FXTFの暗号資産CFDの評判と特徴!メリット・デメリットを解説
FXTFとは
運営会社とサービス概要
運営会社名 | ゴールデンウェイ・ジャパン株式会社(Goldenway Japan Co.,Ltd.) |
設立年月日 | 2006年6月14日 |
住所 | 〒108-0073 東京都港区三田2-11-15 三田川崎ビル4F |
連絡先 | TEL:03-4577-6777 (代表) フリーダイヤル:0120-445-435(問い合わせ) |
代表者氏名 | 代表取締役社長 呉 一帆 |
資本金 | 1億円(2025年3月現在) |
FXTF(エフエックスティーエフ)は、ゴールデンウェイ・ジャパン株式会社が運営する金融商品取引業者です。FX・コモディティCFD・暗号資産CFD・ノックアウトオプション(KO:Knock-Out オプション)などを扱っています。
行政上、ゴールデンウェイ・ジャパンは関東財務局長(金商)第258号として、金融商品取引業の登録を取得しており、金融庁から正式に認可されています。顧客から預託された証拠金等は信託保全の仕組みで管理されています。
提供している暗号資産CFDとKOとは

FXTF の暗号資産CFD(差金決済取引:Contract for Difference)は、実際の暗号資産(ビットコイン、イーサリアムなど)を購入・保有するのではなく、価格変動による差額をやり取りする取引方式です。
暗号資産の現物をやり取りするわけではないので、ウォレットを介しての流出リスクはなくなります。
FXがドル円などの法定通貨を取引するのに対し、暗号資産CFDはBTC/JPYやETH/JPYなど、暗号資産を円建てで取引することを指します。
仕組みは同じですが、取引するモノが異なると考えてください。
さらに、FXTFは暗号資産KO(ノックアウトオプション)も提供しています。
KOとは、あらかじめノックアウト価格(オプションが無効となる価格水準)を設定し、その価格に達したら取引が強制終了(ノックアウト)する仕様のオプション取引です。FXTF GXでは、暗号資産KOを含むKO商品群も扱っています。
※本記事では主に暗号資産CFDについて解説していきます!
セキュリティ体制の基本情報
FXTF(ゴールデンウェイ・ジャパン)では、顧客から預託された証拠金は信託保全制度を用いて日証金信託銀行を通じて管理される旨が取引説明書に明記されています。
この信託保全の仕組みは、万一FXTFが破綻したとしても、顧客資産が保護される可能性を高めるものです。ただし、信託保全は「証拠金等」の保全であり、取引による損失や評価損は適用外となります。
また、FXTFは第一種金融商品取引業者としての登録であり、国内での法令・監督当局の監督を受ける立場にあります。これも、無登録・海外業者と比べた場合の信頼性の根拠となります。
FXTFのメリット・特徴
TradingView込みのFXTF GXが使える

FXTF GXはプラットフォーム上にTradingViewのチャート機能を統合しており、インジケーター設定、チャート分割表示、描画ツールなど豊富な分析機能を使えます。
他社でも高機能チャートを提供する例はありますが、TradingViewが使える点は大きな強みとなり得ます。特にテクニカル分析を重視するトレーダーには魅力です。
アプリ版GXでも取引・入出金・問い合わせをワンストップで扱える設計で、操作性を重視しており、初心者にも配慮されています。
暗号資産の流出のリスクがない
前述の通り、暗号資産CFD取引では実際の暗号資産を保有せずに価格差をやり取りします。これによって、暗号資産取引所にありがちな「ウォレットから盗難・流出されるリスク」は回避できます。
特に大手取引所のハッキング事件や不正流出といったリスクを懸念するユーザーにとって、この特徴は安心材料になります。
とはいえ、“リスクがゼロ”というわけではありません。
取引業者の内部管理不備、システム不具合、不正アクセス、サイバー攻撃などは依然としてリスク要因になります。「最小化されている」という表現が適していると思います。
取引可能時間が長い
暗号資産市場自体は、株式市場と違って24時間365日取引が可能です。FXTFの暗号資産CFDも、原則としてこれを踏襲しており、いつでも売買可能な体制を取っています。
この点は株式市場や多くの伝統的金融商品と比べて大きなアドバンテージです。リアルタイムでの対応や夜間のポジション調整が可能という意味で、トレーダーの柔軟性を高めます。
また、メンテナンス時間は取引不可となり、以下の時間帯で行われます。
【夏時間】非取引時間: 火曜日~金曜日の午前5:55~6:05、毎週土曜日午後0時~午後2時
【冬時間】非取引時間: 火曜日~金曜日の午前6:55~7:05、毎週土曜日午後0時~午後2時
FXTFのデメリット
取扱通貨がBTC・ETHのみ

FXTF の暗号資産CFD で提供されている銘柄は、2025年10月9日時点では以下の通貨ペアに限定されています。
- BTC/JPY(ビットコイン/日本円)
- ETH/JPY(イーサリアム/日本円)
- BTC/USD
- ETH/USD
人気のアルトコイン(リップル、カルダノ、ソラナなど)やマイナー銘柄は扱っておらず、暗号資産の分散投資やテーマ型投資には向きません。
最低取引数量が高い
FXTFの暗号資産CFDには最小発注数量があります。
通貨ペア | 最低発注数量 | 日本円換算(2025年10月9日現在) |
BTC/JPY | 0.01BTC | 約186,772円 |
ETH/JPY | 0.1ETH | 約67,800円 |
ご覧の通り、一定以上の資金が必要になることもあり、少額から始めたい方には参入障壁が比較的高いです。
さらに、取引上限や一度に持てる建玉数・ポジション数制限も設けられており、大口取引には制約がある点に注意が必要です。
加えて、日をまたぐ建玉に対してレバレッジ手数料(建玉管理料)が発生するため、長期保有するにはコスト要因となります。
この建玉管理料はFXやCFD業界には一般的なコストです。
日々かかる管理料を考慮に入れつつ、損切りのタイミングを考えながら行いましょう。
FXTFのキャンペーン
新規口座開設キャンペーン

本キャンペーンは、期間中に新規でFXTFの口座を開設し、開設完了後、翌月末までに対象銘柄で1回以上新規取引を行えば、もれなく1,000円をキャッシュバックするというものです。
申込手続きは不要で、取引数量や金額の制限はありません。ただし、すでにFXTFで口座を保有している方や不適格な銘柄での取引は対象外となります。
暗号資産CFDレバレッジ手数料0円キャンペーン

キャンペーン期間 | 参加条件 | 特典 |
2025年10月1日〜10月31日(日本時間) | FXTFのGX取引プラットフォームで暗号資産 CFDの取引を行う | 暗号資産 CFD(ビットコイン/イーサリアム)取引におけるレバレッジ手数料が無料 |
本キャンペーンでは、FXTF の GX 取引プラットフォームを用いて、暗号資産 CFD(ビットコイン、イーサリアム)を取引する際の「レバレッジ手数料(建玉管理料)」が無料になります。
通常、建玉を翌営業日以降に持ち越すと発生する手数料が免除される形で、取引コストを軽減するものです。
FXTFについてよくある質問
税金計算はどうなりますか
暗号資産CFDやKOで得た利益は、総合課税の「雑所得」として扱われます。
日本国内においては、暗号資産の現物売買で得た利益は「雑所得」とされ、総合課税の対象となります。利益額が4,000万円を超えると最大で45%の税率が適用され、これに住民税10%を加えた合計55%が課されます。
スマホアプリはありますか
はい、FXTFにはFXTF GXというスマートフォンアプリが存在します。

iOS(App Store)・Android(Google Play)両方で提供されており、FX・商品CFD・暗号資産CFD・KOなどを取り扱えるオールインワン型のアプリです。
スキャルピングはできますか
はい、できます。以前は禁止行為に該当していましたが、2025年4月15日に公式にOKとされました。

また、「Q.スキャルピングをしても口座凍結されませんか?」とのQに対し、以下のアンサーを掲載しています。
A.現在、当社では原則として、スキャルピングを理由に口座を凍結することはありません。ただし、システムへの過剰な負荷や、不正と見なされる行為が確認された場合は、当社規定に基づき対応させていただく場合がございます。
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とはいえ、ネット上にはさまざまなご意見があるので、ご自身でも確かめてみてください。例えば、格ドットコムの口コミには以下のようなものもあります。
スリッページが酷い。約定ボタンを押しても2秒ぐらいズレて約定することが多々ある。
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しかもスプレッドがトップクラスに狭い。MT4でEAが使えるのに驚きの狭さです。
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デモトレードはできますか

はい、FXTF GX にはバーチャル口座(デモ口座)が用意されており、仮想資金で FX・暗号資産CFD を試すことができます。
デモ環境下でもTradingViewチャートが使えるなど、本番に近い操作感を試せる仕様となっています。
まとめ
FXTFの暗号資産CFD/KOサービスは、国内金融業者として信託保全制度を導入しており、実物資産を保有せずに取引する設計により、暗号資産の流出リスクを回避できる点が大きな強みです。
また、TradingViewを統合した高機能なチャートや、ほぼ24時間取引可能な点もトレーダーにとって魅力になるでしょう。
ただし、取扱通貨が BTC/ETH に限定されており、現物取引ができない点、最小取引数量が一定量である点、長期保有にかかるコスト要因(レバレッジ手数料)などは考慮に入れる必要があります。
さらに、接続不安定性に関するレビューも存在するため、デモトレードで実際に触って確かめてみてください。
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