SBI VCトレードの手数料総まとめ|実際にかかる費用は?

SBI VCトレードの手数料総まとめ|実際にかかる費用は?

SBI VCトレードの手数料総まとめ|実際にかかる費用は?

SBI VCトレードの手数料一覧

SBI VCトレードの手数料を一覧にまとめました。

項目 現物取引 レバレッジ取引
口座開設手数料 無料 無料
口座維持手数料 無料 無料
取引手数料 販売所:無料
取引所
メイカー:-0.01%
テイカー:0.05%
無料
ロスカット手数料 無料
ファンディングレート(レバレッジ手数料) 日によって異なる(参照)
日本円の入金 無料 無料
日本円の出金 無料 無料
暗号資産(仮想通貨)の入金 無料 無料
暗号資産(仮想通貨)の出金 無料 無料

口座管理料

SBI VCトレードの口座開設は無料です。

口座維持手数料もかかりません。

項目 現物取引 レバレッジ取引
口座開設手数料 無料 無料
口座維持手数料 無料 無料

国内取引所の場合、口座開設と維持管理手数料は無料のところが多いです。

しかし一部の取引所では”口座維持管理手数料”と言って、口座を保有しているだけで手数料が発生する取引所も存在します。

SBI VCトレードは口座を作る・保有するだけで手数料は発生しません。

取引手数料

SBI VCトレードは2つの形式で仮想通貨を売買できます。販売所形式・取引所形式です。

販売所:仮想通貨取引所を相手に売買をする
取引所:仮想通貨取引所を利用する別ユーザーとの間で売買する

仮想通貨取引所の販売所
仮想通貨取引所の取引所

販売所形式では取引手数料は無料です。その代わり、買値と売値の差分(スプレッド)があるのでその点は認識しておくのがよいでしょう。

取引所形式の場合は手数料が発生します。

項目 現物取引 レバレッジ取引
取引手数料 販売所:無料
取引所
メイカー:-0.01%
テイカー:0.05%
無料

後ほど詳しく説明しますが、取引所でメイカー(指値)注文を行うと手数料を支払うのではなく受け取ることができます。

入金・出金手数料

SBI VCトレードは入金と出金手数料が無料です。

日本円でも仮想通貨でも無料なので手数料を節約したトレードができます。

ただし仮想通貨の入出金は対応しているものと対応していないものがあります

仮想通貨名 出金 入金
BTC
ETH
XRP
LTC
BCH
DOT
LINK
ADA
DOGE
XLM
XTZ
SOL
AVAX
MATIC
FLR
OAS
XDC
SHIB
DAI
ATOM
ZPG
APT
HBAR
NEAR ❌️ ⭕️
2024年10月時点

特にお得さを感じられるのがSBI VCトレードから仮想通貨を出金するときです。

例えばほかの国内取引所では、BTCを出金する時に0.0005BTCの手数料が発生します。0.0005BTCは約4,000円です(2024年10月時点)。

ETHの出金で0.005ETH(約2,300円)がかかる取引所もあります。

SBI VCトレードは出金手数料がかかりません。そのため、仮想通貨の出金手数料を抑えることが可能です。

ファンディングレート(レバレッジ手数料)

ファンディングレートとは、レバレッジ取引でポジションを保有している時に発生する手数料のことです。

“手数料”というと支払うだけのものと考えるかもしれませんが、SBI VCトレードには貰える手数料もあります。それがこのファンディングレートです。

ファンディングレートには「手数料を支払うパターン」と「手数料を受け取れるパターン」が存在します。

ファンディングレートがプラス:手数料を支払う
ファンディングレートがマイナス:手数料を貰える

SBI VCトレードの公式サイトでは日々のファンディングレートを確認できます。

SBI VCトレードのファンディングレート

ほかの取引所ではファンディングレートはあるもののプラス手数料のみの設定になっており、SBI VCトレードのように手数料を受け取れないところが多いです。

SBI VCトレードは保有ポジションによっては手数料収入を得られます

(公式)ファンディングレート(円)(旧レバレッジ手数料)について

その他サービス手数料

SBI VCトレードには仮想通貨の資産運用サービスがあります。

項目 手数料
貸コイン 無料
積立 無料
ステーキング ステーキング報酬の25%
We3ウォレット 無料

ステーキングのみ手数料が発生します。

しかし手数料を差し引いてもSBI VCトレードのステーキング報酬は高いため、興味がある方は他の取引所とも比較してみてください。

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SBI VCトレード 実際の取引でかかる手数料

仮想通貨の売買をするときにどれくらいの手数料がかかるのか。

それぞれのパターンを見てみましょう。

販売所(スプレッド)

販売所で仮想通貨を売買するときには手数料はかかりません

「仮想通貨価格×数量」のみで計算が行われます。

SBI VCトレードの手数料(販売所)

仮想通貨の価格と数量で支払う金額が決まります

ここで”スプレッド”について説明をしておきましょう。スプレッドとは買値と売値の差分のことです。

買値:1BTC=10,002,050円
売値:1BTC=9,617,700円
スプレッドは384,350円。

SBI VCトレードでは元価格に対して約3.8%のスプレッドがあることになります。ほかの取引所と比較してみましょう。

仮想通貨取引所名 スプレッド 買値 売値 差額
オーケーコイン・ジャパン 1.38% 9,970,998 9,832,964 138,034
ビットポイント 2.33% 9,915,216 9,684,275 230,941
DMMビットコイン 3.44% 10,085,478 9,738,496 346,982
SBI VCトレード 3.84% 10,002,050 9,617,700 384,350
GMOコイン 4.88% 10,061,700 9,570,946 490,754
bitbank 4.88% 10,176,079 9,679,684 496,395
コインチェック 5.88% 10,235,414 9,633,911 601,503
BitTrade 5.94% 10,182,640 9,577,638 605,002
Zaif 6.05% 10,216,242 9,598,651 617,591
BTC/JPYのペア ※2024年4月16日調べ

スプレッドは小さい方が良いとされています。

仮想通貨を買って売ることを考えた時に、買値と売値の差が小さいほうが利益を出しやすいからです。

SBI VCトレードの平均スプレッドは3%~4%前後。

国内取引所の平均スプレッドは4%くらいなので、SBI VCトレードのスプレッドは平均に収まっていると言えるでしょう。

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取引所(メイカー・テイカー)

取引所ではメイカー(指値)注文とテイカー(成行)注文で手数料が変わります。

項目 現物取引 レバレッジ取引
取引手数料 販売所:無料
取引所
メイカー:-0.01%
テイカー:0.05%
無料

例えば1BTC=1,000万円のときに0.001BTC購入したとしましょう。

発生する手数料は以下の通りです。

  • メイカー(指値)注文:10,000,000×0.01×-0.01% = 10円を受け取る
  • テイカー(成行)注文:10,000,000×0.01×0.05% = 50円を支払う

SBI VCトレードの取引所で売買するときは指値注文をするのがオススメです。

指値注文が約定したときはメイカー注文手数料が一律で適用されるので、手数料分が返ってきます。

SBI VCトレード取引手数料

レバレッジ取引

SBI VCトレードでレバレッジ取引をする際に”ファンディングレート”という手数料が発生します。

ファンディングレート手数料は支払う場合もあれば受け取る場合もあります

各仮想通貨ごとにファンディングレートは決められており、保有しているポジションによってそれぞれ設定されています。

保有ポジション ファンディングレートがプラス ファンディングレートがマイナス
ロング(買い) ①支払う ②受け取る
ショート(売り) ③支払う ④受け取る

ファンディングレートがプラスであれば手数料を支払います。マイナスであれば手数料を受け取ります。

ファンディングレートが発生するのは4パターンのみです。例を見てみましょう。

①ロング(買い)ポジションでファンディングレートがプラス

SBI VCトレードのファンディングレート①

1ETH = 50万円の時に1EHTのロングポジションを持つ。

「50万円(評価額) × 1(建玉数量) × 0.013%(ファンディングレート) = 65円」

65円分のファンディングレート手数料を支払います。

②ロング(買い)ポジションでファンディングレートがマイナス

SBI VCトレードのファンディングレート②

1ETH = 50万円の時に1ETHのロングポジションを持つ。

「50万円(評価額) × 1(建玉数量) × -0.003%(ファンディングレート) = 15円」

15円分のファンディングレート手数料を受け取ります。

③ショート(売り)ポジションでファンディングレートがプラス

SBI VCトレードのファンディングレート③

1ETH = 50万円の時に1ETHのショートポジションを持つ。

「50万円(評価額) × 1(建玉数量) × 0.016%(ファンディングレート) = 81円」

81円分のファンディングレート手数料を支払います。

④ショート(売り)ポジションでファンディングレートがマイナス

SBI VCトレードのファンディングレート④

1ETH = 50万円の時に1ETHのショートポジションを持つ。

「50万円(評価額) × 1(建玉数量) × -0.001%(ファンディングレート) = 5円」

5円分のファンディングレート手数料を受け取ります。

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SBI VCトレードで手数料負けしない方法

SBI VCトレードで手数料負けしないためのコツは4つです。

  • メイカー注文を利用する
  • ファンディングレートマイナスを狙う
  • ステーキングやレンディングサービスを利用する
  • SBI VC for Primeを利用する

メイカー(指値)注文を利用する

現物取引をする場合、SBI VCトレードでメイカー(指値)注文を利用すると手数料0.01%分が戻ってきます

仮想通貨の取引時には指値注文で支払うことで手数料を抑えられます。

ファンディングレートマイナスを狙う

レバレッジ取引をする場合、ファンディングレートがマイナスになっているポジションを持つと手数料分の収入を得られます

公式サイトでは過去のファンディングレートの一覧を見れます。

過去のデータを参考にして、仮想通貨のポジションを決めるのもひとつの戦略です。

ステーキングや貸コイン(レンディング)を利用する

SBI VCトレードには資産運用のサービスとしてステーキングや貸コインを利用できます。

どちらも仮想通貨の保有量を増やせるサービスです。

ステーキング 貸コイン(レンディング)
申込 不要 必要
対象数量 上限なし・下限なし 上限あり・下限あり
期間 無期限 14日~84日程度
年率 2%~17%
(月末最終日に確定)
0.1%~20%
(募集時に確定)
対象銘柄 12銘柄(ETH、DOT、ADA、XTZ、SOL、AVAX、OAS、XDC、ATOM、FLR、APT、HBAR) 全取扱銘柄
手数料 配分ステーキング報酬の25% なし
中途解約 できる できない
分別管理 対象 対象外

ステーキングや貸コインは取引で利益を出すやり方と違って、一度設定したら放置プレイでも仮想通貨の数量を増やせるのがメリットです。

その一方で仮想通貨自体の価格が下落した際には、仮想通貨の保有数量が増えていても評価額が下がる可能性がある点に注意が必要でしょう。

なおSBI VCトレードのステーキングは対象銘柄を持っていれば自動で運用が始まります。ユーザーが行うことは特にありません。

ステーキングされている仮想通貨はいつでも取引・出金できます。その点においては仮想通貨の保有量が増えるというメリットのみを享受できます。

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「SBI VCトレードのステーキングってよくわからない」「本当に儲かるの?」と不安に思う方は多いのではないでしょうか?

「ステーキング」はまだそれほどメジャーではありませんし、本当に利益が出るのか不安になるのは当然のことかと思います。

よくわからないものに資金を預けたくはないですよね。

そこでこの記事で、SBI VCトレードの仕組みや注意点、メリットデメリットまで解説するので、ぜひ投資の参考にしてくださいね。

SBI VC for Primeを利用する

SBI VC for Primeは大口取引をする人や法人向けに用意された特別なサービスです。

キャッシュバックを受けられたり専属の担当者が付いたりと、SBI VCトレードでの資産運用をサポートしてもらえます。

SBI VC for Prime
  • 月間の現物(販売所)の約定代金が1,000万円以上になったら、翌月に日本円で最大1%のキャッシュバック
  • 大量注文時には優遇価格での取引が可能
  • テーラーメイドの商品設計ができる
  • 専属の担当者が付く
  • 特別なセミナーに参加できる etc…

SBI VC for Primeの対象者は1,000万円以上の資産を預け入れている人、もしくは1,000万円以上の暗号資産売買を検討している人です。

Web3関連ビジネスへの参入を検討している法人も対象になります。

1,000万円以上の資産を動かしている方は問い合わせをしてみるとよいでしょう。

【備考】仮想通貨の出金と入金はいつ行なってもOK

SBI VCトレードは仮想通貨の入金と出金は無料です。

ネットワーク手数料が安い時に出金するとか、仮想通貨の価格が下がったタイミングで出金するといった対応は必要ありません。

いつでも好きなタイミングで暗号資産の入金・出金を行なって大丈夫です。

高金利の仮想通貨運用が魅力

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SBI VCトレードの手数料を他取引所と比較

国内取引所の手数料を比較しました。

その結果分かったSBI VCトレードの強みは3つです。

  • マイナス手数料があるため、手数料を支払うのではなく逆に受け取れる
  • 取引手数料が安い
  • 入金と出金は日本円でも仮想通貨でも全て無料

取引手数料

SBI VCトレードは販売所の手数料は無料。

取引所ではメイカー(指値)注文を使うとマイナス手数料になるため、手数料を支払うのではなく逆に受け取ることができます。

SBI VCトレード コインチェック GMOコイン bitbank bitFlyer DMMビットコイン
販売所 無料 無料 無料 無料 無料 無料
取引所 メイカー -0.01% 0%~0.05% -0.01%~-0.03% -0.02% 0.01%~0.15% 各銘柄によって異なる
テイカー 0.05% 0%~0.1% 0.05%~0.09% 0.12% 0.01%~0.15% 各銘柄によって異なる

マイナス手数料を導入している取引所はほかにもあるので比較検討してみてもよいでしょう。

入金手数料

SBI VCトレードは日本円・仮想通貨ともに入金手数料は無料です。

入金手数料 SBI VCトレード コインチェック GMOコイン bitbank bitFlyer DMMビットコイン
日本円 無料 振込手数料ユーザー負担 無料 振込手数料ユーザー負担 無料 無料
仮想通貨(暗号資産) 無料 無料 無料 無料 無料 無料

ほかの取引所でも大抵は無料ですが、日本円の振込手数料のみユーザー負担になるところがあります。

日本円の入金手数料を無料にするには「クイック入金」というやり方を使う必要がある点だけ覚えておきましょう。

出金手数料

SBI VCトレードは出金手数料が日本円・暗号資産ともに無料です。

出金手数料 SBI VCトレード コインチェック GMOコイン bitbank bitFlyer DMMビットコイン
日本円 無料 407円 無料 550円~770円 220円~770円 無料
BTC 無料 0.0005 BTC 無料 0.0006 BTC 0.0004 BTC 無料
ETH 無料 0.005 ETH 無料 0.005 ETH 0.005 ETH 無料
XRP 無料 0.15 XRP 無料 0.15 XRP 無料 無料
LTC 無料 0.001 LTC 無料 0.001 LTC 0.001 LTC
BCH 無料 0.001 BCH 無料 0.001 BCH 0.0002 BCH
SOL 無料 無料
ADA 無料 無料 1 ADA
MATIC 無料 0.1MATIC 19 MATIC 19 MATIC
※SBI VCトレードで出金対応している仮想通貨で比較

SBI VCトレードでは出金する時の手数料は不要。

ほかの取引所やメタマスクウォレットなどに送金する際にはお得に利用できます。

SBI VCトレードの入出金が無料なのは利用者からも評判です。

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SBI VCトレードは、SBIグループが運営する仮想通貨取引所です。

各種手数料は無料。仮想通貨の多様な運用手法を提供しています。ユーザーはステーキング・レンディング・積立などの方法で仮想通貨を運用できます。

その一方で、利用者の評判を調べてみると「アプリの取引画面が見づらい」「定期メンテナンスが毎週入ってしまう」などの口コミが上がっています。

SBI VCトレードがどんな仮想通貨取引所なのか、利用者の口コミを元に調査しました。

【お知らせ】

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