仮想通貨ジーキャッシュ（Zcash/ZEC）とは？特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説

仮想通貨ジーキャッシュ（Zcash/ZEC）とは？

ジーキャッシュ（Zcash/ZEC）の概要は、以下の表のとおりです。

名称	ジーキャッシュ（Zcash/ZEC）
価格(2022年9月現在)	$54.95
時価総額(2022年9月現在)	$844,268,582.76
発行上限	2,100万枚
リリース	2016年10月
開発者	Zooko Wilcox-O’Hearn氏
購入可能な主な取引所	Binance
公式サイト	https://z.cash/

ジーキャッシュ（Zcash/ZEC）は、モネロ（Monero/XMR）と同じく匿名性の高さから注目を集めている仮想通貨です。

時価総額ランキングも2022年9月時点で50位と、人気が高く需要のある仮想通貨だと分かります。

ジーキャッシュ（Zcash/ZEC）の特徴については、次の章でくわしく見ていきましょう。

仮想通貨ジーキャッシュ（Zcash/ZEC）がよくわかる5つの特徴

ジーキャッシュ（Zcash/ZEC）がよくわかる5つの特徴は、以下のとおりです。

1. 匿名性が高い
2. 最大供給量が少ないので希少価値がある
3. 分散化された仮想通貨
4. ビットコインをベースにしている
5. JPモルガンと提携している

特徴1：匿名性が高い

ジーキャッシュ（Zcash/ZEC）最大の特徴は、匿名性が高いことです。

仮想通貨は匿名性が高いというイメージがありますが、ビットコインやイーサリアムを始め、公開アドレスをたどれば、ユーザーを追跡し特定することができます。

ジーキャッシュ（Zcash/ZEC）の場合は、送受信のアドレスが公開されていないので、誰から誰に送金されたのか、その総額はいくらなのかを特定することは困難です。ただ、監査目的や規制遵守のために、アドレスを公開することはあるようです。

ジーキャッシュ（Zcash/ZEC）の匿名性は、リング署名をベースとした「ゼロ知識証明」という概念によって支えられています。

特徴2：最大供給量が少ないので希少価値がある

ジーキャッシュ（Zcash/ZEC）は最大供給量が2,100万枚と、少なめに設定されています。

最大供給量が設定されていない仮想通貨、ジーキャッシュ（Zcash/ZEC）は上限が設定されており、希少価値を持った仮想通貨です。

ただ、価格が乱高下しやすいというデメリットもあります。

特徴3：分散化された仮想通貨

ジーキャッシュ（Zcash/ZEC）は、中央管理者が存在せず、分散化された仮想通貨です。

そのため、ハッキングの被害にあっても他のネットワークから復元しやすく、被害を最小限に抑えることができます。

特徴4：ビットコインをベースにしている

ジーキャッシュ（Zcash/ZEC）は、ビットコインをベースに作られた仮想通貨です。

例えば、最大供給量は2,100万枚と共通しています。コードベースもビットコインを基にしたものです。

また、ジーキャッシュ（Zcash/ZEC）には、ビットコインと同じくPoW（プルーフ・オブ・ワーク）が利用されています。PoWは、計算をもっとも速く終えたマイナーに報酬が支払われる仕組みです。

ジーキャッシュ（Zcash/ZEC）はビットコインをベースに、zk-SNARKsの技術を活用するなどして、匿名性を保っています。

特徴5：JPモルガンと提携している

ジーキャッシュ（Zcash/ZEC）はJPモルガンと提携し、ブロックチェーンを活用した新たな決済のシステムをローンチしました。

迅速でコストを抑えつつも安全なセキュリティのもと、インターネットバンク間の送金を、行うことが可能になります。

仮想通貨ジーキャッシュ（Zcash/ZEC）の今後の見通しと将来性

ジーキャッシュ（Zcash/ZEC）の今後の見通しと将来性は、匿名性の高さをどのように活用できるかにかかっています。

中央集権化が大きく進んだ現代社会からの脱却を目指して、分散型の仕組みを取るWeb3の概念が徐々に広まりつつあります。この流れと上手く融合すれば、匿名性のジーキャッシュ（Zcash/ZEC）の価格は上がるでしょう。

その一方で、匿名性の高さを懸念する声もあります。ジーキャッシュ（Zcash/ZEC）は、匿名性の高さを利用した犯罪やテロが行われるリスクを抱えています。

ジーキャッシュ（Zcash/ZEC）が広く普及するには、解決しなければならない課題です。

仮想通貨ジーキャッシュ（Zcash/ZEC）のまとめ

ジーキャッシュ（Zcash/ZEC）は、匿名性の高い仮想通貨として注目を集めています。

最後に記事の内容をまとめます。

• ジーキャッシュ（Zcash/ZEC）は最大供給量が少なく希少価値がある
• 分散化された仮想通貨
• ビットコインをベースとしている
• 利点もある一方、犯罪やテロに使われるリスクがある

個人のプライバシーを重視する声や分散化されたシステムを希望する声が広まれば、今以上にジーキャッシュ（Zcash/ZEC）は人気のある仮想通貨となるでしょう。

ジーキャッシュ（Zcash/ZEC）に興味のある方は、本記事の内容を参考に購入してみてはいかがでしょうか。

> 仮想通貨取引所Binance（バイナンス）とは？評判･手数料･口座開設について

The post 仮想通貨ジーキャッシュ（Zcash/ZEC）とは？特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説 first appeared on Mediverse｜暗号資産（仮想通貨）の専門メディア.