仮想通貨ビーム(Beam/BEAM)とは?特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説
仮想通貨ビーム(Beam/BEAM)とは?
暗号資産名称 | Beam(ビーム) |
シンボル | BEAM |
価格(2022年10月現在) | 25.69円 |
時価総額ランキング(2022年10月現在) | 561位 |
リリース | 2018年 |
購入可能な取引所 | Binance,Gate.io,MEXCなど |
公式サイト | https://beam.mw/ |
ビーム(BEAM)は、ユーザーのプライバシー保護に焦点をあてた機密性の高い仮想通貨です。
現在のブロックチェーン市場は分析技術が発展し、トランザクションの追跡が可能になることで引き起こされるプライバシー問題を抱えています。
ビーム(BEAM)はそんなユーザーの悩みを解決するために、さまざまな開発を行って機密性の高い仮想通貨取引を可能にしてきました。
以下で、さらに詳しい特徴を解説していきます。
仮想通貨ビーム(Beam/BEAM)がよくわかる5つの特徴
ビーム(BEAM)の特徴は下記の5つです。
- 匿名性と拡張性にすぐれた仮想通貨
- アドレスが特定されない送金システム
- デバイス別の専用ウォレットをリリース
- DeFiサービスを提供
- 大手取引所に上場済み
それぞれ見ていきましょう。
匿名性と拡張性にすぐれた仮想通貨
ビーム(BEAM)は、匿名性と拡張性(スケーラビリティ)にすぐれた仮想通貨です。
具体的には「Mimblewimble」という技術を導入し、プライバシーとスケーラビリティの両立を実現しています。
たとえばビットコイン(BTC)は、すべての送受信データが公開されているためプライバシーが守られていなかったり、取引数が多いときに送金詰まりが発生したりするスケーラビリティ問題を抱えています。
このような問題を一気に解決できるのがビーム(BEAM)であり、同様の問題を抱えているプロジェクトからの需要は高いです。
匿名性とスケーラビリティを同時に解決できる仮想通貨はめずらしいため、ブロックチェーン市場において希少な存在と言えるでしょう。
アドレスが特定されない送金システム
ビーム(BEAM)は、アドレスが特定されない送金システムを実現しています。
通常、仮想通貨を送金する際はウォレットアドレスを指定し、送金後もアドレスの情報はブロックチェーン上に残り続けます。
しかし、ビーム(BEAM)は「機密取引」という機能を導入することで、アドレス情報が特定できないシステムを構築しました。
具体的には、短期間だけ有効なコードを発行し、その情報を元に送金を行っています。発行されたコードは一定時間たつと消失するため、取引情報が特定されることはまずありません。
また、送金の金額を公開しなかったり、不要なトランザクションを取り除いたりしてデータ容量を小さくしているのも特徴です。データが軽いと処理スピードも速くなるため、スケーラビリティの向上を可能にしています。
デバイス別の専用ウォレットをリリース
ビーム(BEAM)は、デスクトップ型とモバイル型の専用ウォレットをそれぞれリリースしています。
デスクトップ型は「Windows・Mac・Linux」に対応しており、モバイル型は「iOS・Android」に対応済みです。
主要なデバイスにはほとんど対応していることから、ユーザーはどこでも気軽に専用ウォレットを利用できます。
専用ウォレットでは仮想通貨取引や資産管理が行えるため、気になる方はBeam公式サイトからダウンロードしてみましょう。
DeFiサービスを提供
ビーム(BEAM)は「BeamX」というDeFiサービスを提供しています。
DeFiは日本語で「分散型金融」を意味しており、従来の金融機関とは異なる「非中央集権型」の金融システムです。
BeamXでは、仮想通貨のブリッジやP2P取引、DEX(分散型取引所)などが展開されています。
DeFiは近年注目度が高まっている分野なので、DeFiサービスを提供しているビーム(BEAM)は今後もシェアを拡大していくでしょう。
大手取引所に上場済み
ビーム(BEAM)は、以下の大手取引所に上場を果たしています。
- Binance(バイナンス)
- Gate.io(ゲートアイオー)
- MEXC
特にBinanceは上場審査が厳しいことで有名なので、上場を果たしているビーム(BEAM)は信頼性や実用性の高さが証明されています。
なお、Bybit(バイビット)やFTXといった大手取引所にはまだ上場していないので、今後の動向に注目です。
仮想通貨ビーム(Beam/BEAM)の今後の見通しと将来性
ビーム(BEAM)の今後の見通しは「プライバシーに対する社会の動き」に左右されると考えられます。
現代社会では以前よりもプライバシーに関する問題意識が強まっており、さまざまなところで規制が進んでいます。
たとえばEU(欧州連合)は、多くの民族の人権を守るためのプライバシー規制としてGDPR(一般データ保護規則)を2018年5月に施行しました。
個人情報の取扱いについても世界中で議論がされているため、プライバシー問題は社会で大きな関心を集めています。
プライバシーに対する社会の動きがさらに強まっていけば、ビーム(BEAM)の需要も拡大して価格が上昇する可能性は大いにあるでしょう。
仮想通貨ビーム(Beam/BEAM)のまとめ
今回はビーム(BEAM)の特徴や今後の見通しについて解説しました。
ビーム(BEAM)は機密性の高い仮想通貨取引を可能にし、ユーザーのプライバシーを守ることが目的の仮想通貨プロジェクトです。
近年需要が増加しているDeFi(分散型金融)サービスも提供しているため、今後もシェアを拡大していくことが考えられます。
なお、ビーム(BEAM)は2022年10月現時点で国内の取引所では取り扱われていません。購入を考えている方は、大手海外取引所のBinance(バイナンス)に登録して取引してみましょう。
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