『Web3』と聞いて思い浮かぶもの 3位「暗号資産(仮想通貨)」2位「メタバース」1位は?『Web3』と聞いて思い浮かぶもの ~性別・年代別・世帯年収別に見た調査結果~

『Web3』と聞いて思い浮かぶもの 3位「暗号資産(仮想通貨)」2位「メタバース」1位は?『Web3』と聞いて思い浮かぶもの ~性別・年代別・世帯年収別に見た調査結果~

『Web3』と聞いて思い浮かぶもの 3位「暗号資産(仮想通貨)」2位「メタバース」1位は?『Web3』と聞いて思い浮かぶもの ~性別・年代別・世帯年収別に見た調査結果~

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■調査概要

【対象者】20歳以上の男女

【サンプル数】500人

【居住地】全国

【調査方法】ネットリサーチ

【調査実施日】2024年9月2日

【調査メディア】Mediverse

■背景

次世代のインターネット概念「Web3.0(Web3/ウェブスリー)」。

Webサイトの閲覧など一方通行のコミュニケーション「Web1.0」、SNSの普及による双方向のコミュニケーション「Web2.0」を経て、「Web2.0」の課題であるプライバシーやセキュリティーに関する問題を解決するためにブロックチェーン技術を基盤とした分散型インターネット「Web3.0」が誕生いたしました。

「Web3.0」を構築する技術は、ブロックチェーン・NFT・DAOなど様々ありますが、世間は今どのようなイメージを抱いているのでしょうか。

そこで今回は、「Web3.0(Web3/ウェブスリー)」について、全国20歳以上の男女500人を対象にアンケート調査を実施いたしました。

■調査結果

Web3 認知度

次世代の分散型インターネット概念「Web3」という言葉を聞いたことがあると回答したのは、2割未満に留まった。

男女年代別に見ると、「Web3」という言葉を聞いたことがあると回答した割合は、いずれの年代においてもジェンダー差が見られた。

全体平均として、男性は女性の3倍以上認知していることがわかる。なお、もっとも認知度が高かったのは、20代男性42.0%であった。

世帯年収別に見ると、「Web3」という言葉を聞いたことがあると回答した割合は、世帯年収と比例しており、世帯年収1,000万円以上の年収層においては、3割以上が認知していた。

世帯年収300万円未満と1,000万円以上の世帯年収層には、約3倍の差異が見られていたことからも、世帯年収が上がるごとに新しい概念に関する情報に対してアンテナを張っている可能性が高いことが見受けられる。

Web3 理解度

「Web3」という言葉を聞いたことがあると回答した18.6%に対して、その理解度について深掘りしてみると、もっとも多かったのは「聞いたことはあるが、よくわからない」40.9%であったものの、裏を返せば、残りの約6割はなんらかの理解があることが推察される。

男女別に見ると、「Web3」の理解度にはジェンダー差が見られた。

「非常によく理解している」と「聞いたことはあるが、よくわからない」の回答比率を鑑みると、女性の方が男性に比べ、二極化傾向にあることがうかがえる。

年代別に見ると、「Web3」理解度は、年代によって異なる傾向が見られた。

20代~40代は「聞いたことはあるが、よくわからない」が圧倒的な首位であり、その比率は年代が上がるごとに増え、40代においては半数を占める結果となっていた。

一方、50代以上になると、「聞いたことはあるが、よくわからない」の比率は年代が上がるごとに減少する一方で、「ある程度理解している」と「少し理解している」が6~7割を占めるようになっており、40代以下とは対照的な結果が出ていた。

なお、「非常によく理解している」の回答がもっとも多かったのは、20代の約3人に1人にあたる31.1%であった。

世帯年収別に見ると、「Web3」理解度は、世帯年収500万円〜700万円未満がもっとも高く、8割以上がなんらかの理解があると回答していた。

その一方で、世帯年収500万円未満の年収層は、「聞いたことはあるが、よくわからない」が6割前後を占めていることから、世帯年収500万円が分岐点となっていることが垣間見える。

Web3 共起語(サジェストキーワード)

「Web3」を認知しているという18.6%に対して、「Web3」と聞いて思い浮かぶこと(共起語/サジェストキーワード)について掘り下げてみると、1位「ブロックチェーン」33.3%、2位「メタバース」18.3%、3位「暗号資産(仮想通貨)」であった。

男女別に見ると、「Web3」と聞いて思い浮かぶことには、ジェンダー差が見られた。

男性は、3人に1人以上にあたる37.5%が「ブロックチェーン」であるとし、女性は、3人に1人にあたる33.3%が「メタバース」であるとした。

また、いずれの項目においても、比率にジェンダー差が確認できるのも興味深いと言える。

年代別に見ると、「Web3」と聞いて思い浮かぶことには、年代差が見られた。

20代~40代においては、「ブロックチェーン」がもっとも多く3~4割を占めており、50代以上においては、「メタバース」が4~5割近く占めていた。

他の項目の首位をそれぞれ見てみると、「NFT」は30代17.4%、「暗号資産(仮想通貨)」が60代40.0%、「DeFi」20代6.3%、「DAO」30代4.3%、「dApps」60代20.0%とバラつきが見られた。

世帯年収別に見ると、「Web3」と聞いて思い浮かぶことには、世帯年収差が見られた。

もっとも顕著だったのは、世帯年収500万円〜700万円未満の世帯年収層の約6割は「ブロックチェーン」を挙げており、中でも世帯年収300万円未満の世帯年収層とは、約3倍の差異が見られていた。

総論

今回のアンケート調査結果では、次世代のインターネット概念「Web3」の認知度は2割弱に留まっており、その認知度および理解度には、性別・年代・世帯年収がいずれも大きく影響していることが判明いたしました。

加えて、「Web3」の共起語(サジェストキーワード)についてクローズアップしていくと、「ブロックチェーン」が最有力であることに違いはないものの、一定層は「メタバース」と回答しており、こちらも、性別・年代・世帯年収によってそれぞれ異なる傾向が明らかになっていました。

今後、「Web3」の認知度が上がることによって、どのような動きを見せていくか注目です。

・過去のアンケート調査結果はこちら

https://www.for-it.co.jp/mediverse/results

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2022年4月より株式会社フォーイットが運営するWeb3メディアであり、国内外の暗号資産(仮想通貨)、NFT(Non-Fungible Token/非代替性トークン)、NFTゲーム、DeFi(Decentralized Finance/分散型金融)などの最新情報を初心者にもわかりやすくお届けすることで、本市場の成長に貢献してまいります。

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