仮想通貨sUSD(SUSD)とは?特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説
仮想通貨sUSD(SUSD)とは?
sUSD(SUSD)は、商品やサービスの決済手段として使用されるように設計されている仮想通貨です。
基本情報について以下の表にまとめました。
暗号資産名称 | sUSD |
シンボル | SUSD |
価格(2022年11月現在) | 141.06円 |
時価総額ランキング(2022年11月現在) | 332位 |
リリース | 2018年 |
購入可能な仮想通貨取引所 | KuCoin,Uniswap,Curve Financeなど |
公式サイト | https://synthetix.io/ |
なお、sUSD(SUSD)は国内取引所では取り扱われていません。取引したい方は海外取引所のKuCoin(クーコイン)を利用しましょう。
仮想通貨sUSD(SUSD)がよくわかる4つの特徴
sUSD(SUSD)の概要がよくわかる特徴を4つ紹介します。
- 米ドルの価格と連動したステーブルコイン
- Synthetix上で発行される合成資産
- ステーキングが可能
- ERC20規格のトークン
それぞれ見ていきましょう。
米ドルの価格と連動したステーブルコイン
冒頭でも述べたとおり、sUSD(SUSD)は米ドルの価格に連動したステーブルコインです。
そもそもステーブルコインとは価格の安定化を目的に設計されている仮想通貨のことで、米ドルなどの価値が裏付けられています。
つまり1SUSD=1USD(米ドル)の関係が成り立っており、基本的には価格上昇を目指すものではありません。
現在ではUSDT(テザー)やUSDC(USDコイン)などのステーブルコインが高い時価総額を誇っており、安定資産としてのニーズが高まっています。
なお、価格が安定しやすい側面があることから、sUSD(SUSD)は決済手段としても注目されているのが特徴です。
Synthetix上で発行される合成資産
sUSD(SUSD)は、Synthetixのプロトコルで発行される合成資産となっています。
Synthetixは、特定の金融商品と同等の価値を持つ「合成資産」を発行・取引できる分散型プラットフォームです。
Synthetixで発行される合成資産は「sUSD」をはじめ、「sEUR」や「sJPY」など先頭に「s」が付いています。
また、sUSD(SUSD)はSynthetixによって保証されているため、スリップページ(注文レートと約定レートの差)を回避して取引できるのも特徴です。
ステーキングが可能
Synthetixのプラットフォーム内では、sUSD(SUSD)のステーキング(発行)に対応しています。
具体的には、Synthetixの独自通貨であるSNXトークンを担保にすることでsUSD(SUSD)を発行できる仕組みです。
SNXトークンはBinance(バイナンス)やUniswapで入手できるので、ステーキングしたい方は購入しておきましょう。
なお、sUSD(SUSD)を発行する手順は以下のとおりです。
- Synthetix公式サイトにウォレットを接続する
- 「Staking」をクリックしてステーキング画面を開く
- 「MINT」を選択してステーキングを開始する
以上で、SNXトークンを担保にsUSD(SUSD)を発行することができます。
ERC20規格のトークン
sUSD(SUSD)は、イーサリアムブロックチェーンと互換性を持つERC20規格のトークンです。
そのため、Metamask(メタマスク)やMEW(MyEtherWallet)などのウォレットで管理できます。
また、ERC20トークン同士であればスワップ(交換)にも対応しているので、他の仮想通貨を入手したい時に便利です。
仮想通貨sUSD(SUSD)の今後の見通しと将来性
sUSD(SUSD)の今後の見通しとしては、ライバル通貨との差別化が重要になるでしょう。
2022年11月現在、sUSD(SUSD)は全ステーブルコインの中で時価総額ランキングが22位となっており、まだまだ高いとは言えません。
ステーブルコインは非常に多く存在するため、他にはない優位性を見出せるかどうかが今後のカギを握ります。
また、取引所への新規上場も注目ポイントです。現状、sUSD(SUSD)を取り扱っている取引所は9ヵ所のみなので、今後の新規上場に期待が集まります。
特にBinance(バイナンス)などの大手取引所に上場を果たせば、注目度アップにより価格も上昇するでしょう。
仮想通貨sUSD(SUSD)のまとめ
今回はsUSD(SUSD)の特徴や将来性について解説しました。
sUSD(SUSD)は、米ドルの価格に連動したステーブルコインです。Synthetixで合成資産として発行されており、SNXトークンを担保にしたステーキングに対応しています。
また、イーサリアムと互換性を持つERC20規格のトークンなので、Metamask(メタマスク)での管理が可能です。
sUSD(SUSD)を取引したい方は、大手海外取引所のKuCoin(クーコイン)を利用しましょう。
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