コインチェック(Coincheck)の手数料は高い?節約する方法まで徹底解説
コインチェック(Coincheck)の手数料一覧
コインチェック(Coincheck)での手数料は、日本円あるいは暗号資産の移動があると発生します。
いつ、どれくらい手数料がかかるのか、以下の7点を紹介します。
- 日本円の入金手数料
- 日本円の出金手数料
- 暗号資産の入金手数料
- 暗号資産の送金手数料
- 販売所の取引手数料
- 取引所の取引手数料
- コインチェック(Coincheck)つみたての手数料
今回紹介するのは、2023年10月17日時点の手数料です。
日本円の入金手数料
コインチェック(Coincheck)で暗号資産を購入する場合、コインチェック(Coincheck)の口座にあらかじめ日本円を入金する必要があります。
入金方法は、以下の3つです。
- 銀行振込
- コンビニ入金
- クイック入金
表に各種手数料をまとめます。
銀行振込 | 無料(振込手数料は、自己負担) | |
コンビニ入金 | 3万円未満 | 770円 |
3万円以上30万円以下 | 1018円 | |
クイック入金 | 3万円未満 | 770円 |
3万円以上50万円未満 | 1018円 | |
50万円以上 | 入金金額×0.11%+495円 |
銀行振込の入金手数料は無料ですが、コンビニ入金とクイック入金では手数料がかかります。
日本円の出金手数料
暗号資産を日本円へと交換した後、コインチェック(Coincheck)の口座から銀行口座へ送金する際に、手数料がかかります。
出金手数料は一律407円かかり、出金の上限は1回5,000万円です。
暗号資産の入金手数料
他の暗号資産取引所の口座やウォレットから、暗号資産を入金する際には、手数料がかかりません。
ただし、暗号資産を送金する際に、ガス代がかかります。
暗号資産の送金手数料
コインチェック(Coincheck)の口座から、他の暗号資産取引所の口座やウォレットへ送金すると手数料がかかります。
その際にかかる手数料は、暗号資産によって変わります。
以下は、暗号資産ごとの送金手数料です。
暗号資産 | 送金手数料 |
ビットコイン(BTC) | 0.0005BTC |
イーサリアム(ETH) | 0.005ETH |
イーサリアムクラシック(ETC) | 0.01ETC |
リスク(LSK) | 0.1LSK |
リップル(XRP) | 0.15XRP |
ネム(XEM) | 0.5XEM |
ライトコイン(LTC) | 0.001LTC |
ビットコインキャッシュ(BCH) | 0.001BCH |
モナコイン(MONA) | 0.001MONA |
ステラルーメン(XLM) | 0.01XLM |
クアンタム(QTUM) | 0.01QTUM |
ベーシックアテンショントークン(BAT) | 130.0BAT |
アイオーエスティー(IOST) | 1.0IOST |
エンジンコイン(ENJ) | 99.0ENJ |
パレットトークン(PLT) | 569.0PLT |
サンド(SAND) | 82.0SAND |
ジム(XYM) | 1.0XYM |
ポルカドット(DOT) | 0.1DOT |
フレア(FLR) | 0.1FLR |
フィナンシェトークン(FNCT) | 9974.0FNCT |
チリーズ(CHZ) | 223.0CHZ |
チェーンリンク(LINK) | 3.0LINK |
ダイ(DAI) | 25.0DAI |
メイカー(MKR) | 0.018MKR |
ポリゴン(MATIC) | 0.1MATIC |
エイプコイン(APE) | 17.0APE |
アクシーインフィニティ(AXS) | 5.0AXS |
イミューダブル(IMX) | 44.0IMX |
ラップドビットコイン(WBTC) | 0.000918WBTC |
販売所の取引手数料
販売所の取引手数料は無料です。
しかし、スプレッドという手数料相当額がかかります。
スプレッドは、0.1%~5.0%とその時の市場動向によって変化します。
取引所の取引手数料
取引所の取引手数料は、暗号資産によって変わります。
また、手数料がかかる暗号資産でもMakerかTakerかによっても変動します。
以下は、取引所の取引手数料一覧です。
暗号資産 | Maker手数料 | Taker手数料 |
ビットコイン(BTC) | 0.00% | 0.00% |
イーサリアム(ETC) | 0.05% | 0.10% |
リスク(LSK) | 0.00% | 0.00% |
モナコイン(MONA) | 0.00% | 0.00% |
パレットトークン(PLT) | 0.05% | 0.10% |
フィナンシェトークン(FNCT) | 0.00% | 0.00% |
ダイ(DAI) | 0.00% | 0.00% |
ラップドビットコイン(WBTC) | 0.00% | 0.00% |
コインチェック(Coincheck)つみたての手数料
コインチェック(Coincheck)つみたては、口座振替手数料、サービス利用手数料ともに無料です。
ただし、暗号資産をつみたてる際に、スプレッドという手数料相当額がかかります。
スプレッドは、0.1%~4.0%とその時の市場動向によって変化します。
H2:コインチェック(Coincheck)の手数料は高い?他の国内取引所と比較
コインチェック(Coincheck)の手数料は、突出して高いとはいえません。
以下の表で、他の国内取引所と比較していきます。
取引所 | 入金手数料 | 出金手数料 | 取引手数料(販売所) | 取引手数料(取引所) |
コインチェック(Coincheck) | 一部無料 | 407円 | 無料 | Maker:0.0%~0.05% Taker:0.00%~0.10% |
ビットフライヤー(bitFlyer) | 一部無料 | 220円~ | 無料 | 約定数量 × 0.01 ~ 0.15%(単位: BTC) |
GMOコイン | 無料 | 無料 | 無料 | Maker:-0.01%~-0.03% Taker:0.05%~0.09% |
ビットポイント(BITPOINT) | 振込手数料実費分は負担 | 振込手数料実費分は負担 | 無料 | 無料 |
オーケーコインジャパン(OKCoinJapan) | 無料 | 400円~ | 無料 | Maker:0.02%~0.07% Taker:0.06%~0.14% |
※2023年10月18日時点での手数料
コインチェック(Coincheck)に突出して高い手数料はみられません。
どの取引所も手数料がかかるタイミングは違うため、自分に合った取引所を選ぶといいでしょう。
コインチェック(Coincheck)の手数料を節約する3つの方法
コインチェック(Coincheck)の手数料を節約するには、以下の3つの方法があります。
- 入金は銀行振込で行う
- 取引は取引所で行う
- 日本円の出金はまとめて行う
入金は銀行振込で行う
入金は銀行振込で行うと、手数料を節約できます。
なぜなら、銀行振込の手数料は無料だからです。
コンビニ入金、クイック入金では、最低でも770円の手数料がかかります。
民法第484条、第485条「持参債務の原則」では、代金を振り込む側が振込手数料を負担するとされているため、手数料の支払いは必要です。
手数料を節約するためには、銀行振込を選びましょう。
ちなみに、ネット銀行であればATMに並ぶことなく、その場で入金できるのでおすすめです。
取引は取引所で行う
暗号資産の取引を取引所で行うと、手数料を節約できます。
理由として、販売所では手数料相当額(スプレッド)が発生するからです。
販売所での取引では、スプレッドとして0.1%~5.0%かかります。
取引所では、暗号資産によりますが手数料がかからず取引できます。
販売所は取引が簡単であるメリットはありますが、慣れたら取引所での取引を行いましょう。
日本円の出金はまとめて行う
日本円の出金は、まとめて行いましょう。
なぜなら、出金手数料は一律407円であり、出金額に左右されないからです。
たとえば、同じ100万円でも2回に分けて出金するより、1回で出金を済ませると手数料は安くなります。
こまめに出金するより、まとめて出金して手数料を節約しましょう。
コインチェック(Coincheck)の手数料でよくある質問
コインチェック(Coincheck)の手数料でよくある質問について、以下の2つをまとめます。
- 手数料相当額(スプレッド)とはなんですか?
- 暗号資産の送金金額で手数料は変わりますか?
手数料相当額(スプレッド)とはなんですか?
スプレッドとは、暗号資産を取引する際の売値と買値の差額です。
イメージとしては、仲介手数料が分かりやすいでしょう。
販売所での取引は、運営会社が仲介として入っているので、運営会社との取引を行います。
運営会社が仕入れた暗号資産を取引するため、仲介手数料としてスプレッドが発生します。
暗号資産の送金金額で手数料は変わりますか?
送金金額で手数料は変わりません。
しかし、変動型送金手数料が導入されている暗号資産では、送金手数料が変動する場合があります。
変動型送金手数料とは、ネットワーク手数料が高騰した際、負担を最小限にするために手数料を変動させる仕組みです。
以下は、変動型送金手数料をまとめた表です。
暗号資産 | 送金手数料 | ネットワーク手数料区分 |
ビットコイン(BTC) | 0.0005BTC | 0.0005BTC未満 |
0.001BTC | 0.0005BTC以上0.001BTC未満 | |
0.002BTC | 0.001BTC以上0.002BTC未満 | |
0.004BTC | 0.002BTC以上0.004BTC未満 | |
0.008BTC | 0.004BTC以上0.008BTC未満 | |
0.016BTC | 0.008BTC以上 | |
イーサリアム(ETH) | 0.005ETH | 0.005ETH未満 |
0.01ETH | 0.005ETH以上0.01ETH未満 | |
0.02ETH | 0.01ETH以上0.02ETH未満 | |
0.04ETH | 0.02ETH以上0.04ETH未満 | |
0.08ETH | 0.04ETH以上0.08ETH未満 | |
0.16ETH | 0.08ETH以上 | |
ベーシックアテンショントークン(BAT)エンジンコイン(ENJ)パレットトークン(PLT)サンド(SAND)フィナンシェトークン(FNCT)チリーズ(CHZ)チェーンリンク(LINK)ダイ(DAI)メイカー(MRK)アクシーインフィニティ(AXS)エイプコイン(APE)イミュータブル(IMX)ラップドビットコイン(WBTC) | ETH手数料区分を運用し、3倍相当額を送金した暗号資産にて徴収します。徴収する暗号資産は、小数点切り捨てで、換算レートは「該当の暗号資産/ETH」を使用します。 |
コインチェック(Coincheck)の手数料のまとめ
今回は、コインチェック(Coincheck)の手数料について紹介しました。
手数料が発生するタイミングをまとめると
- 日本円の入金
- 日本円の出金
- 暗号資産の送金
- 販売所の取引(スプレッドがある)
- 取引所の取引
- コインチェック(Coincheck)つみたて(スプレッドがある)
になります。
また、手数料を節約する方法としては
- 入金は銀行振込で行う
- 取引は取引所で行う
- 日本円の出金はまとめて行う
の3つがあります。
コインチェック(Coincheck)の手数料は、他の国内取引所と比べて特別高いわけではありません。
しかも、分かりやすいデザインで簡単に取引ができるため、初心者におすすめな取引所です。
手数料を抑えつつ、簡単に取引がしたい方は、コインチェック(Coincheck)の口座開設をしてみてはいかがでしょうか。
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