仮想通貨YGG(イールドギルドゲームス)の特徴や将来性を解説

仮想通貨YGG(イールドギルドゲームス)とは

YGGはブロックチェーンゲームを通じて、仮想通貨を稼ぐためのプレイヤーを集めたPlay to Earn(プレイトゥアーン)ギルドです。ブロックチェーンゲームにおけるギルドとは、お互いのサポートや共通の目的のために集まった組織的なプレイヤーの集まりのことです。

仮想通貨YGGの概要

仮想通貨名称	YGG(Yield Guild Games)
現在価格(2023年2月時点)	41.04円
時価総額	7,863,638,415円
発行上限枚数	1,000,000,000枚
公式サイト	https://yieldguild.io/

CoinMarketCap参照

対応しているブロックチェーンゲーム

YGGは2023年2月現在で、30種類のブロックチェーンゲームに対応しています。ブロックチェーンゲームとして有名なAxie Infinityから、今後注目のIlluviumなど多くのゲームに投資をしています。

YGGが対応しているブロックチェーンゲームの代表例

Axie Infinity
Illuvium
League of Kingdoms
The Sandbox
Splinterlands

仮想通貨YGG(イールドギルドゲームス)の特徴

YGGの特徴を3つ解説します。

DAO(分散型自律組織)
スカラシップ制度
仮想通貨YGGの豊富な利用用途

DAO(分散型自律組織)

YGGは特定の中央管理者がいないため、誰でも自由に参加が可能なDAOです。DAOの運営はDiscordで行われています。参加者がどのブロックチェーンゲームを行うか選択し、ブロックチェーンゲームに必要なNFTをみんなで管理し、報酬を分配します。ブロックチェーンを利用しているため、資産管理の透明性が高いことも特徴です。株式会社のようなトップダウン型の組織ではなく、参加者の意見が反映されるボトムアップ型の新しい組織体制です。

スカラシップ制度

ブロックチェーンゲームは、ゲームをするためにNFTを購入する初期投資が必要です。しかし、ブロックチェーンゲームが人気の東南アジアの発展途上国の国々では、初期投資が支払えない方が存在します。そこでYGGで導入されているのが、スカラシップ制度です。YGGのスカラシップ制度に申し込むことで、YGGで保有しているNFTを使用できます。そのため、初期投資不要でブロックチェーンゲームを始められます。

スカラシップ制度を利用した場合の報酬配分

スカラシップ利用者：70%
コミュニティマネジャー：20%
YGGコミュニティ：10%

仮想通貨YGGの豊富な利用用途

仮想通貨のYGGには、以下のような利用用途があります。

DAOの方針やルール変更の際の投票券
SushiSwapなどを利用したDeFi運用
トレード

YGGを保有することで、新時代の組織体制であるDAOの体験や新時代の金融であるDeFi運用が可能です。

仮想通貨YGG(イールドギルドゲームス)の価格動向

YGGは2021年7月21日に発行され、同年8月に最高価格1,132.25円を記録しました。同年の11月頃までは価格を維持していましたが、仮想通貨相場の下落に合わせて価格が低下しました。そして、2022年4月に海外NFTの盛り上がりが収まると価格がさらに下落し、現在の価格は41.04円です。

仮想通貨YGG(イールドギルドゲームス)の将来性

YGGで取り扱っているブロックチェーンゲームは2018年頃から開発が始まり、2021年の海外のNFTバブルで注目されたばかりの新しい分野です。YGGで取り扱っているIlluviumなどはまだベータ版がローンチされたばかりの状況です。ブロックチェーンゲームはまだまだこれから真価を発揮してくる段階のため、産業の成熟とともにYGGの価値の上昇の可能性があるでしょう。