にゃんまるコイン(NYAN)の将来性は?買い方も解説!
- 3行要約
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・マルハンの公式キャラクターを使ったミームコインで、上場企業GFAやホリエモンも関与
・国内未上場だが、BitgetやRaydiumなど海外取引所で取引可能
・将来性と注目度は高いが、価格変動や規制リスクにも注意が必要
にゃんまるコインとは

その可愛らしいネーミングに反して、多くの企業や著名人が関わる本格的な暗号資産であり、投資対象としても人気を博しています。
実際にどのようなコインなのか、無数に存在するミームコインの中で知名度が高まっているのか、事実ベースで考えていきます。
TAMAGOプロジェクト
にゃんまるコインを生み出したTAMAGOプロジェクトは、大手パチンコチェーン「マルハン」が推進するWeb3エンタメ領域の取り組みです。ブロックチェーン技術を活用し、これまでのパチンコ・アミューズメント産業の枠を超えて、新しい“遊びの価値”を創出することを目指しています。
NFTやミームコイン、Web3ゲームとの連携を通じて、リアルとデジタルを横断するエンタメ体験の構築を進めており、その一環として「にゃんまるコイン(NYAN)」が誕生しました。
マルハンとGFAなどの大企業が関与

冒頭でも話したように、パチンコ業界大手のマルハンがIP公認しており、東証スタンダード上場企業のGFA子会社のGFA Capital社がにゃんまるプロジェクトを支援しています。
特にGFA Capitalは、会社として「戦略的に保有」と明言しており、投資家からの信頼性も高いコインです。
チャート分析
DEX SCREENERより引用
チャート図をご覧になってわかる通り、ボラティリティ(価格変動)がかなり激しいコインとなっています。
2025年7月7日16時21分時点で、1NYAN=0.0007229ドルであり、円換算で0.10円程度となっています。過去最高で0.002549ドル(0.37円)となったことがありますが、2025年3月31日にピークを迎えてから、再度大幅下落をしています。
上がっては下がり、しばし安定期に入ってまた上がって下がり、というサイクルを2度繰り返している状況です。ピーク時と比較して3分の1程度になっているのが現状です。
にゃんまるコイン(NYAN)の買い方・購入方法

にゃんまるコインを購入するには、いくつかの準備が必要です。記事作成時点では、国内取引所には上場していません。現時点で暗号資産を保有していない方は、国内取引所の口座が必要になります。
購入に必要な2つのもの
- 国内取引所の口座
- Solanaチェーン対応の暗号資産ウォレット
現時点で暗号資産ウォレットに暗号資産が入っている方は、国内取引所の口座は不要です。しかし、まだ暗号資産を持っていない、これから始めようと思っている方は国内取引所の口座が必要になります。
詳細な手順をお話しする前に、にゃんまるコインを購入するための手順をご説明します。
- STEP1:Phantomウォレット・SBI VCトレードの設定
- STEP2:国内取引所でJPYでSOLを購入
- STEP3:PhantomウォレットにSOLを送金
- STEP4:Raydium経由でNYANを購入
にゃんまるコインのようなミームコインは特に、国内取引所に上場(購入可能になること)していない場合がほとんどです。そのため、海外の取引所か、またはDEX(分散型取引所)を使うことになります。
また、にゃんまるコインはSolanaチェーン上にあるため、暗号資産SOLで購入することになります。SOLを購入するために、国内の取引所にアカウントが必要になりますので、まだ口座をお持ちでない方はSBI VCトレードで口座を開設しておいてください。(無料)
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上場企業SBIホールディングスはネット銀行大手であり、かつ暗号資産・WEB3界隈では最大手とも言える存在です。
実は我々Mediverse(メディバース)チームもSBI VCトレードを使っていますので、初心者の方におすすめです!
SBI VCトレードを開設以降の手順は「トランプコイン(TRUMP)の買い方を解説【画像付き】」に詳細を載せていますので、参考にしてください。
にゃんまるコインの特徴・トークン情報

ティッカーシンボル | NYAN |
承認アルゴリズム | Proof of History(PoH), Proof of Stake(PoS) |
時価総額 | 約3,974万ドル(約62億円) |
時価総額ランキング | 圏外 |
最大供給量 | 1,000億枚(公式HPより) |
発行開始日 | 2024年12月12日 |
ホワイトペーパー | https://nyanmarucoin.com/nyan-tokenomics/ |
発行上限とトークン配分の仕組み
にゃんまるコイン(NYAN)の総発行上限は、公式サイトにて明記されている通り1,000億枚です。これは事前に設定された固定上限であり、追加発行の予定は現時点で発表されていません。
ブロックチェーン上の情報によると、実際に現在流通しているトークン数は約553億枚とされており、残りのトークンは運営やエコシステム強化、マーケティング活動などに活用される可能性があります。
一般的なミームコインとは異なり、NYANは企業連携やプロジェクトの拡大を見据えた戦略的なトークン配分を行っているのが特徴です。将来的な上場やステーキング対応などの動きとあわせて、残りの供給分の扱いも注目されています。
コミュニティ主導で形成される価値
にゃんまるコイン(NYAN)のユニークな点は、GFAやマルハンといった企業の関与がある一方で、あくまで価値形成の主体はコミュニティ側にあるということです。SNS上での拡散や情報提供、投票や企画運営など、ホルダーたちの熱量によってトークンの認知と存在価値が育まれています。
このような「企業が土台を支え、コミュニティが熱を生む」構造は、他のミームコインにはあまり見られない、にゃんまるコインならではの強みです。
GFAとマルハンによる支援体制と信頼性
にゃんまるコイン(NYAN)は、話題先行の草コインとは異なり、東証スタンダード上場のGFA株式会社と業界大手マルハンの支援を受けている点で大きな信頼性を持ちます。GFAはスマートコントラクトの開発や運営を担い、公式IRでプロジェクトへの関与を明言。
にゃんまるコインにおけるGFAの関与は、単なるコラボではなく財務的・実務的な支援を含むものです。具体的には、GFAがIR資料にてトークン発行や販売に関する説明を行っており、法的リスクへの配慮も感じられます。
文中でも書いたように、にゃんまるコインは企業公式な点がかなり珍しいです!
だいたいの場合は商標権等ガン無視で作られているものが多い中、マルハンが公認しているあたり、今後に期待できると思ってます。
にゃんまるコインの将来性
次に、投資家としてにゃんまるコインの将来性を考えていきます。今にゃんまるコインを買った方がいいのか、それともリスクを踏まえて買わない方がいいのか、現状の数値を基に考えていきます。
IP×Web3の国内最大規模プロジェクト
NYANは、株式会社マルハンの公式キャラクター「にゃんまる」を起点とする、IP(知的財産)を活用したWeb3プロジェクトとしては大規模のミームコインです。発行直後から話題性が高く、上場から約1ヶ月で最大時価総額50億円超・保有者数約7,400人超(記事作成時点)という急成長を遂げています。
単なる匿名発のミームコインとは異なり、企業キャラクターを活用した公認プロジェクトである点が安心材料となっており、今後もIP展開やリアルとの連携による成長が見込まれます。
大手ウォレットとの連携(Bitget Wallet)
にゃんまるコインは、累計6,000万人以上のユーザーを抱えるBitget Walletと戦略的に連携しています。これにより、世界中のユーザーに対する認知・アクセスが飛躍的に向上し、取引量や流動性の面でも大きなメリットがあります。
特にBitget Walletはアジア圏での影響力が高く、にゃんまるコインがグローバル展開を視野に入れていることを裏付ける材料ともいえます。このような提携が着実に進めば、将来的な市場拡大に直結する可能性があります。
海外展開と実需の拡大
さらに、にゃんまるコインは国内だけでなく、中東・アジア・欧州などの海外市場への展開も視野に入れているように感じます。実際に、Raydium等のSolana系DEXとの連携構想や、Web3系の国際企業(例:Animoca Brands Japan)との協業も発表されており、グローバルでの実需獲得に向けた動きが加速しています。
また、今後はアプリによるステーキング機能の実装や、リアル店舗・ECモールとの決済連携も予定されており、ブロックチェーン技術の活用が日常生活に広がる可能性があります。
にゃんまるコインのリスク

価格のボラティリティ
NYANは時価総額が比較的小さいミームコインであるため、少額の資金流入や特定の発言だけでも価格が大きく変動しやすい特徴があります。
たとえば上場やキャンペーンのニュースで短期的に高騰することがあっても、利益確定売りが続くと急落することも少なくありません。市場が冷え込んだ場合には想定以上の下落が起きる可能性があるため、慎重な判断が求められます。
金融庁の規制強化による税務リスク
現在NYANは国内では未上場で、Bitgetなどの海外取引所でしか購入できません。今後、金融庁が海外取引所への規制を強化した場合、日本居住者は利用できなくなり、DEX(分散型取引所)での売買が主な手段となる可能性があります。
しかし、DEXでの取引は自己管理が前提であり、税務申告が難しくなるリスクがあります。取引記録の保存や計算が煩雑になり、知らぬ間に過剰な課税や申告漏れのリスクを抱えるおそれもあります。規制の動向とともに、税制への理解も不可欠です。
GFAの開示遅延
東証スタンダード上場のGFAは、2025年5月15日に予定していた「2025年3月期決算短信」の提出を一時的に延期しました。暗号資産の会計評価に関する追加確認が必要となったためで、最終的には5月20日に提出され、その後一部訂正も行われました。
これにより、開示内容の整合性や対応スピードに対する投資家の注目が高まりました。
出典:『2025 年3月期決算短信発表の延期に関するお知らせ(2025 年5月 20 日予定) 』
出典:『(訂正・数値データ訂正)「2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正について』
また、2025年7月8日に開始予定だったにゃんまるコイン(NYAN)のステーキングサービスについても、7月9日12時から解禁となりました。
こうした情報提供のタイミングや体制への不安は、プロジェクトの信頼性評価に影響を与える可能性があります。
にゃんまるコインに関するよくある質問(Q&A)
にゃんまるコインとホリエモンは関係ありますか?
あります。ホリエモン氏は、NYANのアドバイザーとして公式に関与しています。
2025年1月、運営元であるGFA株式会社は「SNS media & consulting 株式会社(代表:堀江貴文氏)」とアドバイザリー契約を締結
出典:SNS media & consulting株式会社とアドバイザリー契約締結のお知らせ
ホリエモン氏自身もYouTubeチャンネルやSNSでプロジェクトに言及しており、名義貸しではなく、発信・紹介を行っています
NYANは「IP×Web3」の代表例として、ホリエモン氏が掲げる“日本のIPのグローバル展開”戦略にも合致しているとされています。
にゃんまるコインは“暴落”する可能性がありますか?
あります。にゃんまるコインは現時点で、日本国内での上場がされておらず、主にDEXと海外取引所での取引が中心です。
このため、仮に国内の法規制が強化された場合、日本人ユーザーの参入が制限される可能性があります。価格は市場の期待感で左右されやすく、あくまで“ハイリスク・ハイリターン”の投資対象と捉えるのが適切です。
また、マルハンとGFAから密接な支援を受けていることから、両社の株価と連動する可能性もあります。総合的な視点を持って、投資判断に臨んでください。
にゃんまるコインはどこで買えますか?
現時点(2025年7月時点)では、国内の暗号資産取引所では購入できません。
主に以下のような海外取引所やDEX(分散型取引所)で取引されています。
・Bitget(ビットゲット):NYAN/USDTの取引ペアが存在(公式発表)
・Raydium(Solana系DEX):Solanaウォレットを使ってスワップ可能
ただ、いずれもJPYでの購入はできません。現時点で暗号資産を持っていない方はSBI VCトレードの口座を開設しておいてください。
まとめ
にゃんまるコイン(NYAN)は、これまでの“草コイン”とは一線を画す、IPと企業支援による次世代型ミームコインです。GFA・マルハンといった信頼性の高い企業が関与し、ホリエモン氏もアドバイザーとして参加するなど、将来的な期待が高まっています。
一方で、価格の急変動や国内未上場ゆえの規制リスクも存在し、慎重な投資判断が求められます。購入にはSolanaチェーンの理解やDEXの利用も必要となるため、事前にしっかりと情報収集を行い、自分のリスク許容度に応じた判断を行いましょう。
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