メタバースアバターとは?作り方や販売方法を解説
メタバースのアバターとは?
メタバースの文脈におけるアバターとは、メタバース内で利用する仮想的な自身のキャラクター・分身を指します。
アバターは、メタバース内において自身のアイデンティティを表すものになるので、メタバースのアバターに服を着せたり、アクセサリーを付けたりといった機能が見られます。
また、メタバースを展開するサービス・プラットフォームでは、アバター自体やアバターに着用する関連のアイテムが販売されていたり、ユーザーが作成・販売できるものが少なくありません。
これにより、ユーザーによるメタバース上の3Dアイテムの作成や販売などが盛んに行われているプラットフォームも見られます。
【無料】メタバースのアバターの作り方3選
これから、メタバースのアバターやそのアイテムの作り方について解説していきます。
主に無料でスタートできるものを中心にピックアップしたので、ぜひ気軽にアバターを作ってみてください。
The Sandox
The Sandboxは、ボクセルアートのメタバースとして著名なゲーム・プラットフォームです。
The Sandboxでは、著名なNFTクリエイターが作成したアバター(BAYCのYugaLabsなど)や、自身で作成したアバターを操作することが可能です。
また、The Sandbox上でプレイできるゲームの作成や、ボクセルアートのアイテムなども作成可能で、各アイテム(オブジェクト)はマーケットプレイスで売買可能になっています。
過去にMinecraft(著名なボクセルアートのゲーム)などをプレイした方にとっては、利用しやすいでしょう。
MakeAvatar
MakeAvatarは、4種類のテーマに沿ったアバターをかんたんに作成できるツールです。
系列のサービスに「XMarket」というマーケットプレイスも展開しており、アニメ・漫画などのIPホルダーとコラボした衣装などを購入したり、アバターに装着することも可能です。
MakeAvatarで作成したアバターは、各サービスと連携させ利用することが可能で、2022年10月時点で以下のようなサービスとの連携に対応しています。
- VRChat
- VARoid Hub
- THE SEED ONLINE
- DOOR
(一例)
MakeAvatarは、さまざまなサービスで利用できるアバターに特化したツールで、連携先となっているサービスをすでに利用しているといった方におすすめです。
Decentraland
Decentralandは、The Sandboxと並んで、最も人気のあるメタバース関連のプラットフォームの1つです。
Decentralandでは、自身のアバターを作成することが可能で、服やアクセサリーといったアイテムを作成・取引することもできます。
Decentraland上では、これまでサムスンなど著名な企業が仮想的な店舗を出店していたり、ノルウェー政府が税務署をオープンするといった活用も進んでいます。
メタバースのアバターや服を販売する方法
次に、メタバースのアバターや服を販売する方法について解説していきます。
メタバースのアバターや着用する服を使って利益を出す方法をチェックしていきましょう。
作成したデータを販売する
もっともベーシックな方法は、3Dアートのデータなどを取り扱うマーケットプレイスを利用し、販売するといった方法です。
ただし、3Dアートへの知識なども必要で、ハードルが高いことも少なくありません。
一方で、前述したDecentraland・The Sandboxのようなプラットフォームを利用すれば、気軽にアートを作成・販売することが可能です。(ただし販売は、各プラットフォームに縛られることがある)
人気のあるものを転売する
すでに、多数の利用者を抱えているメタバースプラットフォームのアイテムやゲーム要素などは、NFTで流通していることが少なくありません。
NFTで流通していることから、NFTマーケットプレイスなどで取引できます。
(NFTマーケットプレイスとは、NFTを売買するサービスのこと)
アバター自体やアバター周りのアイテムを作成した経験がないといった方は、こういったアイテムを転売していくことで、利益を出すことも可能です。
ただし、作成する場合とは異なって、損失が出る可能性も押さえておきましょう。
メタバースのアバターについてまとめ
この記事では、メタバースの中でもアバターに焦点を当てて、さまざまなポイントから解説していきました。
仮想空間を扱うメタバースにおいて、アバターは中心となるトピックの1つです。
今後も、メタバースのアバター関連のアートの作成や販売、二次流通などが盛り上がっていく可能性があるでしょう。
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