仮想通貨XELS(ゼルス)とは?特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説

仮想通貨XELS(ゼルス)とは?特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説

仮想通貨XELS(ゼルス)とは?特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説

仮想通貨XELS(ゼルス)とは?

画像出典:XELS

XELS(ゼルス)は、東京と香港に拠点を置く企業が発行する、仮想通貨(暗号資産)です。

通貨を使用してカーボンクレジットを購入し、CO2などの温室効果ガスを削減した排出権を取得できます。

日本では、2030年度までにおこなう温室効果ガスの削減目標を、2013年度に比べて46%減少させると設定しています。

企業は温室効果ガスを削減する取り組みをしていますが、削減しきれない排出量に合わせてカーボンクレジットを購入し、排出量の一部を相殺しています。

カーボンクレジットの購入履歴はブロックチェーンに書き込まれるので、誰でも確認ができ、不正行為の予防が可能です。

通貨の基本情報は、以下の表で確認してください。

暗号資産名称 XELS
シンボル XELS
価格(2023年2月現在) ¥68
時価総額(2023年2月現在) ¥599,102,059
購入可能な主な取引所 MEXC, Bittrex global
公式サイト XELS
2023年2月現在 データ出典:coinmarketcap

仮想通貨XELS(ゼルス)がよくわかる4つの特徴

画像出典:XELS

ここでは、XELS(ゼルス)の特徴を4つにまとめました。

  • カーボンクレジットを購入する通貨
  • 不正や改ざんを防げる
  • 環境にやさしいブロックチェーンを採用
  • NFTを発行している

詳しく解説します。

カーボンクレジットを購入する通貨

XELS(ゼルス)は、CO2などの温室効果ガスを削減した排出権を購入する通貨です。

具体的には

  • 森林の保護
  • 省エネルギー
  • 再生可能エネルギー

などの活動をおこない、削減した温室効果ガスの量を数値化したものを、企業や個人で売買しています。

販売以外にも、カーボンクレジットの発行や無効化の手続きもおこなっており、すべての記録はWEBサイトで確認が可能です。

XELS(ゼルス)の価格はカーボンクレジットで使用する単位と1:1で固定されており、1トン分の排出権を購入した場合は、大気中から1トン分の温室効果ガスが削減されます。

不正や改ざんを防げる

XELS(ゼルス)を使用して購入したカーボンクレジットの記録は、すべてブロックチェーンに書きこまれます。

ブロックチェーンに記録した履歴は、書き換えることができないので、不正や改ざんの予防が可能です。

カーボンクレジット市場は詐欺や汚職事件が多く

  • 品質の悪いクレジット
  • 偽造されたクレジット
  • クレジットの二重使用

など、多くの問題を抱えています。

XELS(ゼルス)は独自のブロックチェーンを採用することで、偽造されたクレジットの流通を防ぎ、販売済みのクレジットを確実に無効化しています。

環境にやさしいブロックチェーンを採用

XELS(ゼルス)の取引履歴は、XELS Chainという独自のブロックチェーンに記録されます。

XELS Chainは消費電力を抑えた方法で、通貨の取引履歴を証明するブロックチェーンです。

通貨の取引履歴を承認するマイニングでは、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)とPoW(プルーフ・オブ・ワーク)の2つの方法をかけ合わせ、消費電力を削減しています。

XELS(ゼルス)のマイニングには高性能のマシンは不要で、家庭用のパソコンでも参加が可能です。

NFTを発行している

XELS(ゼルス)は、カーボンクレジットを購入した証明として、NFTを発行しています。

NFTを所有することで

  • 購入したアドレス(ウォレットに付与される番号)
  • 購入量
  • 購入金額

これらの情報がウォレットの履歴に残り、誰でも見ることが可能です。

NFTは専用のマーケットプレイスで売買されており、企業だけでなく個人も気軽に購入できます。

カーボンクレジットを無効化(温室効果ガスと相殺)したあとは、NFTの所有権は譲渡されますが、購入履歴は残り続けます。

カーボンクレジットと紐付けられたNFTは、1度に複数枚発行できるので、ガス代(手数料)や消費電力の削減も可能です。

仮想通貨XELS(ゼルス)の今後の見通しと将来性

画像出典:XELS

XELS(ゼルス)のチャートを確認すると、2021年の12月に価格が大きく上昇しています。

画像出典:coingecko

2021年は、Bitcoin(BTC)を中心に、暗号資産(仮想通貨)全体の価格が上昇した年でした。

他の通貨と同じように、XELS(ゼルス)の価格も上がったと考えられます。

通貨の今後や将来性を予想する場合は、企業や国家がおこなう、環境問題解決の取り組みを見る必要があります。

2015年には国連のサミットで、持続可能な開発目標(SDGs)が全会一致で採択されました。

150を超える国連加盟国が参加し、世界中で環境問題解決のための取り組みがおこなわれています。

また、ブロックチェーンを使用して金融取引を効率化し、消費電力を削減するReFi(再生金融)という取り組みも増えてきました。

環境問題解決の意識が高まると、XELS(ゼルス)を使用する人も増え、通貨の価格が上がる可能性は高いです。

仮想通貨XELS(ゼルス)のまとめ

XELS(ゼルス)の特徴や今後の見通し、将来性を解説しました。

XELS(ゼルス)はカーボンクレジットを購入し、CO2などの温室効果ガスを削減した排出権を取得できる通貨です。

環境問題解決のための取り組みは世界中でおこなわれており、長期的に価格が上がる可能性があります。

XELS(ゼルス)は、国内の暗号資産取引所での取り扱いがありません。

XELS(ゼルス)に投資をする場合は、ビットポイント(BITPOINT)などの取引所で口座を開設し、海外の取引所へ通貨を送金して購入してください。

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