Aleph Zero(AZERO)とは特徴買い方怪しい噂を解説

Aleph Zero(AZERO)とは？概要を解説

Aleph Zeroは、DAGやAlephBFTを採用したL1(レイヤー1)ブロックチェーンです。

Aleph Zeroの強みは、プライバシー保護やデータの処理性能。複数の技術・概念を採用することにより、プライバシー・分散性・処理性能を確保した環境で、ブロックチェーンを利用できます。

これまでに約1,600万ドルを超える資金調達にも成功。

AlephZeroはイーサリアム・BSCと比較すると小規模ですが、今後の成長可能性を秘めたプロジェクトです。

Aleph Zero(AZERO)の3つの特徴

Aleph Zeroの特徴は3つ。

• 高いデータ処理能力
• プライバシー保護の強化
• 分散型コンセンサス AlephBFTの採用

高いデータ処理能力

Aleph Zeroは、DAGを中間データ構造として採用するなど、技術的なさまざまな取り組みによって高い処理性能を実現しています。

(Aleph Zeroの公式Docでは、DAGを採用しているものの、ブロックチェーンであると明記されています)

具体的には、ファイナリティを得られるまでの時間は1秒未満、最大で約9万PTSを実現しています。

また、トランザクションあたりの平均的なガス代は0.0003AZEROに抑えられており、リーズナブルであることが分かるでしょう。

ただし、上記の数値はあくまで試験的なものであり、特にTPSは環境・タイミングによって変化するものであることに注意が必要です。

プライバシー保護の強化

Aleph Zeroが重視しているポイントの1つがプライバシーの強化です。

Aleph Zeroでは、プライバシーの強化を行うためにゼロ知識証明・sMPCの両者を活用します。

(前提として両者ともプライバシーに強い)

ゼロ知識証明は検証内容自体を明らかにせず、簡易的な内容のみを明らかにすることで、詳細な内容を明らかにしない状態で、検証が可能な技術です。

sMPCは複数のノードが、オフチェーンで機密情報を保持することで、パブリックなブロックチェーンで、機密情報を保ったままスマートコントラクトなどを利用する際に採用される技術です。

両者とも、各ブロックチェーン・ソリューションに採用されていますが、一般的にどちらか一方のみが採用されています。

一方で、Aleph Zeroは、ユースケースに応じて両方の技術を使い分け、プラバシーと高い処理性能を維持します。

(ただし、主に通常の用途では、速度の早いゼロ知識証明を用いて計算・実行)

分散型コンセンサス AlephBFTの採用

Aleph Zeroのコンセンサスは、AlephBFTです。

前述したとおり、Aleph Zeroは一部にDAGを採用していますが、AlephBFTではDAGに見られるデメリットである中央集権的な構造を、分散化させることに成功しています。

また、BFTコンセンサスモデルのため、ノードのうち約3割が悪意のあるノードであっても残りの約7割が補完し、安全に運用可能です。

2023年3月時点で、Aleph Zeroのノード(トランザクションを処理する主体)は126存在しており、今後拡大し、より分散性を確保していく旨も公開されています。

Aleph Zero(AZERO)の買い方・購入方法

AZEROは海外の仮想通貨取引所で購入する必要があります(まだ国内の仮想通貨取引所に上場していないため)。

仮想通貨AZEROを買うまでの手順は5STEP。

1. 国内取引所を開設
2. 海外取引所を開設
3. 国内取引所→海外の取引所に暗号資産を送金
4. 海外取引所で暗号資産を「USDT」を購入
5. 海外取引所でAZEROを購入

国内の仮想通貨取引所を開設

まずは仮想通貨を購入するために、仮想通貨取引所の口座を開設します。

おすすめの取引所は「ビットポイント」。ビットポイントは、取引手数料が無料であるほか、口座開設で仮想通貨を無料でもらえるキャンペーンを開催しておりお得に利用できます。

海外の仮想通貨取引所を開設

次に、海外の仮想通貨取引所を開設します。

海外の取引所を開設する理由は、海外取引所でしかAZEROを購入できないためです。

▼AZEROを扱う海外の仮想通貨取引所

• Gate.io
• MEXC
• KuCoin
• Huobi

海外取引所の中では「Gate.io」がおすすめ。Gateには1,700種類以上の仮想通貨が上場しており、今後の高騰が見込める仮想通貨に投資できるチャンスが得られます。

国内取引所→海外の取引所に暗号資産を送金

続いて、AZEROを購入するために国内取引所から海外取引所に暗号資産を送金します。

海外取引所は日本円での入金を受け付けていないところが多く、暗号資産で口座に入金する必要があるためです。

ここでの手順は以下の通り。

• ビットポイントで暗号資産を購入
• Gateの入金アドレスを確認
• ビットポイントからGateに暗号資産を送金
• Gateで入金を確認

具体的なやり方は、「ビットポイントの仮想通貨出金方法」「Gateの入金方法」の記事を参考にしてみてください。

海外取引所で暗号資産を「USDT」を購入

Gateの口座に暗号資産を入金できたら、暗号資産を「USDT」を購入します。

USDTは米ドルと同じ価格になるように調整されたステーブルコインで、仮想通貨取引でよく使用されます。

AZEROの取引ペアは「AZERO/USDT」なので、Gateに入金した暗号資産でUSDTを購入しましょう。

→USDTとは？概要や特徴を解説

海外取引所でAZEROを購入

GateでUSDTを用意できたら、あとはAZEROを購入するだけです。

取引画面で「AZERO」と検索した後に、購入したい金額分のAZEROを購入してみましょう。

AZEROは怪しい？プロジェクトCDPを解説

SNSやセミナーを中心に、「CDP」と呼ばれるプロジェクトが始まっています。

ユーザーはCDPに投資することで「バリデート報酬が毎日貰える」「人を紹介すれば、MLM方式で報酬を受け取れる」とのこと。

ただ、CDPはAlephZeroの公式HPには掲載されておらず、独自に活動している団体と見られます。

あくまでAZEROという仮想通貨を使って商売しているだけで、AlephZeroとは関係ないようです。

ネットの口コミを見ると、「2～3年後に300万が億になる。詐欺ではない」という勧誘を受けている人が見つかります。

CDPが詐欺であるとは断定できませんが、金額が大きいだけに「怪しい」という意見が出るのも仕方がないでしょう。

もし仮にCDPに興味がある方は、プロジェクトの内容をよく確認して自己責任で投資を行うようにしてください。

Aleph Zero(AZERO)についてまとめ

この記事では、Aleph Zeroについて解説しました。

Aleph Zeroは、L1ブロックチェーンとしてそれほどの規模感ではないものの、プライバシーの保護などで一定のアドバンテージを持っているブロックチェーンです。

特にsMPCは、企業がブロックチェーンを採用する際などに注目されているトピックなので、Aleph Zeroにおける既存企業の採用などは、今後も注目していきたいと言えるでしょう。

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