仮想通貨ステーキングの利率ランキング|おすすめ取引所も紹介

仮想通貨ステーキングの利率ランキング|おすすめ取引所も紹介

仮想通貨ステーキングの利率ランキング|おすすめ取引所も紹介

仮想通貨ステーキングの利率ランキング

仮想通貨ステーキングの利率ランキングです。
(2024年6月時点)

順位 仮想通貨 利率 仮想通貨取引所
1位 DOT 18.1% ビットポイント:18.1%
SBI VCトレード:12.1%
GMOコイン:5.3%
2位 ATOM 15.8% ビットポイント:15.8%
SBI VCトレード:11.7%
GMOコイン:6.5%
3位 PLT 8.8% オーケーコイン・ジャパン:8.8%
4位 FLR 7.1% SBI VCトレード:7.1%
5位 XDC 5.3% SBI VCトレード:5.3%
6位 SOL 4.9% SBI VCトレード:4.9%
GMOコイン:4.1%
オーケーコイン・ジャパン:2.2%
7位 AVAX 4.6% SBI VCトレード:4.6%
オーケーコイン・ジャパン:1.8%
8位 OAS 4.4% SBI VCトレード:4.4%
9位 XTZ 4.2% SBI VCトレード:4.2%
GMOコイン:2.1%
オーケーコイン・ジャパン:1.8%
10位 TRX 4.1% ビットポイント:4.1%
オーケーコイン・ジャパン:1.8%
11位 APT 3.8% SBI VCトレード:3.8%
オーケーコイン・ジャパン:2.2%
12位 ZIL 3.8% オーケーコイン・ジャパン:3.8%
13位 ETH 3.5% ビットポイント:3.5%
SBI VCトレード:2.5%
14位 XYM 3.2% GMOコイン:3.2%
15位 ADA 3.0% ビットポイント:3.0%
SBI VCトレード:2.1%
GMOコイン:1.5%
16位 ASTR 2.8% GMOコイン:停止中
オーケーコイン・ジャパン:2.8%
17位 IOST 1.8% オーケーコイン・ジャパン:1.8%
18位 SUI 1.8% オーケーコイン・ジャパン:1.8%
19位 QTUM 1.3% GMOコイン:1.3%
20位 HBAR 0.1% SBI VCトレード:0.1%
※2024年6月調べ

1位は仮想通貨のDOTです。ステーキング利率は18%を超えます。

2位は仮想通貨のATOMで利率は15%超え。

取り扱いしている取引所は少ないですが、ETHやSOLなどの人気の仮想通貨もステーキングは可能です。

取引所によってステーキングの利率は倍近くの差が出ることがあります。

仮想通貨ステーキングにおすすめの取引所

仮想通貨ステーキングにおすすめの取引所は4つ。

  • SBI VCトレード
  • ビットポイント
  • GMOコイン
  • オーケーコイン・ジャパン

SBI VCトレード

SBI VCトレードは2017年5月に設立された国内仮想通貨取引所です。

ステーキングできる仮想通貨は11種類。国内取引所の中ではステーキングできる仮想通貨の種類が最も多いです。

sbi-vc-trade
名前 SBI VCトレード
設立年 2017年5月
ステーキングできる仮想通貨 ETH:2.5%
SOL:4.9%
DOT:12.1%
ADA:2.1%
XTZ:4.2%
AVAX:4.6%
OAS:4.4%
XDC:5.3%
ATOM:11.7%
FLR:7.1%
HBAR:0.1%
ステーキングの申込み手続き 不要
ステーキング報酬を受け取らない設定 可能
途中解約 可能(無料)
ステーキングの分別管理 対応
ステーキング手数料 ステーキング報酬の25%
取引手数料 無料
解説記事 SBI VCトレードの評判・口コミ

SBI VCトレードのステーキングの利率は高めです。

利率10%を超えるATOMやDOTなどの仮想通貨はほかの取引所よりも高い利率に設定されています。

またSBI VCトレードはETHとSOLのステーキングを行える数少ない取引所です。

SBI VCトレードでステーキングを行う際に特別な手続きは必要ありません。対象の仮想通貨を口座内で保有するだけで自動的にステーキングされて報酬が貰えます。

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ビットポイント(BITPOINT)

ビットポイントは2016年7月に設立された国内仮想通貨取引所です。

ステーキングできる仮想通貨は5種類。ステーキング可能な銘柄数は少ないですが、利率は国内トップクラスです。

ビットポイント入金
名前 ビットポイント(BITPOINT)
設立年 2016年7月
ステーキングできる仮想通貨 DOT:18.1%
ETH:3.5%
ADA:3.0%
TRX:4.1%
ATOM:15.8%
ステーキングの申込み手続き 必要
ステーキング報酬を受け取らない設定 可能
途中解約 可能(無料)
ステーキングの分別管理 対応
ステーキング手数料 無料
取引手数料 無料
解説記事 ビットポイントの評判・口コミ

ビットポイントはステーキングの利率が高く設定されています。

DOTの16.3%は国内取引所の中で最も高い利回りです。

ただしステーキングを始めるにあたって設定が必要なので注意しておきましょう。といっても、資産の内訳からステーキング設定をONにするだけなので身構えなくても大丈夫です。

ビットポイントでのステーキング手数料はゼロ。

自分が増やしたい仮想通貨がステーキングできる場合は、ビットポイントを利用するのがおすすめです。

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GMOコイン

GMOコインは2017年5月に設立された国内仮想通貨取引所です。

ステーキングできる仮想通貨は8種類。XYM・QTUMはGMOコインでしかステーキングできません

gmo-coin
名前 GMOコイン
設立年 2017年5月
ステーキングできる仮想通貨 DOT:5.3%
ATOM:6.5%
SOL:4.1%
XYM:3.2%
XTZ:2.1%
QTUM:1.3%
ASTR:停止中
ADA:1.5%
ステーキングの申込み手続き 不要
ステーキング報酬を受け取らない設定 可能
途中解約 可能(無料)
ステーキングの分別管理 対応
ステーキング手数料 報酬額の28%
取引手数料 無料
解説記事 GMOコインの評判・口コミ

GMOコインのステーキング利率はそこまで高くはありません。

ただQTUMとXYMはGMOコインでしかステーキングできません。ほかにも日本初の仮想通貨であるASTRのステーキングも受け付けています(2024年6月 受付停止中)

GMOコインでしかステーキングできない仮想通貨をガチホしたい人たちにはおすすめの取引所です。

なおGMOコインはステーキング以外の仮想通貨サービスも豊富にあるので、サブ取引所として利用するのも選択肢としてはありでしょう。

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オーケーコイン・ジャパン

オーケーコイン・ジャパンは2017年5月に設立された国内仮想通貨取引所です。

ステーキングできる仮想通貨は10種類。

PLT・ZIL・IOST・SUIはオーケーコイン・ジャパンでしかステーキングできません

名前 オーケーコイン・ジャパン
設立年 2020年8月
ステーキングできる仮想通貨 TRX:1.8%
PLT:8.8%
ZIL:3.8%
IOST:1.8%
XTZ:1.8%
ASTR:2.8%
SUI:1.8%
SOL:2.2%
AVAX:1.8%
APT:2.2%
ステーキングの申込み手続き 必要
ステーキング報酬を受け取らない設定 可能
途中解約 可能(無料)
ステーキングの分別管理 対応
ステーキング手数料 無料
取引手数料 無料
解説記事 オーケーコイン・ジャパンの評判・口コミ

オーケーコイン・ジャパンのステーキングの特徴はステーキング可能な仮想通貨の数が多いことです。

特にPLTのステーキング利率は8.8%と高く設定されています。

ステーキングを開始するのに申込みが必要な点は少し面倒くさいですが、オーケーコイン・ジャパンでしかステーキングできない仮想通貨であれば検討する価値はあるかもしれません。

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国内取引所で仮想通貨ステーキングができる銘柄一覧

国内取引所で仮想通貨ステーキングができる銘柄は20種類です。

  • ATOM
  • DOT
  • PLT
  • AVAX
  • XDC
  • OAS
  • SOL
  • FLR
  • XTZ
  • TRX
  • ETH
  • ZIL
  • ADA
  • XYM
  • ASTR
  • IOST
  • SUI
  • QTUM
  • APT
  • HBAR

仮想通貨ステーキング おすすめの選び方

ステーキングする仮想通貨や取引所のおすすめの選び方を紹介します。

▼仮想通貨取引所の選び方

  • ステーキングの利率(利回り)で選ぶ
  • ステーキングできる仮想通貨で選ぶ
  • ステーキングする手間で選ぶ
  • 分別管理の有無で選ぶ

▼ステーキングする仮想通貨の選び方

  • ステーキングの利率で選ぶ
  • 時価総額で選ぶ
  • ステーキング時価総額で選ぶ
  • 上昇率で選ぶ

取引所の選び方

ステーキングの利率(利回り)で選ぶ

仮想通貨取引所ではステーキングの想定利回りを提示しています。

仮想通貨取引所 ステーキング利率
ビットポイント(BITPOINT) 3.3%~16.3%
SBI VCトレード 2.7%~16.2%
オーケーコイン・ジャパン 1.8%~8.8%
GMOコイン 1.3%~6.5%

高利率のステーキングが行えるのはビットポイント、もしくはSBI VCトレードです。

相場の状況次第ではありますが、一時期は利率が20%以上になっていた期間もあります。

ステーキング利率は取引所や仮想通貨ごとに変動します。なるべく最新の情報を確認するようにしましょう。

ステーキングできる仮想通貨で選ぶ

仮想通貨取引所によってステーキングできる仮想通貨が違います。

仮想通貨取引所 ステーキングできる仮想通貨の数 ステーキング可能な仮想通貨名
SBI VCトレード 11種類 ETH:2.5%
SOL:4.9%
DOT:12.1%
ADA:2.1%
XTZ:4.2%
AVAX:4.6%
OAS:4.4%
XDC:5.3%
ATOM:11.7%
FLR:7.1%
HBAR:0.1%
GMOコイン 8種類 DOT:5.3%
ATOM:6.5%
SOL:4.1%
XYM:3.2%
XTZ:2.1%
QTUM:1.3%
ASTR:停止中
ADA:1.5%
オーケーコイン・ジャパン 10種類 TRX:1.8%
PLT:8.8%
ZIL:3.8%
IOST:1.8%
XTZ:1.8%
ASTR:2.8%
SUI:1.8%
SOL:2.2%
AVAX:1.8%
APT:2.2%
ビットポイント(BITPOINT) 5種類 DOT:18.1%
ETH:3.5%
ADA:3.0%
TRX:4.1%
ATOM:15.8%

近年ステーキングに力を入れているのはSBI VCトレードです。

国内で初めてETHのステーキングを開始。2024年2月にはステーキング取り扱い銘柄数が国内No.1になりました。

ステーキングする手間で選ぶ

ステーキングをするのに設定が必要な仮想通貨取引所があります。

設定と言ってもそれほど難しいものではありません。

しかし「仮想通貨を保有しただけで報酬が貰える」という利点を受けたい方はステーキングの申込みが必要ない取引所のほうがおすすめです。

仮想通貨取引所 ステーキングの申込み
SBI VCトレード 不要
GMOコイン 不要
オーケーコイン・ジャパン 必要
ビットポイント(BITPOINT) 必要

分別管理の有無で選ぶ

分別管理とは会社が持つ資産と、顧客の資産を区別して管理することです。

分別管理を行うことで万が一に会社が破産したとしても顧客の資産が保護されます。

今回紹介した取引所はステーキングした銘柄をすべて分別管理しています。

そのため分別管理については気にする必要はないでしょう。

ステーキングする仮想通貨の選び方

ステーキングの利率で選ぶ

取引所によってステーキングの想定利回りは異なります。

仮想通貨ごとにそれぞれの利回りをまとめました。
※色が付いている箇所が最高利率。

仮想通貨名 SBI VCトレード ビットポイント GMOコイン オーケーコイン・ジャパン
ETH 2.5% 3.5%
SOL 4.9% 4.1%
ADA 2.1% 3.0% 1.5%
AVAX 4.6% 1.8%
TRX 4.1% 1.8%
DOT 12.1% 18.1% 5.3%
ATOM 11.7% 15.8% 6.5%
QTUM 1.3%
SUI 1.8%
FLR 7.1%
XTZ 4.2% 2.10% 1.8%
ASTR -(停止中) 2.8%
XDC 5.3%
ZIL 3.8%
OAS 4.4%
IOST 1.8%
XYM 3.2%
PLT 8.8%
2024年6月時点

時価総額で選ぶ

ステーキング可能な仮想通貨を時価総額順にランキング付けしました。

時価総額が高いということは取引するユーザー数が多く価格が安定していることを意味します。

また仮想通貨も株式と同様に、時価総額が高ければ信頼性があるとみなされることが多いです。

順位 仮想通貨名 時価総額 SBI VCトレード ビットポイント GMOコイン オーケーコイン・ジャパン
1位 ETH 約66兆円
2位 SOL 約9.8兆円
3位 ADA 約2,1兆円
4位 AVAX 約1.6兆円
5位 TRX 約1.5兆円
6位 DOT 約1.2兆円
7位 ATOM 約4,000億円
8位 APT 約4,800億円
9位 HBAR 約4,300億円
10位 SUI 約3,100億円
11位 FLR 約1,600億円
12位 XTZ 約1,100億円
13位 XDC 約790億円
14位 ASTR 約600億円
15位 ZIL 約480億円
16位 QTUM 約410億円
17位 IOST 約250億円
18位 OAS 約180億円
19位 XYM 約170億円
20位 PLT 約27億円

ステーキング時価総額で選ぶ

仮想通貨の時価総額のうちステーキングされている割合を調べました。

ステーキングの割合が多いということは報酬を期待しているひとが多いということも指し示します。

順位 仮想通貨名 ステーキング時価総額 ステーキングの割合 SBI VCトレード ビットポイント GMOコイン オーケーコイン・ジャパン
1位 ETH 約13兆円 27%
2位 SOL 約5.0兆円 65%
3位 ADA 約2,0兆円 66%
4位 AVAX 約1.2兆円 55%
5位 TRX 約8,800億円 50%
6位 DOT 約8,400億円 57%
7位 ATOM 約3,900億円 63%
8位 SUI 約2,600億円 81%
9位 XTZ 約1,000億円 68%
10位 ZIL 約180億円 30%
Coinbaseのデータを元に作成-2024年2月時点

もちろんステーキングしている割合が多いからと言って利回りが良いとは限りません。

報酬狙いではなく、「ネットワークに貢献する」というステーキング本来の役割をしているだけ人もいるのであくまで参考程度にお考えください。

上昇率で選ぶ

ステーキングの報酬はステーキングした仮想通貨で受け取ります。

そのためステーキングでいくら仮想通貨の数量を増やしても、仮想通貨の価格自体が下がってしまうと価値が無くなってしまいます。

2024年2月19日を基準にしたそれぞれの仮想通貨の価格変動は以下の通り。

仮想通貨名 1日 7日 30日 90日 365日
ETH 3.58% 14.57% 17.51% 42.57% 26.11%
SOL 3.25% 4.12% 20.79% 100.25% 9.74%
ADA 0.34% 14.84% 22.79% 61.35% 0.33%
AVAX 2.61% 2.96% 22.84% 94.26% 4.09%
TRX 0.44% 8.79% 22.63% 33.63% 25.63%
DOT 1.01% 10.03% 14.43% 49.58% -4.67%
ATOM 2.84% 7.91% 9.30% 18.51% -0.36%
QTUM 1.41% 11.13% 13.65% 5.74% -10.21%
SUI 1.93% 1.34% 59.77% 222.31% 128.85%
FLR 8.09% 5.20% 58.41% 224.43% 100.56%
XTZ 2.28% 5.77% 5.74% 28.36% 7.56%
ASTR 2.45% -6.48% 0.94% 162.51% 23.50%
XDC 2.32% -2.95% -9.41% -17.52% -27.52%
ZIL 4.77% 12.62% 12.96% 8.42% -3.97%
OAS 0.39% -0.44% 27.05% 117.49% 31.68%
IOST 6.97% 9.67% 10.95% 3.95% -7.87%
XYM 1.00% -7.17% -11.47% -12.86% -20.27%
PLT -2.47% -0.57% -0.13% -4.84% -5.18%

この図表の見方としては1日~90日で上昇率が高いものはここ最近で注目度が上がって需要が増している仮想通貨。

365日で上昇している仮想通貨は1年前と比較して価格が伸びているため、継続的な上昇を期待できるかもしれません。

本データは仮想通貨市場全体が盛り上がっている2月中旬に取ったものなので、全体的に仮想通貨の上昇率は高めになっています。

仮想通貨は価格変動が激しいので、投資をする前によく検討するようにしてください。

仮想通貨ステーキングとは

ステーキングは仮想通貨を保有するだけで利回りが貰える投資手法です。

仮想通貨の中には、対象の仮想通貨を保有することで「ネットワーク運営に協力している」とみなされてその報酬として仮想通貨を貰える仕組みがあります。これをステーキングと呼びます。

仮想通貨ステーキングとは

ユーザーが行うのはステーキング対象銘柄を保有するだけ。あとは自動的に報酬が計算されて、仮想通貨を受け取れます。

仮想通貨取引所で行うステーキングのメリット

ステーキングを仮想通貨取引所で行うメリットは3つ。

  • 仮想通貨を保有するだけで報酬が得られる
  • 仮想通貨をいつでも売買できる
  • 分別管理の対象となる

仮想通貨を保有するだけで報酬が得られる

ステーキングを行うと仮想通貨を自動的に増やせます。

売買を行う必要がないため仮想通貨を楽に運用できるのがメリットです。

例えばSBI VCトレードでSOLという仮想通貨を約100万円分ステーキングしたとしましょう。

ユーザーは月に約3,000円相当の仮想通貨を受け取れることになります。

SBI VCトレード SOLのステーキング

ユーザーが行うのはSOLを一定数購入するだけです。

SOLの価格が上がった時に売ることでさらに大きな利益を見込めます。

仮想通貨をいつでも売買できる

国内仮想通貨取引所が提供するステーキングサービスはロック期間が無いものが多いです。

ロック期間とは仮想通貨を動かせない期間のこと。

つまりロック期間があると仮想通貨を売ることや別のウォレットに送金できなくなります。売買できない期間があると、売り時を見失なったり、急な資金移動ができなくなるのが難点です。

ステーキングは基本的にロック期間がないため、自由に仮想通貨を動かせます

ただ仮想通貨取引所の一部はロック期間が付いています。例えばCoinTradeやCoinbookなどはロック期間ありのステーキングを提供しています。

分別管理の対象となる

国内取引所ではステーキングした仮想通貨は分別管理の対象となります。

分別管理とは”会社が持つ資産と顧客の資産を区別して管理すること”です。

万が一会社が破産したとしても会社の資産とは別で顧客の資産を管理しているため、顧客の資産は一定の保護を受けている形になります。

SBI VCトレード ステーキングの分別管理
SBI VCトレード
ビットポイント ステーキングの分別管理
ビットポイント
GMOコイン ステーキングの分別管理
オーケーコイン・ジャパンの分別管理

ステーキング以外の運用方法、たとえば仮想通貨レンディングは分別管理の対象ではありません。

仮想通貨の場合はハッキングリスクが心配ですが、ステーキングはほかの資産運用方法に比べると安全性は高いと言えます。

仮想通貨取引所で行うステーキングのデメリット

仮想通貨取引所で行うステーキングのデメリットは3つ。

  • 個人でステーキングするより利率が低い
  • 短期的な利益を得にくい
  • 税金の計算が複雑

個人でステーキングするより利率が低い

仮想通貨のステーキングは個人でも設定できます。

例えばATOMという仮想通貨は自分でウォレットを用意すれば、Cosmos Networkに直接ステーキングを行えます。

個人でATOMのステーキングをする場合は年利13%前後が平均です。リスクは上がりますが、平均以上の利率を提供しているステーキング先もあります。

国内取引所はステーキングを代行して設定する都合上、報酬から手数料が引かれています。

自分でステーキングを設定する場合は英語の記事を読んだり、自分でウォレット管理をしたりするなどの手間がかかってしまいます。

ステーキングの手続きや管理を楽にしたい人は仮想通貨取引所で始めるのがおすすめです。

短期的な利益を得にくい

ステーキングは仮想通貨を保有し続けることで利益を得る運用方法です。

仮想通貨でありがちな「1日で価格が10000倍になった」「エアドロップで100万円分の仮想通貨が貰えた」といった事象は起こりにくいです。

しかし、長期的な価格上昇が期待できる仮想通貨であれば着実に資産は伸ばせます。また、ただ仮想通貨を保有しているだけよりも、ステーキングをして資産運用に回したほうが利回りは良くなります。

ステーキングは短期的な売買というよりも中・長期的な目線で利用するのがおすすめです。

税金の計算が複雑

ステーキングで得た報酬は雑所得になります。

そのため確定申告で得られた利益については申告が必要です。

税金の計算が若干複雑で、「ステーキング報酬を得たタイミング」「ステーキング報酬で得た仮想通貨で売買益を出したタイミング」で税金が発生するようになっています。

最近は仮想通貨の税金計算ツールも出たことで税金の計算は楽になってきました。

心配な方は税理士の方に相談するとよいでしょう。

仮想通貨ステーキングの評判・口コミ

国内取引所で仮想通貨ステーキングを始める方法

仮想通貨ステーキングの始め方は国内取引所によって2パターンに分かれます。

  • ステーキング対象の銘柄を購入するだけ
  • ステーキングの設定を行う

1つ目のやり方はステーキング対象の銘柄を買うと、自動的にステーキングが始まるというものです。

SBI VCトレード」「GMOコイン」が該当します。

このパターンの場合は、ユーザーが行うことは仮想通貨を購入するだけです。あとは自動的に仮想通貨取引所の方でステーキングを行なって、その報酬をユーザーのウォレットに振り込んでくれます。

2つ目のやり方はステーキングの設定を行うパターンです。

ビットポイント」「オーケーコイン・ジャパン」が該当します。

ステーキング対象の仮想通貨を購入したら自分の資産管理画面に行きます

「ステーキングの設定をON・OFFにする」設定画面があるので「ON」に設定します。これで完了です。

最も手続きが簡単なのは仮想通貨を購入するだけでステーキングできる前者のパターンですが、後者のステーキングの始め方も複雑な手続きはありません。

自分がステーキングを始めたい仮想通貨取引所を選ぶとよいでしょう。

仮想通貨ステーキングとレンディングの違い

仮想通貨のステーキングとレンディングはよく比較されます。

ここではそれぞれの違いを確認してみましょう。

項目 ステーキング レンディング
申込 不要 必要
数量 上限・下限なし 上限・下限あり
対象銘柄 ステーキングできる仮想通貨。BTCやUSDTは不可。 BTCやUSDTなどが可能。サービスによって対応する仮想通貨は異なる
運用期間 無制限 あり。30日・90日・365日が多い。
ロック期間 無し あり
年利 都度、変更される 募集時に確定
中途解約 可能 不可能(解約手数料あり)
分別管理 対応 未対応

仮想通貨の運用方法という意味では同じですが、特徴を比べてみると違っている点は多いです。

ステーキングは比較的自由に運用できて利率は変動する。レンディングは自由度は低いものの利率は担保されています。

以前は「ステーキングの利率が低い・レンディングの年利は高い」という意味で差別化されていました。

しかしここ数年はステーキングの年利が上がってきており、利率で大きな違いは出なくなっています。

レンディングを行うメリットはBTCの資産運用が行える点でしょう。BTCのステーキングはできません。

仮想通貨のレンディングサービス」については別記事も併せて参照ください。

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仮想通貨レンディングのおすすめサービスを徹底比較【2024年最新】
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仮想通貨を貸し出すことで利息を得られるレンディングサービス。

国内取引所以外にもレンディングに特化した事業者が出ており、その選択肢は広がるばかりです。

そこで本記事では、自分にあった業者を選べるように仮想通貨レンディングのおすすめサービスを紹介します。

利率(金利)や対象の仮想通貨などを比較して各レンディングサービスの特徴をまとめました。

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