メタバースの求人を探す方法と必要なスキルとは? 未経験でもチャレンジできる!
メタバースの中で働く方法
まずはメタバースの中で働く方法について解説します。
メタバースの中の職種
最も多いのはイベント関連の業務ですが、実際の企業がメタバース内に設けた店舗での接客、販売の仕事もあります。
- 販売、接客
- イベント会場の案内
- 通訳
- ゲームイベントの進行係(ゲームマスター) など
またカフェやアパレルなど実店舗でのオンライン接客も増えています。メタバースではないものの、アバターを使って業務をするという点は同じです。
メタバースの中で働くために必要なもの
メタバースの中で働くためには、以下のものが必要です。
- 高速回線
- 専門スキル(接客、翻訳など)
メタバース内で業務を行うので、安定したネットワーク回線は必須です。VRヘッドセットが必要になるかどうかは求人によって異なるので、応募時に確認してみましょう。
スキル面では接客などの専門スキルが必要ですが、逆にいえばそれ以外は不要です。たとえばメイクや服装は自由ですし、ネット回線さえあればいつでもどこでも仕事ができます。
求人を探す方法
メタバース内での求人を探す方法を紹介します。
デジタルワーク専門求人サイト「メタジョブ」
メタジョブはメタバース内での仕事を含め、デジタルワークの求人を専門に扱っている求人サイトです。始まって間もないサービスですが、数時間単位の単発の仕事や中長期の仕事など希望する働き方にあわせて検索が可能です。
メタバースイベント主催会社のサイト
メタバースイベントを主催している会社で、イベント運営スタッフを募集していることがあります。参加したことがあるイベントがあれば、求人情報を探してみましょう。
メタバース業界への転職
続いてメタバース業界への転職です。
メタバース業界の職種
メタバース業界と言っても会社である以上、職種は一般的な会社とほとんど変わりません。
- エンジニア
- デザイナー
- イベントプランナー
- バックオフィス(人事、総務、経理、営業事務、CSなど)
- 営業 など
設立間もない会社も多いため、若くとも熱意や現職(または前職)の実績次第で事業責任者や人事部長など重要ポストの求人にチャレンジしやすい業界といえます。
メタバース業界への転職に必要なスキル
プログラミングなどITスキルがないと転職できないと思われるかもしれませんが、バックオフィス業務であれば未経験採用もあります。
デザイナー
3Dソフトを使用してのデザインスキルが必須です。
メタバース制作ではBlenderやUnityが使われることが多いですが、Unreal Engineなどゲーム制作に特化したソフトであっても経験があると有利になります。
システムエンジニア(インフラ、フロントエンドなど)
その会社の事業内容にもよりますが、PythonやC#などを使ったプログラミング技術が必要です。ハイスキルなだけでなく、インフラとフロントエンド開発の双方が可能であるなど、広い範囲での経験が評価されることもあります。
イベントプランナー、営業
モノではなく企画を売り込むため、プレゼン資料作成やプレゼン能力が必須です。またメタバースに集まる人の趣味や志向を考え、イベントの実績を分析するマーケティングの知識やスキルも歓迎されます。
イベントディレクター
オンラインイベントのプロデュース経験があればぴったりですが、プロダクトの制作進行管理やプロジェクトマネージャ経験でもOKというところもあります。チームワークの要となるため、コミュニケーションスキルが必須です。
バックオフィス(人事、総務、経理)
プログラミングスキルは不要ですが、ITリテラシーは必須です。IT業界の経験がない場合は、自己研鑽も兼ねてITパスポートなどの資格を取得しておくと良いでしょう。
共通するのは「メタバースへの興味」と「新しい技術への適応性」
メタバースは新しい事業領域であるため、日進月歩で情報が更新されていきます。興味を持てないと、変化の速さにストレスを感じてしまうでしょう。リモートワークやチャットでのコミュニケーションに慣れているか、慣れていけそうかといったところも重要です。
またスタートアップが多いので、特にバックオフィス部門は業務範囲が広くなりがちです。選考過程で業務内容を聞くことはもちろんですが、ある程度柔軟に対応できる力が必要です。
求人を探す方法
メタバース関連求人を探す方法を紹介します。
求人サイトで探す
求人サイトにもメタバース関連企業の求人が増えてきました。特にこの会社、と決めていない場合は、求人サイトを覗いてみることをお勧めします。
転職エージェントに登録する
ITスキルや業界経験など自分の適性に不安がある場合は、エージェントに登録してみましょう。
どのようなスキルが必要なのか、またどんな社風であれば転職が成功するのか、コンサルティングを通じて企業との橋渡しをしてくれます。
メタバースを運営している会社のサイトで探す
小さな企業では求人サイトに出稿していないこともありえます。気になるサービスがあれば、運営企業のサイトで求人情報を探すのもひとつの手です。
勉強会などで人脈を広げる
メタバースなどの勉強会などに参加して、企業の人に自分を売り込むのも戦略として有効です。ややハードルは上がりますが、お互いに理解を深めた上での転職になるのでミスマッチが起きにくい方法です。
まとめ
メタバースの求人について「メタバース内での仕事」と「メタバース業界での仕事」の2つを紹介しました。
メタバースによって働き方も大きく変わろうとしています。働きたくても働けなかった人、あるいは新しい世界に触れてみたい人には、メタバースの成長がチャンスになるはずです。
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