UNUS SED LEO(LEO)とは?特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説
UNUS SED LEO(LEO)とは?
UNUS SED LEO(LEO)は、海外の暗号資産取引所Bitfinex(ビットフィネックス)が発行しています。
通貨の詳細を、こちらの表にまとめました。
暗号資産名称 | UNUS SED LEO |
シンボル | LEO |
価格(2022年9月現在) | ¥708 |
時価総額(2022年9月現在) | ¥676,561,132,671 |
購入可能な主な取引所 | Bitfinex,FTX,Gate.io,OKX,LBank |
公式サイト | Bitfinex Unus Sed Leo |
UNUS SED LEO(LEO)は、2019年の5月に発行された通貨です。
ステーブルコインのTether(USDT)を発行している、Tether(テザー)社の資金調達を目的に発行されました。
Tether社と、通貨を発行しているBitfinexは、同じiFinex(アイフィネックス)社が運営しています。
Bitfinex主催のIEOで、10億枚発行されたUNUS SED LEO(LEO)は短時間で完売しました。
IEOとは、新規通貨を発行して投資家から資金を調達する仕組みです。
本来は一部の投資家が参加するプライベートセールで販売してから、一般の投資家も参加するパブリックセールで販売する予定でした。
しかし、プライベートセールで販売予定の10億枚がすべて売り切れるほどの人気でした。
当時は1LEO=1USDT(ステーブルコインTether)の価格になるように販売されましたが、人気の高さから1LEO=約2USDTまで値上がりしています。
資金調達後のUNUS SED LEO(LEO)は、ユーティリティトークンとしての役割があります。
発行元のBitfinexや運営元のiFinexなどで、取引手数料や商品の割引に利用されています。
UNUS SED LEO(LEO)がよくわかる特徴
通貨の特徴を以下の3点にまとめました。
- 定期的に買い戻しとバーン(焼却)を実施している
- 公式サイトで通貨の情報を公開している
- 複数の取引所やサービスで使用できる
詳しく解説します。
定期的に買い戻しとバーン(焼却)を実施している
バーンとは、暗号資産(仮想通貨)を市場の流通から取り除き、永久に使用できなくすることです。
通貨の数が少なくなるので、バーンが行われると価格が上昇します。
Bitfinexの運営元のiFinexは、毎月売上の27%以上を使用して、UNUS SED LEO(LEO)を市場から買い戻しバーンしています。
毎月買い戻しとバーンをすることで、通貨の価格が下がることを防いでいます。
UNUS SED LEO(LEO)は、すでに発行上限枚数の10億枚が発行済みです。
毎月供給利用が減っていき、最終的にはすべての通貨をバーンするとiFinexは発表しています。
公式サイトで通貨の情報を公開している
BitfinexはUNUS SED LEO(LEO)の公式サイトで、通貨の情報を詳細に公開しています。
サイトを確認すると、2022年9月現在の発行枚数は、約9億3千万枚。
バーンされた通貨は、約6千万枚です。
他にも情報は公開されており
- 通貨の買い戻し枚数
- バーンのために保留している通貨
- 1日にバーンした通貨の枚数
- バーンした通貨のトランザクション(ブロックチェーンに書き込まれた記録)
などを見ることができます。
公式サイトは英語ですが直感的にわかりやすく、過去にさかのぼって通貨の記録を見ることも可能です。
情報はリアルタイムで更新されているので、いつでも正確な情報を確認できます。
複数の取引所やサービスで使用できる
UNUS SED LEO(LEO)は多くの取引所に上場しており、取引所以外のサービスでも使用できます。
具体的には、イーサリアムチェーンで運用されている、DEX(分散型取引所)での利用が可能です。
分散型取引所Ethfinex Trustless(エスフィネックス・トラストレス)では、手数料の支払いやトークンの購入ができます。
Ethfinex Trustlessは、利用時にアカウントを登録する必要がありません。
メタマスクなどのウォレットを接続するだけでサービスを利用できます。
他にもUNUS SED LEO(LEO)を使用して、特定のイベントに参加することも可能です。
今後も通貨を使用する場所は広がりそうです。
UNUS SED LEO(LEO)の今後の見通しと将来性
2022年の2月から、UNUS SED LEO(LEO)の価格は大きく上昇しています。
価格上昇の理由は、2016年にBitfinexがハッキング被害にあったBitcoin(BTC)を、アメリカの規制当局が容疑者から回収したことです。
Bitfinexは盗まれたBitcoin(BTC)を回収し、回収した通貨の80%をUNUS SED LEO(LEO)の買い戻しとバーンに使用すると発表しました。
この発表により、通貨の価格は大きく上昇しています。
また、UNUS SED LEO(LEO)は、今後新規で通貨を発行することはありません。
バーンが進むに連れて通貨の希少価値が上がり、通貨の価格も上昇すると予想されます。
UNUS SED LEO(LEO)のまとめ
この記事ではUNUS SED LEO(LEO)の特徴や今後の見通し、価格が上昇している理由を解説しました。
新規で通貨を発行せず、定期的な買い戻しとバーンをすることで、通貨の価格を上昇させています。
他にも暗号資産取引所Bitfinexの利用時に、手数料が割引されるメリットもあります。
国内の取引所ではUNUS SED LEO(LEO)の取り扱いがないので、購入する場合はBitfinexなどの海外の取引所を利用してください。
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