ぺぺコイン(Pepe)で 億り人になれる?今後の動きや将来性を予測。
ぺぺコインはどんなコイン?
ぺぺコインは複雑な歴史を持ったコインです。
ぺぺコインにデザインされているカエルは「Pepe the frog(カエルのぺぺ)」というキャラクターです。
2005年に発売された「ボーイズ・クラブ」(作:マット・フュリー)というアメリカの漫画に出てきます。
当初は普通にキャラクターとして親しまれていたペペですが、2010年代より徐々にインターネット上で画像加工やアレンジを加えてSNSで繰り返し投稿されるようになりました。
この動きをミーム化と呼びます。
ミームの影響力は凄まじく、20216年のアメリカ大統領選時には「トランプ支持者」を意味するシンボルとして使用されるほどでした。
そんな経緯を持つペペをモチーフに誕生した仮想通貨がペペコインです。
ぺぺコインは「ミームコインの王様」を自称しており、ドージコインと並ぶ「ジョークコイン」として知名度を獲得しています。
ぺぺコインは今や「ボーイズ・クラブ」やその作者とは全く関係なく運営されていますが、長く続く強いコミュニティによって支えられています。
ぺぺコインで誕生した億り人
ぺぺコインは2023年4月14日に分散型取引所Uniswapに上場しました。
その後1週間も経たずに価格が4,500倍に上昇。
その当時、2名の億り人が誕生したことが分かっています。
1人目は約5億円の利益をあげたdimethyltryptamine.ethという匿名トレーダーです。上場初日の2023年4月14日に4万円程度のぺぺコインを購入していました。
2人目は6万円程度のぺぺコインを購入して約1.6億以上で売却した人物です。ブロックチェーン分析企業によりpepecexwallet.ethというウォレットの存在から明らかになりました。
億り人になった2人の買い方の共通点は、大手取引所の上場前に購入している点です。
大手取引所の上場前に購入するのは難易度が高いですが、実は取引所に上場した直後にぺぺコインを購入していたとしても60倍の利益がとれていました。
2024年には1月から6月にかけて+1180%上昇。
仮想通貨のサイトでは連日ペペコインのニュースが出ています。
ペペコインは2024年の仮想通貨市場を牽引している注目のコインと言えるでしょう。
ぺぺコインの魅力とは
ここからはぺぺコインの魅力を解説していきます。
- 長い歴史と非常に強いコミュニティを持っている
- 価格が安い
- ドナルド・トランプ氏の動きで価格が左右する可能性がある
※ぺぺコインは特別な機能や役割があるわけではないジョークコイン(ミームコイン)です。機能面よりはその背景やコミュニティに注目することになります。
長い歴史と非常に強いコミュニティを持っている
ぺぺコインは2023年4月に誕生したコインです。
歴史は浅いですがそのモデルとなっている「カエルのペペ」には長く複雑な歴史があります。
2005年にマンガのキャラクターとして誕生した「カエルのペペ」はインターネットミームとして、4chan(フォーチャン。海外の匿名掲示板)を中心に熱狂的な人気となりました。
2010年代からインターネット上でぺぺの人気は更に増していきます。
ペペのミームとしての人気は2024年の今でも留まることを知りません。SNSでペペが登場するたびに仮想通貨のペペコインも注目されます。
1点勘違いしやすいのが、ぺぺコインとその元となった漫画、及び作者とは全く関係がないという点です。
このあたりの深い事情を知りたい方は「フィールズ・グッド・マン」という映画を見てみてください。ペペコインがミームとして力を付けていく様子が恐ろしいほどに分かります。
価格が安い
ぺぺコインの価格は$0.00001529と非常に低価格(2024年5月30日時点)。
低価格ということは少額でもたくさんの枚数が保有できるということです。
これは純粋に楽しいです。
例えば1万円分購入すると434万枚のぺぺコインが保有できます。まるでお金持ちになったような気分です。
もちろん枚数を多く保有するだけでは意味はありませんが、ミームコインはこのように「購入する楽しさ」という小さな要素で価格が動いたりするものです。
現在価格が低めだと、価格が2倍、3倍、10倍と上昇する姿をイメージしやすく「低価格のうちに買っておこう!」とユーザーに思われやすいです。
ミームコインという本質的には意味のないコインだからこそ、お手頃価格のうちに買っておきたいというユーザー心理が重要な意味を持ちます。
ドナルド・トランプの動きで価格が左右する可能性がある
ぺぺコインを語る上で避けては通れない人物がドナルド・トランプ元アメリカ大統領です。
ぺぺコインのモデルとなった「ぺぺ」は、2016年〜2017年にドナルド・トランプ氏のアメリカ大統領選時にインターネット上で多く使われました。
その使われ方は「白人至上主義」や「差別主義者」など、決してポジティブではありませんでしたが、この時期の動きにより、ぺぺの支持者、知名度が増えたのは間違いありません。
2024年現在、トランプ氏は大統領の座を退いていますが、再選するようなことや、なにかしらトランプ氏を巡って大きな動きがあれば、価格に動きが出る可能性があります。
ぺぺコインの動向と今後の予測
ぺぺコインのこれまでの動向とともに、今後の値動きを予測します。
ぺぺコイン($PEPE)には、実は前身となる「Memetic/PepeCoin($MEME)」というコインも存在しています。
今後のペペコインを考えるうえで大事なので、そちらのコインも踏まえて解説します。
実は2016年に作られたペペコインの前身コインがある
ぺぺコイン($PEPE)よりも前に「カエルのペペ」をモデルとした仮想通貨は2016年に作られていました。
この時点では取引所には上場されていません。マイニングのみがされておりP2Pのみでの取引だったと予想されます。
最も有名なミームコインであるドージコインが2013年に登場しており、その次に登場したミームコインであると自称しています。
2017年には「Memetic」という名前で仮想通貨取引所に上場
2016年に作られた前身のぺぺコインは、2017年にBittrexなどの仮想通貨取引所に上場されます。
しかしぺぺコインには「白人至上主義」や「差別主義者」としての印象が現在よりも強くついていたため、ティッカーを「$PEPE」ではなく「$MEME」に変更させられてしまいました。
現在もこのコインは「Memetic/PepeCoin ($MEME)」という名前で取引されていますが、ぺぺコイン($PEPE)よりは注目度が低いです。
本記事で解説しているのは「Pepe ($PEPE)」であり$MEMEとは別のコインですが、ぺぺコインのコミュニティの強さ、歴史を知る上で重要なので知識として一応抑えておきましょう。
2023年4月にイーサリアム上でリリース
画像引用:coincarp
2023年4月に、イーサリアム上で「Pepe $PEPE」がリリースされました。
各取引所には4月17日から18日に上場されましたが、4月14日ごろに購入したユーザーが、その数日で4,500倍以上の価格上昇を経験する形になりました。
それまで強固なコミュニティがあった「$MEME」の盛り上がりが「$PEPE」に受け継がれた形です。
上場直後 約3週間で60倍に
取引所で確認できるぺぺコインの最初の価格は約0.000009円(2024年4月18日)です。
4月25日には0.00004円と約5倍に上昇。さらに2週間後の5月6日には0.0005円と約12倍になりました。
約3週間で60倍の値上がりです。
上場直後にもし100万円を購入していれば6,000万円に。4月25日に100万円を購入してれば1,200万円になっていたほどの暴騰ぶりで仮想通貨業界を賑わせました。
価格の安定期に入る
2023年5月中旬から2024年の2月までの約9ヶ月間は、0.0001〜0.0002円の間で価格は安定しました。
最高値となった5月6日の0.0005円で購入していた方は、3分の1〜5分の1程度に目減りしほぼ塩漬けとなったぺぺコインを見て嘆いていたことが予想されます。
実際的な機能や役割のないミームコインは一度塩漬けになると再び盛り上がる期待をしづらいです。この期間はぺぺコイン保有者にとっては辛抱の時期となりました。
約一年後の2024年3月から高騰中
ぺぺコインの登場から約1年後の2024年3月ごろからぺぺコインに再び勢いが戻りました。
価格は0.001円にタッチし塩漬け時の約10倍となりました。
公開直後の暴騰時でも最大は0.0005円だったため最盛期の約2倍の盛り上がりです。
高騰した理由は様々考えられますが、同時期にビットコインも盛り上がりを見せて仮想通貨業界全体が活気を取り戻したことが大きな要因です。
2024年5月現在、ぺぺコインの価格は0.002〜0.0026円を推移し過去最高値を更新中です。
ビットコインの動きに連動して上昇し続けているため、今後もビットコインの動きに引っ張られることが予想されます。
今後の動向は予想できず
2024年6月以降の値動きに関しては「ビットコインの動き」と「トランプ大統領の動き」によって左右されると予想されます。
ぺぺコインはドージコインと並んで最大規模のミームコインなため、ビットコイン価格が上下するとそれに引っ張られて動きやすいです。
ビットコイン価格が暴落することがあれば同様に暴落し、再び塩漬けになるかもしれませんし、単価が低い分、ビットコイン価格よりも激しく高騰することもあり得ます。
2024年11月にはアメリカ大統領選がありトランプ元大統領が再び出馬することが分かっています。
トランプが大統領に再選すればもちろん、再選しなくても大きな注目が集まることは確かで、トランプ大統領と深い関わりのあるぺぺコインの価格が、そのタイミングで大きく動くことは十分にあり得ます。
今からぺぺコインで億り人になれる?
結局、今からぺぺコインを保有して億り人になれるのでしょうか?
その答えは誰にも分かりませんが、数ある仮想通貨の中では注目度もポテンシャルも高く、億り人を狙えるコインのひとつであることは間違いありません。
仮想通貨業界は複雑化し、専門化しており、名前も聞いたことのないテクノロジーが使われるよりも、ドージコインやぺぺコインのように気楽に使えるミームコインが注目される空気が作られています。
ここからはより現実的にぺぺコインで億り人になれる可能性を検証していきます。
億り人になるには最低でも1,000万円程度の資金が必要
ペペコインで「億り人」になるためには最低でも1,000万円以上の資金が必要です。
ぺぺコインの上場直後に購入できていれば約60倍、上場前に購入できていれば4,500倍の利益が得られていましたが、それらは例外的なパターンです。実現するには神ワザ的な情報収集力と運が必要です。
一般の方が億り人になる方法として、塩漬け時に購入し高騰時にうまく売り抜けたとして10倍の利益を得るくらいがギリギリ現実的です。
10倍の利益を得るだけでもかなりの幸運に恵まれる必要がありますが、10倍の利益で億り人になるには1,000万円の資金が必要です。
とはいえ、無理に「一億円」を目指す必要はなく、少額でもとりあえずぺぺコインを購入して値動きを見るだけでも、世界のミーム文化と繋がった気がして楽しいですよ。
億り人になっても税金の支払いが必要
現実的な話として、仮想通貨を売却して利益を得ると、最大で住民税も合わせて55%の税金の支払いが必要です。
日本円に戻した時に「億り人」を達成するには、最低でも2億円程度は利益を得る必要があります。
仮想通貨換算で「億り人」になれれば十分な場合は税金を考慮する必要はありませんが、いずれは日本円に戻さなければ「絵に描いた餅」です。
億り人になってもならなくても、仮想通貨投資で利益が出た場合は税金の支払いが必要なことを、頭の片隅に置いておきましょう。
他のコイン以上に「クジラ」に注意が必要
「クジラ」とは売買による利益を目的に大量に通貨を購入して高騰時に売り抜ける大口ユーザーの総称です。
ぺぺコインを大量に保有しているクジラがいるという確信はありませんが、十分に注意する必要があります。
とはいえ、ぺぺコインは2023年4月の上場直後に0.0005円まで価格が上昇し、そこから0.0002円まで下落しており、そこでクジラがコインを手放したと予測することもできます。
2024年5月現在でも「クジラ」と呼べるほどの大量保有者がいるのかどうかや、いたとしていつ手放すのか、それにより値崩れが起きるのかどうかの予測は非常に難しいです。
クジラの有無に関わらず、いつ値崩れしても不思議ではないコインなため、資金の全てを突っ込むようなリスキーなことをせず、ポートフォリオの一部に組み込む程度にするのがおすすめです。
ぺぺコイン以外に億り人を狙えるコインは?
ここまでぺぺコインについて解説してきましたが、何も億り人を狙えるのはぺぺコインだけではありません。
ぺぺコインはミームコインの中でトップクラスに有名ですが、同じくらい有名なのがDOGE COIN(ドージコイン)です。
柴犬をモデルにしたドージコインは、CoinMarketCapによる暗号資産時価総額ランキングにおいて、全暗号資産の中で8位です。
一方、ぺぺコインの時価総額は21位です。知名度、ポテンシャルともにドージコインには期待できるでしょう。
DOGE COINで億り人になれるかはこちらの記事で解説。
その他にも、現在の価格の安い、いわゆる「草コイン」を購入して億り人を狙うことに関しては億り人を狙える草コイン一覧の記事で解説しています。
仮想通貨について興味のある方であれば、誰しもが一度は考えるかと思います。
そこでこの記事では、今までに億り人を産んだ草コインを紹介し、今注目の草コインや、その見つけ方まで徹底解説します!
正直、この記事を読んだからといって億り人になれるとは限りませんが、草コイン投資を始める前に読んでおいて損はない記事となっているので、ぜひ気になる部分だけでも読んでくださいね。
ぺぺコインを購入できる取引所は?
ぺぺコインは日本国内の取引所では取り扱いがありません。
海外の取引所で購入する必要があります。
ペペコインを購入できる海外取引所を3つ紹介します。
Bybit(バイビット)
Bybitは世界最大級の取引所のひとつで、アプリの使いやすさ、手数料の安さ、ボーナスの豊富さなど、どこをとっても一流の取引所です。
同じく世界最大級の取引所であるBinanceやCoinbaseなどは、日本からの取引ができないのに対し、Bybitは国内からも利用できるため、非常に便利です。
ぺぺコインの購入だけでなく、日常使いの海外取引所として口座を開いておくとよいでしょう。
\最大30,000USDTのボーナスをGET/
MEXC(エムイーエックスシー)
MEXCは2,000を超える銘柄の取引がある大規模な取引所です。
取引銘柄数では世界一を誇るため、ぺぺコインだけでなく、草コインを含む多くの仮想通貨の取引が可能です。
ある仮想通貨が生まれて、一番最初に登録する取引所がMEXCになることも多く、ぺぺコインのように上場直後を狙うためにも必須の取引所と言えます。
\50USDTの先物ボーナス特典/
Bitget(ビットゲット)
Bitgetはスマートトレンド、スノーボール、コピートレードなど様々な独自のトレード手法を提供している、ユニークな取引所です。
ただ通貨を売買して利益を得るだけではなく、特殊なトレード手法や保有方法で利益をあげたい方におすすめの取引所です。
もちろんぺぺコインの取り扱いもあり、アプリの操作もわかりやすいため開設しておいて損はないでしょう。
\1,000USDT相当のクーポンが即時で貰える/
【お知らせ】
仮想通貨の購入やNFTの売買には国内取引所の開設が必要です。
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