oasys(OAS)とは?特徴と購入方法を徹底解説
Oasys(OAS)とは?ゲーム向けのブロックチェーン
Oasysは、ゲームに焦点を当てたブロックチェーンや、関連のプロジェクト・プラットフォームの総称です。
現在のBCGは、障壁の高さ、特有の使いにくさなど、複数の課題が見られます。
題を解決するために、開発されているのがOasysです。
ネイティブトークン(プラットフォームの中心となるトークン)にOASを据えており、ステーキング・ガス代に対する支払いなどが想定されています。
gumiなど多数の企業参画!Oasysの特徴
これから、Oasysの特徴について以下のポイントから解説していきます。
- 利用者のガス代不要
- 複数のブロックチェーンを持つ構造
- 独自のトークン設計
- gumiなど複数の企業の参画
Oasysの特に注目したいポイントを押さえていきましょう。
利用者(エンドユーザー)の手数料不要
Oasysは、原則利用者のガス代が不要になる設計になっています。
通常、BCGの利用に伴う仮想通貨の転送、NFTの転送・管理などの過程において、手数料として仮想通貨が必要になることが多いです。
(手数料は、ガス代と呼称されるのが一般的)
上記の課題は、はじめてBCGをプレイする方にとって大きな障害となっており、利用者の範囲を狭めてしまう要因の1つにも挙げられるでしょう。
その一方で、Oasysでは利用者が手数料を負担する必要がありません。
手数料の支払い自体は、後述するヴァースと呼ばれる層が負担することになっています。
複数の層を持つプラットフォームの構造
Oasysは、ゲームなどのアプリケーションが機能する裏側で、複数の層が存在する構造を持っている点が特徴の1つです。
というのも、Oasysでは「ヴァース(Verse)」・「ハブ(Hub)」という2つの層が存在しています。
ヴァースは、アプリケーションが構築され、細かな取引(トランザクション)が処理される層です。
OasysのヴァースはOASを用いることで構築可能で、制限などはありません。無数のヴァースが構築できます。
また、ヴァースでは「特定のアプリケーションしか構築できない」といった設定を行うことも可能です。
例えば、特定の企業が「自社のアプリケーションのみが構築されるヴァース」を運用するといったこともできます。
一方で、ハブはそんなヴァースで発生した取引の管理や、エコシステム全体の管理(ブリッジなど)を行う層です。
独自のトークン設計
Oasysでは、以下の3種類のトークンを扱うことが可能です。
- vFT/vNFT
- oFT/oNFT
- exFT/exNFT
(FT = 通常の代替可能なトークン、NFT = 代替不可能なトークン)
vと頭文字が付いているvFT/NFTは、作成されたヴァースでのみ利用できるという特性を持っています。
上記の特性により、NFTのIP保護などに応用することが可能で、NFTの作成元がNFTを管理しやすい環境で、NFTを用いることができます。
また、oFT/oNFTはハブにおいて作成されるトークンであり、全てのヴァース・他のプラットフォームでも扱うことが可能です。
exFT/exNFTは、Oasysのエコシステム外で作成されたトークンにあたります。
gumiなど複数の企業の参画
Oasysには、多数の企業が参画する旨が公表されています。
何らかの形で、参画することを発表している企業の一例は以下のとおりです。
- bitFlyer
- gumi
- MCH
- GREE
- SEGA
- PlayArt
- バンダイナムコ研究所
- UBISOFT
IPを保有している著名な企業が参画していることが分かるでしょう。
今後、上記のような企業がゲームの開発・構築を行うのか?といった点については不明なものの、その可能性は存在するでしょう。
Oasysの仮想通貨(OAS)の購入方法
ネイティブトークンであるOASを購入したいと考えている方も、少なくないでしょう。
ただし、2022年10月時点ではまだ上場しておらず、仮想通貨取引所にて購入することはできません。
しかし、OASのアロケーション(配分の割合)などはすでに発表されているため、今後何らかの形でセール or 上場などが行われる可能性があります。
OASのセール・上場については、今後注視していきたいトピックの1つであると言えるでしょう。
Oasysについてまとめ
Oasysは、現状のBCGをさまざまな面から解決しようと試みているプロジェクトです。
すでに多数の企業が参画を発表していることから、OASの上場に関するトピックはもちろん、Oasys上の開発にも注視していきたいと言えるでしょう。
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