仮想通貨リスク(LSK/Lisk)は終わった?特徴・チャート・将来性について解説
仮想通貨リスク(LSK/Lisk)とは?
リスク(LSK/Lisk)は、分散型アプリケーションの構築を目的としたプラットフォームです。
2016年にMax Kordek氏とOliver Beddows氏によって、開発・稼働しました。
分散型アプリケーションとは、ブロックチェーンを基盤としたアプリケーションを指します。
従来の中央集権的に管理されるアプリではなく、分散管理を特徴とするアプリです。
「Lisk」がブロックチェーンを指すのに対し、「LSK」は仮想通貨を指します。
ブロックチェーン名称 | Lisk |
通貨シンボル | LSK |
1枚あたりの価格 | 105.00円 |
時価総額 | 約135億円 |
時価総額ランキング | 188位 |
発行体 | Lisk Foundation |
最大供給量 | 上限なし |
購入できる主な取引所 | bitFlyer(ビットフライヤー) BitTrade(ビットトレード) Coincheck(コインチェック) OKcoinjapan(オーケーコインジャパン) |
公式サイト | https://lisk.com/ |
公式SNS | Twitter:https://twitter.com/LiskHQ discord:https://discord.com/invite/7EKWJ7b telegram:https://t.me/Lisk_HQ |
仮想通貨リスク(LSK/Lisk)5つの特徴
リスク(LSK/Lisk)には、以下の特徴があります。
- コンセンサスアルゴリズムはDPoS(Delegated Proof of Stake)を採用
- JavaScript(ジャバスクリプト)でブロックチェーンアプリケーションを作れる
- ステーキング機能
- サイドチェーンの採用
- 発行枚数上限は設定されていない
コンセンサスアルゴリズムはDPoS(Delegated Proof of Stake)を採用
リスク(LSK/Lisk)が採用するコンセンサスアルゴリズムは、DPoS(Delegated Proof of Stake)です。
ビットコイン(BTC)などのPoW(Proof of Work)とは違い、リスク(LSK/Lisk)の保有者が投票で取引の承認者を選びます。
選ばれた101人の承認者が取引を確認し、報酬としてブロック生成時に発行するリスク(LSK/Lisk)を受領できる仕組みです。
また、DPoS(Delegated Proof of Stake)の用語を変更し、PoS(Proof of Stake)にすると公式で発表がありました。
用語を変更するだけで、仕組みに変更はありません。
JavaScript(ジャバスクリプト)でブロックチェーンアプリケーションを作れる
リスク(LSK/Lisk)は、JavaScript(ジャバスクリプト)を使用してブロックチェーンアプリケーションを構築可能です。
JavaScript(ジャバスクリプト)は、世界中で広く使われているメジャーなプログラミング言語であり、多くの開発者が既に習得しています。
以上により、リスク(LSK/Lisk)での分散型アプリケーション開発へ、簡単に参加可能です。
ステーキング機能
リスク(LSK/Lisk)では、ステーキングによる報酬獲得が可能です。
ステーキングとは、仮想通貨を保有し、ブロックチェーンネットワークに参加・貢献するシステムを指します。
従来、仮想通貨の利益は購入価格より高く売るのが主流でしたが、ステーキングを利用すると、保有するだけで収益を得られます。
国内取引所のCoincheck(コインチェック)やbitFlyer(ビットフライヤー)では、リスク(LSK/Lisk)ステーキングサービスが提供されていました。
2023年8月時点では両取引所のステーキングサービスは停止しており、再開時期は未定です。
サイドチェーンの採用
リスク(LSK/Lisk)は、メインチェーンの負担を軽減するサイドチェーンを採用。
メインチェーンにすべての情報を一つのチェーンに記録する場合、処理速度やセキュリティに問題が発生する可能性があります。
以上の問題に対してリスク(LSK/Lisk)はサイドチェーンを採用し、メインチェーンを補助しつつ柔軟な拡張やアップデートが可能です。
また、サイドチェーン上でのトラブルが発生した場合でも、メインチェーンに影響を与えずに対応できます。
発行枚数上限は設定されていない
リスク(LSK/Lisk)は、通貨の発行枚数に上限がありません。
たとえばビットコイン(BTC)などは、発行上限が2,100万枚と決まっており、通貨の希少性や価値を保つ要因となっています。
しかし、リスク(LSK/Lisk)の場合、DPoS(Delegated Proof of Stake)のプロセスを通じて新たに通貨が発行され続ける仕組みです。
2023年8月時点では、約1億4千万枚が発行されています。
過去には1ブロックあたり5LSKを発行していましたが、徐々に減らす仕組みによって、現在では1ブロックあたり1LSKの発行です。
仮想通貨リスク(LSK/Lisk)は終わった?価格動向・チャートを解説
リスク(LSK/Lisk)の価格を見て、不安に感じる方もいるかもしれません。
価格がどのように変動してきたのか、過去の動きを詳しく見ていきましょう。
リスク(LSK/Lisk)の価格は、過去数年間で大きく変動しています。
2016年2月に新規通貨の公開・販売であるICO(イニシャルコインオファリング)を実施しました。
2017年3月には12円台にまで下落し、2018年2月には3,500円台まで価格が上昇。
要因は、仮想通貨市場全体の「バブル」ともいわれている高騰期と、リスク(LSK/Lisk)のリブランディングが重なった結果と考えられます。
しかしその後、価格は再び下落。
2020年1月には60円台まで落ち込みましたが、同年5月には800円台まで価格が回復しました。
その後の価格は再び下落し、2023年8月時点での価格は102円です。
リスク(LSK/Lisk)の価格変動は、
- 市場の動き
- リスク(LSK/Lisk)の開発やサービスの変更
- 取引所の対応
など、さまざまな要因に影響されています。
仮想通貨リスク(LSK/Lisk)のロードマップ・将来性
ブロックチェーンプロジェクトの開発ロードマップは、将来性を判断する上で重要な要素です。
リスク(LSK/Lisk)の歩んだ道と、今後の展望について見ていきましょう。
2023年8月時点では、ロードマップの6段階のうち4段階を終え、フェーズサファイアに位置しています。
- フェーズクオーツ (2016年01月01日〜2016年05月24日)
- フェーズアンバー (2016年5月24日~2018年8月16日)
- フェーズルビー (2018年8月16日~2019年7月23日)
- フェーズエメラルド (2019年7月23日~2021年8月21日)
- フェーズサファイア(2021年8月21日〜継続中)
- フェーズダイヤモンド (未着手)
リスク(LSK/Lisk)は、ブロックチェーンプラットフォームとしての完成を目指し開発を進めています。
フェーズサファイアでは、最終的にリスク(LSK/Lisk)プラットフォームの正式なローンチを予定中です。
さらに、フェーズダイヤモンドでは、リスク(LSK/Lisk)の相互運用性強化により、他のブロックチェーンと連携可能になります。
仮想通貨リスク(LSK/Lisk)が買える取引所の紹介
リスク(LSK/Lisk)を買える取引所と、購入方法について紹介します。
2023年8月時点では、以下の取引所でリスク(LSK/Lisk)を購入可能です。
- bitFlyer(ビットフライヤー)
- bittrade(ビットトレード)
- Coincheck(コインチェック)
- OKcoinjapan(オーケーコインジャパン)
とくに、Coincheck(コインチェック)は、
- 大手マネックスグループによる運営
- 評価の高いスマホアプリ
- シンプルな設計で初心者でも簡単操作
以上の理由でおすすめです。
Coincheck(コインチェック)の詳しい情報や、口座開設方法などについては、以下を参考にしてください。
しかし、コインチェックアプリのダウンロード数は国内No.1※と知名度も高いので、口座開設を検討している方は多いでしょう。ビットコインを500円から買えるので、初心者でも始めやすいメリットもあります。
そこで今回は、Coincheck(コインチェック)の手数料や評判・口コミについて徹底的に解説します。ビットコインやイーサリアムなど仮想通貨投資を始めたい方は要チェックです。
また、リスク(LSK/Lisk)を購入する手順は以下のとおりです。
- Coincheck(コインチェック)の口座を開設する
- ネットバンキングなど利用して日本円を入金する
- Coincheck(コインチェック)のメニューから、「販売所」を選択して、リスク(LSK/Lisk)を購入
以上でリスク(LSK/Lisk)を購入できます。
仮想通貨リスク(LSK/Lisk)のまとめ
リスク(LSK/Lisk)の大きな特徴として、メジャーなプログラミング言語であるJavaScript(ジャバスクリプト)を使える環境にあります。
JavaScript(ジャバスクリプト)を使ってきた開発者が、容易に分散型アプリケーションを開発可能です。
リスク(LSK/Lisk)は、まだ未完成なブロックチェーンですが、着実に開発を進めています。
将来的には相互運用性の向上により、ほかのブロックチェーンとも連携が可能となる予定です。
画像・データ出典:リスク(LSK/Lisk)公式サイト
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