日本人が使える仮想通貨海外取引所のおすすめ5選
日本人でも利用できる海外仮想通貨取引所はある!
結論からお伝えすると、日本人でもほとんどの海外取引所を利用できます。
「海外の取引所って違法じゃないの?」と思う方がいる理由として、一部の海外取引所は金融庁からの許可を得ていないという点が挙げられるでしょう。
確かにいくつかの海外取引所は日本の法律に従って運営しておらず金融庁から注意を受けています。
しかし利用者が自分の意思で海外取引所を利用する分には問題ありません。特に海外取引所の利用を縛るような法律も無いです。
金融庁から注意を受けている海外取引所でも利用する分には問題はないと覚えておきましょう。
「海外取引所の違法性」に関しては別記事で解説。
海外取引所は違法という意見もあれば合法という見方もあり「一体どっちなの?」と心配になる人もいるかもしれません。
そこでこの記事では、仮想通貨の海外取引所は違法なのか合法なのかに加えてメリットやデメリットを解説します。
海外取引所と国内取引所の比較もしたので、自分に合う取引所選びの参考にしてみてくださいね!
日本人でも利用できる海外仮想通貨取引所5選
日本人が利用できる海外仮想通貨取引所を紹介します。
いずれも国内取引所よりも規模が大きく取り扱う銘柄の数も多いです。
- Bybit:世界最大級の取引所
- Bitget:資産の運用方法が豊富
- Gate.io:2,000を超える取り扱い銘柄
- MEXC:上場する銘柄が多い
- BingX:コピートレードが盛ん
Bybit(バイビット)【世界最大級の取引所】
Bybitは世界最大級の利用者数と取引数を誇る海外取引所です。
各銘柄の流動性が高く適切な価格で売買が成立しやすいです。
Bybitで登録、入金、取引などを行うと証拠金で使えるボーナスを貰えます。ほかにも特定の仮想通貨がもらえたり、お得な価格で購入できるチャンスがもらえるなどボーナスだけでも十分に楽しめます。
ただし取り扱い銘柄数は他の海外取引所と比べると若干少なめです。Bybitでは比較的手堅い仮想通貨をメインで取り扱っています。
「Bybitの評判・口コミ」の記事でさらに詳しく解説しています。
とはいえ、Bybitは海外取引所であるため利用に際して不安がある方もいるかもしれません。
そこで本記事ではBybitの口コミ100件以上を徹底調査。その結果浮かび上がってきた「Bybitの良い評判・悪い評判」を紹介します。
実際の利用者だからこそ分かるメリットやデメリットも併せて見ていくので、取引所選びの参考にしてもらえたら幸いです。
Bitget(ビットゲット)【資産の運用方法が豊富】
Bitgetは他社では見られない様々な投資手法が用意されている海外取引所です。
元本保証を謳うスマートトレンドやSharkFin、スノーボールのほかエアドロップやステーキングなどのサービスも活発的に行われています。
Bitgetのレバレッジ取引は125倍まで可能。リスクの高い取引にも対応しています。
取引銘柄数は800近くあります。IEOやローンチプールに加えて、最近はBitgetWeb3ウォレットでエアドロップを中心とした新規銘柄の取り扱いも増えてきました。
Bitgetはローリスクからハイリスクまで、様々な方法で資金を増やしたい方におすすめの取引所です。
その一方で「コピートレーダー選びに失敗して損失が出た」「キャンペーンの参加方法が分かりにくい」といった悪い評判もあるため、利用の際にはあらかじめ認識しておいた方がいいかもしれません。
本記事ではBitgetの評判や口コミから分かるメリットやデメリットを紹介します。
Gate.io(ゲートアイオー)【2,000を超える取り扱い銘柄】
Gate.io魅力はなんといってもその銘柄数の多さです。
Gate.ioで見つからない通貨はほとんど無いと言ってもいいくらいで、誰も知らない草コインに先行投資をし一攫千金を夢見ることができます。
2,000を超える銘柄の取り扱いがあり、後述するMEXCの2,300に次いで2番目の銘柄数を誇ります。
MEXCは一部でセキュリティ面を不安視する声がある一方、Gate.ioのセキュリティはユーザーから強い信頼を得ています。
マイナーな通貨は取引量が少なく、思うように取引できないことがあるかもしれませんが、草コインで億り人を狙う多くの人が登録しています。
一方、取引ツールの操作性やキャンペーンももちろん重要であり、「チェック項目が多すぎて選べない」という方も少なくないでしょう。
そこで本記事では、バランスの良いサービスに加えて1,000種類以上の銘柄が取引できる「Gate.io(ゲートアイオー)」の特徴と口コミ、口座開設手順を解説します。
MEXC(エムイーエックスシー)【上場する銘柄が多い】
MEXCは2,300を超える銘柄数を誇る取引所です。
多くの仮想通貨が最初に上場するのがMEXCと言われています。上場直後の仮想通貨を狙いたい人はチェックしておきたい海外取引所です。
ただMEXCの懸念点として、2023年12月頃に「出金を拒否された」「急にアクセス制限がかかった」などの口コミが見られ若干の不安が見られます。
間違っても全財産を預け入れるようなことはせず、新規銘柄購入のために余裕資金を入金するような使い方が安心でしょう。
しかし、実際に探し始めると「レバレッジは高いけどセキュリティが不安」「信頼性があっても通貨が少ない」といった問題点が浮き彫りになり、理想のプラットフォームが見つからないケースも多いでしょう。
そこで本記事では、125倍ものレバレッジやボーナスキャンペーン、きめ細かいサポートをバランスよく提供している「MEXC」の特徴・口座開設方法などを解説します。
BingX(ビンエックス)【コピートレードが盛ん】
BingXの特徴はトレーダー用のコミュニティが用意されている点です。
コミュニティでは他トレーダーのつぶやきや投稿を閲覧できます。
有名トレーダーの投稿も確認できるため、それらを参考に投資をすることもできますし、他トレーダーのトレードを丸々コピーするコピートレードも人気の機能です。
直近30日間の利益が200%を超えるトレーダーもいます。敏腕トレーダーをコピートレードすることで、少ない労力で大きな利益を得られる可能性もあるかもしれません。
また機能面や取扱銘柄数は世界のトップ取引所となんら変わらないくらいの海外取引所です。
日本ではまだそこまで知名度はありませんが個人的にはおすすめできます。
今回は、BingXにはどのようなメリットがあるのか、またどんなデメリットがあるのかの疑問に答えます。
さらに、BingXでの口座開設方法も説明するので、初心者の方でも安心して取引を開始可能です。
BingXの全体像を理解し、自分にとって最適な仮想通貨取引所を見つけるための知識が得られます。
ぜひ、興味のある人は続きを読んでみてください。
日本人は利用できない海外の取引所
ここまでは日本人にも利用できる海外の取引所を紹介しましたが、ここからは日本人には利用できない取引所を紹介します。
- Binance
- Coinbase
- OKX
- Kraken
これら海外取引所は日本から利用ができません。
Binance(バイナンス)【日本版なら登録可能】
Binanceは最大級の取引高を誇る名実ともにナンバーワンの取引所です。
CoinMarketCapの取引高(24h)で世界1位。
しかしBinanceは2023年11月までで日本からの新規登録が停止。それ以降は日本からの利用はできなくなっています。
その後、2023年8月に日本国内の法律に則って運営されている「Binance Japan」がスタートしました。こちらは日本ユーザーでも利用できます。
しかしBinance Japanは本家のBinanceと比べると取引銘柄は少ないです。グローバル版のBinanceには400銘柄程度ありますが、Binance Japanは40銘柄程度。10分の1ほどの差があります。
Binance Japanであれば日本人でも登録できますが、グローバル版のBinanceとは別物と思っていたほうがよいでしょう。
Coinbase(コインベース)【わずか1年半で日本から撤退】
Coinbaseは世界2位の取引量を誇る取引所ですが、日本からの利用はできません。
2023年2月までで日本ユーザーの利用は終了。日本向けのXアカウントは2022年で更新がストップ。
日本向けにサービスを開始したのが2021年8月だったためわずか1年半での撤退となりました。
いまのところBinanceのように日本事業を行う様子はありません。ただ、日本事業からの完全撤退を宣言したわけでもないため今後国内から使えるようになる可能性は0ではありません。
とはいえ、CoinBaseでしか買えない仮想通貨や特別な機能があるわけでは無いです。
OKX(オーケーエックス)【日本版サービスを利用可能】
OKXはBinance、Coinbase、Bybitと並んで世界トップクラスの取引量を誇る仮想通貨取引所です。
OKXも日本からは利用できません。
2023年6月ごろから日本人利用者に向けて「ご利用の地域では利用できません」というポップアップが出始めました。2024年1月以降、完全に日本からのアクセスができなくなりました。
OKXは日本向けサービスとして「OKCoin Japan」を運営しています。
どうしてもOKXを使いたい方はオーケーコイン・ジャパンを利用することになりますが、Binance同様に本家のような銘柄数があるわけではありません。
Kraken(クラーケン)【日本向けサービスも撤退済み】
Krakenも世界トップクラスの取引所ですが日本からの利用はできません。
2018年6月にグローバルサービスが日本国内で停止。その後2020年9月にはクラーケン・ジャパンがスタートしました。
しかしその日本向けサービスも、2023年1月で事業停止となりました。
Krakenは「今後、日本向けに事業を行うことはない」とコメントしています。
残念ながら、今後国内から使えるようになる可能性は限りなく低いです。
日本人利用不可の海外取引所を使おうとしたらどうなる?
もしも日本人の利用を制限している海外取引所を利用しようとするとどうなるのかを解説します。
新規登録ができない
日本から利用できない取引所を利用しようと思ってもそもそも新規登録ができないことがほとんどです。
最初の会員登録はできても取引口座の開設には身分証明書が必要になります。
身分証明書として運転免許証やパスポート、マイナンバーカードの提示が必要になりますが、その時点で日本居住者であると判断されて口座開設ができません。
もしくはその前段階のアクセス情報で判断され「お住まいの地域では利用できません」というポップアップが出現しそれ以降の画面には進めなくなります。
以上のことより、日本から使えない取引所に間違って登録してしまう心配はありません。
ログインができなくなる
海外取引所にログインできなくなることがあります。
この事象は海外取引所が日本向けのユーザーを制限した場合に起こります。
ただし突然に利用を制限されることは稀です。一般的にはログインができなくなる数週間や数ヶ月前から日本からのログインを制限する旨を様々な方法で通知してくれます。
- 公式サイト
- アプリ内の通知
- 登録メールアドレスへのメール
海外取引所を使っている方はこれらの通知をこまめにチェックしましょう。
資金の入出金ができない
日本からの利用が制限された後、ログインはできても資金の入出金ができない状態になることがあります。
資金をロックされることほど怖いことはありません。
公式サイトからの「日本での利用の制限」の通知をマメにチェックし、日本での利用が制限される可能性がある場合は早めに資金を移動させましょう。
日本人の利用を制限している取引所を無理やり使おうとすると、アクセス制限や入出金の停止などの措置が取られることがあります。
日本からの利用が禁止されている取引所は極力使わないようにしましょう。
海外仮想通貨取引所を使う際の注意点は?
日本人が利用できる海外取引所であっても注意しておきたい点は存在します。
日本人利用に関する通知やニュースはこまめにチェックする
日本国内から利用できる海外取引所はそのほとんどが金融庁から許可を得ていません。
金融庁からの注意を受けている海外取引所は多いためいつ日本からのアクセスや新規登録ができなくなるかわかりません。
どの海外取引所も日本ユーザーが使えなくなるリスクはあるものと考えておきましょう。
日本人の利用制限に関する通知が来ることもあるのでアンテナを張っておくのがおすすめです。
- 公式サイト
- アプリ内の通知
- 登録メールアドレスへのメール
万が一日本から利用できなくなったとしてもある日突然アクセスできなくなることは少ないです。基本的に数週間から数ヶ月前から告知があります。
海外取引所からの告知をマメにチェックし、日本で使えなくなるようであれば事前に他取引所に資金を移すなどの対策をしましょう。
日本円の直接入出金ができない
海外取引所では日本円を直接入金・出金することは基本的にできません。
海外取引所から銀行への日本円出金はほぼ不可能です。なんらかの仮想通貨を国内取引所に出金して国内取引所から銀行に振込する必要があります。
日本円の入金に関しては、BybitやBitgetなど一部の海外取引所で”P2P取引”というサービスを利用すれば日本円を直接仮想通貨に変換できます。
海外取引所を使う場合は最低でも一箇所は日本の取引所も開設して、資金の入出金をできるようにしておくのが一般的です。
サポート対応が英語になることも
海外取引所は「言語設定」をすることで日本語で利用できるサイトがほとんどです。
翻訳が一部怪しい場合もありますがそこまで不便はしないでしょう。
ただし、トラブル時や問い合わせ時のサポート対応は英語になる可能性が高いです。
国内取引所を利用する場合は日本語でサポートが受けられるため、英語での対応になる点は海外取引所を使うデメリットとも言えます。
海外取引所のサイト自体は日本語に変更できますし、チャットやメールで問い合わせできることもあるためそこまで心配することはありませんが、念の為知っておきましょう。
結論:日本人でも多くの海外仮想通貨取引所が使える。
本記事では日本人が使える海外仮想通貨取引所について解説しました。
記事の内容をまとめます。
- 日本人が海外の仮想通貨取引所を使って違法になることはない
- 日本から普通に登録できる場合、登録してよい
- 日本から使えない取引所は、そもそも登録ができない
日本人でも海外取引所は利用できるため、気になる海外取引所があれば登録してしまって問題ありません。
ただし海外取引所を使ううえでの注意点をよく理解しておくようにしましょう。
【お知らせ】
仮想通貨(暗号資産)取引やNFTの売買、ブロックチェーンゲームで遊ぶには国内取引所の開設が必要です。
「国内取引所の最新キャンペーン情報」を別記事でまとめています。
仮想通貨が無料で貰える、取引手数料の割引ができるなどお得なキャンペーンが目白押しです。よろしければご活用ください。
なお海外取引所でもキャンペーンは豊富です。
海外の仮想通貨取引所を比較している記事もあるので、こちらも併せてご覧ください。
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