NFTの稼ぎ方3選 初心者向けにわかりやすく解説
NFTで稼げる仕組み
NFTで利益を出すことは「デジタルデータの売買で利益を出す」とほぼ同義です。
つまり、NFTクリエイターが作った作品に価値を感じる人がいて、その人が買うことで利益が生まれます。ほかの品物と変わりはありませんね。
NFTで稼ぐ方法は主に3つ。
稼ぎ方 | 稼ぎ方 |
NFTの販売 | NFTを作って販売する |
NFTの転売 | NFTを安値で買って高値で売る |
NFTゲームで仮想通貨を稼ぐ | NFTのゲームをプレイして仮想通貨で稼ぐ |
どれもNFTの世界ではメジャーな方法で、月に数百万稼いでいるプレイヤーもざらにいます。その中には、NFTで稼いだ収益だけで暮らす人も。
NFTの取引で本業の収入に匹敵するくらい稼いでいる人もおり、その収益性の高さはたびたび話題を集めます。
NFTで稼ぐ方法
NFTで稼ぐ方法は、以下の3つです。
- NFTアートを販売して稼ぐ
- NFTを転売して稼ぐ
- NFTゲームをプレイして稼ぐ
NFTアートを販売して稼ぐ
アートや写真、音楽などのデジタルデータをNFT化させて販売する方法です。
過去には小学生の自由研究で作ったアートが300万円以上で売買された事例がありました。非常に夢のある世界といえます。
NFTアートの販売で稼ぐ最大のメリットはクリエイターは作品が転売されるたびに手数料を受け取れる点。
これはデジタルデータであるNFTの強みの1つです。
リアルの作品だと、クリエイターの手から離れた後は作品に干渉することができません。芸能人のサインが高額転売されているのが分かりやすいかもしれませんね。
もし仮にサインNFTが転売された場合、サインを書いた本人にもお金が届く仕組みがあります。
一度NFTを販売したら、永続的な収益が見込めるというわけです。
NFTを転売して稼ぐ
購入したNFTを転売することでも稼げます。
というのも、NFTは現実世界とは違って、転売行為が一切禁止されていません。
値上がりが期待できるNFTを安く買って高く売る。その差分の利益で稼ぐことができます。
NFTの転売方法は、一般的な転売・せどりと同じです。例えば10万円で買ったNFTを20万円で売れたら、10万円の利益を得られるといった形で稼ぎます。
NFTが出品されているマーケットプレイスがあるので、そこで売買を行いましょう。
非代替性トークンと称されるNFTは、「デジタルデータの転売」を可能にし、その市場は広がっています。
「小学生が描いた絵が300万円で売れた」「最高落札額は75億円」など、大きな利益になる可能性を秘めたNFT。
本記事では、そんなNFTを転売して利益を得る方法を、初心者向けに解説します。
NFTゲームをプレイして稼ぐ
ゲーム内で獲得したNFTを売買することで利益を得られます。
ブロックチェーンゲームはNFTが採用されているものが多く、ゲーム内のNFTキャラクターやアイテムを二次販売できるようになっています。
ほかにもNFTを保有してゲームをプレイすると仮想通貨を稼げるゲームもあります。「PROJECT XENO」や「STEPN」などのNFTゲームが人気です。
NFTゲームには初期費用が必要な場合があります。よく調べておきましょう。
→NFTゲームのおすすめランキングはこちら
(参考)NFTブログで稼ぐ
少し毛色は変わりますが、NFTに関するブログを書くことで収益を得る方法もあります。
ブログに広告を貼り、ASPというサービスを経由して報酬を受け取る仕組みです。
厳密に言うとNFTで稼いでいるわけではありませんが、ひとつの選択肢として覚えておいてもいいかもしれません。
NFTで稼いだ事例
NFTは破格の価格で取引されることがあります。
その時時の状況によってどれだけ稼げるかは変わりますが、参考に見てみましょう。
1枚の絵が600万円になった事例
イラストレーターさいとうなおきさんはNFTアートを販売し、600万円も稼ぎました。
さいとうなおきさんは、「ポケットモンスター」や「ポケモンカード」のイラスト担当として有名な方です。
デザインが優れているのはもちろんのこと、「さいとうなおきさんの作品だから買いたい・・・!」と思うファンがいることも高値が付いた理由の1つでしょう。
なお、ポケモンカードはNFT化もされるようになっています。
大学生の自撮り写真が1億円を超えた事例
インドネシアの大学生ゴザリ氏は自撮り写真をNFTとして販売。
売り上げの合計は1億円を超えました。
1度有名シェフに購入されたのがきっかけに、爆発的に注目を集めました。当の本人もその状況に驚きを隠せなかったようです。
VR作品が1,300万円になった事例
VRアーティストせぐちあいみさんのVR作品が、約1,3000万円で落札されたのも有名な事例です。
せきぐちさんはVR空間に3Dアートを描くなど、アート制作やライブペインティングでステージ講演などでも活躍されています。
クリエイターたちにとっては、これほどの活躍を見ると勇気が湧くのではないでしょうか。
小学生の自由研究が240万円になった事例
小学生が夏休みの自由研究で描いたアートが、240万円ほどで落札されました。
作品を購入したのは世界的に有名なDJであるスティーブ・アオキ氏。「作品に才能を見出して今後の伸びしろに投資した」と言われています。
この作品を作成した小学生の売上は、3,000万円以上にまで伸びているとのこと。
NFTで稼ぐための準備
NFTで得た売上は、いったん暗号資産で受け取ることになります。これはNFTがデジタルデータでやり取りされており、暗号資産のブロックチェーン技術を使っているためです。
まずはじめに国内取引所とウォレットを準備します。
- 国内の暗号資産取引所の口座
- メタマスクウォレット
国内暗号資産取引所の口座があれば、NFTで稼いだ暗号資産を日本円に変換できます。
おすすめの取引所は、手数料無料の「ビットポイント」です。口座を持っていない人に向けたキャンペーンをたびたび開催しているので、お得に口座を開設できます。
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メタマスクウォレットは、NFTを管理するためのネットのお財布のようなものです。メタマスクに暗号資産を入れたり、NFTを保有したり出来ます。
→メタマスクの開設方法をていねいに解説
取り急ぎ上記2つがあればNFT取引を始められるので、興味がある方は準備しておくとよいでしょう。
NFTで稼ぐコツ
NFTで稼ぐ方法は、以下の3つです。
- NFTを学んでトレンドを掴む
- 売れている作品をリサーチする
- 成功している人を参考にする
NFTを学んでトレンドを掴む
NFTは始まって間もない市場です。
そんな中でも利益を得ていくためには、やはり勉強してトレンドを察知する力をつける必要があります。
とはいっても、はじめは「NFTに関する本を1冊読んでみる」「少額の作品を1つ買ってみる」ような小さなことからでもOKです。
数千円ほどで買えるNFTアートもたくさんあります。
NFTはまだ新しい分野で他の人も探り探りでやっている様子が伺えるので、早いうちから始めて見ると先行者利益が得られるかもしれません。
売れている作品をリサーチする
人気が出て高値がついているNFTには、何かしらの要因があります。
例えば、以下のような特徴を持っていることが考えられます。
- 購入者にメリットがある
- コンセプトが明確
- SNSを上手く活用している
- トレンドを押さえている
- 優れたマーケティング
このような特徴を持ったNFTは今後値上がりする、または売買が盛んに行われるほど人気になる可能性があるでしょう。
成功している人を参考にする
すでにNFTで成功している方を参考にするのも、稼ぐ上で非常に重要です。
マネをすれば、自分も上手くいきやすくなるから。
具体的には、以下のような参考の仕方がおすすめです。
- ブログなら稼いでいる人の記事を全て読み込む
- ゲームなら何を選んでプレイしているかを真似る
- 転売なら稼いでいる人が注目しているNFTを調べる
NFTで稼ぐ前に確認したい注意点
NFTで稼ぐ前に、以下の3つの注意点を確認しておきましょう。
- NFTにはガス代がかかる
- パスワードは大切に保管する
- 詐欺の被害が多い
NFTにはガス代がかかる
NFTの取引をする際には、ガス代と呼ばれる手数料が発生します。
ガス代はNFTに使われているブロックチェーンの利用にかかる費用のようなものです。
ガス代は常に変動し、日にちや時間帯によっても異なります。
また、ブロックチェーンの利用者が増えることで高騰するケースも。
数秒単位で違ってくるので、安くなっているタイミングでの取引をなるべく意識すると良いでしょう。
パスワードは大切に保管する
NFTを購入するためのウォレットには、シークレットリカバリーフレーズや秘密鍵などの重要情報があります。
これは他の人に聞かれても決して教えてはいけません。
聞かれた時点で詐欺だと判断してください。
また、スクリーンショットなどでオンライン上に保管していても、盗まれることがあります。
そのため、紙などに手書きでメモし、無くさないよう保管しましょう。
詐欺の被害が多い
NFTの世界では詐欺の被害が多く見られます。
その理由としては、まだ新たな市場で法整備が整っていないことが考えられます。
ただ、「ウォレットを複数に分ける」「ハードウェアウォレットを使用する」など対策法は豊富です。
面倒くさがらず、NFTを守るためにできる努力は怠らないようにしてください。
NFTの稼ぎ方まとめ
本記事では、NFTの稼ぎ方についてを初心者向けに解説してきました。
NFT市場は拡大の見通しが発表されており、最近は大手企業が参入することも増えてきました。
今後ますますNFT市場は発展していくことが予想されるので、先行者利益を狙うにはまだ遅くはありません。
もちろんNFTは稼ぐことが全てではありませんが、収益源を増やすという観点から考えてみるのも悪くないでしょう。
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