BitLending(ビットレンディング)とは?メリット・デメリット・怪しい噂を解説

BitLending(ビットレンディング)とは?メリット・デメリット・怪しい噂を解説

BitLending(ビットレンディング)とは?メリット・デメリット・怪しい噂を解説

BitLending(ビットレンディング)とは?

BitLendingとは、仮想通貨を貸し出して利回りを得られるレンディングサービスの一つです。

名称 BitLending(ビットレンディング)
サービス種類 仮想通貨レンディング
リリース時期 2022年2月
運営会社 株式会社J-CAM
公式サイト BitLending公式サイト

BitLendingは株式会社J-CAMという国内企業によって運営されています。USDTやUSDCなどのステーブルコインであれば、最大10%もの高利回りを獲得できます。

2022年2月にリリースされたばかりのサービスではありますが、徐々に口コミでも評判を集め始めています。

BitLending(ビットレンディング)の特徴

BitLendingの特徴は4つ。

  • 最高年利10%の仮想通貨レンディング
  • 取り扱い仮想通貨は5種類
  • 最短7営業日で仮想通貨を返還
  • 強固なセキュリティ体制

最高年利10%の仮想通貨レンディング

BitLendingで暗号資産を貸し出すと、最高年利10%で資産を増やせます。

レンディングとは、仮想通貨の貸出しによって利益を得る仕組みです。

レンディングでは、貸出した元本はそのままに、持っている仮想通貨の数量を着実に増やせます。

取り扱い仮想通貨は5種類

BitLendingでは、5種類の仮想通貨を取り扱っています。

仮想通貨 貸借料(年利)
ビットコイン(BTC) 8%
イーサリアム(ETH) 8%
USテザー(USDT) 10%
USDコイン(USDC) 10%
ダイ(DAI) 10%
出典:BitLending公式ページ

※2023年7月時点の情報であり、今後変更される可能性があります。

最短7営業日で仮想通貨を返還

BitLendingは、ユーザーからの返還請求を受理した翌日から、最短7営業日で仮想通貨を返還します。

レンディングサービス 返還までの期間
BitLending 最短7営業日
PBR Lending 申請受理後、翌月末から10営業日以内
HashHub Lending 申請から翌々月初
出典:BitLending公式ページPBR Lending公式ページHashHub Lending公式ページ

ほかのレンディングプラットフォームと比べ、BitLendingの返還対応は早いです。

資金が必要なタイミングでも早めに資金を手元に戻せるでしょう。

強固なセキュリティ体制

以下のセキュリティ体制により、Bit lendingがユーザーの資産を強固に守ります。

  • 多要素認証と送金アドレスリスト登録による複合的な認証
  • 多重セキュリティシステムで不正送金の防止
  • 携帯やSIMカードの盗難によるハッキングリスクを減らす
  • 引き出しは初回登録時の仮想通貨アドレスか、本人確認後の指定アドレスのみに制限し、成りすましによる不正引き出しを防ぐ

BitLending(ビットレンディング)の利回りシミュレーション

例えば、USテザー(USDT)を100万円分用意して1年間預けるとします。

BitLendingが提供する年利は10%なので、得られる利息額は10万円です。

実際には月ごとに利子を付けてBitLendingが返還し、利子を付けた状態で再運用します。

以上を1年間繰り返し、月ごとの金利を合計した結果が10%になる計算です。

※シミュレーションには、ネットワーク手数料や運用中の価格変動は考慮していません

BitLending(ビットレンディング)の始め方・登録手順

BitLendingは、3STEPで始められます。

  1. アカウント登録
  2. 貸出申請
  3. レンディング開始

アカウント登録

アカウントの登録には、メールアドレスと本人確認が必要です。

BitLendingにアクセスし、利用規約を読んでから、メールアドレスを登録します。

BitLendingからメールが届くので、案内に沿って本人確認まで進めましょう。

貸出申請

本人確認ができたら、BitLendingへログインし、「暗号資産を貸し出す」を選択します。

貸出申込ページで、仮想通貨(暗号資産)の種類を選んで数量を入力。

内容を確認して、「この内容で申し込む」を選択しましょう。

レンディング開始

貸出申込が完了したら、仮想通貨を送金します。

「入金アドレスを確認する」を選択し、貸出アドレスを表示しましょう。

貸出アドレスをコピーし、利用している取引所やウォレットの送金ページに貼り付けて送金します。

以上で仮想通貨の貸出完了です。

BitLending(ビットレンディング)の評判・口コミ

BitLendingについて投稿している人の、評判や口コミを調べました。

いい評判 いまひとつな評判
返還が早い 対応通貨が少ない
実際に貸借料を得られている 1ヶ月以上の預入が必要、最低貸出数量が高め
他のサービスと併用して、分散投資できる トラベルルール適用で送金が億劫になった

BitLendhingは仮想通貨の返還が早い

約1年でビットコインが6万円分から10万円分に増加

BitLendingから実際に不労所得を得られている

複数のレンディングサービスを利用して収入源を増やしている

利率は高いが対応通貨が少ないデメリットもある

トラベルルールにより送金が億劫になった

BitLendingの評判や口コミを調べたところ、利率の大きさに怪しいと勘ぐる口コミもありましたが、いい評判も多く見受けられました。

なお、「BitLendingが金融庁に登録されていないんじゃないか?」という口コミも見られましたが、BitLendingはそもそも金融庁に登録する必要がありません。

金融庁への登録が必要なのは、暗号資産と法定通貨を交換するサービス業者である「暗号資産交換業者」だからです。

平成29年4月1日から、「暗号資産」に関する新しい制度が開始され、国内で暗号資産と法定通貨との交換サービスを行うには、暗号資産交換業の登録が必要となりました。

金融庁

そのため、暗号資産を預けて暗号資産で返還する「レンディングサービス」を手掛けるBitLendingは、暗号資産交換業の登録は不要というワケですね。

BitLending(ビットレンディング)のメリット

BitLendingのメリットは、以下の3つです。

  • 国内取引所よりも高い利回りを期待できる
  • 運用の手間ゼロ・知識ゼロで始められる
  • 最短1ヵ月でいつでも返還・解約が可能

国内取引所よりも高い利回りを期待できる

国内取引所でもレンディングサービスはありますが、基本的に年利1%前後に設定されています。

その点、BitLendingの年利は8%から10%の高年利なので、運用すれば高い利回りを期待できます。

なぜ国内取引所よりもBitLendingが高い利回りを提供できるのか?

ざっくり言うと、BitLendingと仮想通貨取引所では運用方法が異なるからです。

  • BitLendingの運営会社「J-CAM」は、Web3.0領域メディアの企画、発行など、ほかの事業基盤がある
  • J-CAMのネットワークを活かし、暗号資産取引所や大手機関投資家などに貸し出す
  • 貸し出し先のブロックチェーンテクノロジーを駆使した暗号資産の活用で、リスクを除外しつつ、安定した収益機会を得ている
  • 預かり資産は分散管理し、Bit lending独自のポートフォリオを組んでいる

BitLendingは暗号資産を運用して、得たリターンをユーザーに還元します。一方、取引所は利用ユーザーから得る手数料収益がメインなので、ユーザーに出せる利益が多くはありません。

運用の手間ゼロ・知識ゼロで始められる

BitLendingは、仮想通貨の運用を簡単にするサービスです。

ユーザーフレンドリーなインターフェースを提供し、レンディング初心者でも安心して利用できます。

レンディングをはじめるための登録はとても簡単で、仮想通貨をBit Lendingに預けるだけで運用がスタート

送金から返金まで、わずらわしさを感じさせず利用できるように設計されています。

最短1ヵ月でいつでも返還・解約が可能

BitLendingでレンディングを開始してから、1ヵ月経過すればいつでも返還・解約ができます。

国内取引所の場合、ロック期間が1年間あったり、途中解約で解約手数料が発生するところがほとんどです。その点、BitLendingでのレンディングは、1ヶ月経てばいつでも解約申請が行なえます。

仮想通貨が返還されるタイミングは、BitLendingが返還請求を受理した翌日から、7営業日以内。

なお、仮想通貨の貸出を受理した日の翌日から1ヵ月経過するまでの「即時返還」もしくは「末日返還」での返還申請はできません。

BitLending(ビットレンディング)のリスク・デメリット

最後に、BitLendingを利用する上でのリスクやデメリットをご紹介していきます。

  1. 経営破綻すると資金が返却されない可能性がある
  2. レンディング中に仮想通貨の価格変動リスクがある

経営破綻すると資金が返却されない可能性がある

BitLendingのリスク・デメリットとして、運営企業の経営破綻リスクが挙げられます。

2022年11月に大手仮想通貨取引所のFTXが経営破綻したように、どんな取引所やレンディングサービスにも破綻リスクは存在しています。

BitLending公式サイトには「安全性の高い経営を行っている」旨の記載はありますが、リスクを避けるためにも「全資産は預けない」「分散投資する」といったリスク管理を行なっておくとよいでしょう。

レンディング中に仮想通貨の価格変動リスクがある

BitLendingを使う上でのデメリットとして、レンディング中の仮想通貨の価格変動リスクもあります。

仮想通貨の価格は常に変動しているため、貸し出しを行っている最中に大きく価格が暴落してしまう可能性も考えられるでしょう。

短期の値動きを気をしない場合は意識する必要はありませんが、そういったリスクがあることも把握しておいてください。

BitLending(ビットレンディング)の運営会社

BitLendingは株式会社J-CAMが運営しています。

J-CAMは、Japan Change Asset Managementの頭文字を採用した名前です。

概要や事業内容は以下の通り。

  • 本社が東京にある日本企業
  • Web3.0の総合誌「アイオライト(Iolite)」を企画・発行
  • 「月刊暗号資産」の運営
  • 暗号資産メディアとしての市場理解
  • セキュリティリスク調査
  • 金融機関出身者による収益とリスク管理

仮想通貨に投資する銀行やブロックチェーン企業を長年観察してきた経験があり、厳選した企業とパートナーシップを結ぶ運営会社です。

BitLending(ビットレンディング)の特徴やメリット・デメリットまとめ

今回は、保有している仮想通貨を高利回りで運用できるBitLendingの特徴やメリットなどをご紹介してきました。

中には「怪しい」といった評判・口コミもあるようですが、実績のある国内企業によって運営されているレンディングサービスであることは間違いありません。

長期目線で仮想通貨への投資を行っていきたいという方は、この機会にBitLendingの利用を検討してみてはいかがでしょうか?

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