日立製作所においてエンジニアの年収

日立製作所の特徴

日立グループは、創業時から「優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献する」という理念があり、社会イノベーションに挑戦し続けているのです。日立には、圧倒的な技術力、社会インフラの制御技術であるOT（Operational Technology）、最先端のデジタル技術であるITといった3つの力があり、モノづくりを進めています。

メタバースの可能性を探っている

日立製作所は2022年5月に、メタバースを産業分野に取り入れる可能性を探っていると発表しています。さらに、スタートアップへの投資や協業をおこなうことで新しいビジネスモデルを探す活動を進めているのです。

日立製作所におけるエンジニアの年収

大手企業である日立製作所におけるエンジニアの年収はどのようになっているのでしょうか。職業紹介サービスのindeedがまとめた情報によると、2023年現在で日立製作所のエンジニアの月収は39.3万円と全国平均を28%上回っており日本でも高額の年収を得られる会社といえます。

就業しているエンジニアの平均年収

indeedによると、日立製作所でのエンジニアの月収は39.3万円と全国平均を28％上回っている状況です。最低月収は15.7万円ですが、最高月収は73.4万円と実績やスキル、勤続年数などによって給与が上がる可能性があります。

エンジニアにはさまざまな職業があり、以下のように職業によっても年収が異なります。

職業	年収
システム開発	708万円
インフラエンジニア	704万円
データサイエンティスト	785万円
アプリケーションエンジニア	747万円
ソフト開発	665万円
セキュリティエンジニア	653万円
プロジェクトマネージャー	917万円
エンジニア	680万円
AI開発	863万円
パッケージ導入、システム導入	784万円

参考:indeed

以上のように平均年収は665万円から900万円を越えるケースもあり、ボーナスを含めて高額であるといえるでしょう。ソフト開発だけでも665万円あり、AI開発やパッケージ導入といった特殊なスキルが必要な業務であれば高額に、プロジェクト全体の責任者であるプロジェクトマネージャーであれば900万円を越えます。

近年需要が高まっているデータサイエンティストにおいても平均年収785万円と高額になっています。これらの職種は人材が不足していることから、経験やスキルによっては報酬が上がる可能性が十分にあるといえるでしょう。

業界全体の平均年収との比較

Indeedでは、日本のシステムエンジニアの平均給与も発表しています。平均基本給は月給で31万3,648円、年収では442万9,950円です。

職種ごとの平均月収は次のようになっています。

職種	平均月収
プログラマー	30万3,127円
システム開発	39万6,158円
ITエンジニア	26万7,161円
エンジニア	31万2,838円
Web・オープン系	41万5,065円
開発エンジニア	34万213円

参考:indeed

エンジニアの年収に影響する要因

エンジニアの年収はさまざまな要因によって影響されています。中でも影響されるのは次の2点です。

スキルや経験の有無
勤続年数

それでは、それぞれの要因について詳しくみていきましょう。

スキルや経験の有無

エンジニアが年収を上げるためにはスキルや経験の有無が大きく影響します。日立製作所では技術力が高いエンジニアに対して高い報酬を支払っていることから、エンジニアはモチベーションを保ちやすい環境となっています。一方でスキルや経験が十分でないエンジニアは、年収が低めに設定されているケースもあります。

勤続年数

日立製作所では長期的なキャリアプランを持ちキャリアアップを持つように推奨しているのです。そのため日立製作所で長期間にわたって就業することによって報酬が上がる可能性があります。そのため、入社時に十分な経験やスキルがなく、年収が思ったような金額でない場合でも経験を積んでスキルを重ねることで年収アップにつなげることが可能です。