仮想通貨FLOKIとは?特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説

仮想通貨FLOKIとは?特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説

仮想通貨FLOKIとは?特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説

仮想通貨FLOKI(Floki Inu)とは?

FLOKIは兜を被った犬のアイコンが特徴の暗号資産です。

暗号資産名 フローキ(FLOKI/Floki Inu)
価格 0.02732円(0.0001734$)
時価総額ランキング 66位
時価総額 約16億ドル
発行上限 10兆ドル
リリース 2021年7月
開発者 Jackie Xu氏
購入可能な主な取引所 Bybit、MEXCなど
公式サイト https://floki.com/
2024年12月30日時点

FLOKIはCoinMarketCapによる暗号資産時価総額ランキングでは66位です。ミームコイン全体のランキングでは7位にランクインしています。

暗号資産業界全体ではメジャーコインとは言えませんが、決してマイナーコインや草コインではなく「そこそこ有名なコイン」と言える位置付けです。

イーロンマスク氏の飼い犬の名前に由来する

FLOKI(フローキ)という名称の由来は、米テスラ社CEOのイーロン・マスク氏の飼い犬(芝犬)の名前です。

と言っても、イーロン氏はFLOKIの開発や運営に関わっていません。あくまで熱狂的な犬コインファンがFLOKIという名前を勝手に使っているだけです。

イーロン・マスク氏が夢中になっているのは、同じく犬コインであるドージコインの方です。ドージコインは現状で「最も有名なミームコイン」で、暗号資産全体の時価総額ランキングでも堂々の7位に位置しています。

ドージコインについてよく知らない方は、ドージコインに関する記事をどうぞ。

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本記事ではドージコイン(Dogecoin/DOGE)の特徴や購入方法を紹介します。
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ミームコインの中では高い知名度を誇る

ミームコイン(meme coin)とは、冗談やジョークで作られた暗号資産のことを指します。

暗号資産の中には特別な機能のないコインは多く、その中でも「犬」や「カエル」をシンボルとして押し出し「役割のないジョークのコインですよ」と振り切っているものが多く、FLOKIもそのうちのひとつです。

CoinMarketCapの「ミームコイン」カテゴリでFLOKIは7位であり、ミームコイン及び犬系コインの中ではかなり有名な部類になります。

「ミームコイン」であってミームコインではない

FLOKIは誕生の経緯やCoinMarketCapでの分類でも「ミームコイン」に分類されますが、FLOKIを取り巻くアプリやWebサービスが増えてくるにつれて、今やミームコインとは呼べないほどの影響力が出てきました。

FLOKIの成り立ちを考えると、明らかにドージコインやイーロンマスク氏に影響を受けていますが、FLOKIを「ミームコイン」に分類するのは正確さに欠けます。

FLOKIは「ミームコインとして誕生し、ミームコインとして扱われているが、実質的にはミームコインではない」という認識がより近いです。

FLOKIのホームページやホワイトペーパーにも「FLOKIは単純なミームコインではなく、ムーブメントです」と記載されており、ミームコインであることを認めながらもその枠に収まらない姿勢が伺えます。

仮想通貨FLOKIの特徴

FLOKIの特徴を6つのトピックから紹介します。

  1. イーサリアムとBNBのマルチチェーンで利用できる
  2. ステーキングが可能
  3. 定期的なバーンが行われている
  4. NFTゲーム「Valhalla」を運営している
  5. FlokiFiというDeFiを運営している
  6. MasterCardと提携している

イーサリアムとBNBのマルチチェーンで利用できる

FLOKIはイーサリアムとBNB(バイナンススマートチェーン)の2つのブロックチェーンで利用できます。

マルチチェーンに対応することで様々なメリットがあります。

  • イーサリアムはスマートコントラクトプラットフォームとして確立しており、多くのプロジェクトが存在するため利用箇所が多い
  • バイナンスマートチェーンは高いスケーラビリティと高速トランザクション処理ができるため、手数料の節約や即時取引に便利

ユーザーは自分の好きなチェーンでFLOKIを利用できます。

ステーキングが可能

ステーキングとは、通貨を所有することでネットワーク全体に貢献していると見なされ、保有しているだけで僅かに報酬がもらえる仕組みです。

FLOKIのステーキングページから申し込みができるほか、海外取引所でもFLOKIのステーキングが行えます。

利率は取引所によって違い、また国内の取引所ではFLOKIの取り扱いがありませんが、ただ保有しておくだけでトークン枚数が増えるのは非常に嬉しいです。

定期的なバーンが行われている

バーン(burn)とは文字通り「焼却」の意味で、トークンが定期的に破棄され、誰にも使えない状態にされます。バーンを定期的に行うことで既存のトークンの価値が相対的に上がり、価格の安定につながるとされています。

FLOKIのバーン状況は「Dune」で確認できます。

FLOKIは分散型取引所(DEX)での取引コストが0.3%ですが、この手数料のうち25%がバーンされ、残りの75%は流動性プールに追加されています。

NFTゲーム「Valhalla」を運営している

FLOKIのチームが「Valhalla(ヴァルハラ)」というゲームを開発しており、現在もテストネット環境でプレイが可能です。

Valhalla(ヴァルハラ)は、3Dの仮想世界をユーザーが冒険し、様々なアイテムを集めたり、対戦ができるNFTゲームです。

Valhalla(ヴァルハラ)内に登場するキャラクターのNFTコレクションも人気が高まっています。

まだまだゲームとしての完成度が高いとは言えませんが、少しずつ改善され、人気が出ることで、FLOKIの人気の後押しをする期待ができます。

FlokiFiというDeFiを運営している

FLOKI主導で「FlokiFi(フローキファイ)」というDefiを運営しており、FLOKIはその基軸通貨です。

「DeFi」とは「Decentralized Finance」の略で、日本語では「分散型金融」を意味します。

銀行や暗号資産取引所のように、中央に集権者がおらず、ユーザー同士で管理をすることで手数料を安く抑えながらトークンの交換や売買ができるWebサービスです。

FlokiFiで頻繁に取引が行われることでFLOKIの重要性は高まり、多くのユーザーが必然的にFLOKIを保有することになります。

MasterCardと提携している

MasterCardとFLOKIが提携し、ヨーロッパ国内で使えるデビットカードをリリースしています。

こちらのデビットカードでは、FLOKIだけでなくビットコイン、イーサリアムなど13種類の暗号資産で支払いが可能で、VISAかMasterCardが利用できる場所ならどこでも使うことができます。

FLOKIはほかにも様々なプロジェクトを計画しており、サービスや新機能の開発が行われています。

またFLOKIのチームは食料の安全保障に取り組む団体「Million Gardens Movement」に140万ドルの寄付をしたことでも話題を集めました。

仮想通貨FLOKIのチャート・価格動向

FLOKIのチャート

こちらは2021年のFLOKIリリース以降の価格チャートです。

上場後に盛り上がりを見せますが、2022年から2024年までは大きな動きがありません。

2024年3月ごろに、ニューヨーク市のタイムズスクエアで大規模な広告キャンペーンが展開されたことも影響し、価格が一気に10倍ほどに高騰しました。

それまでの約0.004円から一気に0.04円程度になり、恐らく投機筋の参入もあったことが予想され、大きく注目を浴びました。

それ以降、2024年中に上下は見られるものの、0.02〜0.04円程度の高い水準で安定しています。

フローキ(FLOKI)の価格予想

こちらの2つのサイトでの価格予想分析を紹介します。

2024年12月時点でのFLOKIの価格は0.000173$です。

以下では、それぞれの予想の平均値を記載しています。

PricePrediction CoinpriceForecast
2024年 $0.000156 $0.000163
2025年 $0.000220 $0.000201
2026年 $0.000323 $0.000205
2027年 $0.000483 $0.000205
2028年 $0.000688 $0.000224
2029年 $0.001 $0.000301
2030年 $0.0016 $0.000343
2031年 $0.0023 $0.000306
2032年 $0.0034 $0.000343
2033年 $0.0051 $0.000379
2034年 予想なし $0.000378
2040年 $0.0949 予想なし
2050年 $0.1305 予想なし

いずれのサイトでも、数年でジワジワと上がり、10年後以降は2倍以上になる予想がされています。

しかしこれは暗号資産業界全体の価格上昇に連動しており、FLOKI単体の上昇幅は見られません。

長期的に見ると上昇する期待は持てますが、その他の暗号資産、投資商品と冷静に比較する必要があります。

フローキ(FLOKI)の今後の見通し・将来性

FLOKIの今後の価格変化を分析するために、今後の見通しや将来性に関するいくつかの情報を紹介します。

いずれにしても将来のことは確実にはわからないので、いずれも参考程度にしてください。

スイスの証券取引所にFLOKIのETP(上場取引型金融商品)が上場予定

FLOKIがスイスの証券取引所にETPを上場するニュースが出ています。

THE DAILY HODL

ETPとは「Exchange Traded Products」の略称で「上場取引型金融商品」のことです。上場取引信託(ETF)や、上場投資証券(ETN)などを含む金融商品の総称です。

スイスの証券取引所にFLOKI ETPが上場することで、暗号資産業界以外の資金流入が起こり、さらにFLOKI界隈の盛り上がりが期待できます。

証券取引所に上場することは大きな信頼性がないとできないことです。

また、ミームコイン関連のETPは現在、ドージコインのみです。

FLOKI ETPが公開されると、ミームコインとして2例目となり、他の多くのトークンから大きくリードする形になります。

概ねロードマップ通りに進行中

FLOKIの特徴的な点として、これまでほとんどロードマップ通りにプロジェクトが進んでいるという点があります。

Medium

スイス証券取引所への上場やMasterCardとの連携などの大きな出来事は、事前にロードマップに記載されていた通りに進んでいます。

暗号資産業界では、ロードマップは漠然としすぎていたり、大風呂敷を広げすぎて完遂されなかったりと「言ったもん勝ち」の雰囲気があります。

そんな中でFLOKIは概ねロードマップ通りに進行しており、非常に信頼性が高く、またプロジェクトメンバーの実行力の高さが伺えます。

このままロードマップ通りに進むことで

  • Valhallaメインネットのローンチ
  • Valhalla中国向けネットローンチ
  • FLOKIを利用した銀行口座の開設

などが今後実現される予定です。

このように安定的に進んでいるFLOKIなので、投資対象とし、今後も注目し続ける価値があると言えます。

ステーキングとバーンが行われるため価格の安定が期待できる

FLOKIは、トークンを所有することで定期的に報酬を得られる「ステーキング」という性質があり、多くのユーザーが長期的に保有する理由になります。

加えて、手数料の一部が定期的にバーンされることで、市場に出回るFLOKIの数が制限され、価格の下落を防ぐ役割となります。

トークンを保有する上で一番心配するのは暴落ですが、FLOKIは「ステーキング」と「バーンシステム」により、暴落を可能な限り避けるシステムが構築されています。

ミームコインのワクワク感と実用性を兼ね備えている

FLOKIは便宜上「ミームコイン」に分類されていますが、この記事で書いたように、もはやミームコインの域を出て、ひとつのプラットフォームとして機能し始めています。

ミームコインは「理由がなくてもファンが集まれば、ノリと雰囲気で価格が上がる」という独特のワクワク感がありますが、FLOKIにはまだその可能性はあります。

ミームコインが持つワクワク感と、DeFiやNFTゲームを運営しているという、独自のポジションを築いているのがFLOKIです。

始まりはドージコインの模倣コインという面もありましたが、いまは完全に独自のFLOKI経済圏が出来上がっています。

全財産をFLOKIに投入するまではいかなくとも、ポートフォリオの一部の数%程度に組み込むのは十分に推奨されるコインです。

フローキ(FLOKI)の購入方法

ここまで読んで「FLOKIを購入したい!」と思った方に向けて、FLOKIを購入する手順を解説します。

FLOKIは日本国内の暗号資産取引所では取り扱いがないため、海外の取引所で購入する必要があります。

ここでは、世界最大の取引所のひとつである「Bybit(バイビット)」でFLOKIを購入する手順を解説します。

Bybitに口座を開設する

Bybit(バイビット)は、世界最大の暗号資産取引所のひとつで、日本からの口座開設、利用も制限していません。

また、取引画面は日本語にも対応しており、もちろん日本円表示も可能です。

こちらのBybitの記事を参考に、アカウントを開設しましょう。

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本記事ではBybitの口座開設方法を画像付きで解説。つまづきやすいポイントで補足説明も入れました。

お得に取引を始められるキャンペーン情報もあるので、参考にしていただければ幸いです。

SBI VCトレードに口座を開設する

Bybitには日本円の入金ができません。

BybitでFLOKIを購入するには、クレジットカードを使う方法もありますが、手数料が余計にかかるため日本円を入金する方法を解説します。

日本円を入金するには日本国内の暗号資産取引所にアカウントを開設する必要があります。

ここでは各種手数料が無料な点からSBI VCトレードをおすすめしますが、正直どこでも構いません。

SBI VC トレードに関する記事を参考に口座を開設してましょう。

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各種手数料が無料のほか、仮想通貨の資産運用サービスも豊富に揃っています。

本記事ではSBI VCトレードのお得なキャンペーン情報を紹介します。

ほかにも、SBI VCトレード口座開設の手順や審査落ちしてしまったときの対策を解説しました。

SBI VCトレードに日本円を入金し、暗号資産を購入する

SBI VCトレードに日本円を入金します。

銀行からの振り込みやPay easyなどで入金できます。入金した日本円をそのままBybitには送れないので、なにかしらの暗号資産にする必要があります。

おすすめは送金手数料の安いXRP(リップル)です。

最終的にFLOKIにしたいだけの金額のリップルを購入しましょう。

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またお得に入金するためのやり方も紹介するので、SBI VCトレードを上手く利用することに役立てて頂ければ幸いです。

暗号資産をBybitに送る

SBI VCトレードで購入したリップルを、Bybitに送金します。

SBI VCトレードの画面で「送金」手続きを行い、Bybit側の「アドレス」を取得して手続きをする必要があります。

慣れていない方は難しいかもしれませんが、今後暗号資産取引をするのであれば、送金には慣れていく必要があります。

心配な方は、最初は少額を送金し、着金を確認したら全額を送金するようにするとよいでしょう。

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仮想通貨の出金・日本円の出金ともに無料で行えるためお得に取引ができます。

本記事ではSBI VCトレードの出金手順を初心者の方でも分かるように画像付きで解説していきます。

なおSBI VCトレードがどんな取引所なのかを復習しておきたい方は別記事をご参照ください。

Bybitでフローキを購入する

Bybitでリップルの着金を確認したら、XRP(リップル)をFLOKI(フローキ)にトレードしましょう。

Bybitでは「XRP/FLOKI」の取引ペアは取り扱いがないため、XRPをUSDTなどに変換し、USDTをFLOKIに変換する形になります。

途中でいくつもの通貨を挟むことになりますが、暗号資産の世界ではこのようなことが多いです。

初めての方は大変かと思いますが、ぜひ暗号資産に慣れる意味でも、FLOKIを保有してみてください。

仮想通貨FLOKIを購入できる暗号資産取引所

FLOKIはかなり有名な通貨なので、海外の大手取引所であればほぼ取り扱いがあります。

▼FLOKI(Floki Inu)を扱う海外の仮想通貨取引所

これらの大手取引所では全て取り扱いがあります。

これらのうち、日本からの口座開設が可能で、キャンペーンで多くの報酬がもらえるという点で「Bybit」と「MEXC」をおすすめします。

また、国内の取引所ではFLOKIの取り扱いはないため、日本円を入金するためには国内取引所も利用する必要があります。

手数料率や取り扱い通貨など、総合的に「SBI VC トレード」をおすすめします。

仮想通貨FLOKIのまとめ

仮想通貨FLOKI(Floki Inu)は、イーロンマスク氏が飼っている犬の名前が由来になっているミームコイン(ミーム通貨)です。

DefiやWeb3ゲームなど独自サービスをリリースしており、犬系コインの中でも積極的に活動している仮想通貨プロジェクトになっています。

なおFLOKIは国内取引所には上場していません。購入する場合は海外取引所を利用する必要があります。FLOKIを購入したい方は、海外取引所の口座を開設してみてください。

FLOKI以外の犬系コインとも比較してみたい方は次の記事をどうぞ。

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本記事では犬コインの概要や種類、買い方などを解説しました。

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