ワールドコイン(WLD) の買い方とは?価格チャートや将来性を徹底解説
ワールドコイン(WLD)とは
プロジェクト名 | ワールドコイン |
通貨名 | Worldcoin |
シンボル | WLD |
価格※2023年8月7日時点 | 293.87円 |
時価総額ランキング※2023年8月7日時点 | 120位 |
創設者 | サム・アルトマンアレックス・ブラニア |
取扱取引所 | Bybit,Gate.io,MEXC,Kucoin など |
発足 | 2020年 |
上場日 | 2023年7月 |
公式サイト | ワールドコイン公式サイト |
ワールドコインとは、ChatGPTの創業者であるサム・アルトマン氏らが立ち上げたプロジェクトです。
世界中のだれもがグローバル経済にアクセスし、平等に利益をもたらす未来を目指しています。
平等に利益をもたらすという観点から、ユニバーサルベーシックインカム(UBI)の導入が進められています。ワールドコインの独自トークン(WLD)を無料で受け取れる仕組みです。
まだ開発段階ですが、ブロックチェーンとAIの技術を活用することで、将来的には世界の人々に仮想通貨を無料で配布する予定です。
ワールドコインの専用アプリはリリースから3ヶ月で推定1億2,300万のアクティブユーザー数を記録しており、すでに期待が高まっています。
ワールドコイン(WLD)の3つの特徴
ワールドコインには、主に3つの特徴があります。
- World IDを発行している仮想通貨
- 仮想通貨を無料で配布
- 専用アプリのWorld Appを利用
World IDを発行している仮想通貨
ワールドコインに登録すると、身分証明書となる『World ID』が発行されます。
World IDは個人の虹彩(眼球)情報を使って登録するため、セキュリティ対策に優れた技術といわれています。
ワールドコインでは、スキャンロボット『Orb(オーブ)』で虹彩データをデジタルコードに変換し、本人登録を行います。
従来のサービスでは、ログインにはパスワードやメールアドレスが必要です。情報が漏れると第三者に不正ログインされる可能性があります。
しかし、目の虹彩は人によって異なるため、本人以外はワールドコインにログインできません。
仮想通貨を無料で配布
虹彩スキャンで登録が完了した人は、だれでも無料で仮想通貨ワールドコイン(WLD)がもらえます。
仮想通貨をもらう方法は、Orbを使ってワールドコインに登録するだけです。
Orbは東京都渋谷区ある建物に設置されています(2023年10月時点)。
ワールドコイン(WLD)を毎月受け取れるサービス『Worldcoin Grants』も開発が進んでいるため、さらなる期待が高まっています。
仮想通貨無料で配布するのは、世界中の人々が平等に通貨を保有するという目標を達成するためだと考えられます。
専用アプリのWorld Appを利用
ワールドコインは、『World App』というアプリを開発しています。
World Appでできることは、以下のとおり。
- 仮想通貨の管理、入出金
- サービスの決済
- 取引所との連携
- DeFiやブロックチェーンゲームとの連携
また、World Appでは独自トークン以外にも、イーサリアム(Ethereum)ネットワークに対応する他の仮想通貨も取り扱っています。
World Appを利用するメリットは2つです。
- 送金時のガス代が無料
- 毎月通貨を配布する「ワールドコイン助成金」の申請が可能
従来から多くのサービスで利用されている『MetaMask』は使えないため、ワールドコインを利用したい方はダウンロードする必要があります。
ワールドコイン(WLD)の3つの将来性
ワールドコインの将来性を3つの点から考えてみましょう。
- 多額の資金調達を成功
- AI時代に備えるプロジェクト
- 諸外国でワールドコインの導入が拡大
多額の資金調達を成功
ワールドコインは、過去に多額の資金調達を行なっています。
ワールドコインの資金調達実績
- 2021年10月:約34億円
- 2022年3月:約130億円
- 2023年5月:約161億円
ワールドコインは多くの企業や投資家から出資を受け、多額の資金調達をしたプロジェクトです。
多くの企業がワールドコインに期待を寄せていることがわかります。
AI時代に備えるプロジェクト
ワールドコインは、AI時代に備えられるプロジェクトとして期待が高まっています。
なぜなら、ワールドコインのシステムは、AIの活用によって世界中の人々が平等に経済活動に参加できるように設計されているからです。
ワールドコインの目指す未来には、個人情報を保護した上でAIと人間を判別し、だれもが情報を取捨選択できることが挙げられています。
ただ、ワールドコインはまだ開発段階である部分が多く、くわしい概要はまだわかりません。
諸外国でワールドコインの導入が拡大
2023年8月現在、ワールドコインは諸外国での導入が進んでいます。
- 2023年6月:ドイツでWorld IDが導入開始
- 2023年7月:スペインでのWorld IDアクセスを拡大
World IDに使用される『Auth0』は、日本の企業も利用しているサービスです。
- SUBARU
- MAZDA
- KADOKAWA
- docomo
- CAPCOM など
ワールドコイン(WLD)の価格チャート
2023年8月7日時点で、ワールドコイン(WLD)の価格は約294円です。
2023年7月24日に海外取引所でリリースされ、同日に最高額の444.55円を達成しました。
リリース時より価格は下がり、現在は約300円前後で推移しています。
リリースからまだ間もないため価格が安定していませんが、時価総額ランキングでは9,752銘柄中120位と上位にランクインしています。
ワールドコイン(WLD)の買い方
仮想通貨ワールドコインの購入手順は、以下のとおりです。
- ビットポイントで口座開設
- ビットポイントで仮想通貨を購入
- 海外取引所に送金
- 海外取引所でワールドコイン(WLD)を購入
1.ビットポイントで口座開設
ワールドコインは日本で取り扱っている取引所がないため、海外取引所で取引します。
海外取引所は日本円を入金できないため、まずは国内取引所で仮想通貨を購入し、海外取引所に送金します。
国内取引所だと、お得なキャンペーンが開催される『ビットポイント』がおすすめです。
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2.ビットポイントで仮想通貨を購入
ビットポイントの口座を開設したら、日本円で仮想通貨を購入しましょう。
購入した通貨は海外取引所に送金します。
送金手数料が安い『リップル(XRP)』や『ステラルーメン(XLM)』などを購入するのがおすすめです。
ビットポイントに日本円を入金する方法は、こちらの記事を参考にしてください。
→ビットポイント(BITPoint)に入金する方法は?手数料・比較・注意点について解説!
3.海外取引所に送金
ビットポイントで仮想通貨を購入したら、ワールドコインを取り扱っている海外取引所に送金します。
2023年8月時点で、ワールドコインを取り扱っている仮想通貨取引所の一部は以下のとおりです。
手数料が安く、日本語に対応しているBybitがおすすめですが、それ以外の取引所でも問題はありません。
取り扱い通貨は変更されることがあるため、必ず送金前に公式サイトで取り扱いの有無を確認してください。
4.海外取引所でワールドコイン(WLD)を購入
海外取引所に仮想通貨を入金できたら、その通貨でワールドコインを購入しましょう。
以上で、ワールドコインの購入は完了です。
ワールドコイン(WLD)に関するよくある質問
ワールドコインに関するよくある質問に回答します。
- ワールドコインの登録、認証方法は?
- ワールドコイン(WLD)をもらう方法は?
- ワールドコイン(WLD)の注意点やリスクは?
ワールドコインの登録、認証方法は?
ワールドコインの登録は、生体認証装置『Orb(オーブ)』で虹彩をスキャンすることで完了します。
2023年8月現在、Orbは東京で5か所に設置されています。
ワールドコイン(WLD)をもらう方法は?
仮想通貨ワールドコイン(WLD)をもらう方法は、ワールドコインに登録するだけです。
Orbで虹彩をスキャンすることで登録が完了し、仮想通貨を受け取れます。
ワールドコイン(WLD)の注意点やリスクは?
ワールドコインでは、以下3つの注意点があります。
- 虹彩データスキャンによるプライバシーやセキュリティの侵害
- 発展途上国での貧困層に対するマーケティング
- Orbの設置が少ないことによる、ユーザーのアクセシビリティ問題
ワールドコインにはまだ課題がいくつもありますが、プロジェクトが目指すビジョンが明確であるため、今後に期待したいですね。
ワールドコイン(WLD)まとめ
本記事では、ワールドコイン(WLD)について解説しました。
ワールドコインは虹彩スキャン装置『Orb』でユーザー登録を行えば、だれでも仮想通貨を受け取れることがわかりましたね。
また、ワールドコインには以下3つの点で将来性があると考えられます。
- AI時代に備えるプロジェクト
- 多額の資金調達を成功
- 諸外国でワールドコインの導入が拡大
まだワールドコインを持っていない方は、ビットポイントの口座を開設していつでも購入できる準備をしておきましょう。
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