NFTの稼ぎ方4選 初心者向けにわかりやすく解説
NFTとは?
NFT (Non-Fungible Token:非代替性トークン)とは、一言で言うと「替えがきかないデジタルデータ」のことです。
ブロックチェーンという技術を用いることで、固有のアドレスが割り振られ、唯一無二の存在を証明しているのがNFT。
以前までは、デジタルデータのコピーは容易に行われていたので、なかなか価値が付きにくい状況にありました。
しかし、ブロックチェーン技術は非常に高度で、偽造や改ざんができないようになっています。
NFTによって、デジタルデータの固有性が担保され、資産価値が付くチャンスが増えるきっかけとなったというわけです。
NFTで稼げる仕組み
NFTで稼ぐ方法は主に4種類。
- NFTの販売
- NFTの転売
- NFTゲームのアイテム、キャラクター売買
- NFTをテーマにしたブログでの広告収益
それぞれの手法における稼げる仕組みを簡単に表にまとめると、以下の通りです。
稼ぎ方 | 稼げる仕組み |
NFTの販売 | 作ったNFT作品を販売する |
NFTの転売 | NFTを安値で買って高値で売る |
NFTゲームで仮想通貨を稼ぐ | NFTのゲームをプレイして仮想通貨で稼ぐ |
NFTをテーマにしたブログでの広告収益 | NFTの記事から広告収入をもらう |
どれもNFTの世界ではメジャーな方法で、月に数百万稼いでいるプレイヤーもざらにいます。その中には、NFTで稼いだ収益だけで暮らす人も。
いまやNFTは本業の収入に匹敵するレベルで稼いでいる人もおり、その収益性の高さはたびたび話題を集めます。
NFTで稼ぐ方法
NFTで稼ぐ方法は、以下の4つです。
- NFTアートを販売して稼ぐ
- NFTを転売して稼ぐ
- NFTゲームをプレイして稼ぐ
- NFTブログで稼ぐ
それぞれについて1つずつ見ていきます。
NFTアートを販売して稼ぐ
NFTではデジタルアートや写真、音楽などを販売することができます。
初心者でも簡単に作成できるアプリもあり、自分の才能やアイデアを活かしての制作が可能です。
過去には小学生の自由研究で作ったアートが300万円以上で売買された事例もあり、飛翔に夢のある世界といえます。
また、NFTアートは通常のデジタルアートとは異なり、転売されるたびにロイヤリティという手数料を受け取ることができます。
そのため、最初誰かに売れた後は、継続的な収益化も見込めるというわけです。
NFTを転売して稼ぐ
購入したNFTを転売することでも稼ぐことができます。
というのも、NFTでは現実世界とは違って、転売行為が一切禁止されていません。
よって値上がりが期待できそうなNFTを安く仕入れて、高値で売るといった稼ぎ方がOKになります。
やり方は一般的な転売・せどりと同じで、例えば10万円で買ったNFTを20万円で売れたら、10万円の利益を得られるといった形で稼いでいきます。
ただ、無計画にNFTを買っていくだけでは失敗するリスクが大きいので、きちんとTwitterやDiscordなどを活用して情報は集めましょう。
NFTゲームをプレイして稼ぐ
珍しく感じるかもしれませんが、NFTはゲームを使った稼ぎ方も可能です。
NFTを使ったゲーム内でアイテムやキャラクター、通貨などを獲得し、現実世界で売買することで収益を上げられます。
また、優れた結果を残すと、大きく仮想通貨を稼げるゲームもあります。
有名どころで言うと、Axie InfinityやSorare、STEPNなどのNFTゲームが人気です。
ただし、NFTゲームには初期費用が必要な場合もあるので、きちんと調べてから始めることをおすすめします。
→NFTゲームのおすすめランキングはこちら
NFTブログで稼ぐ
転売やゲーム以外にも、NFTに関するブログを書くことで収益を得る方法もあります。
ブログに広告を貼り、ASPというサービスを経由して報酬を受け取る仕組みです。
難しそうに感じる方も多いかもしれませんが、初心者から始めて稼がれている方も実際少なくありません。
また、ブログ運営にかかる費用は月1,000円ほどと、比較的安く運用できます。
継続が大変な部分はありますが、上手くいったときの爆発力が凄まじい稼ぎ方といえるでしょう。
NFTで稼ぐコツ
NFTで稼ぐ方法は、以下の3つです。
- NFTを学んでトレンドを掴む
- 売れている作品をリサーチする
- 成功している人を参考にする
それぞれについて1つずつ見ていきます。
NFTを学んでトレンドを掴む
NFTはまだまだ始まって間もない市場です。
そんな中でも利益を得ていくためには、やはり勉強してトレンドを察知する力をつける必要があります。
とはいっても、はじめは「NFTに関する本を1冊読んでみる」「少額の作品を1つ買ってみる」ような小さなことからでもOKです。
数千円ほどで買えるNFTアートもたくさんあります。
ただ、新しい分野でまだ詐欺が多いので、注意しながら触っていきましょう。
売れている作品をリサーチする
人気が出て高値がついているNFTには、何かしらの要因があるはずです。
この要因が分かるようになると、稼げる確率がグッと上がります。
例えば、以下のような特徴を持っていることが考えられます。
- 購入者にメリットがある
- コンセプトが明確
- SNSを上手く活用している
- トレンドを押さえている
- 優れたマーケティング
こういったNFTは今後伸びていく、またはすでに売買が盛んに行われるほど人気の可能性が高いです。
ご自身のNFT販売・転売でも取り入れられそうであれば、知っておいて損はないかと。
成功している人を参考にする
すでにNFTで成功している方を参考にするのも、稼ぐ上で非常に重要です。
なぜなら、ある程度マネをすれば、自分も上手くいきやすくなるから。
具体的には、以下のような参考に仕方がおすすめです。
- ブログなら稼いでいる人の記事を全て読み込む
- ゲームなら何を選んでプレイしているかを真似る
- 転売なら稼いでいる人が注目しているNFTを調べる
とはいっても、すべて内容までマネしてしまうことは絶対にやめてください。
あくまで大枠だけ参考にする程度にしましょう。
NFTで稼いだ事例
ここからは、NFTで稼いだ事例を紹介していきます。
1枚の絵が600万円になった事例
イラストレーターさいとうなおきさんはNFTアートを販売し、600万円も稼ぎました。
さいとうなおきさんは、「ポケットモンスター」や「ポケモンカード」のイラスト担当として有名な方です。
デザインが優れているのはもちろんですが、さらにその認知度も高値が付いた理由の1つだと考えます。
大学生の自撮り写真が1億円を超えた事例
インドネシアの大学生ゴザリ氏は自撮り写真をNFTとして販売し、売り上げの合計が1億円を超えました。
1度有名シェフに購入されたのがきっかけで、注目を集めて爆発的な盛り上がりを見せました。
当の本人もその状況に驚きを隠せなかったようです。
VR作品が1,300万円になった事例
VRアーティストせぐちあいみさんのVR作品が、約1,3000万円で落札されたのも有名な事例です。
せきぐちさんは他にもVR空間に3Dアートを描くなど、アート制作やライブペインティングでステージ講演をして活躍されたりもしています。
クリエイターたちにとっては、これほどの活躍を見ると勇気が湧くのではないでしょうか。
小学生の自由研究が240万円になった事例
なんと小学生が夏休みの自由研究で描いたアートが、240万円ほどで落札されました。
しかも購入者は世界的に有名なスティーブ・アオキ氏。
小学生の作品には才能があり、今後の伸びしろに投資したとも言われています。
また、小学生は現在トータルで3,000万円以上にまで売り上げを伸ばしているそうです。
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NFTで稼ぐ前に確認したい注意点
NFTで稼ぐ前に、以下の3つの注意点を確認しておきましょう。
- NFTにはガス代がかかる
- パスワードは大切に保管する
- 詐欺の被害が多い
NFTにはガス代がかかる
NFTの取引をする際には、ガス代と呼ばれる手数料が発生します。
ガス代はNFTに使われているブロックチェーンの利用にかかる費用のようなものです。
ガス代は常に変動し、日にちや時間帯によっても異なります。
また、ブロックチェーンの利用者が増えることで高騰するケースも。
数秒単位で違ってくるので、安くなっているタイミングでの取引をなるべく意識すると良いでしょう。
パスワードは大切に保管する
NFTを購入するためのウォレットには、シークレットリカバリーフレーズや秘密鍵などの重要情報があります。
これは他の人に聞かれても決して教えてはいけません。
聞かれた時点で詐欺だと判断してください。
また、スクリーンショットなどでオンライン上に保管していても、盗まれることがあります。
そのため、紙などに手書きでメモし、無くさないよう保管しましょう。
詐欺の被害が多い
NFTの世界では詐欺の被害が多く見られます。
その理由としては、まだ新たな市場で法整備が整っていないことが考えられます。
ただ、「ウォレットを複数に分ける」「ハードウェアウォレットを使用する」など対策法は豊富です。
面倒くさがらず、NFTを守るためにできる努力は怠らないようにしてください。
NFTで稼ぐための準備
NFTで得る収益は、基本的には暗号資産(≒仮想通貨)となります。そのため、暗号資産を受け取るための口座やお財布(ウォレット)が必要です。
以下、2点についてはあらかじめ準備しておくとよいでしょう。
- 国内の暗号資産取引所の口座
- メタマスクウォレット
国内暗号資産取引所の口座があれば、NFTで稼いだ暗号資産を日本円に変換できます。
おすすめの取引所は、手数料無料の「ビットポイント」です。口座を持っていない人に向けたキャンペーンをたびたび開催しているので、お得に口座を開設できます。
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メタマスクウォレットは、NFTを管理するためのネットのお財布のようなものです。メタマスクに暗号資産を入れたり、NFTを保有したり出来ます。
→メタマスクの開設方法をていねいに解説
取り急ぎ上記2つがあればNFT取引を始められるので、興味がある方は準備しておくとよいでしょう。
NFTの稼ぎ方まとめ
本記事では、NFTの稼ぎ方についてを初心者向けに解説してきました。
NFT市場は拡大の見通しが発表されており、最近は大手企業が参入することも増えてきました。
今後ますますNFT市場は発展していくことが予想されるので、先行者利益を狙うにはまだ遅くはありません。
もちろんNFTは稼ぐことが全てではありませんが、収益源を増やすという観点から考えてみるのも悪くないでしょう。
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