仮想通貨とFXの違い|税金・レバレッジ・稼ぎ方などを比較して解説

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仮想通貨とFXの違い|税金・レバレッジ・稼ぎ方などを比較して解説

取引方法で見た仮想通貨とFXの違い

項目 仮想通貨 FX(外国為替証拠金取引)
取扱銘柄 仮想通貨例:ビットコイン、イーサリアム、リップルなど 通貨ペア例:米ドル、ユーロドル、ユーロ円など
取引時間 24時間365日(土日祝日含む) 平日24時間(土日・年末年始は休場)
注文の方向 「買い」のみ 「買い」「売り」どちらからでも取引可能
レバレッジ レバレッジなし レバレッジあり
手数料 主に取引手数料 主にスプレッド

仮想通貨とFXの違いについて、大きな違いを上の表にまとめました。

具体的には5つの違いがあるため、以下で詳しく解説します。

①銘柄(投資対象)

仮想通貨投資は、仮想通貨銘柄を売買して資産を増やす投資方法です。

対応銘柄は口座(仮想通貨取引所)によって異なるため、購入したい銘柄によって開設する口座を選びましょう。

特にアルトコインのような流通量が少ない銘柄は、取り扱っていない取引所も少なくありません。

取引したい銘柄が決まっているのなら、取り扱っている取引所の口座を開設する必要があります。

なお国内の仮想通貨取引所なら、ビットコインやイーサリアムなど約30銘柄を取り扱っているところが多いです。

一方FXは米ドルやユーロドルなど通貨ペアを用いて取引する投資方法です。

対応している通貨ペアは、FX会社によってほぼ統一されているため、銘柄によってFX会社を取捨選択する必要はありません。

また、仮想通貨に比べて市場参加者が多く流通量も多いため、ボラティリティが小さいのも特徴の1つです。

ボラティリティが小さいと大口投資家が参入しても相場が乱高下する心配がないため、安定した取引ができます。

大きく稼ぎたいのなら仮想通貨投資を、損失を小さくしたいならFXがおすすめです。

②取引時間

仮想通貨投資もFXも平日なら24時間いつでも取引ができます。

昼間はもちろん深夜であっても取引ができるため、家事や仕事で昼間忙しい人でも、空いた時間を使って取引できます。

取引時間の大きな違いは「土日の取引の有無」です。

為替市場や金融市場は金融機関が休みになる土日はFX取引ができません。

しかし仮想通貨市場は為替市場や金融市場と独立したマーケットで取引されているため、土日でも取引ができます。

そのため1週間当たりの取引時間で比べると、FXよりも仮想通貨投資のほうが長いです。

なお為替市場や金融市場が休みなのは土日のみで、祝日は世界共通の休みではないため、祝日ならFXも取引可能です。

仮想通貨にせよFXにせよ、じっくり時間をかけて分析・考察して取り組まないと失敗するリスクが高くなります。

ご自身のライフスタイルを振り返って、無理なく取り組める時間が確保できる投資を選択してください。

③注文の方向

仮想通貨とFXとでは、取引できる注文の方向が違います。

具体的には仮想通貨投資は「買い」の注文しかできませんが、FXでは「買い」「売り」両方の注文がいられます。

FXが売りから取引を始められるのは、証拠金を用いた取引で、差額のみが口座に反映される仕組みだからです。

仮想通貨とFXの取引の仕組みについて詳しく解説します。

仮想通貨の取引の仕組み

仮想通貨投資は基本的に「現物取引」のため、法定通貨(日本円)で仮想通貨を購入するところから始まります。

例えば仮想通貨Aが1枚=100円だった時に10,000円分購入すると仮想通貨Aを100枚(10,000円分)所有します。

その後仮想通貨Aの価値が上がり、1枚=110円になった時に保有分を全売却すると売却額は11,000円(100枚×110円)です。

つまり「安い時に買って高い時に売る」のが仮想通貨投資の基本です。

現物取引では、仮想通貨を保有するのが投資のスタートとなるため、仮想通貨の未保有の状態では始められません。

そのため「売り」から取引できないのが仮想通貨投資の特徴です。

FXの取引の仕組み

FXは「外国為替証拠金取引」といって、証拠金を用いて取引の差額だけが反映される取引方法です。

現物取引と違って実際の取引は架空で行われるため、厳密には取引に用いた通貨の所有権はありません。

例えばドル円=140円の時に1ロット(10万通貨)分をFXで購入(ポジションを保有)すると取引が始まります。

この時実際に100ドルは手元にないため、100ドルを使って別の通貨を購入することはできません。

取引を終了させるには、保有状態のポジションを決済注文をいれる必要があります。

ポジション保有時と決済時の価格差によって生じた取引差額のみ口座に反映されるのが、FX取引の特徴です。

取引自体は架空で行われるため、現物取引ではできなかった「売り」からの取引ができます。

④レバレッジ

レバレッジとは、口座に預けた証拠金を担保に、手持ちの資金以上の金額で取引ができる仕組みのことです。

例えばレバレッジ100倍の口座に10万円を入金すると、取引金額は1,000万円になります。

レバレッジは証拠金を用いる取引(デリバティブ取引)でのみ採用されるため、現物取引の仮想通貨投資では利用できません。

FXはデリバティブ取引の一種のため、レバレッジをかけた取引が可能です。

レバレッジが高いほど少額でも大きな金額で取引できるため、投資を始めるためにまとまったお金を用意する必要はありません。

ただしレバレッジはFX会社によって異なります。

具体的には、日本のFX会社は金融庁の規制により最大レバレッジが25倍に規制されています。

しかし海外に拠点があるFX会社は、レバレッジを100倍以上に設定しているところも珍しくありません。

また、レバレッジが高ければ少額から始められる反面、資金を超える損失が発生するリスクがあります。

現物取引の仮想通貨投資は、取引によって資産額が減ることはあっても、ゼロにはならない安心感があります。

仮想通貨とFXでは、損失リスクに対する考え方やリスクヘッジの重要度が違うため、しっかり比較して選択しましょう。

⑤手数料

取引にかかるコストも、仮想通貨とFXで異なります。

基本的に取引に伴う手数料は必ず発生するため、いずれの投資に挑む際は手数料を加味した投資戦略が求められます。

仮想通貨とFXでは手数料の「種類」が異なるため、手数料の発生条件を理解してから比較しましょう。

仮想通貨投資では、取引を始める(購入する)際に取引手数料が発生します。

具体的な金額は仮想通貨取引所によって異なりますが、約定数量に一定の割合をかけた金額が手数料になります。

FXは、仮想通貨投資のような取引手数料はかかりませんが、スプレッドが発生するので注意してください。

スプレッドとは買値と売値の差額のこと。

例えばドル円=140.00~140.02と表示されていた場合、買値が140.02となり、売値は140.00となります。

つまり差額の0.02がスプレッドとなり、FX会社の売上となるため、手数料として考えられています。

スプレッドは、銘柄によっても違いますし、同じ通貨ペアでもFX会社によっても異なります。

スプレッドが狭いほど小さな値動きで含み益が発生するため、スプレッドが狭いFX口座で取引するのがおすすめです。

税金で比較した仮想通貨とFXの違い

仮想通貨とFXの違いは、取引条件だけではありません。

利益が発生した時に納める税金についても、仮想通貨とFXには違いがあります。

投資によって得た利益は「雑所得」として扱われますが、具体的な手段によって所得の種類が異なります。

具体的には、仮想通貨による利益は「その他雑所得」で、FXによる利益は「先物取引に係る雑所得等」です。

所得の分類の違いにより、具体的な納税額や申告条件が異なります。

税金面から見た仮想通貨とFXの違いを解説するので、必ずチェックしておきましょう。

①申告条件

仮想通貨でもFXでも、利益が出たのなら確定申告が必要です。

ただし、FXは1円でも利益が出れば確定申告が必要なのに対して、仮想通貨は年間20万円未満なら申告は必要ありません。

なお、仮想通貨投資による年間利益は「1月1日~12月31日」の期間内に出た損益が対象です。

例えば7月1日に仮想通貨投資を始めたら、一年目の対象所得はその年の7月1日~12月31日となります。

仮想通貨投資の年間利益が20万円以上にもかかわらず確定申告をしないと「脱税」とみなされるので必ずしましょう。

なおFXの場合は、1円でも利益が出たら確定申告が必要ですが、損益がマイナスでも確定申告をおすすめします。

FXで損失を出したことを申告すると「損失繰越」が適用され、最大3年間の利益から相殺されるからです。

例えば1年目にFXで10万円の損失が出たことを申告すると、翌年15万円の利益が出ても、課税対象は5万円(15万円‐10万円)となります。

FXで損失繰越が適用できるのは国内FX会社での損益のみで、海外FXは対象外のため、口座選びにも注意してください。

②課税方式

仮想通貨とFXとでは税金の計算方法も違います。

具体的には仮想通貨は「総合課税」の対象で、FXは「申告分離課税」の対象となっています。

総合課税とは、給与所得や事業所得など他の所得と合算して納税額を計算する方法です。

例えば仮想通貨投資をしているサラリーマンの場合、給料に投資の利益が合算した所得に税率をかけて計算します。

そのため、納める税金はもちろん社会保険料や年金などにも影響が出てくる可能性があります。

一方申告分離課税とは、他の所得と切り離して納税額を計算する方法です。

給料などの所得と分けて計算されるため、利益が増えても税金以外の公的な支払いには影響が出ません。

仮想通貨投資を始めてまとまった利益が出せるようになったら、税金面を考えると専業投資家になるのも選択肢の1つです。

③税率

仮想通貨とFXの税金に関する違いで最も知っておくべきポイントが「税率」です。

総合課税を採用している仮想通貨は、利益の増加に比例して税率も上がっていきます。

具体的には所得が4,000万円以上あると税率は45%となるだけでなく、住民税も10%加算される可能性もあります。

課税対象の所得には給料や事業所得も含まれるため、副業で仮想通貨投資をする際は、「稼ぎすぎ」に注意してください。

一方申告分離課税を採用しているFXは、税率が20.315%と固定されています。

取引により利益に関係なく、上記税率で計算されるため、スムーズに利益に対する税の負担の計算ができます。

注意すべきはFX口座の種類で、申告分離課税を採用しているのは国内FX会社のみです。

海外FX会社の口座を用いて取引した利益は総合課税のため、利益に応じて税率が変動します。

FXは開設する口座によって課税方法や税率が変わるため、口座選びは慎重に行いましょう。

仮想通貨とFXの共通点

仮想通貨とFXとでは、さまざまな違いがある一方、投資として共通点もたくさんあります。

共通点を理解して取引に活かすることで、仮想通貨でもFXでも利益を出すことが可能になるため、ぜひ知っておきましょう。

自宅で気軽に始められる

仮想通貨とFXの共通点として挙げられるのは「取引できる環境」です。

現在、仮想通貨もFXもインターネット環境とスマートフォンやPCがあれば、オンラインで口座開設が完結します。

本人確認書類の提出もネット上でできるため郵送によるやり取りも不要です。

早ければ申込から口座完了まで1日でできるため、すぐに取引を始められます。

また、取引専用のスマホアプリをリリースしている口座も多いのも共通点の1つです。

スマホさえあれば、相場のチェックはもちろん注文を入れて取引を始められるため、仕事の休憩中や通勤中にも取引できます。

仮想通貨もFXも口座開設に伴う費用は一切発生しないため、気軽に始められるのも共通点の1つです。

経済ニュースや情勢から値動きを分析する

投資で成功するには世界経済や政治情勢を把握し、値動きを分析する必要があります。

具体的な着目点は違えど、仮想通貨もFXも経済や政治の影響からは免れません。

どちらを始めるにしても、普段から経済ニュースをチェックして社会情勢と経済による値動きの変動を予測しましょう。

例えば、アメリカの金融政策発表や地政学リスクの発生は、法定通貨の価格にダイレクトに影響を及ぼします。

法定通貨の価値によって仮想通貨の価値も相対的に変動します。

また、仮想通貨の価格変動の要因は経済情勢だけではありません。

規制強化や新開発のリリースなど、仮想通貨市場独自のニュースによっても仮想通貨市場は大きく影響します。

仮想通貨でもFXでも、経済や政治関連の情報を確認するライフスタイルを確立しましょう。

チャートを用いたテクニカル分析が利用できる

仮想通貨でもFXでもチャートを用いて値動きを予測するため、テクニカル分析が有効です。

テクニカル分析とは、過去の価格や出来高のデータから、将来の価格変動を予測する分析手法のこと。

移動平均線やRSI、MACDといった様々なテクニカル指標を駆使して売買のタイミングを客観的に導き出します。

注意すべきは仮想通貨とFXによってテクニカル分析の有効性が異なる点。

テクニカル分析は過去の価格データ量に比例して機能しやすさが変わります。

為替相場で取引するFXは何十年以上の価格データがあるため、テクニカル分析が機能しやすいです。

一方仮想通貨は、為替市場に比べて歴史が浅く過去の価格データが少ないため、テクニカル分析が機能しない銘柄もあります。

ビットコインやイーサリアムなど、機能する銘柄が限定されている点に注意してテクニカル分析を活用してください。

取引に関する手数料が発生する

仮想通貨でもFXでも取引するにあたって必ず手数料が発生します。

手数料の種類や金額は違いますが、取引コストゼロにすることは仮想通貨もFXもできません。

例えば仮想通貨では取引手数料として約定数量の一定割合が手数料として差し引かれます。

一方でFXはスプレッドによる取引コストが発生し、無計画に取引するとスプレッド分が損失として発生します。

仮想通貨でもFXでも、手数料を支払っても手元に利益が残るような資金管理が必要です。

取引によって発生する手数料を事前に確認して、戦略的に取り組むことで安定した利益が出るのは、仮想通貨もFXも同じです。

利益を出すには勉強と練習が欠かせない

仮想通貨もFXも、始めること自体は比較的簡単ですが、継続的に利益を出すためには投資に関する知識と経験が不可欠です。

例えば市場の仕組み、分析手法、リスク管理など、学ぶべきことは多岐にわたります。

何も知識がないまま見切り発車で投資を始めると、思わぬ損失を被って大切な資産を減らしてしまうリスクが高まります。

書籍はもちろん、セミナーやウェブサイトなどで投資の学習を重ねてから資金を投入して始めましょう。

また、勉強したが理解できているかを確認するため、実際に取引することも欠かせません。

資産を少額に抑えてリスクを抑えるのはもちろん、デモ取引で実際の相場経験を積むのも選択肢の1つです。

仮想通貨でもFXでも、勉強と練習を繰り返し取り組むことで、勝率はアップして安定した投資ができるようになります。

仮想通貨?FX?どっちが向いている?

仮想通貨とFXは、投資の特徴などに違いがあるため、人によっておすすめが異なります。

仮想通貨とFXのそれぞれおすすめの人の特徴を紹介するので、自分がどちらに当てはまっているかチェックしてください。

仮想通貨投資がおすすめな人

最初に仮想通貨がおすすめな人の特徴をまとめました。

以下の3つのうち1つでも当てはまるなら、仮想通貨投資を始めることをおすすめします。

中〜長期的な投資戦略で挑める人

中~長期的な視点で投資を考えているなら、FXよりも仮想通貨がおすすめです。

仮想通貨投資は現物取引が基本で、一度購入したら値段が上がるまでしばらく放置しなければいけません。

仮想通貨は日によって価格は常に変動しますが、保有している時間が長いほど大きな利益が期待できます。

購入した銘柄の資産価値は、下がることはあってもゼロになることはないのも仮想通貨投資のメリットです。

また、毎月決まった金額分ずつ購入すれば仮想通貨を使った積立投資ができます。

仮想通貨に換えてしまえばすぐには使えないため、今まで貯金を挫折してきた人も仮想通貨投資はおすすめです。

ある程度まとまった資金を投資に使える人

仮想通貨はレバレッジをかけて取引できないため、投資を始めるにはまとまったお金が必要です。

ある程度余剰資金があり、お金の使い道を探している人に、仮想通貨はおすすめです。

資金が少ないと投資先の選択肢が狭くなったり、少額しか買えないなどのデメリットが発生します。

少なくとも使い道を考えているお金が100万円以上あるなら、仮想通貨取引に回してみてはいかがでしょう。

ただし、最初からまとまったお金を投資に使うと、失敗によって大きな損失を被るリスクがあります。

余剰資金であっても慎重に取り組んで、適切なリスクで仮想通貨投資に取り組んでください。

リスクを抑えることを重視している人

大きく利益を出すことよりも損失を抑えて安定して利益を出したいと考えている人は、FXよりも仮想通貨がおすすめです。

仮想通貨投資は現物取引が基本のため、資産がゼロになることはありません。

例えば購入した仮想通貨の価値が下がれば、当然資産価値は下がります。

しかし仮想通貨の価値がマイナスにならない限り、仮想通貨投資で借金を背負うことはありません。

そのため、仮想通貨投資で失敗しても資産がゼロになることはないため、いつでも取引を再開できます。

資金さえあれば何度でも挑戦できるのが投資のメリットです。

「資産がマイナスになって借金が増える」リスクを避け、お金を失う精神的負担を背負いたくない人ほど仮想通貨投資がおすすめです。

FXトレードがおすすめな人

次に仮想通貨よりもFXがおすすめな人を紹介します。

以下の項目に1つでも該当するなら、FX口座を開設して始めてみてはいかがでしょう。

投資に使える資金が少額の人

投資に回せる金額が少なく、まとまった資金がない人は、仮想通貨よりもFXがおすすめです。

FXではレバレッジを用いることで大きな金額を取引できるため、資金が少なくても始められます。

レバレッジが高くなるほど必要な資金(証拠金)は少なく済みます。

また、短期間で投資を再開するのに必要な資金を貯められるため、リスタートしやすいのがメリットです。

10万円あればFXを始めるには十分なため、気軽に投資をしてみたいのなら、FXにチャレンジしてみてはいかがでしょう。

短期的な投資戦略で取り組みたい人

FXでも仮想通貨投資のように中~長期的な戦略で取引する人はいますが、多くのトレーダーは短期的な戦略で取り組んでいます。

デイトレードのように1日で完了する取引でも十分利益が出るため、スピーディーに投資がしたい人にFXはおすすめです。

短期的な投資戦略は、投資の結果がすぐに判明するため投資の経験値が蓄積されやすいです。

また、1回の投資で失敗してもすぐに次のチャンスが来るため、損失をすぐに取り返しやすいメリットもあります。

短期戦略で投資をするには、細かい値動きの確認が必須のため、チャートをチェックし続けなければいけません。

取引チャンスを逃さないためにチャートから目は離せませんが、見ている時間は5~10分程度で十分。

FXは平日なら24時間いつでも始められるため、チャートを見る時間さえ作れれば誰でも取引に参加できます。

資金管理や戦略が徹底できる人

FXは仮想通貨と違って損失リスクが高いため、徹底した資金管理が求められます。

資金管理を怠らなければ、少額でハイリターンな投資ができるのがFXの魅力です。

FXはレバレッジによって少額から気軽に始められる反面、仮想通貨投資にはないリスクがあります。

特に、投資の失敗によって証拠金がマイナスになると、マイナス分を追加で入金する「追証」を求められます。

追証を放置しておくと、信用情報に傷がつくため、必ず入金して解消しましょう。

とはいえ、多くのFX会社では追証にならないよう一定の含み損になったら強制的に決済する仕組みが採用されています。

FXは仮想通貨に比べてハイリスク・ハイリターンな投資だというのを理解してください。

資金管理で適切なリスクで取り組めば、仮想通貨投資に比べて早いスピードで資産が増えていくでしょう。

まとめ:仮想通貨とFXの違いから、自分に合う投資を選ぼう

本記事では、仮想通貨とFXの違いを「取引方法」「税金」の観点から比較しました。

仮想通貨は24時間365日取引が可能で、現物取引による追証のリスクがありません。

そのため、中〜長期的な視点でじっくり資産形成をしたい方や、まとまった資金をリスクを抑えて運用したい方におすすめです。

一方FXは、レバレッジを活用することで少額からでも始められる投資です。

短期的な値動きを捉えて、徹底した資金管理と戦略でリスクをコントロールできれば短時間で資産を大きくできるはず。

どちらの投資も、インターネットさえつながっていれば始めることは簡単です。

しかし継続的に利益を出すには、経済ニュースのチェックやチャートを用いたテクニカル分析などの勉強が不可欠です。

そして、勉強して得た知識を元に経験を積むことで、より安定して資産を増やしていけます。

ライフスタイルや投資に対する考え方、リスク許容度に合わせて、最適な投資方法を選択してください。

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