仮想通貨(暗号資産)のデビットカードとは?日本・海外のおすすめカードを紹介

仮想通貨(暗号資産)のデビットカードとは?日本・海外のおすすめカードを紹介

仮想通貨(暗号資産)のデビットカードとは?日本・海外のおすすめカードを紹介

仮想通貨(暗号資産)のデビットカードとは?

まずデビットカードとは、決済と同時に銀行口座から代金が引き落とされるカードです。

クレジットカードは後から代金が請求されますが、デビットカードは「即時決済」であることが特徴と言えます。

仮想通貨のデビットカードにおいても、基本的な仕組みは同じです。

ただし、引き落とし場所は銀行口座ではなく「取引所のアカウント」や「個人ウォレット」となっています。

仮想通貨(暗号資産)デビットカードの種類・タイプ

仮想通貨のデビットカードには「プリペイド型」と「ウォレット型」の2タイプがあります。

それぞれの詳細を見ていきましょう。

プリペイド型

プリペイド型は、カードにお金をチャージするタイプです。

具体的には、仮想通貨を日本円に両替してからカードにチャージします。

チャージ金額以上のお金は使えないので、無駄遣いを減らせるのがメリットです。

ウォレット型

ウォレット型は、ウォレットから代金が引き落とされるタイプです。

仮想通貨をウォレット内で保有するだけで、決済と同時に代金が引き落とされます。

日本円に両替する必要が無いので、仮想通貨で直接決済したい人におすすめです。

【日本利用】おすすめの仮想通貨(暗号資産)デビットカード

日本国内で利用できるおすすめの仮想通貨デビットカードは「バンドルカード」と「マネパカード」です。

それぞれの概要を解説していきます。

バンドルカード

項目 バーチャルカード リアルカード リアルプラスカード
発行手数料 無料 300円または400円 600円または700円
年会費 無料 無料 無料
審査・年齢確認 なし なし なし
1回のチャージ上限額 3万円 3万円 10万円
月間のチャージ上限額 12万円 12万円 200万円
残高の上限額 10万円 10万円 100万円
出典:バンドルカード公式サイト

バンドルカードは、Visa加盟店で利用できるプリペイドカードです。

国内取引所のbitFlyer(ビットフライヤー)から、ビットコイン限定でチャージすることができます。

バンドルカードの種類は下記の3種類です。

  • バーチャルカード:アプリで使えるネット決済用のデジタルカード
  • リアルカード:全国の実店舗で使えるリアルカード
  • リアルプラスカード:海外の実店舗で使えるリアルカード

バンドルカードにはiOS・Android版のアプリがあり、スマホ1つでカードを発行できます。

仮にカードを紛失した場合はアプリですぐに停止・再開ができるので、安全性も高いです。

ただし、公共料金や保険料、高速道路料金などの支払いには利用できません。

また、一度チャージしたお金は引き出せないので、すべて使い切るようにしましょう。

マネパカード

カードブランド Mastercard
入会金 無料
年会費 2,200円(税込)
チャージ手数料 無料
与信審査 なし
年齢制限 15歳以上75歳未満
1回のチャージ上限額 80万円
月間のチャージ上限額 200万円
出典:マネパカード公式サイト

マネパカードは、国内取引所のZaif(ザイフ)と提携しているプリペイドカードです。

Zaifのアカウントにある仮想通貨を円に両替することで、チャージが可能になります。

利用可能な場所は、日本を含めたマスターカードの加盟店です。

マネパカードの特徴を下記にまとめました。

  • 日本国内で買い物をすると支払代金の0.5%が還元される
  • 日本円・米ドル・ユーロ・英ポンド・豪ドル・香港ドルをチャージ可能
  • 購入した商品は50日間の補償が適用される
  • ICチップを搭載しているためセキュリティが高い

仮想通貨でマネパカードにチャージしたい方は、国内取引所のZaifに登録しましょう。

【海外利用】おすすめの仮想通貨(暗号資産)デビットカード

海外利用におすすめの仮想通貨デビットカードは「hi」と「Coinbase Card」です。

それぞれの概要を解説していきます。

hi

カードブランド Mastercard
年会費 無料
発行手数料 無料
購入手数料 1~2%
ATM手数料 1~2%
1日の利用限度額 3,000~10,000ユーロ
月間の利用限度額 10,000~30,000ユーロ
出典:hi公式サイト

hiは、マスターカードと共同で開発されたデビットカードです。

ヨーロッパ諸国のマスターカード加盟店で利用でき、仮想通貨および法定通貨での決済に対応しています。

hiの最大の特徴は、カードにNFTをカスタマイズできることです。

Polygon(ポリゴン)との提携により、好きなNFTの画像をカードにデザインできます。

画像出典:hi公式Twitter

なお、hiのデビットカードには6つの会員ランクがあり、ゴールド以上でないとNFTはデザインできません。

  1. ベーシック
  2. ブラック
  3. シルバー
  4. ゴールド
  5. プラチナ
  6. ダイアモンド

ゴールドランクになるためには、仮想通貨「HI」を100,000HI以上ステーキングする必要があります。

Coinbase Card

カードブランド Visa
年会費 無料
発行手数料 無料
決済手数料 無料
ATMの引き出し限度額(1日) $1,000
出典:Coinbase Card公式サイト

Coinbase Cardは、大手海外取引所のCoinbase(コインベース)が発行するデビットカードです。

現状日本では利用できませんが、アメリカを中心とした4,000万以上のVisa加盟店で利用できます。

対応している仮想通貨は下記のとおりです。

  • BTC
  • ETH
  • DAI
  • DOGE
  • XLM
  • AMP
  • ALGO
  • RLY

上記の仮想通貨を口座内で保有すると、自動的に米ドルへ両替されてデビット決済が行われます。

ApplePayやGooglePayなどのモバイル決済にも対応しており、最大4%の還元があるのも特徴です。

仮想通貨(暗号資産)のデビットカードまとめ

今回は、仮想通貨(暗号資産)デビットカードの概要やおすすめカードを紹介しました。

おすすめの仮想通貨デビットカードは、下記の4つです。

  • バンドルカード(日本利用)
  • マネパカード(日本利用)
  • hi(海外利用)
  • Coinbase Card(海外利用)

仮想通貨対応のデビットカードを探している方は、上記4つの利用を検討してみてくださいね。

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