なぜ仮想通貨投資で借金地獄になる?理由や注意点を徹底解説
なぜ仮想通貨で借金地獄になる?4つの理由を徹底解説
まずは、仮想通貨で借金を背負ってしまう主な4つの理由をご紹介していきます。
- 仮想通貨に関する税制度の知識を持っていない
- 資金に見合わないレバレッジ取引をしてしまう
- 生活資金を使ってまで投資をしてしまう
- 借金して仮想通貨投資をしてしまう
仮想通貨に関する税制度の知識を持っていない
仮想通貨で借金してしまう多くの人が、仮想通貨に関する税制度の知識を持っていません。
2023年3月現在、日本では仮想通貨取引で発生した利益は雑所得として分類され、総合課税の対象となっています。発生した利益額によっては最大45%もの税率が適用されるので、注意が必要です。
また、ビットコインからイーサリアムへといったように、仮想通貨同士の交換でも課税対象となる点もしっかり把握しておきましょう。
資金に見合わないレバレッジ取引をしてしまう
仮想通貨で借金する人の中には、自分の資金に見合わないレバレッジ取引をしてしまうケースもあります。
レバレッジ取引とは、口座にある証拠金を担保とし、数倍のレバレッジを設定できるトレード手法です。
レバレッジ取引で損失額が大幅に拡大するとロスカットされ、追証という追加の証拠金の入金を求められてしまいます。
生活資金を使ってまで投資をしてしまう
仮想通貨取引をしている方の中には、生活資金にまで投資に回してしまう人も一定数存在しています。
結果的に生活資金が足りなくなり、借金をしてしまうケースもめずらしくありません。
特にギャンブル好きの方ほど生活資金にまで手を出してしまうケースが多いので、仮想通貨投資は必ず余剰資金で行うようにしましょう。
借金して仮想通貨投資をしてしまう
仮想通貨で借金を背負う原因の一つとして、投資原資を確保するために消費者金融などで借金をしてしまうケースも挙げられます。
特に仮想通貨は他の投資アセットよりもボラティリティが激しく、思わぬ損失が発生するケースは十分に考えられます。
「一時的に資金を借り入れ、利益が発生したら返済すればいい」といったように、安易な気持ちで借金をするべきではないでしょう。
仮想通貨で借金を背負わないために知っておきたい3つの注意点
ここまで仮想通貨で借金をしてしまう主な理由をご紹介してきました。
ここでは、仮想通貨取引で借金を背負わないために知っておきたい3つの注意点を確認していきましょう。
- 仮想通貨への投資は現物取引を中心に行う
- 生活を賭けるほどの取引はしない
- 投資する金額はポートフォリオの一部分だけに限定する
仮想通貨への投資は現物取引を中心に行う
仮想通貨取引で借金をしないためには、現物取引を中心に投資をするのが大切です。
現物取引であれば、レバレッジ取引のように追証を要求されないため、自分の資金に見合った取引ができます。
もちろん現物取引でも損失が発生する可能性はありますが、借金を背負ってしまうリスクはありません。
生活を賭けるほどの取引はしない
仮想通貨を取引する上では、自分や家族の生活を賭けるほどの取引はしないようにしましょう。
特に、生活資金を仮想通貨取引で稼ごうと思うと、どうしても大きなリターンを出すためにリスクの高い取引をしてしまいます。
大きなリターンを求めるあまり、結果的に高いレバレッジをかけたトレードを行い、借金を背負ってしまう可能性も考えられます。
プロのトレーダーであれば話は別ですが、初心者であればあくまで副業として仮想通貨取引に取り組むようにしてください。
投資する金額はポートフォリオの一部分だけに限定する
前述の通り、仮想通貨は非常にボラティリティが激しいアセットクラスであり、リスクが高い投資対象です。
そのため、投資する金額はポートフォリオの一部分だけに限定するといったように、あまりにも大きな金額は投資しない方がベターです。
リスクとリターンを事前に計算し、自分に見合った資金の範囲で取引をするようにしてください。
仮想通貨投資で借金地獄になる理由や注意点まとめ
今回の記事では、仮想通貨投資で借金を背負ってしまう主な原因を詳しく解説してきました。
仮想通貨トレードで借金する原因としては、仮想通貨関連の税制を知らなかったり、過剰なレバレッジ取引をしてしまうケースが非常に多いです。
借金を背負ってしまうリスクを下げるためにも、やはり現物を中心とした取引をしたり、生活を賭けるほどの取引はしないようにしてくださいね。
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