海外仮想通貨取引所おすすめ10選|ランキングと選び方のポイント【初心者向け】
まず結論:おすすめの海外仮想通貨取引所比較表
海外取引所って数が多くて、正直どこを選べばいいか迷いますよね。
そこで本記事では、日本から使えて・サービスが充実していて・安心感もある取引所10社を厳選して比較しました。
まずは特徴をざっくり比較できる一覧表からどうぞ。
海外仮想通貨取引所ランキングの評価基準について
本ランキングでは、日本人が実際に利用できる海外仮想通貨取引所を対象に、以下の10項目を基準に独自スコアを付けました。
取引のしやすさやセキュリティ、将来性などを総合的に評価しています。
※ランキング対象外:BinanceやCoinbaseなど日本居住者が利用できない海外取引所は除外しています。
評価項目 | 内容 |
銘柄数 | 上場通貨の豊富さ(例:2,000以上=5点) |
キャンペーン | 最大獲得ボーナスの金額(例:30,000USDT=5点) |
最大レバレッジ | 取引に使える最大倍率(200倍=5点) |
手数料 | 現物取引の最安手数料(0%〜=5点) |
取引高(24h) | 取引量の多さ・流動性(50億ドル以上=5点) |
ハッキングの有無 | 過去の被害履歴(なし=5点) |
金融ライセンス | 取得済みライセンスの数(4件=5点) |
サービスの種類 | ステーキング・NFTなどの提供機能(5種類以上=5点) |
取引所ランク | CoinMarketCapとCoinGeckoでの総合順位 |
設立年 | 長く続く運営実績(2013年以前=5点) |
- 補足:順位の決め方について
総合点が同点だった場合は、以下の優先順位に従ってランクを決定しています。
優先順位
ハッキングの有無 > 取引高 > 銘柄数 > キャンペーン > 最大レバレッジ > 手数料 > サービス種類 > 金融ライセンス > 取引所ランク > 設立年
- Forbesのランキングとの違いについて
米経済メディア「フォーブス」も信頼できる仮想通貨取引所ランキングを発表していますが、BinanceやBybit、OKXなどの大手を除外して評価されている点が異なります。
また、日本居住者が利用できない取引所も多く含まれているため、本記事では日本人が実際に使える取引所だけを厳選して比較しています。
ランキング評価基準の詳細▼
評価項目 | 5点 | 4点 | 3点 | 2点 | 1点 | 0点 |
---|---|---|---|---|---|---|
銘柄数 | 2,000~ | 1,999~1,000 | 999~500 | 499~300 | 300以下 | – |
キャンペーン | 30,000USDT以上 | 29,999~10,000 USDT | 9,999 ~ 1,000 USDT | 999 ~ 100 USDT | 99 USDT以下 | ボーナスなし |
最大レバレッジ(最大ボーナス) | 200倍 | 150倍 | 125倍 | 100倍 | 100倍以下 | ‐ |
手数料 | 0%にできる | 0.0050% | 0.0125% | 0.0500% | 0.1%以上 | ‐ |
取引高(24h) | 50億ドル以上 | 30億ドル以上 | 10億ドル以上 | 1億ドル以上 | 1億ドル以下 | – |
ハッキングの有無 | ハッキング被害を受けたことがない | – | – | – | – | ハッキング被害を受けたことがある |
金融ライセンス | 4つ | 3つ | 2つ | 1つ | ‐ | 保有なし |
サービスの種類 | 5つ以上 | 4つ | 3つ | 2つ | 1つ | – |
取引所ランク(CoinmarketcapとCoinGeckoの順位合計値) | 5以内 | 10以内 | 20以内 | 30以内 | 30以上 | リスティングされていない |
設立年度 | 2013年以前 | 2014年~2015年 | 2016年~2017年 | 2018年~2019年 | 2020年以降 | – |
▼銘柄数
海外取引所には国内取引所では購入できない仮想通貨の取り扱いが多くあります。
評価項目 | 5点 | 4点 | 3点 | 2点 | 1点 | 0点 |
---|---|---|---|---|---|---|
銘柄数 | 2,000~ | 1,999~1,000 | 999~500 | 499~300 | 300以下 | – |
銘柄数は多ければ多いほど投資の選択肢は広がります。そのため銘柄数が多い海外取引所はポイントを高く付けています。
ただし銘柄数が多いからと言ってその全てが値上がるとは限りません。銘柄数が多いことは裏を返せば「上場の審査が緩い」ということも考えられます。
投資をする際には自分でもしっかりと仮想通貨について調べることが大事です。
▼キャンペーン(最大ボーナス)
海外取引所には証拠金として使える”ボーナス”というものがあります。
ランキングでは、初期に獲得できるボーナスの最大値が多い取引所を評価しています。
評価項目 | 5点 | 4点 | 3点 | 2点 | 1点 | 0点 |
---|---|---|---|---|---|---|
キャンペーン (最大ボーナス) |
30,000USDT以上 | 29,999~10,000 USDT | 9,999 ~ 1,000 USDT | 999 ~ 100 USDT | 99 USDT以下 | ボーナスなし |
注意点としてはボーナスを得るには入金や取引などのタスクをこなす必要があります。
無条件に全ボーナスを得られるわけではない点を認識しておきましょう。
▼最大レバレッジ
海外取引所ではレバレッジ倍率を高く設定できます。
最低でも100倍のレバレッジ取引が可能です。
評価項目 | 5点 | 4点 | 3点 | 2点 | 1点 | 0点 |
---|---|---|---|---|---|---|
最大レバレッジ | 200倍 | 150倍 | 125倍 | 100倍 | 100倍以下 | ‐ |
国内取引所の場合は投資家保護の観点から最大レバレッジは2倍までと決められています。
海外取引所では高いレバレッジをかけられますが、その一方でハイリスクなトレードになることは留意しておいてください。
▼手数料
手数料は現物取引をする際の数値を評価しています。現物取引手数料が安い取引所は基本的に先物取引手数料も優遇されていることが多いためです。
評価項目 | 5点 | 4点 | 3点 | 2点 | 1点 | 0点 |
---|---|---|---|---|---|---|
手数料 | 0%にできる | 0.005% | 0.0125% | 0.05% | 0.1%以上 | ‐ |
独自の仮想通貨を持てば手数料割引が行えたり、VIP会員になると手数料が安くなる制度を取り入れている取引所はランクが高くなっています。
▼取引高(24h)
1日の取引高が多い取引所は”流動性”が高く安定したトレードが行えます。
ここでは現物取引高を元にランク付けを行ないました。
評価項目 | 5点 | 4点 | 3点 | 2点 | 1点 | 0点 |
---|---|---|---|---|---|---|
取引高(24h SPOT) | 50億ドル以上 | 30億ドル以上 | 10億ドル以上 | 1億ドル以上 | 1億ドル以下 | – |
1日の取引高が世界で最も多いのはBinanceです。現物取引だけで1日約70億ドルの取引高があります。
しかしBinanceは日本居住者は利用できません。
そのためランキングでは取引高が多い上位取引所を参考に得点を付けています。
なお国内取引所のbitFlyerでは1日約5,000万ドル程度の取引高があるとされています。
▼ハッキングの有無
仮想通貨取引所はハッキングの脅威から逃れられません。
ハッキングされてしまうと仮想通貨の出金が行えなくなったり、最悪預け入れていた資産を失ったりする可能性があるためセキュリティ体制は非常に大事な要素です。
評価項目 | 5点 | 4点 | 3点 | 2点 | 1点 | 0点 |
---|---|---|---|---|---|---|
ハッキングの有無 | ハッキング被害を受けたことがない | – | – | – | – | ハッキング被害を受けたことがある |
ハッキング被害を受けたことがある取引所はポイントを低く付けています。
ただし、ハッキング被害を受けたからと言ってその取引所を使うなと言っているわけではありません。一度ハッキング被害を受けたことでセキュリティ体制を見直してより安全な取引所になったという見方をする人もいます。
各取引所がどのようなセキュリティ体制を敷いているのかはもちろん、自身でも資産の管理に注意するようにしましょう。
▼金融ライセンス
海外取引所の中には各国の規制当局でライセンスを得ているところもあります。
評価項目 | 5点 | 4点 | 3点 | 2点 | 1点 | 0点 |
---|---|---|---|---|---|---|
金融ライセンス | 4つ | 3つ | 2つ | 1つ | ‐ | 保有なし |
たくさん保有しているからと言って安全というわけではありませんが、少なくとも規制当局の指示下で運営しようとしている取引所ということは分かります。
なお海外取引所は金融庁の認可は得ていません。
利用は完全に自己責任になるため注意が必要です。
▼サービスの種類
仮想通貨には現物や先物取引のほかに様々な資産運用方法があります。
レンディング、ステーキング、IEO、NFT取引、エアドロップなど取引所によって様々なサービスを利用できます。
評価項目 | 5点 | 4点 | 3点 | 2点 | 1点 | 0点 |
---|---|---|---|---|---|---|
サービスの種類 | 5つ以上 | 4つ | 3つ | 2つ | 1つ | – |
サービスの種類が多ければ多いほどユーザーが行える選択肢が広がります。
▼取引所ランク
仮想通貨取引所をまとめるサイト「Coinmarketcap」と「CoinGecko」にはTrust Score(信頼スコア)が存在します。
信頼スコアは各取引所の流動性やサイバーセキュリティ、顧客資産の保護体制などを元に評価アルゴリズムによって決められています。
本ランキングではその信頼スコアを元に決められたランキング順位の数値をCoinmarketcapとCoinGeckoで合算。その結果出された合計値を元にランキング付けを行なっています。
評価項目 | 5点 | 4点 | 3点 | 2点 | 1点 | 0点 |
---|---|---|---|---|---|---|
取引所ランク(CoinmarketcapとCoinGeckoの順位合計値) | 5以内 | 10以内 | 20以内 | 30以内 | 30以上 | リスティングされていない |
▼設立年度
設立年度が古い取引所は、長年の運営が上手くいっていること示します。
評価項目 | 5点 | 4点 | 3点 | 2点 | 1点 | 0点 |
---|---|---|---|---|---|---|
設立年度 | 2013年以前 | 2014年~2015年 | 2016年~2017年 | 2018年~2019年 | 2020年以降 | – |
ここでは運営年数が長い取引所に高得点を付けています。
おすすめ海外仮想通貨取引所ランキング
1位:BYBIT 総合力NO1
評価スコア:40点/50点
Bybitは500銘柄以上の仮想通貨に対応し、キャンペーンやセキュリティ体制も高評価。世界トップクラスの流動性の高さで、安心して仮想通貨の売買が行えます。

評価ポイント | 内容 |
日本円→USDTに即時変換 | P2P取引でPayPay/LINE Payから即座にUSDT購入可。相場チャンスを逃さない。 |
信頼性・安全性 | CoinMarketCap3位、ハッキングゼロ、準備金証明&第三者監査あり。 |
銘柄の豊富さ | 509銘柄以上を取り扱い。主要アルトや新興銘柄も多数対応。 |
操作性・アプリの使いやすさ | UIは日本語対応済。チャート描画や注文設定も直感的。 |
出金対応ネットワークの多さ | USDTは14チェーンに対応。メタマスク等へ送金しやすい。 |
気になる点 | 内容 |
出金手数料がやや高め | BTC:約0.000134BTC(約2,000円)/ ETH:約0.0015ETH(約700円)。 |
キャンペーンの分かりにくさ | イベント形式が多く、内容を理解するのに時間がかかることも。 |
✍️編集者コメント
Bybitは日本人利用者が多い取引所のひとつです。
画面や言語は日本人でも利用しやすく設計されており、日々の取引高も多いためトレードタイミングを逃さずに売買が可能です。
また準備金の公開や外部監査の体制がある点も、長期で使いたい人には安心材料になるはず。2025年2月にハッキングを受けたものの、その時はサービスを停止せずに全ての出金申請に対応したのも仮想通貨ユーザーからの評価を上げました。
キャンペーンは少し分かりづらいものの、慣れればお得度はかなり高いです。
Bybitの詳細評価スコア
評価項目 | 内容 | 得点 |
---|---|---|
銘柄数 | 509 | 3点 |
キャンペーン (最大ボーナス) | 30,000USDT | 5点 |
最大レバレッジ | 100倍~200倍 ※200倍はMT5利用時のFX取引のみ | 2点 |
手数料 | 【現物】 Maker:0.03%~0.1% Taker:0.045%~0.1% 【先物無期限】 Maker:0%~0.02% Taker:0.03%~0.055% | 5点 |
取引高(24h) | $3,019,007,541 | 4点 |
ハッキングの有無 | なし | 5点 |
金融ライセンス | VARA・CSEC・AFSA | 4点 |
サービスの種類 | 8種類以上 | 5点 |
取引所ランク | Coinmarketcap:3位 CoinGecko:2位 | 4点 |
設立年度 | 2018年 | 2点 |
総合点 | 40点 |
→Bybitの評判・口コミを見る
\最大30,000USDTのボーナスをGET/
2位:Bitget 資産運用サービス多数
評価スコア:34点/50点
トレンド銘柄の上場やステーキング対応が早く、資産運用機能が豊富。準備金証明や保護基金によるセキュリティ体制も整っており、幅広い使い方ができる取引所です。

評価ポイント | 内容 |
トレンド銘柄の上場が早い | 話題のHYPEなど、他取引所未上場銘柄にも対応 |
ステーキングが高利回り | ETH・SHIB・DOGEなどにも対応。年利イベントもあり |
手数料優遇あり | 日本ユーザー向けに現物キャッシュバック・先物30%OFF |
準備金証明&保護基金 | BTC/ETH/USDTなどの保有証明を外部に公開済み |
サービスが豊富 | ローンチ系・BOT取引・SharkFinなど多機能展開 |
気になる点 | 内容 |
出金手数料がやや高め | BTC:約0.000134BTC(約2,000円)/ ETH:約0.0015ETH(約700円)。 |
キャンペーンの分かりにくさ | イベント形式が多く、内容を理解するのに時間がかかることも。 |
✍️編集者コメント
Bitgetはトレンド銘柄の取り扱いや、ステーキング金利の高さが魅力です。
一方で、ローンチ関連の仕組みや資産運用メニューが非常に多く、初心者にはやや取っつきにくさがあるかもしれません。基本的には、必要なものだけ使えば問題ないです。
Bitgetはサービス画面も見やすいため、ステーキングやトレード重視なら使い勝手は良いかと思います。
Bitgetの詳細スコア
評価項目 | 内容 | 得点 |
---|---|---|
銘柄数 | 802 | 3点 |
キャンペーン (最大ボーナス) | 6,000USDT | 3点 |
最大レバレッジ | 125倍 | 3点 |
手数料 | 【現物】 Maker:0.016%~0.08% Taker:0.0256%~0.08% 【先物無期限】 Maker:0.0072%~0.014% Taker:0.08%~0.042% | 3点 |
取引高(24h) | $1,967,198,151 | 3点 |
ハッキングの有無 | なし | 5点 |
金融ライセンス | 米国MSB・カナダMSB・DCE | 4点 |
サービスの種類 | 8種類以上 | 5点 |
取引所ランク | Coinmarketcap:8位 CoinGecko:12位 | 3点 |
設立年度 | 2018年 | 2点 |
総合点 | 34点 |
→Bitgetの評判・口コミを見る
\最大6,000USDTが貰えるキャンペーン実施中/
3位:MEXC 銘柄取り扱い数がトップクラス
評価スコア:33点/50点
MEXCは2,000銘柄以上の仮想通貨を取り扱い、手数料の安さやレバレッジ倍率など、多くの項目で高評価を獲得しています。特に草コイン・低時価総額銘柄を狙いたいユーザーにおすすめです。

評価ポイント | 内容 |
銘柄数が圧倒的 | 2,000銘柄以上に対応。草コイン・低時価総額コインも豊富で、お宝探しが可能。 |
取引手数料が最安クラス | 現物0.05%、先物0.01%と、標準的な取引手数料よりも大幅に安い設定。 |
最大レバレッジ200倍 | 高レバレッジトレードが可能(※リスク管理は必須)。 |
準備金証明あり | ユーザー資産を裏付ける情報を外部公開しており、一定の透明性あり。 |
草コイン先出し系に強い | 新興銘柄の上場スピードが早く、話題化前の購入が狙える。 |
気になる点 | 内容 |
金融ライセンスなし | 他の大手取引所と異なり、取得済みの金融ライセンスが確認されていない。 |
日本語表記がやや怪しい | 誤訳や不自然な表現が散見され、初心者には少しわかりづらいことも。 |
仕様変更が多い | 手数料などの重要な仕様が予告なく変わることがある(例:手数料0%→0.05%)。 |
出金制限の噂が過去に存在 | 利用者からの口コミで「出金ができなかった」等の報告があった時期がある。 |
✍️編集者コメント
MEXCは「銘柄数」と「手数料の安さ」で選ぶなら間違いなくトップクラス。特に新興・草コインの取り扱いに強く、攻めの投資スタイルの人にはフィットします。
一方で、金融ライセンス未取得や日本語の不自然さなど、堅実さを重視する人には少し引っかかるポイントもあります。
取引量が多い方は「仕様変更の多さ」や「流動性」を注視して、メイン口座として使う場合は資金分散も視野に入れておくと良いでしょう。
MEXCの詳細スコア
評価項目 | 内容 | 得点 |
---|---|---|
銘柄数 | 2711 | 5点 |
キャンペーン (最大ボーナス) | 8,000USDT | 3点 |
最大レバレッジ | 200倍 | 5点 |
手数料 | 【現物】 Maker:0.05% Taker:0.05% 【先物無期限】 Maker:0.01% Taker:0.04% | 5点 |
取引高(24h) | $3,411,684,176 | 4点 |
ハッキングの有無 | なし | 5点 |
金融ライセンス | なし | 0点 |
サービスの種類 | 3種類 | 3点 |
取引所ランク | Coinmarketcap:11位 CoinGecko:20位 | 1点 |
設立年度 | 2018年 | 2点 |
総合点 | 33点 |
→MEXCの評判・口コミを見る
\最大8,000USDTのボーナスを獲得/
4位:CoinW 流動性が高くトレーダー好み
評価スコア:33点/50点
CoinWは200倍レバレッジに対応し、流動性も非常に高いため、短期売買を行うアクティブトレーダーに好まれる取引所です。特にBTCやETHのUSDTペアは約定のしやすさに定評があります。

評価ポイント | 内容 |
日本語対応 | サイトやアプリは日本語対応済。ただし一部に翻訳の違和感あり |
レバレッジ倍率 | 最大200倍まで設定可能(BTC/USDTペア等) |
流動性の高さ | 特にBTC/USDT、ETH/USDTペアはスプレッドも狭く高流動性 |
ライセンス数 | 米国MSB、カナダMAB、VARAなど5ライセンスを取得 |
出金やKYCの柔軟性 | 本人確認なしでも利用可(ただし慎重な判断が必要) |
指摘点 | 内容 |
キャンペーンが少ない | ボーナスはあるが金額が控えめ(新規登録で10USDT程度) |
日本語が不自然な場面あり | 特にブラウザ版ではUIや翻訳に違和感が残る |
コミュニティの非活性 | 英語や中国語が中心で、日本人ユーザーにとって情報が少ない |
✍️編集者コメント
CoinWはとにかく「レバレッジの高さと流動性の強さ」が魅力で、特に短期トレードに強い印象があります。一方で、ブラウザ版のUIや日本語翻訳には少々クセがあり、アプリ利用が前提になりそうです。
またKYCが任意であることは賛否両論あるものの、ライセンスの取得数やセキュリティ面では一定の評価を得ており、今後のユーザー数増加にも期待できます。操作性よりもスペック重視のトレーダーに合っているでしょう。
CoinWの詳細スコア
評価項目 | 内容 | 得点 |
---|---|---|
銘柄数 | 392 | 1点 |
キャンペーン (最大ボーナス) | 10 USDT | 1点 |
最大レバレッジ | 200倍 | 5点 |
手数料 | 【現物】 Maker:0.01%~0.20% Taker:0.01%~0.20% 【先物無期限】 Maker:0.04% Taker:0.06% | 3点 |
取引高(24h) | $4,930,474,620 | 4点 |
ハッキングの有無 | なし | 5点 |
金融ライセンス | 米国MSB・カナダMAB・リトアニア金融規制ライセンス ・SVGFSAライセンス・ドバイ仮想資産規制局(VARA)ライセンス | 5点 |
サービスの種類 | 3 種類 | 4点 |
取引所ランク | Coinmarketcap:32位CoinGecko:11位 | 1点 |
設立年度 | 2017年 | 3点 |
総合点 | 33点 |
→CoinWの評判・口コミを見る
\1,000USDTのボーナスをGET/
5位:BingX コピートレードが活発
評価スコア:30点/50点
BingXはコピートレードやコモディティ投資など、他の取引所にはないユニークな機能を持つ海外取引所です。MT5にも対応しており、上級者向けのトレード環境が整っています。

評価ポイント | 内容 |
コピートレードが活発 | 利益率200%超えのトレーダーも。初心者でもプロのトレードをコピーできる。 |
MT5に対応 | 海外取引所では珍しい「MT5」に対応。プロ仕様の取引環境。 |
トレード対象が豊富 | 仮想通貨だけでなく、ゴールドや天然ガスなどのコモディティ投資も可能。 |
キャンペーン特典あり | 最大5,000USDTの入金特典やミステリーボックスが用意されている。 |
気になる点 | 内容 |
手数料がやや高め | 一般アカウントの現物取引手数料は0.1%、先物は最大0.05%とやや割高。 |
国内での知名度が低い | 日本語対応が甘く、情報も少ないため初心者にはやや不安。 |
✍️編集者コメント
BingXは「仮想通貨+α」を狙いたい中上級者にぴったりな取引所です。
コピートレードが活発に行われており、MT5にも対応しています。
しかし国内の利用ユーザーは少なく情報も限られているため、ある程度リテラシーのある人向けの印象です。チャレンジしてみたい方は、まずは少額から使ってみるのがよいでしょう。
BingXの詳細スコア
評価項目 | 内容 | 得点 |
---|---|---|
銘柄数 | 954 | 3点 |
キャンペーン (最大ボーナス) | 5,000USDT | 3点 |
最大レバレッジ | 125倍 | 3点 |
手数料 | 【現物】 Maker:0.005%~0.1% Taker:0.02%~0.1% 【先物無期限】 Maker:0%~0.2% Taker:0.028%~0.05% | 5点 |
取引高(24h) | $455,269,678 | 2点 |
ハッキングの有無 | なし | 5点 |
金融ライセンス | FSIC・DCE | 3点 |
サービスの種類 | 2種類 | 2点 |
取引所ランク | Coinmarketcap:15位 CoinGecko:14位 | 2点 |
設立年度 | 2018年 | 2点 |
総合点 | 30点 |
→BingXの評判・口コミを見る
\最大6,000USDT獲得可能なチャンス/
6位:KuCoin 世界中で2,700万人以上が利用
評価スコア:26点/50点
KuCoinは世界中で人気の高い海外取引所のひとつ。手数料の安さや銘柄数の多さで一定の評価がありますが、セキュリティ面やキャンペーンの物足りなさには注意が必要です。

評価ポイント | 内容 |
マイナス手数料がある | 取引量が多いと手数料がマイナスに。取引するほど報酬がもらえる仕組みあり。 |
利用者数が多く、取引が活発 | 世界で2,700万人以上が利用しており、銘柄数も800以上と多い。 |
気になる点 | 内容 |
ハッキング被害歴あり | 過去にハッキングを受けた実績があるため、資産の保管には注意が必要。 |
キャンペーンが少なめ | 他取引所に比べて、日常的なキャンペーンが少ない印象。 |
出金手数料が高い | BTCやETHなど主要通貨の出金手数料は高めに設定されている。 |
✍️編集者コメント
KuCoinは上級者向けの設計になっている印象です。
手数料体系はトレーダーにとって魅力的で、大量取引する人には特におすすめできます。一方で、過去のハッキングやキャンペーンの控えめさを考えると、初心者がいきなり使うにはやや不安が残るかもしれません。
「豊富な銘柄 × マイナス手数料 × ヘビーユーザー向け」の3点で刺さる人には非常に相性の良い取引所です。
KuCoinの詳細スコア
評価項目 | 内容 | 得点 |
---|---|---|
銘柄数 | 808 | 3点 |
キャンペーン (最大ボーナス) | 10,800 USDT | 4点 |
最大レバレッジ | 100倍 | 2点 |
手数料 | 【現物】 Maker:-0.005%~0.08% Taker:0.020%0.08%% 【先物無期限】 Maker:-0.008%~0.02% Taker:0.025%~0.06% | 5点 |
取引高(24h) | $1,306,775,541 | 3点 |
ハッキングの有無 | あり | 0点 |
金融ライセンス | なし | 0点 |
サービスの種類 | 3種類 | 3点 |
取引所ランク | Coinmarketcap:10位 CoinGecko:5位 | 3点 |
設立年度 | 2017年 | 3点 |
総合点 | 26点 |
→KuCoinの評判・口コミを見る
\最大8,200 USDT相当の報酬/
7位:BitMart NFT関連のトレード活発
評価スコア:25点/50点
BitMartは1,000種類を超える銘柄を取り扱う大型取引所で、NFT関連のプロジェクトにも注力しています。マイナー銘柄や初上場通貨を狙いたい人には魅力的ですが、手数料の高さや入金まわりの使い勝手には注意が必要です。

評価ポイント | 内容 |
NFT関連に強い | INO(Initial NFT Offering)など、NFTを活用したユニークなサービスを展開。 |
銘柄数が豊富 | 1,000種類以上の仮想通貨を取り扱い。「BitMart初上場」銘柄も多数あり。 |
気になる点 | 内容 |
手数料が高い | 取引ペアによっては最大0.6%の手数料が発生。アカウントランクで優遇は可能。 |
入金が面倒 | 国内取引所から直接送金不可。メタマスクなどWeb3ウォレット経由が必要。 |
過去にハッキング歴あり | セキュリティには留意を。現在は体制を見直して運営されている。 |
✍️編集者コメント
BitMartは「マイナー銘柄を先取りしたい人」「NFTにも投資したい人」には非常に魅力的な取引所です。一方でトレードのたびにかかる手数料や、入金時の手間をストレスに感じる人は少なくないでしょう。
もしBitMartを利用する場合は、アカウントランク制での手数料優遇や、時折開催される大型キャンペーンは上手く活用したいところです。
BitMartの詳細スコア
→BitMartの評判・口コミを見る
\最大3,000USDTのボーナスが貰えるチャンス!/
8位:Phemex クイズに答えてボーナスを獲得
評価スコア:24点/50点
Phemexは「学びながら稼ぐ」プログラムが特徴の取引所。取引高は少ないですが、取引手数料は割安で、知識を深めながら取引に慣れたい初心者にも適しています。

評価ポイント | 内容 |
クイズ形式でボーナス獲得 | 学習→テスト→正解で取引ボーナス。初心者に優しい報酬設計。 |
教育コンテンツが豊富 | 仮想通貨に関する記事が800本以上。学びたい人にとって価値あり。 |
手数料が良心的 | 先物・現物ともに最安水準の手数料。コストを抑えたい人におすすめ。 |
気になる点 | 内容 |
取引高が少ない | 約2億ドルで、流動性は大手に劣る。取引タイミングに影響あり。 |
アプリがAndroidのみ | iPhone非対応。iOSユーザーはブラウザで対応する必要あり。 |
ライセンスが無い | 金融ライセンス未取得。使う際は十分にリスクを確認しておくこと。 |
✍️編集者コメント
Phemexは「知識で稼ぐ」スタイルがユニークな取引所です。取引前に学べる環境が整っており、仮想通貨初心者が最初の一歩を踏み出すにはぴったりの構造です。
ただし、アプリ環境や流動性は他社にやや見劣りするため、本格的なトレードを志す場合はサブ口座としての活用がおすすめ。
教育コンテンツを活かして、まずは少額でのトレードに慣れたい方に合う取引所です。
Phemexの詳細スコア
評価項目 | 内容 | 得点 |
---|---|---|
銘柄数 | 337 | 2点 |
キャンペーン (最大ボーナス) | 8,800 USDT | 3点 |
最大レバレッジ | 100倍 | 2点 |
手数料 | 【現物】 Maker:0%~0.1% Taker:0.04%~0.1% 【先物無期限】 Maker:0%~0.01% Taker:0.03%~0.06% | 5点 |
取引高(24h) | $198,138,444 | 1点 |
ハッキングの有無 | なし | 5点 |
金融ライセンス | なし | 0点 |
サービスの種類 | 3種類 | 3点 |
取引所ランク | Coinmarketcap:56位 CoinGecko:36位 | 1点 |
設立年度 | 2018年 | 2点 |
総合点 | 24点 |
→Phemexの評判・口コミを見る
\最大8800ドル相当のウェルカムボーナス/
9位:HASHKEY GLOBAL 取引で稼ぐTrade to Earn
評価スコア:22点/50点
HASHKEY GLOBALは2024年に登場した新興取引所。トレードを通じて報酬が得られる「Trade to Earn」や、複数の金融ライセンス取得による信頼性の高さが特徴です。

評価ポイント | 内容 |
Trade to EarnでHSKトークン獲得 | 取引量に応じてトークン報酬を獲得可能。将来的な価値上昇に期待。 |
金融ライセンスを複数取得 | 日本、香港、シンガポールなどで取得済。信頼性の高さが強み。 |
気になる点 | 内容 |
銘柄数・レバレッジが少なめ | 最大レバレッジ10倍、銘柄数68と他社に比べると物足りない。 |
運営年数が浅く情報も少ない | 2024年設立のため、利用には自力での情報収集が必要。 |
✍️編集者コメント
HASHKEY GLOBALは「規制と信用を重視したグローバル展開」が印象的な取引所です。Trade to Earnの報酬制度がユニークで、今後の成長に期待する声もあります。
とはいえ、銘柄数やレバレッジはまだ控えめ。使い道としては、資産をがっつり増やす」よりも「規制下でコツコツと取引する」イメージのほうが近いです。
初心者がメイン口座として使うにはやや機能が足りませんが、将来性に投資したい中長期ユーザーや、取引所トークンの”HSK”を狙いたい人にとっては注目の選択肢です。
HASHKEY GLOBALの詳細スコア
評価項目 | 内容 | 得点 |
---|---|---|
銘柄数 | 68 | 1点 |
キャンペーン (最大ボーナス) | – | 0点 |
最大レバレッジ | 10倍 | 1点 |
手数料 | 【現物】 Maker:0%~0.12% Taker:0.035%~0.12% 【先物無期限】 Maker:0%~0.025% Taker:0.06%~0.02% | 5点 |
取引高(24h) | $47,158,661 | 1点 |
ハッキングの有無 | なし | 5点 |
金融ライセンス | MAS・バミューダ暗号ライセンス・日本・香港 | 5点 |
サービスの種類 | 3種類 | 2点 |
取引所ランク | Coinmarketcap:26位 CoinGecko:12位 | 1点 |
設立年度 | 2024年 | 1点 |
総合点 | 22点 |
→HASHKEY GLOBALの評判・口コミを見る
\信頼性の高い取引所/
10位:LBANK ミームコインの上場が早い
評価スコア:21点/50点
LBANKは、2015年設立の老舗取引所。話題性の高いミームコインの上場スピードに強みがあり、アルトコインの先回り投資を狙うトレーダーに注目されています。

評価ポイント | 内容 |
ミームコインの上場が早い | SHIBやPEPEなど、大手取引所に先駆けて上場した実績あり。アルトコイン先取り狙いに◎。 |
老舗ならではの安定性 | 2015年から運営。業界の変遷を生き抜いてきた運営実績はひとつの安心材料。 |
気になる点 | 内容 |
日本語対応が中途半端 | キャンペーンや通知など、一部が英語のまま。初心者にはやや不便。 |
取引手数料がやや高め | 手数料の優遇制度がなく、現物は一律0.1%。手数料コストが気になる人は注意。 |
✍️編集者コメント
LBANKは「ミームコインの先行投資がしたい人」には魅力的な選択肢です。
BitMartと並んで話題の仮想通貨をいち早く取り扱う傾向があり、エントリータイミングを重視する投資スタイルと相性が良いでしょう。
ただし、UIの日本語対応や手数料体系、ライセンス情報の非公開といった点で懸念もあります。メイン口座というよりはサブ口座としての活用が無難です。
LBANKの詳細スコア
評価項目 | 内容 | 得点 |
---|---|---|
銘柄数 | 674 | 3点 |
キャンペーン (最大ボーナス) | 200 USDT | 2点 |
最大レバレッジ | 125倍 | 3点 |
手数料 | 【現物】 Maker:0.1% Taker:0.1% 【先物無期限】 Maker:0.02% Taker:0.06% | 1点 |
取引高(24h) | $1,950,934,471 | 3点 |
ハッキングの有無 | なし | 0点 |
金融ライセンス | なし | 0点 |
サービスの種類 | 4種類 | 4点 |
取引所ランク | Coinmarketcap:19位 CoinGecko:26位 | 1点 |
設立年度 | 2015年 | 4点 |
総合点 | 21点 |
→LBANK評判・口コミを見る
\最大200USDT獲得のチャンス/
海外仮想通貨取引所の選び方|おすすめ基準は5つだけ
海外の仮想通貨取引所は数も多く、何を基準に選べばいいか迷ってしまう人も多いはずです。
本記事では、数ある比較ポイントの中から、実際に使ってわかった「ここは見ておくべき」という5つの選定基準を紹介します。
それぞれに重要度を★マーク(最大★★★)で示しているので、取引所を選ぶときの優先順位付けにも役立ててください。
基準 | 重要度 | 理由の要約 |
銘柄数の大小 | ★★☆ | 主要銘柄の有無が重要。草コイン狙いなら要チェック。 |
手数料の設定 | ★☆☆ | 少額ならそこまで影響なし。大口トレードでは差が出る。 |
レバレッジ倍率 | ★☆☆ | 程々で十分。高ければよいとは限らない。 |
セキュリティ体制(準備金公開) | ★★★ | 安全性の最重要項目。準備金証明の有無を要確認。 |
キャンペーン開催頻度 | ★★☆ | 初心者がリスク低く得をするには意外と重要。 |
銘柄数の大小|“数”より“欲しい銘柄があるか”が大事
仮想通貨の取り扱い銘柄数が多い取引所は、一見すると魅力的に映ります。
ただし本当に重要なのは、自分が買いたい銘柄を取り扱っているかどうかです。
例えば話題になった「EIGEN」や「ZRO」など、トレンド銘柄は複数の大手取引所に同時上場されることがあります。こうした銘柄をいち早く売買できるかどうかが、取引所選びのポイントになります。
特に日本居住者は、Binanceのグローバル版を使えないという制約があります。そのため、Binance上場銘柄に対応している他の取引所を選ぶことがトレンドに乗るための一つの手段になります。
また、銘柄数が多すぎる取引所は審査が緩い可能性もあるため、草コイン狙いの人ほど事前リサーチが必要です。
手数料の設定|金額が大きくなければ気にしすぎなくてOK
仮想通貨の売買には、取引ごとに手数料がかかります。
手数料は安ければ安いほど良いですが、実際にどれだけの差が出るかは取引金額によります。
以下は、BYBITとMEXCでの手数料差のシミュレーションです。
現物取引手数料のシュミレーション
(Maker/Taker手数料は同一)
取引額 | BYBIT(0.10%) | MEXC(0.05%) | 差額(BYBIT – MEXC) |
1万円 | 10円 | 5円 | 5円 |
10万円 | 100円 | 50円 | 50円 |
100万円 | 1,000円 | 500円 | 500円 |
1000万円 | 10,000円 | 5,000円 | 5,000円 |
▼先物取引手数料のシュミレーション(Maker)
取引額 | BYBIT(0.02%) | MEXC(0.01%) | 差額(BYBIT – MEXC) |
1万円 | 2円 | 1円 | 1円 |
10万円 | 20円 | 10円 | 10円 |
100万円 | 200円 | 100円 | 100円 |
1000万円 | 2,000円 | 1,000円 | 1,000円 |
▼先物取引手数料のシュミレーション(Taker)
取引額 | BYBIT(0.055%) | MEXC(0.04%) | 差額(BYBIT – MEXC) |
1万円 | 5.5円 | 4円 | 1.5円 |
10万円 | 55円 | 40円 | 15円 |
100万円 | 550円 | 400円 | 150円 |
1000万円 | 5,500円 | 4,000円 | 1,500円 |
例えば、10万円の取引での手数料差は数十円~百円程度が出ます。1000万円以上の取引でようやく数千円~数万円の差が生じる計算になります。
つまり、月に何度も大きな金額で取引する人でない限り、手数料の差はそれほど重要ではありません。
それよりも、
- 自分が使いたい銘柄を扱っているか
- アプリが使いやすいか
- セキュリティ面で安心できるか
こうした「使いやすさ」や「目的との相性」で選ぶほうが満足度は高くなります。
また、多くの取引所では取引量や保有資産に応じて手数料が優遇されるアカウントランク制度があります。
手数料を最重要視する方は「海外取引所 手数料ランキング」記事も参照ください。
レバレッジ倍率|100倍より「使いやすさ」と「実用性」
海外取引所では最大100倍以上の高レバレッジが使えることがよくあります。一見「倍率が高いほど得しそう」と思いがちですが、実際は10倍もあれば十分です。
例えば、100倍のレバレッジで取引した場合、価格が0.5%動くだけで強制ロスカットされることになります。仮想通貨市場ではこの程度の値動きは日常的。「エントリーした瞬間にロスカット」なんてことも普通にありえます。
逆に、10倍レバレッジであれば約10%の価格変動に耐えられるため、現実的にトレードが成立しやすいです。
例:1000USDTを使って、BTCのレバレッジ取引をした場合
レバレッジ倍率 | 必要証拠金 (USDT) | 維持証拠金 (USDT) | 強制決済までの価格変動 (%) |
100倍 | 10 | 5 | 0.50% |
75倍 | 13.33 | 5 | 0.83% |
50倍 | 20 | 5 | 1.50% |
25倍 | 40 | 5 | 3.50% |
10倍 | 100 | 5 | 9.50% |
5倍 | 200 | 5 | 19.50% |
2倍 | 500 | 5 | 49.50% |
1倍 | 1000 | 5 | 99.50% |
要するに、最大レバレッジが高いこと自体は魅力的ですが、実際に使うのはせいぜいレバレッジ10倍前後というケースがほとんどです。
それよりも重要なのは「適切なレバレッジで取引できること」と「レバレッジの設定が使いやすいこと」です。
100倍程度のレバレッジが許容されているのであれば、あとは自分のトレードスタイルに合った設定ができたり、UIが分かりやすく、リスク管理しやすいかといった「使い勝手」で選ぶのがおすすめです。
セキュリティ体制|「準備金証明」があるかを優先して確認
海外取引所を選ぶとき、一番大切なのは“資産がちゃんと守られるかどうか”です。
多くの取引所は「コールドウォレットでの保管」や「マルチシグ(二重署名)」などの対策を掲げていますが、実際にはそうした基本対策があってもハッキングされた例はたくさんあります。
そこで確認しておきたいのが、準備金証明を出しているかどうかです。
準備金証明は「取引所が預かっているユーザー資産」と「実際に保有している資産」が1:1以上あることを外部に証明する仕組みです。

こうした仕組みがあれば、仮に取引所がハッキングに遭っても、補填の根拠が見える形で存在します。準備金証明があるか無いかは、各取引所の公式サイトまたは「CoinGecko」「CoinMarketCap」などの信頼スコアでも確認できます。
キャンペーン開催頻度|「開催数の多さ」よりも「参加しやすさ」
海外取引所では、トレード大会や上場記念キャンペーンなどのイベントが頻繁に開催されます。
これらのキャンペーンに参加することで、以下のような特典がもらえるチャンスがあります。
- 取引で使えるボーナス
- 新規上場通貨のエアドロップ
- 手数料の割引クーポン など
こうしたキャンペーンは、国内取引所ではほぼ見られない特典ばかりです。なので、海外取引所を使うなら積極的に活用するのがコツです。
ただし、「キャンペーンがあるから」といって、無理して取引を増やすのは本末転倒です。
ボーナスを受け取るために不要な入金をしたり、要らない仮想通貨を無理に取引したり、トレード大会でムキになって資金を減らすなど、こうした動きはリスクにつながります。
自分のトレードスタイルや資産状況に合った範囲で、キャンペーンには参加するようにしましょう。
【タイプ別】おすすめの海外仮想通貨取引所
海外取引所にはそれぞれに強みがあります。
ここでは「安心感」「利回り」「攻め」の3タイプに分けて、おすすめの取引所をご紹介します。
安心・王道スタンダード派:BYBIT
BYBITは、取引所としての信頼性・使いやすさ・サポート体制など、あらゆる面でバランスが取れた「総合力の高い海外取引所」です。
特に日本語対応が丁寧で、スマホアプリのUIも直感的。仮想通貨の売買が初めてでも操作に迷うことは少ないでしょう。
また、P2P取引を使えば日本円からUSDTにすぐ変換でき、「いま買いたい!」というタイミングでの入金もスムーズです。
セキュリティ体制も強固で、準備金証明をはじめとする監査制度も整備されているため、資産保全の面でも安心材料があります。
まず最初の海外取引所として、BYBITは王道の選択肢といえます。
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利回りで資産を育てるインカム派:Bitget
Bitgetは、ステーキングやローンチパッド、資産運用系サービスのバリエーションが豊富な取引所です。
特に魅力的なのが、ステーキング対応銘柄の多さと年利の高さ。SHIBやDOGEといった国内で運用が難しい銘柄もステーキング可能で、「持っているだけの仮想通貨」を積極的に資産化できます。
また、Bitgetは「保護基金」や「準備金証明」も公表しており、運用中の資産保全への取り組みも強化されています。運用サービスを使うことへの不安がある方でも、比較的安心して利用できる環境が整っています。
「リスクを抑えながら、持っている仮想通貨を少しでも増やしたい」という人にはうってつけの取引所です。
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上場直後アルトや先物で利益を狙うアクティブトレーダー:MEXC
MEXCの最大の魅力は、なんといっても 2,000以上の銘柄数。
草コインや注目度の高いアルトコインの上場が早く、話題になってからではなく「話題になる前に仕込む」ことが可能です。
さらに手数料が非常に安く、最大レバレッジも200倍と高水準。短期売買や先物取引を活用して、リターンを最大化したいトレーダーにとっては魅力的な環境です。
ただし、流動性の低い銘柄も多いため、板の薄さによるスリッページなどには注意が必要。
銘柄選定と売買タイミングを見極める力があるアクティブトレーダーにとって、MEXCは他の取引所にはないチャンスの宝庫といえます。
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海外仮想通貨取引所の注意点と対策
海外取引所は便利で高機能ですが、使う前に知っておくべき注意点があります。
ここでは代表的なリスクと、その対策方法を紹介します。
注意点 | 優先度 | 補足 |
金融庁から警告が出ている | ★★★★☆ | 日本の法的保護がないため、自己責任の認識が重要 |
日本人の利用が途中で制限される可能性がある | ★★★★☆ | アカウント凍結リスクもあるため要チェック |
SNSで勧誘される海外取引所は要注意 | ★★★★★ | 詐欺リスクが高く、初心者が被害に遭いやすい |
日本円を直接入金するのは難しい | ★★★☆☆ | 事前にP2Pや国内取引所経由での入金を把握する必要 |
仮想通貨の出金手数料が毎回かかる | ★★☆☆☆ | 頻繁な出金がなければそこまで負担にはならない |
金融庁から警告が出ている
海外取引所は日本の金融庁から認可を受けていません。そのため、法的な保護を受けられず「完全に自己責任」での利用となります。
実際に、いくつかの大手海外取引所に対して金融庁から警告が出された事例もあります。

これは「無登録で日本人ユーザーにサービスを提供している」ことが理由で、たとえ信頼性の高い取引所であっても対象となる可能性があります。
ただし誤解してはいけないのは、海外取引所を使うこと自体は違法ではないという点です。違法なのはあくまで「無登録でサービスを提供している側」であって、ユーザー側が罰せられることはありません。
とはいえ、万が一トラブルが起きた際に、日本の法律で守られないリスクがあるという点は非常に重要です。
サポート対応が英語のみだったり、資産の出金が止まる可能性もゼロではないため、「万が一」に備えて、複数の取引所を使い分けたり、資産を分散させておくことも検討しておきましょう。
日本人の利用が途中で制限される可能性がある
海外の仮想通貨取引所では、日本居住者の利用を途中から制限するケースがあります。
これは各国の金融規制に対応する中で、日本の法律に準拠していない取引所が日本向けサービスを停止する判断を下すためです。
実際に、BinanceやCoinbase、Gate.io、Krakenなどの大手取引所が日本人向けサービスを制限してきた事例があります。
しかし、制限がかかる場合も突然すべての操作ができなくなるわけではありません。
多くの場合は事前にアナウンスがあり、出金や取引を行うための猶予期間が設けられるのが一般的です。焦らずに案内を確認し、他の取引所へ資金を移動させましょう。
また「Binance → Binance Japan」「Huobi → ビットトレード」のように、日本向けに新サービスを展開する例もあります。ただあくまで日本の金融庁のルールに準拠した運営になるため、取扱銘柄やサービス内容が以前と大きく異なる場合もある点には注意が必要です。
SNSで勧誘される海外取引所は要注意
X(旧Twitter)やTelegramなどのSNSで突然送られてくる「仮想通貨取引所の紹介メッセージ」には注意が必要です。
このような勧誘は、詐欺取引所に誘導するのが目的であるケースが非常に多いです。
よくある詐欺パターンには、次のような手口があります。
詐欺のパターン | 内容 |
---|---|
ダミーサイトに誘導 | 実在する取引所を装った偽サイトにアクセスさせ、入金させたあと資金を持ち逃げされる |
出金時に追加請求 | 利益が出ていても「税金」「システム手数料」などの名目で追加の資金を請求され、支払わないと出金できないと言われる |
ハニーポット通貨 | 売ることができない仮想通貨(ハニーポット)を買わされる。取引画面上では価格が上がっているように見えるが、実際には出金・売却不可 |
こうした詐欺被害は、SNSやチャットでの“親切そうな勧誘”がきっかけになることがほとんどです。
「○○という取引所がおすすめです!」「一緒にトレードしませんか?」といったメッセージが来たら、一度冷静に調べ直すようにしてください。
たとえばYahoo!知恵袋でも、“詐欺取引所に資金を奪われた”という実例が複数報告されています(参考:①、②)。
実際の被害事例を見ると、「知人を装ったアカウントから紹介された」「紹介者は美人のアイコンだった」「“あなたには才能がある”と言われて信用した」など、共通する要素があるのが特徴です。
知らない人から紹介された取引所は、たとえサイトが立派でも絶対に鵜呑みにしないようにしましょう。
まずはCoinMarketCapやCoinGeckoに掲載されているかを確認し、運営元や評判、実績などを徹底的に調べてから判断するようにしてください。
日本円を直接入金するのは難しい
海外の仮想通貨取引所では、日本円の取り扱いがありません。
そのため投資資金は、国内取引所から仮想通貨を送るか、クレジットカードでUSDTを購入するなどの方法で準備します。しかしクレジットカードは海外取引所では利用できないものも多いです。
多くの海外取引所では「P2P取引(ピア・ツー・ピア取引)」という仕組みを用意しています。これはユーザー同士が直接、日本円と仮想通貨を交換する取引方法です。

P2P取引を利用すると、日本円で間接的に取引ができるようになります。
- PayPayや銀行振込で日本円を送金し、相手からUSDTを受け取る
- 自分のUSDTを売って、相手の銀行口座から日本円を振り込んでもらう
P2P取引は、取引所がサービスを仲介してくれるため比較的安全に取引できますが、以下のような注意点もあります。
注意点 | 内容 |
---|---|
トラブル時のサポートが弱い | 相手との間で問題が起きても、取引所が即座に対応してくれるとは限らない |
英語でのやりとりが必要なことも | 日本人ユーザーとマッチングすれば日本語で対応可能だが、英語でのやりとりが必要なケースもある |
手数料やレートに差がある | P2P取引では取引相手ごとにレートや条件が異なるため、慎重に比較する必要がある |
そのため、P2P取引は便利ではあるものの、「誰でも手軽にできる」というわけではなく、ある程度のリテラシーが求められる手段だといえます。
国内取引所から仮想通貨を入金するのが最もポピュラーな方法なので、基本的には国内取引所から入金するのがよいでしょう。
仮想通貨の出金手数料が毎回かかる
海外取引所では、仮想通貨ごとに固定の出金手数料が設定されています。
1回の出金ごとに手数料がかかるため、こまめに出金する運用スタイルだとコスト負担が大きくなります。
特に初心者の方は「国内取引所では無料だったのに?」と感じることが多いかもしれません。実際、国内取引所と海外取引所では出金手数料の扱いが大きく異なります。
▼ 国内取引所と海外取引所の出金手数料の違い
比較項目 | 海外取引所 | 国内取引所(例:SBI VCトレード、GMOコイン) |
---|---|---|
出金手数料 | 毎回かかる(固定) | 無料または一定回数まで無料 |
料金目安(BTC) | 約0.0002 BTC(≒2,000〜3,000円) | 0円(無料) |
料金目安(ETH) | 約0.0015 ETH(≒700円前後) | 0円(無料) |
出金手数料を節約するには「少額でも頻繁に送金せず、まとめて出金する」「送金手数料が安い仮想通貨を選ぶ」「送金ネットワークを自分で指定できる取引所を使う」などの工夫をすることで、コストを抑えながら安全に資産を移動できます。
海外仮想通貨取引所のよくある質問
日本円は使える?
A. 基本的には使えませんが、P2P取引を使えば間接的に利用可能です。
海外取引所は日本円の直接入金や出金に対応していません。
ただし「P2P取引(ユーザー間取引)」を使えば、PayPayや銀行振込を通じて日本円→仮想通貨の交換が可能です。
たとえばBybitでは、P2P機能を使ってUSDTを購入・売却できます。
詳しいやり方は「Bybitの入金手順」をご確認ください。
海外FX業者との違いって何?
A. 現物を保有できるかどうかが大きな違いです。
比較項目 | 仮想通貨取引所 | 海外FX業者 |
---|---|---|
トレード対象 | 実際の仮想通貨(現物) | 仮想通貨の値動き(差金決済) |
保有可否 | 仮想通貨を保有できる | 保有できない(売買差益のみ) |
レバレッジ | 最大100倍〜 | 最大1,000倍近くの業者も存在 |
仮想通貨を本当に持ちたければ仮想通貨取引所。
仮想通貨の値動きだけでトレードをしたいなら海外FX業者と判断するとよいでしょう。
海外仮想通貨取引所を使うのって違法なの?
A. 違法ではありません。
日本の「資金決済に関する法律」では、仮想通貨取引所を運営する側に対して金融庁の登録義務を課しています。
つまり、「取引所を運営すること」は許可制ですが、利用者として使うこと自体に違法性はありません。
ただし、オンラインカジノのような違法サービスと混同しないよう注意が必要です。
海外取引所を使ったら税金は免れる?
A. 日本の税法に基づいて納税義務があります。
海外取引所で得た利益も、日本国内での所得として申告が必要です。
「バレないだろう」と申告を怠っていると、後から税務調査や追徴課税(延滞税・無申告加算税)が課されることがあります。
納税は義務ですので、抜け道を探すよりも正しく申告・納税することをおすすめします。
まとめ|自分に合った海外仮想通貨取引所を選ぼう
この記事では、海外仮想通貨取引所をランキング形式で紹介してきましたが、本当に大切なのは「自分の目的に合った取引所を選ぶこと」です。
たとえば、安心感を重視したい人もいれば、手数料や銘柄数を重視する人もいます。あるいは、キャンペーンを活用して少しでもお得に始めたいという方もいるかもしれません。
ランキングはあくまで客観的な評価をまとめたものにすぎず、実際の使い心地や相性は人によって異なります。
迷ったときは、まず一つ気になる取引所を選んで使ってみるとよいでしょう。実際に使ってみることで、自分に合っているかどうかが自然とわかってくるはずです。
【お知らせ】
仮想通貨の購入やNFTの売買には国内取引所の開設が必要です。
当サイトでは国内全ての取引所を調査して「おすすめの国内仮想通貨取引所」を出しています。記事では各取引所ごとのお得なキャンペーンも記載しています。よろしければご覧ください。

ほかにも「海外のおすすめ仮想通貨取引所」も紹介しています。
海外仮想通貨取引所は国内では買えないアルトコインがあったり、取引を有利に進められるボーナスがあったりと国内取引所とは違った使い方ができます。
The post 海外仮想通貨取引所おすすめ10選|ランキングと選び方のポイント【初心者向け】 first appeared on Mediverse|暗号資産(仮想通貨)の専門メディア.