楽天NFTとは?使い方・評判・手数料を徹底解説

楽天NFTとは?使い方・評判・手数料を徹底解説

楽天NFTとは?使い方・評判・手数料を徹底解説

楽天NFTとは?

出典:楽天NFT公式サイト

楽天NFTは、大手インターネット関連企業の「楽天グループ」が運営するNFTマーケットプレイスです。

NFTとは「非代替性トークン」の略称で、簡単に言うと「唯一無二の価値を持つデジタルデータ」を指します。NFTマーケットプレイスは、NFTを売買できるサイトのことです。

楽天NFTでは、アニメや音楽、スポーツなどのエンターテイメント関連のNFT作品が豊富に取り扱われています。

ユーザーはNFTを購入することはもちろん、購入したNFTを他のユーザに販売することも可能です。

手数料

楽天NFTは無料で利用できます。

しかし、個人間マーケットプレイスでNFTを売買する場合は、以下の手数料が発生します。

購入手数料 無料
販売手数料 商品価格の14%+税

購入者の手数料負担はありませんが、販売者は上記の手数料が自動で差し引かれるので注意しましょう。

なお、楽天NFTから日本円を出金する時にかかる手数料は以下のとおりです。

楽天銀行口座に出金(9,999円以下) 100円(税込)
楽天銀行口座に出金(10,000円以上) 無料
楽天銀行以外の銀行口座に出金 210円(税込)

楽天銀行に出金すると非常にお得なので、この機会に開設することをおすすめします。

基本用語

楽天NFTには、いくつかの基本用語があります。詳細は下記のとおり。

  • モーメント:画像や動画をNFTに変換したコンテンツ(作品)
  • トークン:シリアル番号ごとの所有権をあらわすデジタルデータ
  • パック:複数のモーメントをまとめた商品パック

簡単に言うと、モーメントはNFT作品、トークンはNFT作品の所有権と捉えて問題ありません。また、パックはNFT作品が入っている袋のようなものです。

これらの用語はサイト内で頻繁に出てくるので、わからなくなった時は上記の説明を読み返してみてください。

楽天NFTの特徴

楽天NFTの特徴は以下のとおりです。

  • 専門知識が必要ない
  • 日本円でNFTを購入できる
  • 楽天ポイントを使える
  • 国内IP・企業とのコラボが豪華
  • イーサリアム(ETH)決済にも対応

それぞれ見ていきましょう。

専門知識が必要ない

楽天NFTは、仮想通貨やブロックチェーンの専門知識がなくても利用できるのが特徴です。

後ほども詳しく解説しますが、楽天NFTではクレジットカードや楽天ポイントを使ってNFTを購入できます。

つまり仮想通貨を用意する必要が無いので、NFTの売買に慣れていない方でもスムーズに取引することが可能。

一般的なNFTマーケットプレイスは仮想通貨の知識がないと利用できませんが、楽天NFTであれば初心者の方でも問題なく利用できます。

日本円でNFTを購入できる

楽天NFTでは、クレジットカードを使って日本円でNFTを購入できます。

楽天IDに登録されているクレジットカードであれば問題なく利用できるので、普段から楽天でクレジットカード決済をしている人にとっては非常に便利です。

なお、支払いは一括払いのみとなっており、分割払いやリボ払いはできないので注意しましょう。

楽天ポイントを使える

楽天NFTでは、保有している楽天ポイントを使用してNFTを購入できます。

さらに、NFT購入時は商品代金の1%分の楽天ポイントが付与されるので、楽天経済圏を活用している人にとってメリットです。

楽天ポイントが貯まっている人は、NFTを購入を購入してみてはいかがでしょうか。

なお、使用できる楽天ポイントは50ポイント以上からで、期間限定ポイントは利用できません。

国内IP・企業とのコラボが豪華

楽天NFTは多くの国内IPや企業とコラボしており、魅力的なNFT作品が販売されています。

これまでにコラボした国内IPや企業の代表例は以下のとおり。

  • ウルトラマン
  • 楽天イーグルス
  • 日本郵便
  • 全日本プロレス
  • 新日本プロレス
  • ヴィッセル神戸

アニメやスポーツなどの幅広い分野とコラボしているため、多くのユーザーのニーズを満たしています。

今後もコラボ先は増加していく見込みなので、楽天NFTに登録して情報を待つことをおすすめします。

イーサリアム(ETH)決済にも対応

楽天NFTはクレジットカード決済やポイント決済だけではなく、仮想通貨のイーサリアム(ETH)決済にも対応しています。

イーサリアム決済の実装は2022年12月5日となっており、実装に際してキャンペーンも開催予定です。

ただし、イーサリアム決済には以下の注意点があります。

  • 仮想通貨ウォレットのMetamask(メタマスク)が必要
  • イーサリアム決済はショップでの購入のみ対応

上記の条件に問題がなければ、イーサリアムでNFTを購入してみましょう。

楽天NFTの使い方

楽天NFTの使い方を以下の項目に分けて紹介します。

  • 登録方法
  • NFTの購入方法
  • NFTの出品方法

画像付きでわかりやすく解説するので、ぜひ参考にしてください。

登録方法

楽天NFTに登録するためには、楽天の会員登録をする必要があります。登録がまだで済んでいない方は、今のうちに済ましておきましょう。

楽天の会員登録が完了したら、楽天NFTの公式サイトにアクセスして「ログイン・会員登録」をクリックしてください。

楽天会員のログインが求められるので、必要情報を入力してログインしましょう。

楽天会員のログインが完了したら、ニックネームを入力します。ニックネームは取引履歴で公開されるので、本名やメールアドレスなどは避けるようにしてください。

また、ニックネームを1度決定すると後で変更することはできません。

ニックネームを入力後、利用規約に同意して決定ボタンを押すと楽天NFTの登録は完了です。

NFTの購入方法

楽天NFTでは、2つのNFT購入方法があります。

  • ショップで購入
  • 個人間マーケットプレイスで購入

ショップでは、各企業がNFTパックを販売しています。購入手順は下記のとおり。

  1. ショップを選択
  2. 購入したいパックを選択
  3. 買い物かごに入れて決済する

なお、ショップで販売されているパックはすぐに売り切れてしまう傾向があります。購入したい場合は、事前に販売時間をチェックして購入の準備をしておきましょう。

続いて、個人間マーケットプレイスで他のユーザーからNFTを購入する手順を紹介します。

まずは楽天NFTのトップページで「個人間マーケットプレイス」を選択してください。

販売中のモーメント(NFT作品)が表示されるので、購入したいモーメントを選択しましょう。

モーメントの詳細画面を開いたら、購入ボタンを押します。

最後にトークン(シリアル番号)を選択し、買い物かごに入れて決済すれば購入完了です。

購入したNFTはマイコレクションに反映されます。

NFTの出品方法

保有NFTを出品する手順は、下記のとおりです。

  1. マイコレクションを開く
  2. 出品したいモーメントの詳細画面を開く
  3. 「出品する」をクリック
  4. 価格を設定する
  5. 利用規約に同意して出品ボタンを押す

以上で、NFTの出品は完了です。

なお、出品したモーメントがマーケットプレイスに反映されるまでに5分程度かかる場合があります。

楽天NFTの評判・口コミ

ここからは楽天NFTに関する評判・口コミを紹介します。

良い評判だけではなく悪い評判もしっかり紹介するので、利用する際の参考にしてください。

良い評判・口コミ

楽天NFTの良い評判として多かったのは「NFTをかんたんに購入できる」という点です。

一般的な通販サイトのように購入手順がシンプルなので、仮想通貨の知識がない人でも安心して利用できます。

また、「二次流通が活発で利益を得やすい」といった意見も目立ちました。

人気NFTを購入できれば高額で転売しやすいので、利益目的で参入するのもおすすめです。

悪い評判・口コミ

楽天NFTの悪い評判として見受けられたのが「手数料が高い」という意見です。

楽天NFTでは購入手数料はかかりませんが、販売時は商品代金の14%の手数料が発生します。

海外のNFTマーケットプレイスと比べるとやや高めに設定されているので、転売目的の人は注意しましょう。

また、「退会するとNFTデータが消えてしまう」といった点をデメリットに感じている意見もありました。

楽天NFTを退会すると、保有モーメントの視聴・再生などができなくなるので注意が必要です。さらに売上金も受け取れなくなるので、特に理由がない限りは退会しないようにしましょう。

楽天NFTの将来性と今後の見通し

楽天NFTの将来性について、以下の3つのポイントを解説していきます。

  • 国内NFT市場の拡大
  • 利便性の向上
  • グローバルマーケットへの進出

それぞれ見ていきましょう。

国内NFT市場の拡大

NFTは2021年ごろから世界的に急成長をとげた分野ですが、日本国内での認知度はあまり高くありません。

特に、NFTを保有している人の割合は3%程度と少ないため、NFT購入者を増やすことが急務となっています。

楽天NFTは初心者にもわかりやすい購入方法を提供しているので、NFTの購入ハードルを引き下げているのが特徴です。

国内のNFT市場が拡大していけば、楽天NFTのユーザー数も増加していくでしょう。

利便性の向上

楽天NFTは、2023年以降に個人でもNFTを発行・販売できるようなサービスを実装予定です。

2022年12月時点では個人がオリジナルのNFTを発行することはできないので、非常に待ち遠しい機能と言えます。

また、決済手段の多様化も考えており、現行のクレジットカード・楽天ポイント・ETH決済から決済手段がさらに増える予定です。

楽天NFTの利便性がより高まれば、ユーザーにとって理想のマーケットプレイスになることが期待できます。

グローバルマーケットへの進出

楽天NFTは国内向けのマーケットプレイスですが、今後はグローバルマーケットへの進出も視野に入れています。

海外のNFT市場はとてつもなく大きいので、マーケティング次第では多くのユーザーを獲得できるチャンスです。

楽天NFTがグローバルマーケットに適合できれば国内産NFTへの注目度が高まり、保有しているNFTを高値で売却できる可能性もあるでしょう。

楽天NFTに関するよくある質問

楽天NFTに関するいくつかの質問に対して回答します。

  • 購入をキャンセルすることはできる?
  • パックを開けられない時の対処法は?
  • モーメントの価格を途中で変更することは可能?
  • 楽天ポイントはいつ反映される?
  • 出品者とメッセージでやり取りすることはできる?

疑問点がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

購入をキャンセルすることはできる?

パック・モーメント共に決済完了後のキャンセルはできません。

身に覚えのない決済履歴がある場合は、クレジットカード会社に問い合わせましょう。

パックを開けられない時の対処法は?

パックの購入完了後、開封までに時間がかかる場合があります。

取引履歴のパックのステータスが「開封可能」になると、パックの開封が可能です。

モーメントの価格を途中で変更することは可能?

出品中のモーメントの価格は、途中で変更することができます。

変更するためには「マイコレクション」を開き、保有中トークンの編集ボタンを押してください。すると編集画面が表示されるので、価格を変更できるようになります。

なお、モーメントの出品価格は1日24回まで変更可能です。

楽天ポイントはいつ反映される?

NFT購入日から19日以内にポイントが確定し、20日後に反映されます。

ポイント確定日は楽天PointClubの「ポイント実績」からも確認することが可能です。

出品者とメッセージでやり取りすることはできる?

楽天NFTでは、出品者と直接やり取りすることはできません。

気になる点がある場合は、楽天NFTのカスタマーサポートに問い合わせましょう。

楽天NFTのまとめ

今回は楽天NFTの特徴や使い方、口コミなどを解説しました。

楽天NFTの登録にむずかしい手続きは一切必要なく、楽天の会員登録をしている方であれば誰でも利用できます。

また、クレジットカードや楽天ポイントでNFTを購入できるため、仮想通貨を用意する必要もありません。NFT購入時には楽天ポイントが貯まるので、お得にNFTを購入することができます。

NFTを簡単に購入してみたい方は、ぜひ楽天NFTを利用してみましょう。

The post 楽天NFTとは?使い方・評判・手数料を徹底解説 first appeared on Mediverse|暗号資産(仮想通貨)の専門メディア.

続きを見る(外部サイト)

Mediverseカテゴリの最新記事