Phantom Wallet(ファントムウォレット)の特徴や使い方を徹底解説!
Phantom Wallet(ファントムウォレット)とは?
Phantom Wallet(ファントムウォレット)は、SPL規格のトークンの管理や、NFTの送信・受信ができるウォレットです。
SPL規格とは、Solana(ソラナ)チェーンが採用するトークン規格のことで
- Solana(SOL)
- STEPN(GMT)
- USD Coin(USDC)
など、多くの通貨が採用しています。
Phantom Wallet(ファントムウォレット)は、パソコン・スマートフォンのどちらでも使用でき
- Google Chrome
- Brave
- Firefox
- Microsoft Edge
- Androidアプリ
- iOSアプリ
から、ダウンロードが可能です。
Phantom Wallet(ファントムウォレット)がよくわかる4つの特徴
ここでは、Phantom Wallet(ファントムウォレット)の特徴を4つにまとめました。
- Solana(ソラナ)チェーンに対応したウォレット
- 取引の処理速度が早い
- 取引手数料が安い
- OpenSeaに対応している
詳しく解説します。
Solana(ソラナ)チェーンに対応したウォレット
Phantom Wallet(ファントムウォレット)は、ブロックチェーンの1つであるSolana(ソラナ)チェーンに対応しています。
運動をして暗号資産(仮想通貨)を稼げるSTEPN(ステップン)や、NFTを売買できるMagic Eden(マジックエデン)で使用するウォレットです。
今後は、他のブロックチェーンとの相互運用が計画されており、実現すれば多くの通貨がPhantom Wallet(ファントムウォレット)で管理できます。
ウォレットのメニューがシンプルで見やすく、スマートフォンアプリにも対応しているので、非常に使いやすいウォレットです。
取引の処理速度が早い
Phantom Wallet(ファントムウォレット)が使用するSolana(ソラナ)チェーンは、取引の処理速度がとても早いです。
1秒あたりの処理件数は、以下の表で確認してください。
ブロックチェーン | 1秒あたりの処理件数 |
Solana | 約50,000件 |
Bitcoin | 約6~7件 |
Ethereum | 約13~15件 |
Solana(ソラナ)チェーンの処理速度は、他のブロックチェーンと比べても桁違いです。
取引手数料が安い
Phantom Wallet(ファントムウォレット)は、1回当たりの手数料が1円以下で取引できます。
他のブロックチェーンと比べてもかなり安く、取引時に手数料の金額を気にすることはないでしょう。
ブロックチェーンの取引手数料は、同時に利用している人が多いほど高額になります。
Solana(ソラナ)チェーンは取引の処理速度が早いので、他のブロックチェーンよりもお得に取引が可能です。
OpenSeaに対応している
Phantom Wallet(ファントムウォレット)は、NFTのマーケットプレイスであるOpenSea(オープンシー)に対応しています。
OpenSea(オープンシー)では多くのNFTの取り扱いがあり、国内・国外問わず有名な作品が出品されています。
Phantom Wallet(ファントムウォレット)を利用した場合、Ethereumチェーンに比べて、取引時の手数料が安く済むことは大きなメリットです。
2023年の1月にEthereumチェーンを使用してNFTを購入したのですが、取引手数料が日本円で671円かかりました(金額は時間帯によって変わります)
他のブロックチェーンと比べても手数料が安いので、Phantom Wallet(ファントムウォレット)を使用する人は今後も増えていきそうです。
Phantom Wallet(ファントムウォレット)の始め方
Phantom Wallet(ファントムウォレット)のダウンロード方法と、入金・出金方法を解説します。
Phantom Wallet(ファントムウォレット)をダウンロード
まずは、公式サイトからウォレットをダウンロードしましょう。
画面右上にある「Download」をクリックします。
使用しているデバイスに合わせて、ダウンロードをしてください。
本記事では、Google Chromeを使用して解説します。
「Chromeに追加」をクリックします。
「新規ウォレットの作成」をクリックし、利用規約を確認したら、ログインパスワードを設定してください。
ウォレットの復元に使用する、シークレットリカバリーフレーズが表示されます。
12個の単語を保存したら「続行」をクリックします。
こちらの画面が出たら、ダウンロードが完了です。
ダウンロードができたら
- ウォレットアドレス
- 秘密鍵
を確認しましょう。
ウォレットアドレスは、画面上部にある「Wallet 1」をクリック。
この「Gffr…」から始まる文字が、ウォレットアドレスです。
ウォレットアドレスは、通貨の送金や出金時に使用します。
次に、秘密鍵の確認方法を解説します。
左上にある「アイコン」をクリックし「セキュリティーとプライバシー」を選択します。
「秘密鍵のエクスポート」をクリックし、パスワードを入力すると秘密鍵が表示されます。
「セキュリティーとプライバシー」の項目では
- ログインパスワード
- シークレットリカバリーフレーズ
以上2点の変更もできます。
Phantom Wallet(ファントムウォレット)への入金方法
Phantom Wallet(ファントムウォレット)へ、暗号資産(仮想通貨)を入金する方法を解説します。
「入金」をクリックし、通貨を選択します。
ウォレットアドレスをコピーして、使用している暗号資産取引所から送金の手続きを行ってください。
入金の手続きのときに、ウォレットアドレスを間違えて入力すると、通貨が送金されません。
ミスがないように、必ずコピー・アンド・ペーストで入力してください。
QRコードにも対応しているので、スマートフォンアプリを使う場合に使用してください。
Phantom Wallet(ファントムウォレット)から出金する方法
Phantom Wallet(ファントムウォレット)から、暗号資産(仮想通貨)を出金する方法を解説します。
「送信」をクリックし、送金する通貨を選択します。
送金したい暗号資産取引所や、ウォレットのアドレスを入力します。
通貨の数量を入力し「次へ」をクリックしてください。
暗号資産取引所に送金する場合は、通貨によってウォレットアドレスが異なります。
間違いのないように注意して、ウォレットアドレスを入力してください。
最後に「送信」をクリックすると、通貨が送金されます。
Phantom Wallet(ファントムウォレット)の便利な設定方法
Phantom Wallet(ファントムウォレット)の便利な設定を解説します。
ウォレットが使いやすくなるので、ぜひ参考にしてください。
アカウント名を変更
アカウント名を変更して、ウォレットに好きな名前を付けることが可能です。
左上にあるアイコンをクリックし、1番上の「Wallet1」を選択します。
右側にあるメニューをクリックして、ウォレットの名前を変更してください。
セキュリティーの設定
現在、悪意のあるプログラムを設定したNFTをウォレットに送りつけられ、暗号資産(仮想通貨)や高額なNFTが盗まれる被害が報告されています。
詐欺被害を防ぐために、セキュリティーを強化する設定を行いましょう。
左上にあるアイコンをクリックし「セキュリティーとプライバシー」を選択します。
「怪しいコレクティブルを隠す」のチェックをオンにすると、詐欺の可能性のあるNFTがウォレット上で表示されなくなります。
被害を未然に防ぐために、設定をすることをおすすめします。
Phantom Wallet(ファントムウォレット)のまとめ
Phantom Wallet(ファントムウォレット)の特徴やダウンロード方法、便利な使い方を解説しました。
取引の処理速度が速く手数料が安いので、今後も注目を集めるウォレットです。
ダウンロード方法も簡単で、スマートフォンアプリも使用できるので、ぜひウォレットを作成してみてください。
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