の併用をおすすめします。
国内取引所に日本円を入金し、XRP(リップル)などの手数料の低い暗号資産を購入し、Bybitに送金すると手数料を抑えることができます。
その際、出金手数料が無料の「SBI VCトレード」や「GMOコイン」を選ぶのがおすすめです。
取引所名 | 日本円の入金 | 仮想通貨の入金 | 日本円の出金 | 仮想通貨の出金 |
---|---|---|---|---|
SBI VCトレード | 無料(クイック入金) | 無料 | 無料 | 無料 |
GMOコイン | 無料(クイック入金) | 無料 | 無料 | 無料 |
BITPOINT | 無料(クイック入金) | 無料 | 無料(月1回まで) | 無料 |
Coincheck | 有料 | 無料 | 有料 | 有料 |
bitFlyer | 無料(クイック入金) | 無料 | 有料 | 有料 |
LINE BITMAX | 無料(LINE Pay,PayPay) | 無料 | 有料 | 有料 |
Bybitの口座開設方法
ここまで読んで「じゃあ口座を開設しよう!」と思った方のため、Bybitの口座開設方法を解説します。
- Bybitにアクセス
- メールアドレスか携帯電話番号で登録
- 本人確認書類をアップロード
- 自分の顔写真をKYCを使って登録
繰り返しになりますが、Bybitに登録することも、口座を開設することも、暗号資産の取引をすることも全て違法性はなく捕まる心配はありません。
パソコンからでも、スマホからでもスムーズに登録できます。
Bybitの口座開設方法は別記事でも解説しました。
本記事ではBybitの口座開設方法を画像付きで解説。つまづきやすいポイントで補足説明も入れました。
お得に取引を始められるキャンペーン情報もあるので、参考にしていただければ幸いです。
Bybitを日本人が利用しても違法性はないので、ぜひアカウントを作り、暗号資産投資を楽しんでくださいね!
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