メタバースで仕事をするメリットとデメリットを紹介!働ける職業も徹底解説
メタバースではどんな仕事があるのか?
2022年現在、メタバースで働ける仕事は多いです。
具体的には
エンジニア職 | クリエイター職 | 接客業 |
---|---|---|
プログラマー | NFTクリエイター | アバター店員 |
エンジニア | アバター制作 | イベントスタッフ |
サーバー管理 | メタバース建築家 | カスタマーサポート |
ハードウェア開発 | UI/UXデザイナー | Vtuber |
このような仕事があります。
メタバースに慣れていない初心者も多いですが、アバター店員やイベントスタッフなどは、そこまで難しい仕事ではありません。
何度かメタバースを体験するとアバターの操作もなれるので、お客さんとのコミュニケーションも自然にとれます。
ものづくりが好きな人は、クリエイター職に向いています。
NFTやアバターの販売や、メタバースの世界を1から制作することも可能です。
また、エンジニア職は他の業種からの転職がしやすいでしょう。
IT業界やゲーム業界で積み上げた技術を、そのまま生かせる仕事です。
メタバースで仕事をするメリット
メタバースで仕事をするメリットは以下の3点です。
- 世界中どこにいても働ける
- オフィスを用意しなくても良い
- 実際に対面している感覚がある
詳しく解説します。
世界中どこにいても働ける
メタバースは、インターネットに接続していれば世界中どこにいても仕事ができます。
自宅で働くリモートワークとの相性は抜群です。
オフィスまでの通勤時間が必要ないので、地方に住んでいる人や子育て中の人でも働きやすい環境です。
また、海外からスタッフを採用する機会も多くなります。
トラブルが発生しても時差があるので常に仕事をしている人がおり、素早い初期対応で被害を最小限に抑えられるメリットもあります。
オフィスを用意しなくても良い
メタバースでの仕事が増えると、オフィスに出勤するスタッフは少なくなります。
大規模なオフィスを借りる必要がなくなり、賃貸料を削減することも可能です。
他にも
- 交通費
- 光熱費
- セキュリティ対策
- 清掃費
このような経費を、メタバースで働くための通信費やパソコンの購入費に当てることができるので、仕事の生産性が上がります。
実際に対面している感覚がある
メタバースでは、テキストや音声に加えてアバターの表情からも相手の感情がわかります。
アバター同士のコミュニケーションでも、お互いにメタバース内を移動することで、実際に対面している感覚が味わえます。
ZoomのようなWeb会議と比べても「チームで仕事をする」という意識が強いです。
翻訳アプリの性能も良くなってきているので、日本語以外のスタッフとも自然にコミュニケーションが取れるようになってきました。
メタバースで仕事をするデメリット
メタバースで仕事をするデメリットは、以下の2点です。
- ITリテラシーが必要
- 法整備が追いついていない
詳しく解説します。
ITリテラシーが必要
メタバースで仕事をするためには、ある程度のITリテラシーが必要です。
毎年ソフトやサービスが登場するので、新しい技術を覚える必要もあります。
実際にメタバースで仕事をしてみると、スマートフォンでチャットをしながらパソコンでアバターを操作する場面は多いです。
大きなイベントではYouTubeやTwitterスペースで同時配信されている場合も多く、耳からも情報を集めて仕事をする現場もありました。
また、パソコンがハッキングされると、すべての情報を失う可能性もあります。
不正なアクセスをブロックするための、セキュリティ対策も必要です。
法整備が追いついていない
現在の法律は、メタバースで使用することを想定していないので、法整備が追いついていません。
アバターの著作権問題や、メタバースで購入した商品がハッキングされた場合に対応できない可能性があります。
2021年には経済産業省が「仮想空間の今後の可能性と諸課題に関する調査分析事業」を発表しましたが、現在のリスクをまとめた内容にとどまっています。
法律に加えて、最新のデジタル技術の知識も必要になってくるので、ルール作成が難しいという現状もあります。
メタバースの今後の見通しと将来性
総務省が発表した資料を見てみると、メタバースの市場規模は2030年に78兆円まで拡大すると予想されています。
これは2021年の市場規模、4兆2,640億円の約20倍です。
現在は新しい技術に興味があるユーザーがメタバースを楽しんでいますが、今後は手軽にメタバースを体験したいユーザーが増えていくでしょう。
ライトなユーザーに向けたサービスが増えていき、施設案内や操作方法の説明をするカスタマーサポートのような仕事が増えていくと予想できます。
現在でも多くの企業やブランドが、メタバース内に店舗を制作しています。
現実の社会と同じように
- 建物建築
- 店舗デザイン
- 接客スタッフ
- サーバーメンテナンス
- SNSでのマーケティング
このような仕事が増えていき、午前中は自宅でメタバースでの仕事、午後からは現実の店舗に出勤という働き方も増えていくでしょう。
記事のまとめ メタバースでの仕事は今後も増えていく
メタバースでの働き方や、仕事をするメリットやデメリットを解説しました。
国内でもメタバースなどのデジタルワークに特化したマッチングサービスもあり、コロナウイルス感染症が流行してからは登録者も増えています。
主にイベントスタッフの募集が多いですが、アバター制作やメタバース建築家などの新しい仕事も今後増えていくでしょう。
短時間でも働くことができるので、ぜひメタバースでの仕事を体験してみてください。
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