OpenSea(オープンシー)の出品方法【画像付き】|NFTのガス代も解説
OpenSeaで出品するために必要なもの
OpenSeaでNFTを出品するために必要なものは3つ。
- 売り出したいNFT作品
- 仮想通貨ウォレット(メタマスクなど)
- 仮想通貨取引所の口座
順番に解説するので、あらかじめ準備しておきましょう。
売り出したいNFT作品
OpenSeaで売買できるのは、NFTと呼ばれる代替不能なデータです。
Twitterでは「CryptPunks」のNFTアイコンをよく見かけますね。
デジタルデータであればほぼ何でもNFTにできるので、それらをOpenSeaに出品します。
特に人気のNFTは以下の通り。
- 絵(Art)
- ゲームデータ(Game)
- メンバーシップ(Membership)
- プロフィール画像(PFP)
- 写真(Picture)
- 音楽(Music)
出品自体は、どんなデジタルデータでも可能です。小学生が描いたドット絵のイラストに「380万円の価格」が付いたこともありました。
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仮想通貨ウォレット(メタマスクなど)
OpenSeaは仮想通貨ウォレットを接続することで利用できます。仮想通貨ウォレットとは「ネット上のお財布のようなもの」。
OpenSeaの利用自体はタダですが、NFTを出品したり買ったりするには仮想通貨が必要です。あらかじめウォレットの準備をしておきましょう。
おすすめのウォレットはメタマスク(MetaMask)です。OpenSeaでもメタマスクが推奨されています。
メタマスクはOpenSeaで利用できるほか、様々なNFTプロジェクトでも使えるウォレットです。
NFTを扱う上でメタマスクは必須。無料で作れるので、初めに作っておくのが良いでしょう。
→「メタマスクの始め方」はコチラの記事を参照。
仮想通貨取引所の口座
OpenSeaでNFTを販売して得られる収益は、仮想通貨で受け取ることになります。
仮想通貨を日本円に換金するには、仮想通貨取引所の口座が必要です。仮想通貨取引所は、NFT売買を行ううえで必須になるので最低限1~2つの口座を持っておくと良いでしょう。
おすすめの取引所は「BITPOINT(ビットポイント)」です。
ビットポイントは「仮想通貨の入出金が無料」なので、OpenSeaで得た利益をそのまま換金できます。
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OpenSeaでNFTを出品する方法
ここからは、OpenSeaで実際にNFTを出品・販売する方法を解説します。
OpneSeaでNFTを出品するまでの手順は4つ。
- OpenSeaにログイン
- コレクションを作成
- NFTアイテムを作成
- NFTアイテムを出品
画像付きでわかりやすく説明するので、順番に進めてみましょう。
①OpenSeaにログイン
まずはOpenSea公式サイトにアクセスして、画面右上のウォレットマークをクリックします。
するとウォレットの選択画面が表示されるので、接続するウォレットを選択してください。
ウォレット起動後に承認すると、OpenSeaにログインできます。
②コレクションを作成
OpenSeaにログインできたら、コレクションを作成しましょう。
コレクションとは、複数のNFT作品をまとめて陳列できる「作品集」のようなものです。本格的にNFT販売を行いたい方は、作成をおすすめします。
なお、コレクションを作らずにNFTアイテムを単品で出品したい方は、以下の「③NFTアイテムを作成」に進んでください。
コレクションを作成する方は、OpenSeaのホーム画面右上でアイコンマークをクリックして「マイコレクション」を選択しましょう。
続いて「コレクションを作成」をクリックしてください。
コレクションの作成画面では、以下項目を設定します。
- ロゴ画像:コレクションのアイコン画像
- 注目の画像(任意):プロモーションで使用される画像
- バナー画像(任意):上部に表示されるバナー画像
- 名前(必須):コレクションの名称
- URL:コレクションのURLをカスタマイズ
- 説明:コレクションの説明文
- カテゴリー:コレクションの該当カテゴリー
- リンク:自身のサイトやSNSのリンクを追加できる
必須項目は名前のみですが、その他の項目もできる限り設定しておくと、クオリティが高まります。
続いて、取引項目を設定していきましょう。
- クリエイター手数料:ロイヤリティと受取ウォレットを設定
- ブロックチェーン:NFT取引で使用するブロックチェーンを選択
- 支払いトークン:NFT売買で使用するトークンを選択(基本的にはETHで問題ありません)
クリエイター手数料では、自作のNFTが転売された時の著作料「ロイヤリティ」の設定ができます。
「住所を追加」を押すと入力欄が表示されるので、受取ウォレットのアドレスとロイヤリティの割合を入力しましょう。ロイヤリティは最大10%まで設定できます。
ロイヤリティは5%~10%に設定しているクリエイターが多いようです。
最後に、その他の任意情報を設定します。
- 表示テーマ:アイテムの表示方法を変更
- 露骨でセンシティブなコンテンツ:自身のNFTがセンシティブ(過激)なものに該当する場合はオンにする
すべての設定が終わったら、画面最下部の「作成」ボタンを押しましょう。
以上でコレクションの作成は終了です。
③NFTアイテムを作成
次に、NFTアイテムの作成手順を紹介します。
まずは、OpenSeaのホーム画面でアイコンマークをクリックして「作成(Create)」を選択してください。
作成画面を開いたら、下の画像の赤枠で囲っているエリアにNFT作品のファイルをドラッグ&ドロップしましょう。
続いて、アイテム情報を入力していきます。
- 名前(必須):NFTアイテムの名前
- 外部リンク:自身のウェブサイトのリンクなどを設定できる
- 説明:NFTアイテムの説明文
- コレクション:販売するコレクションを設定
- プロパティ:詳細欄に表示するテキストの情報
- レベル:プログレスバーで表示する数値の情報
- 統計:テキストで表示する数値の情報
アイテム購入者限定の機能を追加したい場合は「ロック解除可能なコンテンツ」をオンにすると設定できます。
※この機能は、アイテム購入者限定で特殊なアイテムを配布する、アクセスコードを発行するときなどに使用します。一般的な販売用途であれば、気にしなくて大丈夫です。
最後に、取引項目を設定します。
- 供給:Mint(発行)するアイテムの数量
- ブロックチェーン:取引で使用するブロックチェーンを選択
すべての設定が終わったら「作成」ボタンを押しましょう。
以上でNFTアイテムの作成は終了です。
④NFTアイテムを出品
ここからは、NFTアイテムの出品手順を解説します。
出品したいNFTアイテムの詳細画面を開き、右上の「販売」ボタンを押しましょう。
続いて、販売方法を以下の2種類から選択します。
- 固定価格:価格を決めて出品する
- 時間指定オークション:期間を設けてオークションを開催する
上記2つの販売方法は内容が異なるため、それぞれ別々に解説していきます。
固定価格で出品する手順
固定価格で出品する場合は、以下の設定を行いましょう。
- 出品価格と取引通貨(ETH・WETH)を設定
- 販売期間(1日間~6ヶ月)を指定
- まとめ売りや購入者指定などのオプション設定(任意)
最後に「リスティングの掲載を完了」を押すと、NFTアイテムの出品は完了です。
オークションで出品する手順
オークションで出品する場合は、はじめに販売形式を選択します。
- 最高入札者に販売:開始価格と期間を設定し、終了時点の最高入札者が落札する
- 価格下落制で販売:開始価格と終了価格を設定し、終了価格に買い手が付くまで価格が下落する
それぞれの価格や取引通貨、期間を設定したら「リスティングの掲載を完了」を押しましょう。
以上でオークションが始まります。
OpenSeaの出品はガス代が無料
OpenSeaでは、NFTの出品時にガス代(手数料)がかかりません。
実は、以前までは初回販売時に高額なガス代が発生していたのですが、現在は無料となっています。
ただしポリゴン(Polygon)チェーンでNFTアイテムを販売する時は、ガス代(MATIC)が必要です。
そのほか以下のようなケースでもガス代が発生するので頭に入れておきましょう。
- 購入オファーの受け入れ
- NFTの無償配布
- NFTリスティングのキャンセル
- メタデータの凍結
上記の予定がある方は、国内取引所でイーサリアム(ETH)を購入してメタマスクに送金しておきましょう。
ガス代はタイミングによって変動しますが、10,000円分ほど買っておけば事足ります。
まとめ
今回は、OpenSeaでNFTを出品する方法について解説しました。
OpenSeaはメタマスクさえ準備すれば誰でも利用できるので、簡単にNFTを出品できます。
さらにNFT出品時のガス代は基本的に無料なので、お金をかけずにNFTを発行できるのが魅力。
なお、NFTを販売した利益は仮想通貨で受け取ります。日本円への換金準備として、仮想通貨取引所の口座を開設しておきましょう。
おすすめはBITPOINT(ビットポイント)です。
BITPOINTは入出金手数料が無料なので、利益を減らさずに換金したい方は登録してみてくださいね。
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