暗号資産は投資手法の新しい選択肢となりえるか
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調査概要
【対象者】全国の20歳~69歳の男女
【サンプル数】500人
【居住地】全47都道府県
【調査方法】ネットリサーチ
【調査実施日】2022年10月14日~2022年10月14日
【調査メディア】Mediverse
調査結果
投資有無
全体の約4割が現在なにかしらの投資を行っていると回答。男女別に見ると、約1.7倍の差が出ており、男性の方が投資に意欲的であることがわかる。
世帯年収別に見ると、700万円~1,000万円の年収層は全体平均を上回る約半数、1,000万円以上の年収層はさらに多い約6割がなにかしらの投資を行っていると回答する一方で、300万円以下および500万円~700万円の年収層は3割未満となっており、ここでも2倍近い差が見られた。
投資手法
投資を行っている人のうち、4人に3人が「株式投資・FX(外国為替証拠金取引)」を挙げており、根強い支持を得ている投資手法であることがわかる。また、その次に多かった「投資信託」も過半数を超えており、こちらも人気の高い投資手法であることがうかがえる。なお、3位以降は、「外貨預金」17.86%、「暗号資産(仮想通貨)投資」9.18%、「金(ゴールド)」7.65%、「不動産投資」6.12%と続いた。また、その他自由回答では、「国債」「iDeCo」「クラウドファンディング」などが挙げられていた。
さらに、世帯年収別に見ても、いずれの年収層でも「株式投資・FX(外国為替証拠金取引)」がメジャーな投資手法であり、続く「投資信託」もすべての年収層において有力な投資手法だと捉えられていることがうかがえる。
一方、他の投資手法の分布を見てみると、「外貨預金」「不動産投資」「金(ゴールド)」の割合がもっとも多かったのは、いずれも1,000万円以上の年収層であり、「株式投資・FX(外国為替証拠金取引)」を手堅く投資継続しながら、複数の投資手法を取り入れていることが推測される。
なお、「暗号資産(仮想通貨)投資」がもっとも多かったのは、700万円~1,000万円の年収層であった。
投資目的
もっとも多かったのは「収入を増やしたいから」63.78%であり、続いて「将来が不安で必要性を感じたから」44.90%、「少額でも投資ができるから」28.06%、「株主優待が欲しくて始めた」24.49%という回答が上位を占めた。
世帯年収別に見ると、いずれの年収層でも首位は「収入を増やしたいから」に変わりないものの、300万円以下の年収層においては7割以上であるのに対し、300万円~500万円、700万円~1,000万円ならびに1,000万円以上の年収層では6割強、500万円~700万円の年収層では4割強と、年収層によりその比重にバラつきが見られた。
さらに詳しく見ていくと、300万円以下の年収層では、2人に1人が「将来が不安で必要性を感じたから」、4人に1人が「少額でも投資ができるから」、5人に1人が「株主優待が欲しくて始めた」と回答。
300万円~500万円の年収層では、過半数が「将来が不安で必要性を感じたから」、4人に1人が「少額でも投資ができるから」「株主優待が欲しくて始めた」と回答。
500万円~700万円の年収層では、4人に1人が「少額でも投資ができるから」、5人に1人が「将来が不安で必要性を感じたから」、8人に1人が「株主優待が欲しくて始めた」と回答。
700万円~1,000万円の年収層では、3人に1人が「将来が不安で必要性を感じたから」、4人に1人が「株主優待が欲しくて始めた」、5人に1人が「少額でも投資ができるから」と回答。
1,000万円以上の年収層では、2人に1人が「将来が不安で必要性を感じたから」「少額でも投資ができるから」、4人に1人が「株主優待が欲しくて始めた」と回答しており、年収層により重きを置いている投資目的がぞれぞれ異なることが見受けられる。
また、「投資関連の広告を見たのがきっかけ」「投資が流行っているから」「キャンペーンを実施していたから」といった外的要素に起因する回答はいずれの年収層でも少数派であった。
暗号資産(仮想通貨)関連の投資について
投資を行っている人のうち、暗号資産(仮想通貨)関連の投資経験があると回答したのは、2割弱に留まっており、現時点では、投資手法として選択肢の上位に上がりづらい、もしくは、何らかの理由により手が出しづらいと位置づけられていることが予測される。
また、暗号資産(仮想通貨)関連の投資を行ったことがある人のうち、その投資で得た利益の主な用途としてもっとも多かったのは「現金化」50.00%であった。続いて、「他の暗号資産銘柄に再投資」35.29%、「日本株式や米国株式に切り替え」29.41%、「NFTゲームのアイテムに投資」14.71%という結果となった。
デジタル上における無形資産を現金という有形資産に変換したいと考える人が多数派であることが垣間見える。
総論
今回のアンケート調査結果では、約4割が現在なにかしらの投資を行っており、投資を行っている人のうち75%が「株式投資・FX(外国為替証拠金取引)」を挙げており、その主な目的は「収入を増やしたいから」もしくは「将来が不安で必要性を感じたから」であることが判明いたしました。
世帯年収別に見ると、投資手法や目的にもそれぞれ特徴が見られ、年収層と投資には一定以上の相関関係があることがうかがえます。
一方、投資を行っている人のうち、暗号資産(仮想通貨)関連の投資経験があるのは、現時点で2割弱程度となっておりますが、今後暗号資産(仮想通貨)に対する見識が増えれば、新たな傾向が見えてくる可能性が高いことが推測されます。
・過去のアンケート調査結果はこちら
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2022年4月より株式会社フォーイットが運営するWeb3メディアであり、国内外の暗号資産(仮想通貨)、NFT(Non-Fungible Token/非代替性トークン)、NFTゲーム、DeFi(Decentralized Finance/分散型金融)などの最新情報を初心者にもわかりやすくお届けすることで、本市場の成長に貢献してまいります。
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会社名 :株式会社フォーイット
代表者 :代表取締役社長CEO 吉澤 竹晴
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資本金 :10百万円 (2022年4月末日現在)
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