仮想通貨取引所MEXCとは?評判・口コミを解説!
MEXCとはどんな仮想通貨取引所?
MEXCとは「MEXC GLOBAL LTD」が運営する仮想通貨取引所です。
2018年設立。拠点はセーシェル共和国にあります。
項目 | 内容 | |
---|---|---|
名称 | MEXC | |
所在地(国) | セーシェル共和国 | |
取り扱い銘柄数 | 2508銘柄 | |
最大レバレッジ | 200倍 | |
取引手数料 | 現物 | Maker:0% Taker:0% |
先物 | Maker:0% Taker:0.01% |
|
日本語対応 | サイト表記:日本語 サポートセンター:日本語問い合わせ可能 アプリ:日本語対応(iPhone/Android) |
MEXCは仮想通貨の取扱銘柄が多いため、「色々な仮想通貨に投資したい人」や「草コインに投資したい人」から支持を集めています。
2024年に現物・先物取引手数料がかなり安くなり、トレーダーからの人気も出ている仮想通貨取引所です。
- MEXCの読み方は?
-
MEXCは「エムイーエックスシー」もしくは「抹茶」と呼ばれることが多いです。
MEXCは中国語名で「抹茶」と表記されるため、日本でもその呼び名を使っている人もいます(参考)。
MEXCの特徴
MEXCの特徴は5つ。
- 世界No.1の取り扱い銘柄数
- 現物取引手数料が無料
- レバレッジ最大200倍
- 日本語対応・サポート完備
- サービスの種類が豊富
世界No.1の取り扱い銘柄数
MEXCの仮想通貨取り扱い銘柄数は2,000以上。
ほかの海外取引所と比べてみてもMEXCは群を抜いて取り扱い銘柄数が多いです。
海外取引所名 | 取り扱い銘柄数 |
---|---|
MEXC | 2508 |
Gate.io | 2274 |
BingX | 883 |
Bitget | 870 |
Bybit | 512 |
Gate.ioも取り扱い銘柄数は多いですが、日本居住者は2024年7月から登録できなくなってしまいました。銘柄数を重視する方はMEXC一択と言えるでしょう。
取り扱い銘柄数が多ければ色んな銘柄への投資チャンスが手に入ります。
その一方で、新しい銘柄がポンポン上場してくるので変な仮想通貨、謎の仮想通貨も紛れている点には注意が必要です。
現物取引手数料が無料
MEXCは現物取引手数料が無料です。先物取引手数料もMakerであれば無料となります。
手数料 | Maker | Taker |
---|---|---|
現物 | 0% | 0% |
先物 | 0% | 0.010% |
現物、先物ともに取引手数料が無料にできるのはMEXCくらいのものです。
海外取引所の場合、現物手数料は「0.1%~0.2%」が平均的。先物手数料は「0.020%~0.060%」くらいです。
わずか0.1%の違いではあるものの、取引が多いて手数料の支払いもバカになりません。
ほかの海外取引所は手数料を割り引いてくれるクーポンで節約することが多いですが、MEXCの場合は手数料を気にせずにトレードが可能です。
MEXCの取引手数料は別記事でも解説しています。
しかし、手数料の種類が多すぎて、「どのタイミングで手数料を支払う必要があるのか分からない」という方もいるかもしれません。
本記事では、MEXCの手数料の種類や各手数料の計算方法について解説します。
また、MEXCで手数料負けしないためのコツも紹介しているので、取引を開始する前に参考にしてみてください。
レバレッジ最大200倍
MEXCの最大レバレッジは200倍です。
ただし全ての取引ペアでレバレッジ200倍にできるわけではなく、対象の取引ペアが決まっています。
▼常時レバレッジ200倍
・BTC/USDT
・ETH/USDT
・XRP/USDT
▼キャンペーンによってレバレッジ200倍取引が可能
・NOT/USDT
・SATS/USDT
・1000RATS/USDT
・POPCAT/USDT
・TURBO/USDT など
国内取引所で掛けられる最大レバレッジは2倍まで。
海外取引所の場合は最大レバレッジ100倍のところが多いですが、MEXCではそれらより更に大きなレバレッジで取引ができます。
日本語対応・サポート完備
MEXCは日本語に対応しています。
サイト表記はもちろん、問い合わせのチャットサポートも日本語で対応してもらえます。
サービスの種類が豊富
MEXCは仮想通貨取引の提供サービスが豊富です。
サービス名 | 内容 |
---|---|
現物取引 | 現物仮想通貨を取引できる |
先物取引 | 先物取引ができる |
ステーキング | 仮想通貨を保有することで、運用益を得る投資手法 |
レンディング | 仮想通貨を貸し出して運用益を得る投資手法 |
ローンチパッド(IEO) | 上場前の仮想通貨を購入できる |
Kickstarter(エアドロップ) | MXを保有することで得られる投票権を使って、上場する仮想通貨のエアドロップが貰える |
コピートレード | ほかトレーダーの取引をコピーできる |
デモ取引 | 架空の資金を使ってトレードの練習ができる |
現物・先物取引、コピートレードあたりは他の取引所にも普通にあります。
特筆すべきは「Kickstarter」というサービス。これはほかの海外取引所に存在せず、MEXC独自のサービスです。
KickstarterはMEXCのエアドロッププラットフォームです。
MEXCが発行する独自トークン”MX”を保有すると、上場する仮想通貨の投票権が貰えます。その投票権を使うと、投票状況に応じたトークン分のエアドロップを受けられます。
Kickstarterの参加条件は「MXを1,000以上(約62万円)・30日間連続で保有する」こと。参加条件はなかなか難しいですが、投票自体は無料で行えます。
そのほか現物や先物、ステーキングにコピートレードと、仮想通貨の取引手法で一通りは揃っています。
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MEXC利用者の口コミ
MEXCの口コミを見ると「サポート対応が丁寧」「日本人に合っている」「上場の早さ」などが評価されています。
サポート対応が丁寧
MEXCはサポート担当者の対応がていねいです。
私も個人的に問い合わせをしたことがあります。
MEXCはオンラインチャットサポートから常時問い合わせを受け付けており、すぐに対応してもらえました。
対応をしてくれたのはおそらく日本人の方ではないのですが、会話は丁寧でチャットの返信も早かったです。個人的には不満点もなく、気になっていたことも解消できました。
日本人に合っている
MEXCは「日本人に合っている」という口コミが見られます。
MEXCのサイト表記は全て日本語にできます。
アプリも日本語に対応しているため、海外取引所ではありますが日本人には使いやすいでしょう。
またMEXCでは日本居住者限定のキャンペーンをよく開催しています。その点からも日本ユーザーに対して力を入れている様子は伺えます。
仮想通貨を上場させるのが早い
MEXCは新しい仮想通貨を頻繁に上場させています。
その上場スピードは「まず最初に上場するのがMEXC」と言われるくらいです。
ただ覚えておきたいのは、「上場したからと言って価格が高くなるとは限らない」ことです。
現にMEXCに上場したものの、流動性が低くて上場廃止になった取引ペアはいくつもあります。マイナーな草コインで取引をしようとすると警告文で「今後、上場廃止になる可能性があります」という文も出ます。
MEXCは取り扱い銘柄が多い分、全てに投資しようとせずに仮想通貨の価値を見極めるのが大事です。
MEXCアプリのポップアップが邪魔
これは私自身の体験談になるのですが、MEXCのアプリで毎回出てくるポップアップが非常に邪魔です。
「今日はもう表示しない」のチェックボックスに毎日チェックをしています。
そう。ポップアップは翌日にログインし直すとまた表示されてしまうのです。これが地味にストレス。
表示を消せば終わりになる話ではあるのですが、この仕様はなんとならないかと毎度思っています。
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MEXCの信頼性・安全性に関する評判
MEXCは信頼できる取引所なのか。その真偽は内部関係者しか分かりませんが、少なくとも日本居住者は利用できていることは事実です(2024年8月時点)。
入金や出金などの操作も問題ありません。
その一方で、MEXCは金融庁無認可で営業している取引所です。この点はしっかり認識しておく必要があります。
もしMEXCの利用をする際には、資金の移管がいつでもできるように準備しておきましょう。
金融庁に警告を受けている
MEXCは日本の金融庁から2023年3月31日警告を受けています。
金融庁から警告を受けたのはあくまでMEXCです。
ユーザーがMEXCを利用したとしても罰されることはありません。
しかし、金融庁無認可で営業しているということは、何かトラブルが起きても自己責任で解決する必要があるということです。
過去、金融庁から警告を受けた後に日本市場から撤退した海外取引所(BinanceやOKX、Gate.ioなど)がありました。日本市場から撤退した後は取引所を利用できなくなるため、残っていた資金の移し替えやポジション決済などの対応が必要でした。
MEXCが日本市場から撤退する話は今のところなさそうですが、この先何があるか分かりません。転ばぬ先の杖として、いつでも資金を移せるような準備はしておいた方がよいでしょう。
利用者との間でトラブル発生?
2023年12月の終わり頃、MEXCと利用者間でトラブルがあり話題を集めました。
トラブルの内容は、預けていた資金を凍結されたというもの。利用者によると、「MEXCはユーザーの資金を勝手に取り上げた」と述べています。
ユーザーに対してMEXCは「異常な取引活動があった」として、その取引活動で発生した損失を回復するための措置を行なったと回答しています。
異常な取引だったかどうかはMEXCの判断によるため、ユーザーが側では判断できません。しかし他にもMEXCの口座を凍結されるユーザーがいることは確認しています。
その一方で、凍結されていた口座が解除されるユーザーの姿もあります。
ユーザーは「KYC(本人認証)不足と取引が多かったことが凍結の要因だった」と分析しています。
MEXCの口座凍結騒ぎが起きていたのは2023年12月頃です。
2024年8月現時点では、MEXCは特に問題なく使えていることを確認しています。取引や入金、出金なども通常通り行えます。
ただ過去に起きた凍結騒ぎを考えると、メインの取引所として大量の資金を取引するのは少し危険であると言わざるを得ません。少なめの資金を使う、もしくは資金をいつでも移し替えられるような準備をしておくのが安全でしょう。
MEXC取引時の注意点もよく読んで、規約違反を起こさないようにするのも忘れずに。
取引所ランキングでは常に上位
MEXCは仮想通貨市場のまとめサイト「Coinmarketcap」「CoinGecko」では、常に取引所ランク15位圏内にランクインしています。
それぞれのサイトでは取引所の信頼性スコアをチェックしています。
- 流動性/Webトラフィック品質
- 業界規模
- API技術カバレッジ
- サイバーセキュリティ
- チームの存在
- 過去のインシデント
- 準備金証明 など
CoinGecko 信頼スコアの説明
MEXCはこれらの指標から付けられた信頼性スコアで、世界の取引所の上位に入ります。一定の信頼性はあると言ってよいでしょう。
ただし、信頼性スコアが揺らぐことは今後当然あり得ます。日本でも2024年5月にDMMビットコインがハッキング被害に遭ったことで、セキュリティ体制の見直しが図られた事例があります。
信頼できる取引所と断言することはできませんが、外部機関からの評価が高い点は、取引所選びをする際に考慮に入れても良いかもしれません。
2021年にCrypto Expo Dubaiでカンファレンス賞を受賞
MEXCは2021年にドバイで開催されたCrypto Expo Dubaiにおいて「アジアで最高の取引所」として表彰されています。
受賞理由は、世界中の投資家に向けて多様な暗号資産の取引機会を提供していること。新興仮想通貨取引所として成長著しい点が挙げられています。
MEXCのユーザーは全世界1,000万人以上。
利用可能な地域は170以上に及び、世界で成長を続けている仮想通貨取引所と言えます。
MEXCのキャンペーン
MEXCは2つのキャンペーンを実施中です。
- 日本ユーザー限定:50USDT分の先物ボーナス
- タスククリアで1,000USDT分の先物ボーナス
MEXCで初めて口座開設する方で、7日以内に個人(KYC)認証を行うと50USDT分の先物ボーナスが貰えます。報酬は条件を満たした方に自動で付与されます。
さらに一定金額以上の取引を行なったり、口座にまとまった資金を保有し続けていると最大1,000USDTを分のボーナスを受け取れるチャンスがあります。
MEXCのキャンペーンについては別記事でも解説したので、最新情報はコチラをどうぞ。
キャンペーンには、新規登録者向けのものから既存の登録者向けまで様々なものがあります。
ですが、キャンペーンの種類が多すぎて、「どのキャンペーンに参加すれば良いかわからない」という方もいるかもしれません。
本記事では、MEXCのキャンペーンを網羅的にまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
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MEXCの口座開設方法
MEXCの口座開設は3STEPで行います。
- アカウントの新規登録をする
- 二段階認証の設定をする
- 本人確認(KYC)をする
MEXCの公式サイトにアクセスしたら、「メールアドレス・パスワード」を入力。あとは二段階認証と本人確認を済ませたら口座開設完了です。
詳しい手順は「MEXCの口座開設方法」の記事を参照ください。
現在はセーシェル共和国に拠点を置いています。
本記事では、海外取引所が初めての方でもわかるようにMEXCの口座開設方法を画像付きで解説しました。
記事の後半ではMEXCで口座開設をするときの注意点やよくある質問なども紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
MEXCのよくある質問・Q&A
MEXCはどこの国で運営していますか?
MEXCはセーシェル共和国に営業拠点があります。
セーシェル共和国はトラベルルールの通知対象国ではありません。
そのため、国内取引所から送金する際は通常通り行えます。ただ、MEXCはシンガポールでも営業していたことがあるため、取引所によっては出金できない可能性もあり得ます。
もし出金ができなかったときは「国内取引所→メタマスク→MEXC」のように、間に別のウォレットを挟んで送金するようにしましょう。
MEXCはどこの会社が運営していますか?
MEXCは「MEXC GLOBAL LTD」により運営されています。
公式HPには詳細な情報が載っていませんが、企業情報サイト「crunchbase」ではMEXC Globalの会社情報を詳しく知れます。
MEXCは日本人でも利用できますか?
MEXCは日本人でも利用できます。
MEXCは利用を制限している国を公開していますが、日本はそれに該当しません。
- MEXCが利用を制限している国
-
北朝鮮、キューバ、スーダン、シリア、イラン、クリミア、中国本土、香港 (中国)、インドネシア、シンガポール、ベネズエラ、米国、カナダ
そのため正確に言うと”日本居住者は”利用できます。
MEXCの招待コードには何を入れればいいですか?
MEXCの招待コード「mexc-1SLwu」を入力すると3つの特典を得られます。
- 取引手数料10%OFF
- 先物ボーナス 50USDT
- 最大1,000USDTボーナス
特典は紹介コードで招待されたユーザー限定です。
「MEXCの招待リンク」から飛べば招待コードは入力済みになります。よろしければ活用ください。
MEXCの入金はどうやればいいですか?
MEXCに入金するには仮想通貨送金する必要があります。
「MEXCの入金方法」にて画像付きで解説しました。
MEXCへの入金方法は「仮想通貨の入金」と「クレジットカード決済」の2通りです。
海外取引所は日本円を入金できないため、MEXCへの入金に対して不安を感じる方もいるでしょう。
本記事では実際の入金手順を、スマホアプリの操作画面を交えながら解説しているので、だれでも簡単に入金ができます。
開催中の入金キャンペーンの詳細も解説しているため、MEXCをお得に使えるように最後までご覧ください。
MEXCの出金はどうやればいいですか?
MEXC内にある仮想通貨を日本円にするには、国内取引所に一度送金する必要があります。
MEXCから国内取引所に仮想通貨を送金する
↓
国内取引所で仮想通貨を日本円に交換する
MEXCの出金方法は別記事で解説しました。出金するときは記事を参考に取り組んでみてください。
【お知らせ】
仮想通貨の購入やNFTの売買には国内取引所の開設が必要です。
当サイトでは国内全ての取引所を調査して「おすすめの国内取引所」を出しています。
記事では各取引所ごとのお得なキャンペーンも記載しています。よろしければご覧ください。
「おすすめの海外仮想通貨取引所」を知りたい方は別記事をどうぞ。
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