ミームコインとは?なぜ価値が上がるのか?その理由と将来性を徹底解説

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ミームコインとは?なぜ価値が上がるのか?その理由と将来性を徹底解説

ミームコインとは

ミームコインとは、インターネットのミームに由来する暗号資産です。

ネットミームや有名人をモチーフにしたコインが一般的にミームコインと呼ばれています。最近でいうと、トランプ大統領を模したトランプコインなどが有名です。

つまり「ネタとしてノリで作られたような仮想通貨」のことを指します。ミームコインでは仮想通貨の名称やアイコンにネタがよく仕込まれます。代表的なミームコインには柴犬コインやドージコイン、ペペコインなどがあります。

しかし、ノリとはいえ一度大きな話題となると、大きく値上がりしていくのが特徴です。事実ドージコインはすべての暗号資産銘柄の中で時価総額ランク8位にまで成長しています。

ミームコインの特徴

ミームコインはそれ以外のコインと比べて特徴的な特性があります。

ボラティリティが非常に激しい

何の実用性も無いミームコインですが、急に価格が上がる時があります。例えばドージコインは2021年に1ヶ月で17倍に上昇したことがあります。

ドージコイン(DOGECOIN) 2021年の値動き
ドージコイン(DOGECOIN) 2021年の値動

急速に注目を集めたドージコインには買いが殺到し、買いが買いを呼ぶ展開でドージコインの価格は急上昇。その結果、約1ヶ月で17倍も値上がりました。その直後急落したこともあり、価格変動が非常に大きいこともミームコインの特徴といえるでしょう。

価格が安い

1枚当たりの価格が非常に安いことも特徴の一つです。ほとんどのミームコインは1$以下で購入することができます。

ミームコイン名 1枚の価格 時価総額 発行枚数
ドージコイン(DOGE) $0.1715 $25,679,279,654.95
柴犬コイン(SHIB) $0.00001176 $6,930,782,373.12 589,502,765,420,603.6 SHIB
ペペコイン(PEPE) $0.00001025 $4,312,560,150.34 420,689,899,653,543.5 PEPE
トランプコイン(TRUMP) $9.57 $1,913,455,112.65 199,999,350.66 TRUMP
すべて2025年6月18日10時29分のデータ

ミームコインは誰でも購入しやすい価格であることが多く、これにより急に価格が跳ね上がることがあります。また、発行枚数も非常に多く、ビットコインの発行上限が2100万枚なのに対して、ドージコインは無制限に発行され、柴犬コインは1000兆枚以上が発行されています。

これにより、1枚あたりの価格が非常に安く見えるため、「今なら○○万枚買える!」という数のインパクトによる購買意欲を刺激します。

ただし、発行枚数が多いということは希少性が低く、価格が上がりにくいという側面もあるため、実際の時価総額や需給バランスを見極めることが重要です。

コミュニティ重視

ミームコインの特徴として、SNSなどでそれぞれコミュニティからの人気があります。

ミームコインはもとになるネットミームや有名人の人気に価値が比例する傾向があり、ローンチ前にそのミームを推すコミュニティの勢いも非常に重要です。

また、特定のミームコインを支持するユーザーたちがSNSで情報を共有し、人気がある、またはこれから人気が出るような発信をすることで、価格は上昇していきます。SNSやコミュニティでの議論やプロモーション活動によって、コミュニティの結束力が高まり、大きな話題が作られています。

例えば、ドージコインのコミュニティは、チャリティーイベントやスポーツイベントのスポンサーシップを通じて認知度を高めました。ミームコインにおいて活発なコミュニティの力はコインの価値に直結します。

エンタメ性が強い

IPPEICOIN
※水原一平氏はトークン開発に関わっておらず、第三者による開発です。

ミームコイン最大の特徴のひとつが、そのエンタメ性の強さです。真面目なホワイトペーパーや難解な技術仕様ではなく、ユーモアやネタ要素、話題性で注目を集めます。

たとえば、ドージコインは「2013年当時の暗号資産業界を風刺する」というユニークな目的で作られました。価格の上下以上に、話題にすること自体が面白いという文化があります。一般的な暗号資産の持つ堅苦しさとは無縁の盛り上がり方が特徴です。

過去には「水原一平トークン(IPPEI)」や「ハリーポッターオバマソニック10犬トークン(BITCOIN)」など、とにかく流行っているものをコインにする風潮があります。

両者ともに、権利的にいろいろ大丈夫ではないので画像を貼ることはできませんがご了承ください・・・

技術よりもノリが重視される

ミームコインは、ブロックチェーン技術の革新性や実用的なユースケースよりも、見た目のインパクトや話題性が重視されます。

多くのミームコインは、ビットコインやイーサリアムなど既存のチェーンをベースに発行されており、独自のブロックチェーンを持たないものも多数存在します。

「このコインにどんな技術が使われているのか?」という点よりも、「どれだけネットでバズるか?」の方が重要視されているため、投資判断もテクニカル分析ではなく、SNSやコミュニティの盛り上がりを参考にするケースが多いです。

ミームコインは無数に存在しますが、9割以上は価値がつかず、流通量も少ないダメコインとなります。ミームコイン界隈は「魔界」と呼ばれる領域と被ることもありますので要注意です・・・

ミームコインの価格が上がる理由

ドージコインの特徴

ここまででミームコインは価格が安くて、ボラティリティがひどく、エンタメ性が強いノリと勢いで価値が決まるコインと説明してきました。

ドージコイン公式が「Dogecoin has no utility!(ドージコインは有用性はない!)」と言っているように、実用性は皆無であるにもかかわらず、なぜその価格が上がるのでしょうか。

SNSでバズる→爆買い→価格上昇のサイクル

ミームコインの多くは、まずSNS上で話題になることから始まります。XやTikTokでバズると、多くのユーザーが「今のうちに買っておこう」と殺到し、短期間で急激に買い注文(買い圧)が増加します。

その結果として価格が上昇し、さらに話題になる…というサイクルが繰り返されます。この循環こそがミームコインが高騰するよくあるパターンです。そして一気に価格が下落して売り手がつかずに損をすることも多いので、売買のタイミングが非常にシビアとなります。

つまるところ、価格が上がる理由は「みんなが買っているから」なのです。自分だけ買い遅れないようにしたいという損失回避欲求(FOMO)が大きく貢献していると言えますね。

インフルエンサーの影響

ミームコインの価格は一般的な仮想通貨とは異なり、技術力や実用性よりも、“誰が話題にするか”によって大きく動く傾向があります。中でも有名インフルエンサーや著名投資家の発言は、そのコインの運命を左右するほどの影響力を持っています。

代表的な例として、イーロン・マスクがドージコインに関するツイートをしただけで価格が17倍に跳ね上がったという事例があります。彼の発言は一種の「合図」となり、世界中の投資家が一斉に資金を投じたのです。

また、SNS上にはクリプト系のインフルエンサーも多数存在し、彼らのポストひとつで市場が揺れることもあります。

暗号資産に前向きな姿勢を示していたトランプ元大統領の就任時には、ビットコインが一時10万650ドルまで上昇したものの、演説で暗号資産への具体的な言及がなかったため、すぐに下落したケースもありました。

このように、「誰がそのコインについて語るか」=価格変動の引き金になるため、有名人やインフルエンサーの動向は常にチェックしておくべきポイントです。

ただし、過度に振り回されないよう、自分に合った投資スタイルを見つけておくことも重要です。

市場全体の盛り上がり

ミームコインが盛り上がる背景には、仮想通貨市場全体の“熱”があります。

ビットコインやイーサリアムが上昇基調にあると、リスクを取った投資も活発になり、「次に爆上げする草コイン」を探すムードが高まります。このタイミングでSNSで注目されると、ミームコインに一気に資金が流れ込むのです。

保有しているメインのコインで利益が出ると、他のコインを探すようになります。ミームコインは毎日のように新しいものが開発されているので、一度話題になればより大きな話題になることも多いです。

とはいえ、先ほども書いたようにミームコインの9割以上は日の目を見ることなく魔界へと消えていきます。水原一平コインも魔界に行かれてしまったようです。

ネットミームと同じように、長年ネットでこすられ続けるものもあれば、すぐに消費されて飽きられてしまうものもあります。大半が後者のパターンということなのです、、、

代表的なミームコイン4選【2025年版】

「注目のミームコイン」と銘打っていますが、時価総額ランキング100位に名を連ね、かつ長期間維持できているものは4つしかありません。

新興のミームコインはいくつか存在しますが、以下に有名なミームコインをご紹介します。

ドージコイン(DOGE)

名称 ドージコイン
ティッカーシンボル DOGE
発行上限 無制限
価格(2025年6月19日時点) $0.1715
時価総額 約3兆7000億円
取引可能な取引所 BybitBitgetMEXCなど

ドージコイン(DOGE)は2013年に柴犬のミームから誕生したジョーク通貨です。供給上限がなくマイニング難易度が低いため個人の遊び感覚で流通が広がりました。

低手数料と高速決済を活かしオンラインチップ文化が形成され、イーロン・マスク氏の度重なる好意的発言で価格が急騰し2021年には時価総額が一時9.2兆円を超えました。現在もコミュニティ主体でコード改善と商業決済導入が進められています。

※参考までに、任天堂の時価総額が約9兆~10兆円程度。

柴犬コイン(SHIB)

名称 Shiba Inu
ティッカーシンボル SHIB
発行上限 589,552,695,333,683 SHIB(当初は1000兆)
価格(2025年6月19日時点) 0.001685円
時価総額 約9,900億円
取引可能な取引所 BybitBitgetMEXCなど

柴犬コイン(SHIB)は2020年8月に匿名開発者Ryoshi氏がEthereum上で発行したERC-20トークンで、「ドージコインキラー」を掲げて総供給1000兆枚という極端な数を導入しました。現在は410兆枚ほどがバーン(破棄)され、およそ589兆枚となっています。

バーン機構やDEXであるShibaSwap、NFTゲーム「ShibaEternity」など独自エコシステムを展開し、初年度で約60万%の急騰を記録しました。現在はLayer2「Shibarium」稼働により手数料低減と実用性拡大を目指しています。

※参考までに、アサヒグループホールディングスの時価総額が1兆円程度です。

ペペコイン(PEPE)

名称 Pepe
ティッカーシンボル PEPE
発行上限 420,690,000,000,000 枚
価格(2024年6月12日時点) 0.001494円
時価総額 約6,300億円
取引可能な取引所 BybitBitgetMEXCなど

ペペコイン(PEPE)は2023年4月に公開されたERC-20トークンで、インターネットカルチャーの象徴「PepeTheFrog」をモチーフにしています。

開発チームの事前割当やプレセールを行わずにローンチしたため希少性とフェア分配が注目され、わずか数週間で時価総額15億ドル(当時のレートで約2,123億円)に急成長しました。ミームコイン第2波の火付け役とされる一方、流動性の薄さから価格変動が極端で投機色が強いのが特徴です。

※参考までに、テレビ東京・サンリオの時価総額がおよそ2000億円程度です。

トランプコイン(OFFICIAL TRUMP)

名称 OFFICIAL TRUMP
ティッカーシンボル TRUMP
発行上限 999,999,993.45 TRUMP
価格(2025年6月19日時点) 1,358.52円
時価総額 約2,700億円
取引可能な取引所 BybitBitgetMEXCなど

トランプコイン(TRUMP)は2025年1月17日にSolana基盤でローンチしたドナルド・トランプ氏のブランド利用を宣言するミームトークンです。

初値0.18ドルが24時間以内に取引所によっては70ドルを超え約400倍を記録し、史上最速級のボラティリティで話題になりました。

発行上限10億枚のうち8億枚を関連企業が保有し、今後の選挙キャンペーン連動施策や寄付ユースケースが計画されていますが、供給集中リスクと規制動向が懸念されています。※取引所により最大値は異なります。

参考までに、SBIホールディングスおよそ2,500億円~3,000億円程度です。

今後来るかもしれないミームコイン【2025年8月時点】

ここでは次世代の人気ミームコインを4つご紹介します。

個人的な好みではなく、数か月間上位にランクインしてきている実力ある銘柄をご紹介します。

Pudgy Penguins(PENGU)

名称 Pudgy Penguins
ティッカーシンボル PENGU
発行上限 62,860,396,090 PENGU
価格(2025年8月14日時点) 5.30円
時価総額 約3,390億円
取引可能な取引所 BybitBitgetMEXCなど

PENGUはNFTコレクション「Pudgy Penguins」を題材にSolana上で発行されたミームコインです。

NFTの世界観拡張を目的に、初期配布やエアドロップを通じて急速に知名度を獲得しました。ゲームやメタバースとの統合も構想され、NFT保有者への特典設計を含む独自エコシステムの構築が進行中です。

ミームコインの中ではドージ、シバイヌ、PEPEに次いで4位にランクインしている人気銘柄です。

Bonk(BONK)

名称 BONK
ティッカーシンボル BONK
発行上限 80,600,888,927,088.03 BONK
価格(2025年8月14日時点) 0.003819円
時価総額 約3,080億円
取引可能な取引所 BybitBitgetMEXCなど

BONKはSolana基盤のコミュニティ主導型ミームコインで、SOLエコシステム活性化を狙って誕生しました。

初期配布でSolana利用者に広まり、SNSでの拡散とトークンバーン施策が相まって注目度が急上昇。価格は相場環境やイベントの影響で大きく変動しますが、Solana界隈では象徴的存在として根強い人気を保っています。

SPX6900(SPX)

名称 SPX6900
ティッカーシンボル SPX
発行上限 10億 SPX
価格(2025年6月19日時点) 247.18円
時価総額 約2,300億円
取引可能な取引所 BybitMEXCなど

SPX6900は、米株価指数S&P500をパロディ化したユーモラスなミームコインです。

Ethereum、Solana、Baseなど複数チェーンで展開し、マルチチェーン対応を強みとします。銘柄名やコンセプトはインターネット文化に根ざし、価格よりもコミュニティの楽しさや文化的価値を重視したThe・ミームコインのような運営スタイルが特徴です。

FLOKI(FLOKI)

名称 FLOKI
ティッカーシンボル FLOKI
発行上限
価格(2025年6月19日時点) 0.01703円
時価総額 約1,620億円
取引可能な取引所 BybitBitgetMEXCなど

FLOKIはイーロン・マスク氏の愛犬の名を冠したミームコインで、ネタ性とSNS拡散により一躍有名になりました。

その後、NFTゲーム「Valhalla」やメタバース開発、DeFiサービス、教育プラットフォームなど実需を伴うエコシステムを構築。マーケティングにも積極的で、スポーツスポンサーや広告キャンペーンを通じ知名度を世界的に拡大しています。

ミームコインの将来性

この段落では、ミームコインの価値は上がるのか、それとも下がるのか解説していきます。

結論から言うと、上がるものもありますが、下がってしまう、または上がらずに魔界行きになるものもあります。

本記事で紹介しているミームコインは「偶然にも」価値が上がったものであり、気づかないうちに消えていくコインの方が圧倒的に多いです。このように「上がる」コインを見極める力が必要です。

一般層まで届く“ミーム性”がカギ

仮想通貨に詳しくない人にも届く「ネタとしての拡散力」は、ミームコインがバズるための重要な要素です。

かわいい犬の顔や奇妙なカエルのキャラ、トランプ前大統領など、誰でも知っているモチーフが使われているほど、SNSや動画で拡散されやすくなり、知名度と価格が一気に跳ね上がる傾向にあります。

このように、仮想通貨界隈を飛び越えて一般ユーザーにも“ウケる”かどうかが、将来大きく伸びるかどうかの分かれ道になります。XやDiscord、Telegramなどの盛り上がり具合を見て判断するようにしてください。

DOGEやSHIBのように本命化するコインも登場

「ネタコインでしょ?」と軽く見られていたミームコインも、いまや時価総額ランキング上位に食い込む存在となっています。

特にドージコイン(DOGE)や柴犬コイン(SHIB)は主要取引所に上場し、多くのユーザーに認知される“本命銘柄”へと成長しました。

このように、ミームコインの中にも将来的に安定した人気と資金流入が続く本命コインが出てくる可能性は十分にあります。つまり、すべてがギャンブルではなく、銘柄によっては長期的な成長も期待できるということです。

伸びるものも確かに存在しますが、伸びないものが圧倒的に多いです。
価格が安定しているミームコインはほとんどないので、それを知った上で慎重に投資判断をしてください。

ほとんどは価値がつかず“魔界”に沈む可能性

ミームコインは誰でも発行できる反面、その9割以上は価値がつかないまま消えていくと言われています。このような玉石混交の状態から、業界では初期ミーム銘柄が集まる領域を「魔界」と呼ぶ文化が生まれました。

中にはその“魔界”から飛び出して成功した銘柄もありますが、大半は話題にもならず、取引も成立せず、最後は誰にも見向きされないコインとなります。

魔界出身の成功例:ペペコイン(PEPE)

先ほども紹介したPEPEは2023年4月に突如ローンチされたERC-20トークン。プレセールや事前告知は一切なく、まさに魔界からノリだけで始まったプロジェクトです。

にもかかわらず、SNSで爆発的に拡散されたことで話題に火がつき、わずか数週間で時価総額50億ドル超を記録。主要取引所にも上場し、一躍“メジャー入り”を果たしました。

魔界出身の失敗例:水原一平トークン(IPPEI)

IPPEIは大谷翔平選手の元通訳・水原一平氏のスキャンダルに乗じて発行されたミームコイン。リリース直後に注目を集め、複数のDEXで一時的に取引が活発化しましたが、話題性が短命すぎて数日で取引量が激減

結果、流動性が消え、価格も暴落、数日で魔界に帰還することとなりました。

失敗例の方が圧倒的に多いですが、ペペのように少なからず成功例もあります。
とはいえ、損失が出るリスクが大きいので、しっかりと知識を付けた上で投資判断をするようにしてください。

ミームコインのリスク

ここまでもちょこちょこ書いてきたように、ミームコインには一攫千金の夢がある一方でリスクも非常に多いです。良い面と悪い面の両方を知ってから購入の準備をしてください。

価格変動が激しい

ミームコインは価値の変動が非常に大きいです。上場直後に数百倍になったと思ったら、数時間後には大暴落、なんていうのはよくある話です。

そのため、暗号資産業界においても特にギャンブル色が強いジャンルです。

ミームコインを購入する場合にも余剰資金で行ってほしいですが、ただ1枚当たりの価格が低いこともあり、少額をかける場合には大きな利益は生まれづらいです。一方で大量に購入すると、暴落した際に大きな金額を失うことになるので、ハイリスクハイリターンのジャンルであることをご理解ください。

詐欺・スキャムのリスク

ミームコインは、詐欺のリスクも非常に高いです。

詐欺の多くは、初期の投資家から資金を集めた後、プロジェクトを突然放棄し、資金を持ち逃げする、いわゆる「ラグプル」と呼ばれる手口です。

ミームコインを購入する際には、必ず詳細なリサーチを行い、信頼できる情報源からの確認が重要です。過度な広告や高すぎるリターンの約束には注意を払い、リスクを理解した上で慎重に投資しましょう。

誰でも作れてしまう(供給過多)

ミームコインは技術的なハードルが非常に低く、誰でも数分で新しいトークンを発行できるのが特徴です。特にSolanaやBaseチェーンなどの新興チェーンでは、コーディングの知識がなくても「ノーコード」でコインを作れるツールが普及しており、日々大量の“新作ミームコイン”が誕生しています。

この結果、供給過多となり、「似たようなコインが多すぎて埋もれる」リスクも高まっています。話題性がない限り、生まれた瞬間から“誰にも見向きされないまま消えていく”ミームも少なくありません。

そのため、購入したものの買いたい人がいないのでいつまでも売れないという状況に陥ることもあります。損をする可能性も多分にありますので、注意しておいて下さい。

ミームコインの価格が上がる理由まとめ

ミームコインの価格は、コミュニティの力、インフルエンサーの影響、ミームカルチャー、そして暗号資産市場全体の盛り上がりによって上がります。

これらの要因が複合的に作用し、これまで多くのミームコインの価格が上昇しています。

一方で、リスクも伴うため、慎重な投資が求められる点には注意が必要です。

ミームコインに興味がある方は、これらのポイントを理解し、適切な情報収集を行いながら取引をしましょう。

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