仮想通貨の海外取引所は違法?合法?詳しく解説します
海外の仮想通貨取引所は違法?
結論からお伝えすると、海外の仮想通貨取引所を使うのは違法ではありません。合法です。
日本の法律で仮想通貨取引所に関して定めているのは「平成二十一年法律第五十九号 資金決済に関する法律の第六十三条の二」にあります。
暗号資産交換業は、内閣総理大臣の登録を受けた者でなければ、行ってはならない。
この法律で定めているのは「暗号資産交換業」に対してです。仮想通貨取引所の運営・経営は内閣総理大臣の承認、ひいては金融庁への登録が必要ということが述べられています。
要するに、無断で仮想通貨取引所を運営することは違法ですが利用者に対する法律はありません。
ましてや国内取引所と海外取引所の区別もされていません。ユーザーが勝手に利用する分には、世界のどの仮想通貨取引所を使うのも自由で合法です。
海外取引所は金融庁に登録されていない
とはいえネットでは「海外取引所=違法」という誤解が生まれています。
その理由は、海外の仮想通貨取引所は金融庁への登録がされていないからです。
海外仮想通貨取引所は日本の金融庁から再三の注意を受けておりその度に細かな対応をしています。
過去には金融庁からの指導の結果、日本のユーザーが使えなくなった取引所も存在します(Binance、Coinbaseなど)。
このような海外取引所はそもそも日本からサイトにアクセスできません。会員登録も不可能です。
よって、日本からアクセスできてアカウントを作成できる海外取引所を利用することにはなんの問題もないのです。
結論、海外の取引所を日本人が日本から使うことに法律的な問題は無いということです。
ただし海外取引所を利用するリスクは0ではないため、本記事で解説するいくつかの注意点を意識しておきましょう。
仮想通貨の取引所は「海外」と「国内」がある
基本的な解説となりますが、仮想通貨の取引所は「海外取引所」と「国内取引所」に分けられます。
それぞれのメリットとデメリット、注意点を解説します。
海外の仮想通貨取引所のメリット
海外の仮想通貨取引所のメリットは6つ。
- 取り扱い銘柄が多い
- スプレッド・手数料が低いことが多い
- 高いレバレッジで取引ができる
- 取引量が多く売買が成立しやすい
- 資産運用の種類が豊富
- ボーナスを使ったトレードが可能
取り扱い銘柄が多い
海外の取引所では文字通り「桁違い」の取り扱い銘柄の種類があります。
対して国内取引所ではそのうちのごく一部しか取り扱いがありません。
区分 | 仮想通貨取引所名 | 取扱銘柄数 |
---|---|---|
海外取引所 | Bybit | 459銘柄 |
Bitget | 776銘柄 | |
Gate.io | 2082銘柄 | |
国内取引所 | SBI VC トレード | 20銘柄 |
コインチェック | 27銘柄 | |
ビットトレード | 38銘柄 |
海外取引所は多くの仮想通貨を取り扱いますが、その中には「草コイン」と呼ばれる流通量が少なく人気の低い銘柄も含まれます。
草コインとはいえそのうちのどれかが高騰し次のトレンドとなる可能性はあります。
また自分の気になる通貨が海外取引所でしか買えないということはよくある話です。その点を好感して海外取引所を使いたい方もいます。
国内取引所で取り扱われる銘柄はいわば暗号資産界の「エリート」です。
ビットコインやイーサリアム、ドージコインやネム、リップルのような、暗号資産を勉強した人なら一度は耳にしたことのある有名かつ安定した銘柄だけが、国内取引所で取り扱いがあります。
スプレッド・手数料が低いことが多い
「スプレッド」とは、暗号資産の買値と売値の差額のこと。トレーダーが実質的に負担するコストになります。
買値と売値の差が小さいほうが少しの値動きでも利益を多く出しやすいです。
スプレッドは仮想通貨の種類、取引所、価格などによって変動しますが、総じて国内取引所よりも海外取引所の方がスプレッドが小さいです。
区分 | 仮想通貨取引所名 | スプレッド(差額) | 買値 | 売値 |
---|---|---|---|---|
海外取引所 | Bybit | 0.01 USDT | 63,595.74 USDT | 63,595.73 USDT |
Bitget | 0.01 USDT | 63,623.28 USDT | 63,623.27 USDT | |
Gate.io | 4 USDT | 63,635.9 USDT | 63,639.0 USDT | |
国内取引所 | bitflyer | 392,900円 | 10,036,600円 | 9,643,700円 |
コインチェック | 601,339円 | 10,172,939円 | 95,71,600円 | |
ビットバンク | 493,566円 | 10,111,968円 | 9,618,402円 |
仮想通貨を一度だけ買って長期保有する場合はスプレッドをそこまで気にする必要はありませんが、売買を繰り返す場合はスプレッドは小さいほうが有利です。
スプレッドの狭さを魅力に感じて海外取引所を利用するユーザーもいます。
高いレバレッジで取引ができる
海外取引所では高いレバレッジをかけられます。
レバレッジ取引は証拠金を取引所に預けることで自分の資金以上のポジションでトレードできる取引手法です。
レバレッジ取引は一定のリスクがある取引方法ですが、自分の資金以上のリターンが見込めます。
海外取引所のレバレッジは100倍程度が一般的です。それに対して国内取引所では最大レバレッジ2倍までと決まっています。
なお海外取引所ではレバレッジ取引に「ゼロカットシステム」が導入されています。
ゼロカットシステムは自分の資金以上の損失が発生しないように、損失が一定額以上になると自動で損切りしてくれる機能です。
国内取引所では”追証”といって最悪の場合、借金が発生する可能性があります。
レバレッジ取引はリスクがある取引手法ですが、ゼロカットシステムが導入されている海外取引所ではリスクヘッジをしながら取引を行うことも可能です。
取引量が多く売買が成立しやすい
海外の仮想通貨取引所は世界中のユーザーが利用しています。そのため国内取引所とは比べものにならないほどの流通量があります。
1日の取引高を見ると10億ドル近い差があります。
区分 | 仮想通貨取引所名 | 1日の取引高(24h) |
---|---|---|
海外取引所 | Bybit | $4,142,761,443 |
Bitget | $1,396,913,022 | |
Gate.io | $2,483,471,426 | |
国内取引所 | bitflyer | $115,757,931 |
コインチェック | $70,593,961 | |
ビットバンク | $40,189,454 |
取引所の利用者と流通量が多いということは仮想通貨の売買時に適正価格に近づいたオーダーが通りやすくなります。
ビットコインやイーサリアムのような有名通貨の売買もよりスムーズです。
暗号資産を購入する場合、取引所が運営する「販売所」とユーザー同士が売買する「取引所」があります。
「販売所」は運営の決めた価格での販売となるため割高になりやすいです。
「取引所」はユーザー同士の売買となるため適正価格に近づきやすいですが、ユーザーが多くいないと取引所は機能しません。
ビットコインやイーサリアムのような有名通貨を売買する場合、国内取引所よりも流通量の多い海外取引所を利用する方がお得に購入できる可能性が高いです。
資産運用の種類が豊富
海外取引所には国内取引所には存在しない資産運用方法があります。
有名トレーダーの取引をそのままコピーした運用ができる「コピートレード」。特定の条件で自動取引ができる「Bot取引」。ステーキングで仮想通貨を受け取れる「ローンチプール」などです。
仮想通貨にはステーキングやエアドロップをはじめとした様々な資産運用方法があります。
国内取引所はよくも悪くも仮想通貨通貨の売買がメインです。
仮想通貨独自の資産運用に興味がある方は海外取引所が向いているかもしれません。
ボーナスを使ったトレードが可能
海外取引所ではキャンペーンが頻繁に開催されています。
キャンペーンに参加して様々なタスクをクリアすると先物取引で使えるボーナスが貰えます。同じ金額を入金するのでも、国内取引所よりも海外取引所の方がボーナスを使える分資産効率が良くなります。
海外取引所のキャンペーンでは無料で仮想通貨がもらえることもあります。
もちろん国内取引所でもキャンペーンは開催されていますが、開催頻度、貰える報酬ともに海外取引所と比べると見劣りしてしまうのが現実です。
キャンペーン情報を調べる手間を惜しまなければ、海外取引所のボーナスのメリットを享受できます。
海外の仮想通貨取引所のデメリット・注意点
ここからは海外取引所のデメリットと注意点を解説します。
- サポート対応が英語になることがある
- 日本円を直接出金できない
- 流動性が低い仮想通貨がある
- ハッキングリスクがある
- 高いレバレッジで大きな損失が出る可能性がある
サポート対応が英語になることがある
“海外”取引所と聞くと「英語を使うのか?」と思うかもしれませんが、実は違います。
いまや大手の海外取引所のサイトやアプリはデフォルトで日本語に対応しています。普通に取引やサービスを使う分には英語を使う必要はほぼありません。
ただし、トラブル時や不明点がある時には英語での問い合わせが必要なときもあります。
DeepLやGoogle翻訳などの無料で使える翻訳ツールを使えば問題なく意思疎通はできるでしょう。
「英語ができないから海外取引所は使わない!」というのは間違いで、実際には海外取引所の利用で英語を使うことはほとんどありません。
日本円を直接出金できない
海外取引所のデメリットとして、日本円との親和性の低さがあります。
海外取引所から日本の銀行口座への直接の出金はできません。仮想通貨から日本円に変換する際には、国内取引所に仮想通貨を送金してそこから日本の口座に振り込む必要があります。
仮想通貨を日本円に変換する手順は若干面倒です。
なお、海外取引所では日本円の出金はできませんが入金であれば可能です。
例えばBybitの「P2P取引」というやり方であれば、日本円の電子マネーを使った入金方法(銀行振込・LINE PAY・PayPayなど)が用意されています。
P2P取引はユーザー間取引となるため中級者以上向きですが、一度使いこなせると便利なため覚えておくとよいでしょう。
流動性が低い仮想通貨がある
海外の取引所には数百から数千の暗号資産が上場しています。
取引所に上場している時点でその仮想通貨は一定の審査が完了していますが、どうしても人気のない仮想通貨はでてきてしまいます。
人気のない通貨を購入してしまうと価格が下落してしまったり売りたくても買い手がつかなかったりと悲惨なことになりかねません。
マイナーな通貨を買う時にはよく調べておくことを心がけておきましょう。
ちなみに、本記事で紹介している仮想通貨取引所は全てCEX(中央集権型)の取引所ですが、DEX(分散型)の取引所もあります。
DEXにはCEXには上場していない新規のコインなどもありますが、怪しいコイン、詐欺的なコインも存在するためより一層の注意が必要です。
ハッキングリスクがある
ハッキングリスクは海外取引所に限った話ではなく国内取引所も抱えています。
海外取引所ではBitrueやPoloniexなどがハッキング被害を受けました。国内取引所ではコインチェックやZaifなどがハッキングされた過去があります。
顧客資産を守る取り組みとしては、海外取引所では取引所と顧客資産を分けて保管しているところがあります。
例えばBitgetでは「準備金証明」という名称で、取引所が保管している資産と顧客資産の比率を外部に公開しています。
ハッキングリスクを完全に0にすることは難しいですが、海外取引所ではこのような対策をとっているところもあります。
ハッキングリスクに関しては海外と国内共にあるので、自分の資産が守れるように取引所複数利用したり、コールドウォレットを使うなどの対策をしておくのがよいでしょう。
突然日本から利用できなくなるリスクがある
海外取引所は金融庁から警告を受けています。
警告を受けた海外取引所の中には「日本ユーザーの利用を停止」するところもあります。
ただ警告を受けたからと言って、海外取引所がいきなり全ての利用を制限することは少ないです。ある程度の猶予期間を設けたうえで利用を停止するため資金の出金は可能です。
取引所からのメールやアプリの通知はよくチェックしておきましょう。
もう1点注意しておきたいのは、海外取引所でトラブルがあった際には日本の法律で守ってもらえないことです。
海外取引所はあくまで自己責任で利用するのが大前提。トラブル時には自分で解決することが求められます。
高いレバレッジ取引で大きな損失が出る可能性がある
海外取引所はレバレッジ倍率を高く設定できますが、それは同時にデメリットにもなり得ます。
100倍、1000倍というレバレッジをかけて取引をすると損切りラインの基準が厳しくなって、あっという間にポジションが解消されることも珍しくありません。
海外取引所は「ゼロカットシステム」が導入されているとはいえ、レバレッジのかけ方次第で必要証拠金が大きく変わる点は認識しておくのがよいでしょう。
国内の仮想通貨取引所のメリット
ここからは国内取引所のメリットを4つ解説します。
- 操作画面、サポート共に日本語で利用可能
- 日本円を直接入金・出金できる
- 突然利用不可になるようなリスクが少ない
- 顧客資産が分別管理されており、いざという時も安心
操作画面、サポート共に日本語で利用可能
国内の取引所は、日本で、日本人に向けて、日本人によって運営されているため、サポートも含めて全て日本語で利用できます。
トラブル時や不明点がある時の問い合わせを日本語でできることの安心感は非常に大きいです。
日本円を直接入金・出金できる
国内取引所は日本円の入金・出金に対応しています。
振込手数料や出金手数料はかかりますが、最低限の操作で気軽にストレスなく入出金ができることは大きなメリットと言えるでしょう。
仮に海外取引所をメインで使う場合にも、日本円を出金するためには国内取引所が必要です。最低限一つは国内の取引所に登録しておきましょう。
突然利用不可になるリスクが少ない
海外取引所は日本の金融庁からの許可を得ずに営業しているため、ある日突然、日本からの利用が制限される可能性が捨てきれません。
国内の取引所は認可を受けて運営されています。少なくとも、いきなり利用停止になるリスクはほぼなく安心して利用できます。
顧客資産が分別管理されており、いざという時も安心
金融庁に登録された暗号資産事業者は、顧客資産と事業者の保有資産を分別して管理することが義務付けられています。
万が一ハッキングで取引所の資産が無くなった場合でも顧客の資産は高確率で守られます。
証券会社には、顧客の資産が返還できなくなった場合に1,000万円まで補償される「ペイオフ」制度がありますが、暗号資産においてはそのような制度はありません。
ペイオフ制度はありませんが、顧客資産の保全のための法整備は少しずつ進んでいます。
海外取引所でも厳重な分別管理が行われていますが、国内取引所はより安心感が高いという認識でよさそうです。
国内の仮想通貨取引所のデメリット・注意点
ここからは国内取引所のデメリット・注意点を4つ解説します。
- 取り扱い通貨が少ない
- スプレッド・手数料が高い傾向にある
- レバレッジ取引が最大2倍までしかできない
- ゼロカットシステムが禁止されており、追証となる可能性がある
取り扱い通貨が少ない
国内取引所の最大のデメリットとして取引銘柄の少なさが挙げられます。
国内取引所の取り扱い銘柄数はいずれも20〜30銘柄程度です。
もちろんビットコインやイーサリアムのような有名銘柄だけを扱うのであれば全く問題ありません。
しかし国内取引所に上場しているコインは全て「定番の仮想通貨」であり、今後ジワジワと価格が上がることは期待できますが一攫千金を狙うようなロマンは無いと言ってよいでしょう。
まだあまり知られていないマイナーコインを事前に購入して高騰を期待するような買い方をしたい場合は、海外取引所を利用する必要があります。
そうでなくても、特定のブロックチェーンゲームやNFT購入、Web3サービスを利用するための通貨が国内取引所で取り扱いがなければ、海外取引所を利用する必要があるでしょう。
スプレッド・手数料が高い傾向にある
国内の取引所で暗号資産を購入、売却するためには「販売所」と「取引所」があります。
国内の販売所のスプレッドは高めです。
仮想通貨取引所名 | スプレッド | 買値 | 売値 | 差額 |
---|---|---|---|---|
オーケーコイン・ジャパン | 1.38% | 9,970,998 | 9,832,964 | 138,034 |
ビットポイント | 2.33% | 9,915,216 | 9,684,275 | 230,941 |
DMMビットコイン | 3.44% | 10,085,478 | 9,738,496 | 346,982 |
SBI VCトレード | 3.84% | 10,002,050 | 9,617,700 | 384,350 |
GMOコイン | 4.88% | 10,061,700 | 9,570,946 | 490,754 |
bitbank | 4.88% | 10,176,079 | 9,679,684 | 496,395 |
コインチェック | 5.88% | 10,235,414 | 9,633,911 | 601,503 |
BitTrade | 5.94% | 10,182,640 | 9,577,638 | 605,002 |
Zaif | 6.05% | 10,216,242 | 9,598,651 | 617,591 |
「取引所」ではユーザー間の取引となるためそこまでスプレッドは広がりませんが、それでも海外の取引所よりはスプレッドが大きくなる傾向にあります。
一度購入し、長期で保有するような場合はそこまで重要ではありませんが、何度も売買を繰り返す場合は重要となるため、注意しておきましょう。
レバレッジ取引が最大2倍までしかできない
国内取引所では最大で2倍までしかレバレッジをかけることができません。
これは2020年5月より施工された改正金商法施行によるものです。高すぎる倍率でトレードすることで大きな損失が出ることを防ぐ目的があります。
10倍、100倍、1000倍のようなハイリスク・ハイリターンの取引がしたい場合は、海外の取引所を利用する必要があります。
ちなみに最大2倍までとされているのは個人向けであり、法人に対する規制は4〜9倍となっています。
ゼロカットシステムが禁止されており、追証となる可能性がある
日本では「ゼロカットシステム」の導入が禁止されています。
もしレバレッジ取引時に大きく価格が下がり証拠金を下回った場合、追証というものが発生します。追証は入金した資産以上の支払いを求められることです。
日本では「顧客の損失を事業者が負担する行為」が禁止されており、顧客の損失は顧客自身で補填することになっています。
倍率の低さ、ゼロカットシステムの有無を考えると、レバレッジ取引を積極的にしたい方は、海外取引所の利用がおすすめです。
おすすめの仮想通貨取引所を紹介【海外・国内】
ではここでおすすめ取引所を海外、国内それぞれ3社ずつ紹介します。
おすすめ海外取引所
1位 Bybit(バイビット):世界最大級の取引所
BYBITは日本居住者が利用できる仮想通貨取引所の中で最大規模です。
利用ユーザー数が多く流通量が多いためスムーズな売買が可能です。
ちなみにBYBITと並んで世界最大規模の仮想通貨取引所である「Binance(バイナンス)」や「Coinbase(コインベース)」は日本から撤退しており、日本国内からは利用できません。
高いセキュリティ、300以上の取引銘柄、豊富なボーナスや資産運用など魅力の多い取引所なので、とりあえず登録しておいて損はありません。
とはいえ、Bybitは海外取引所であるため利用に際して不安がある方もいるかもしれません。
そこで本記事ではBybitの口コミ100件以上を徹底調査。その結果浮かび上がってきた「Bybitの良い評判・悪い評判」を紹介します。
実際の利用者だからこそ分かるメリットやデメリットも併せて見ていくので、取引所選びの参考にしてもらえたら幸いです。
2位 Bitget(ビットゲット):様々なトレード手法を試せる
Bitgetは様々な独自の金融サービス、資産運用法を提供している取引所です。
元本保証を謳うスマートトレンド、SharkFin、スノーボール、デュアル投資、レンジスナイパーなど、他では見ない様々なサービスが用意されています。
ただ暗号資産を保有するだけではなく、テクニカルな手法を駆使してさらに増やしたいという方におすすめの取引所です。
800近い銘柄を取り扱っているのも嬉しいポイントです。
その一方で「コピートレーダー選びに失敗して損失が出た」「キャンペーンの参加方法が分かりにくい」といった悪い評判もあるため、利用の際にはあらかじめ認識しておいた方がいいかもしれません。
本記事ではBitgetの評判や口コミから分かるメリットやデメリットを紹介します。
3位 Gate.io(ゲートアイオー):2000以上の豊富な銘柄を取り扱う
Gate.ioはなんと2,000種類もの銘柄の取り扱いがあります。有名コインから草コインまで、あらゆるコインを売買できます。
上場直後のマイナーコインに投資して一攫千金を狙いたい方におすすめです。
設立は2013年で、BYBITやBitgetの2018年設立と比べて歴史があるため、信頼性、セキュリティの高さともに信頼できます。
おすすめ海外取引所は別記事でも紹介しているので参考までに。
銘柄数や取引高、最大レバレッジなど10つの項目をチェック。総合的に利用しやすい海外取引所を導き出しました。
記事後半では海外取引所を利用する際の注意点も載せています。
海外取引所選びの参考にしていただければ幸いです。
おすすめ国内取引所
1位 SBI VCトレード:手数料が安い安い
SBI VCトレードは日本円の出金、入金共に無料で、取引手数料も非常に安い取引所です。
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SBI VCトレードがどんな仮想通貨取引所なのか、利用者の口コミを元に調査しました。
2位 GMOコイン:IEOなど様々な手法が使える
GMOコインはレンディングやステーキング、積立など様々な手法が提供されています。
その中でも注目はIEO(アイイーオー)への参加ができる点です。
IEOとは、取引所に上場する予定の暗号資産を事前に購入できる制度で、株式投資で言うところの「IPO」です。
ただ通貨を保有するだけでなく、様々な手法を試してみたい方におすすめの取引所です。
「GMOコインの評判・口コミ」はこちら。
しかしながら、GMOコインの口コミや評判であまり良くない意見を見かけ、利用しても大丈夫か不安になっている方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、GMOコインの口コミや評判、メリット・デメリットを解説します。GMOコインの基本情報を知りたい方や、これから利用を検討している方はぜひ最後までお読みください。
3位 BITOPOINT:キャンペーンやNFTなどが豊富
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「ビットポイントの評判・口コミ」はこちら。
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その一方で、「指値注文ができない」「一部の暗号資産が入出金できない」など要注意な点も存在します。
本記事ではビットポイントがどんな取引所なのかを利用者の評判や口コミも併せて紹介します。
海外取引所に関するよくある質問
ここまで特に触れてこなかった「税金」についての質問に答えていきます。
海外取引所を使った場合の税金ってどうなる?
海外取引所を使った場合でも、国内での取引と同様に税金がかかります。
「海外の取引所を使ってるからバレない」と考えたくなる気持ちもわかりますが、税金はキッチリ払わないと、国税庁から通達が来る可能性があります。
暗号資産の税金に関してはこちらの記事をどうぞ。
仮想通貨で一定額利益があれば確定申告が必要です。
確定申告に馴染みがなく、難しそう…と思う人も多いでしょう。
今回は仮想通貨の税金について解説します。
結論:初心者は国内の取引所。必要を感じたら海外の取引所を使うのがおすすめ
本記事では仮想通貨の海外取引所の違法性や安全性、メリットデメリットについて解説しました。
結論をまとめておきます。
- 海外取引所の利用自体は違法ではない
- 初心者は国内取引所がおすすめ
- 必要を感じたら海外取引所を開設
- 一つの取引所に資金を集中させない
本記事で解説したように、海外取引所と国内取引所にはそれぞれメリットとデメリットがあります。
総じて、仮想通貨の初心者の方は国内での取引所が「安心」で「使いやすい」のでおすすめです。
仮想通貨にある程度慣れてきたら「手数料やスプレッドが安い」「多くの銘柄がある」「様々な手法を使える」海外取引所も検討してみるといいかもしれません。
【お知らせ】
仮想通貨(暗号資産)取引やNFTの売買、ブロックチェーンゲームで遊ぶには国内取引所の開設が必要です。
「国内取引所の最新キャンペーン情報」を別記事でまとめています。
仮想通貨が無料で貰える、取引手数料の割引ができるなどお得なキャンペーンが目白押しです。よろしければご活用ください。
なお海外取引所でもキャンペーンは豊富です。
海外の仮想通貨取引所を比較している記事もあるので、こちらも併せてご覧ください。
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