ビットコインで億り人になれる?今後の将来性や乗り遅れない方法を解説

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ビットコインで億り人になれる?今後の将来性や乗り遅れない方法を解説

ビットコインの億り人の意味

ビットコインの億り人とは、ビットコインで資産1億円を超えた方に対して用いられます。

2008年に公開された「おくりびと」という映画をもじり、資産1億円を突破した方の呼称として使用されるようになりました。

上記の特性として、億り人は株式投資や仮想通貨の文脈で使用されがちな言葉になっています。

ビットコインはローンチ当初ほとんど価値をもたなかったため、年月が経つごとに億り人を多数輩出しました。

ビットコインの億り人は日本だけで300人以上

日本におけるビットコインの億り人は、300人以上は存在するとみられています。

2018年の日本経済新聞が報じた内容によると、2017年に仮想通貨の利益を申告した中から1億円以上の収入があったのは「331人」でした。

上記は、利益を確定した方の確定申告が元になっています。

例えば、長期保有をしており利益を確定していなかったり、確定申告のため法人で持っている分などは含まれません。

また、あくまで単年度のデータです。

さまざまな点を考慮すると、ビットコインで億り人になった方はもっと多いと考えられます。

ビットコインをいつ購入したら億り人になっていたか

ビットコインをいつ購入したら億り人になっていたか?というテーマで、過去の高騰を以下から振り返っていきます。

  • 2011年の高騰
  • 2017年の高騰
  • 2021年の高騰
  • 2024年の高騰

過去の高騰と、当時何枚ビットコインを保有していたら億り人か?という観点から、チェックしていきます。

為替レートは5月30日時点のドル円約157円で計算しており、同時点の1ビットコインの価格は約1,070万円です。

2011年の高騰

2011年は、ビットコインを約5万枚保有していた場合、億り人になっていました。

ビットコインは、2011年に始めて高騰します。

2008年にビットコインの論文が公開され、2009年に初めてブロックが生成されたビットコインは、メディアに取り上げられるなどして徐々に注目されはじめました。

2010年9月に5円程度で取引されていたビットコインは、2011年6月には約2,000円で取引されるようになりました。

数カ月程度で、数百円で取引される程度に落ち着きます。

その後、2013年にキプロス危機が発生し資金の避難先として購入されたり、中国を中心にビットコインが普及するなどして、価格を上げていきました。

2017年の高騰

2017年の高騰で、ビットコインを保有していた場合、50枚で億り人になります。

前述した高騰以降、長らく数万円程度で取引される時期が長く続きます。

2016年に半減期を迎え2016年に1月に約5万円で取引されていたビットコインは、2017年には約200万円の価格をつけました。

また、この高騰ではビットコインを模倣したアルトコインも注目され、イーサリアムなども価格を上げています。

2021年の高騰

2021年の高騰で、ビットコインを保有していた場合は13枚で億り人になります。

2020年にビットコインは半減期を迎え、2017年と同じように翌年の2021年に大きく高騰しました。

また、2021年にはビットコインの技術を基盤にさまざまな分野で仮想通貨関連の開発が進み、NFTやDeFiといった新たなトピックも大きく注目されました。

2024年の高騰

2024年の高騰でビットコインを保有している場合、10枚で億り人になります。

2024年は半減期を迎える、ETFに組み込まれるといったさまざまな要因が複数重なり、ビットコインは高騰しました。

前述した半減期後に高騰するジンクスから考慮すると、2025年まで価格を上げる可能性はあります。

上記の点を考慮すると、億り人に必要な枚数はより減少する可能性があります。

著名なビットコイン長者&億り人

著名なビットコイン長者や億り人について、以下から解説していきます。

  • ウィンクルボス兄弟
  • サトシ・ナカモト
  • ロス・ウルブリヒト

ビットコイン周りで古くから知られている著名人を中心に、ピックアップしました。

ウィンクルボス兄弟

ウィンクルボス兄弟は、著名なビットコイン長者の2人です。

ウィンクルボス兄弟の詳細な資産額は発覚していませんが、購入当時のビットコインのレートを考慮すると、1人あたり数十億ドルの資産を持つ可能性が高いです。

ウィンクルボス兄弟は、初期のFacebookを訴えた兄弟として知られています。

Facebookから受け取った和解金を、2012年の段階でビットコインへの購入資金に当てました。

サトシ・ナカモト

サトシ・ナカモトは、ビットコインの開発者・考案者として知られ、ビットコインを最初期に保有していた人物の1人です。

日本人のような名前ではあるものの、国籍や年齢など一切の情報は不明です。

彼は、ビットコインで初めてのブロックが作成されて以降、マイニングを行っていたことがわかっています。

半減期が一度も来ておらず、競争の低い当時のマイニングの状況を考慮すると、約100万枚近くを保有していると考えられています。

サトシ・ナカモトが持っているビットコインは、現在のレートに照らし合わせると10兆円相当です。

ロス・ウルブリヒト

ロス・ウルブリヒトは、シルクロードの開設・運営を行っていた人物です。

シルクロードは、2011年から2013年にかけて運営されていたWEBサイトで、主に違法薬物の売買などに使用されました。

シルクロードの決済には匿名性の高いビットコインが使用され、当時のビットコインの数少ない用途でした。

ロス・ウルブリヒトはシルクロードの運営で、現在のレートに合わせると10億ドル~30億ドル程度のビットコインを保有していたと考えられています。

米国政府は、シルクロード関連の事件で押収した大量のビットコインを保有しており、定期的に売却を行っています。

米国政府が行う売却の動向は、市場から注目されることも多いです。

ビットコイン億り人の現在

ビットコインの億り人の現在について、以下から解説していきます。

  • 税金周りの失敗で破産
  • 暴落での損失
  • 現在もホールドしていれば数百%以上の利益

可能性があるパターンをいくつかチェックしていきましょう。

税金周りの失敗で破産

ビットコインで億り人になったあと、税金周りで失敗して破産や資産を失っている可能性があります。

ビットコインを含め、仮想通貨周りの税金は複雑であり、他の金融資産と比較しても不利です。

また、日本円への利確のみならず、購入したビットコインを何らかの物に変えた時点で、税金が発生します。

ビットコインで直接ものを購入したり、他の仮想通貨に変えたタイミングでも発生します。

例えば、他の仮想通貨に変えて、その仮想通貨が暴落した場合は税金が払えなくなる可能性があるでしょう。

暴落での損失

暴落で資産を減らしてしまい、億り人ではなくなっている可能性があります。

前述した通り、長期的には上昇していますが、高騰後は大幅に下落しています。

上記の関係で、瞬間的に億り人になったとしても、利確のタイミングがズレた場合は億り人ではなくなるでしょう。

現在もホールドしていれば数百%以上の利益

もしも、ビットコインを現在でも保有し続けていれば、より大きな資産を作っている可能性が高いです。

ビットコインは長期的に見ると取引が開始されて以降、ずっと上昇しています。

過去の高騰ですでに億り人になっている方は、最低でも数百%以上の含み益が出ているはずです。

ビットコイン価格が今後も上昇する可能性

ビットコイン価格が今後も上昇するのか?といった点を、以下の点から解説していきます。

  • ビットコインの希少性
  • ETFへの組み込み
  • L2やOrdinals周りの盛り上がり

ビットコインの今後の価格や将来性・可能性についてチェックしていきましょう。

ビットコインの希少性

ビットコインの希少性は、今後の価格にポジティブに働いてくる可能性が高いです。

ビットコインは発行上限が2,100万枚であり、半減期が来るたびに発行枚数は減少していきます。

上記の関係からビットコインが発行されるペースは、今後減少していくことは確実です。

この点は、これからもビットコインの価格を押し上げる要因になっていくでしょう。

ETFへの組み込み

ビットコインは、2024年1月に現物ETFが承認され、この点も価格にポジティブな要素になる可能性が高いです。

現物ETFが承認されて以降、伝統的な市場で活発に取引されており、ビットコインのETFには多額の資金が流れています。

2024年1月から上場しているブラックロックのETFである「IBIT」の資産は約200億ドルであり、高い人気がある状態です。

現物ETFの需要は、純粋な現物ビットコインの需要に繋がるので、価格にポジティブな影響を与えます。

L2やOrdinals周りの盛り上がり

ビットコインは、L2やOrdinalsといった新たな領域も開発・注目されつつあり、価格に影響する可能性があります。

これまで、ビットコインはパイオニアとして価値の保存手段や、送金手段として活用されてきました。

一方で、イーサリアムをはじめたとしたスマートコントラクトやトークンを活用した経済圏の構築は、遅れている状態です。

L2の盛り上がりや、Ordinalsの登場などによってビットコイン経済圏を開発しようというトレンドが見られ、ビットコインを基盤としたDeFiやNFTが登場しつつあります。

こういった点が盛り上がってくると、ビットコインの新たな需要に繋がる可能性は高く、価格にも影響を与えるでしょう。

ビットコインで億り人になるのは難しい

ビットコインの価格についてポジティブなポイントをいくつか解説しましたが、ビットコインで億り人になるのは難しいです。

数千万円といった金額を投入できるなら話は別ですが、数十万円〜数百万円といった金額で億り人になれる時代は終了したと言えます。

というのも、ビットコインはすでにかなり大きな時価総額を持っています。

2024年5月30日時点で、ビットコインの時価総額は約1.3兆ドルです。

金全体の市場規模は10兆ドル以上ですが、投資可能な金は2.4兆ドル程度と見られており、仮にビットコインがこの水準に達したとしても2倍弱です。

すでに大きな時価総額になっており、半減期ごとに上昇する%も年々下がっています。

上記の点から、以前のように少額から億り人になるといったことは難しいでしょう。

ビットコイン以外で億り人になる方法

ビットコイン以外で、億り人になる方法について以下から解説していきます。

  • 時価総額が小さい仮想通貨を購入
  • 有望なアルトコインとDeFiでの運用
  • エアドロへの参加

ビットコイン以外で億り人になる可能性のある方法について、ピックアップしていきます。

時価総額が小さい仮想通貨を購入

時価総額が小さい仮想通貨、草コインを購入すると、億り人になれる可能性があります。

草コインはボラティリティが大きいため、数ヶ月から数年の間に数百倍〜数千倍になるケースは多いです。

おすすめの草コイン&購入方法については「草コインで億り人になる方法とは?過去に高騰した仮想通貨も紹介!」で解説しているので、あわせてご覧ください。

有望なアルトコインとDeFiでの運用

ビットコインほど時価総額が大きくないものの、有望なアルトコインを保有し、DeFiで運用するというのも選択肢の1つに挙げられます。

アルトコインは、独自の経済圏を持っていることが多いです。

有望なアルトコインを発見し、その経済圏で運用しているとリターンを受けられます。

例えば、DeFiプロトコルにおいて早期の参加者に対して、何らかのインセンティブを用意していることが多いです。

有望なアルトコインを購入し、経済圏で発生した利益を運用していくと、ビットコインを保有しているよりも高いリターンが得られる可能性があります。

エアドロへの参加

資金が少ない方はエアドロに参加することで、まとまった資金を作れる可能性があります。

新たなチェーンのベータに参加したり、早期にプロダクトを触っていることで、チェーンやプロダクトが発行するトークンを無料で貰えるケースが多いです。

上記のようなコミュニティへの還元を「エアドロ」と仮想通貨のコミュニティでは呼称しています。

有望なプロジェクトであれば、1度のエアドロで数十万円から数百万円の利益が発生することがあります。

こういった資金を再度運用することで、億り人になれる可能性が出てくるでしょう。

ビットコインの億り人まとめ

この記事では、ビットコインの億り人について解説しました。

ビットコインで億り人になることは難しいものの、今後もビットコインの価格はポジティブな要素が多いです。

また、ビットコインの価格は仮想通貨市場に大きな影響を与えるため、仮想通貨で億り人になりたいといった方は注視していきたいと言えるでしょう。

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