メタバースの世界は「3ステップ」で作れる! 画像付きで手順を解説

メタバースの世界は「3ステップ」で作れる! 画像付きで手順を解説

メタバースの世界は「3ステップ」で作れる! 画像付きで手順を解説

メタバースは「プラットフォーム」で作れる!

メタバースの世界を作る方法は大きく分けて2つあります。

  • プログラミングする
  • プラットフォームを利用する

このうちおすすめなのは「プラットフォーム」を利用することです。

プログラミングする方法では世界の見た目だけでなく、メタバースの中のアクションや動作なども全て自分で作らなければなりません。

いっぽうプラットフォームではある程度作られたシステムがあるため、専用画面で設定していくだけでOK。

素材がプリセットで用意されているプラットフォームを使えば、専門用語やデザインの知識がなくても手軽に作れます。

メタバースの世界を作る手順

メタバースの作成に必要なものと手順を解説します。

メタバース作りに必要なもの

メタバース作りでは以下のものが必要です。

  • プラットフォーム
  • パソコンまたはスマートフォン

上記の他、プラットフォーム内にインタラクション(メタバース内に配置するアイテムや背景)が用意されていない場合はインタラクションも必要です。作成ソフトを使って作ったり、ネット上で配布されている素材をダウンロードしたりして用意しましょう。

またプラットフォームによって作成ツールに対応している端末が異なるので、自分が持っている端末に合わせて選びましょう。

基本の手順

メタバースの作り方は以下の3ステップです。

  1. メタバースに置くインタラクションを用意する
  2. プラットフォームでメタバースの世界にインタラクションを配置する
  3. 作成したメタバースを公開する

利用するプラットフォームによって多少の差異はありますが、基本的には上記の流れで作ります。

「Cluster」でメタバース を作ってみよう

clusterの「ワールドクラフト」というツールを使って、メタバースを作ってみましょう。

ワールドクラフトにはインタラクションの素材が既に入っているため、自分で作る必要がありません。選択して配置するだけでするだけでメタバースが作れます。

事前準備

まずはClusterのアカウントを作成しましょう。

https://cluster.mu/

スマホ版アプリとPC版アプリ、VRのいずれにも対応しています。今回はスマホ版アプリの画面で解説します。

(1)ワールドを作る

ホーム画面の「つくる」メニューをタップします。

画像出典:Cluster公式アプリ(iOS版)

ワールドの選択画面が出てくるので、テンプレートを選択します。

画像出典:Cluster公式アプリ(iOS版)

テンプレートとはいえ用意されているのは地面と背景のみです。建物や部屋などはすべて自分で作成できます。

(2)アイテムを選んで配置する

画像出典:Cluster公式アプリ(iOS版)

インタラクションはアイテムスロットから選べます。好きなアイテムを選択して、ワールド内に配置していきましょう。

床や壁、窓などを使って家を作ることもできますし、樹木や道路のアイテムを使えば街の作成も可能です。

それぞれのジャンルごとに複数のアイテムがあるので、オリジナルの建物や街を構築できます。

(3)ワールドを公開する

ある程度ワールドを作ったら、メタバースを公開してみましょう。

画面左上のハンバーガーメニュー(三本線)をタップすると、右側に「ワールドを投稿」というメニューが出ます。

画像出典:Cluster公式アプリ(iOS版)

確認画面で「ワールドを投稿」をタップすると、全世界に公開されます。

画像出典:Cluster公式アプリ(iOS版)

また公開前に非公開でフレンドに遊びに来てもらうことも可能です。仲間に来てもらってアドバイスをもらったり、離れた友達と会話を楽しんだりできます。

おすすめのプラットフォーム

無料で利用できるプラットフォームを紹介します。

DOOR

https://door.ntt/

一番手軽にメタバースを作れるのがDOORです。NTTドコモが提供するサービスで、これひとつでインタラクションの作成からアップロードまで全て完了します。

美麗なグラフィックや凝った機能はありませんが、バーチャル会議室などには十分な機能が備わっています。

Cluster

https://cluster.mu/

入門編としてバランスが良いのがClusterです。

スマホからでもメタバースを作ることができる「ワールドクラフト」と、Unityと連携して自由度の高いメタバースを作成できる「Cluster Creator Kit」があります。

サンプルやテンプレートが豊富なので、実際に作りながら作り方の流れや、メタバース作りのおもしろさを感じることができます。

unity

https://unity.com/ja

Unityはプロのゲーム作成現場でも利用されているプラットフォームです。個人でも無料で利用できます。

Unityはインタラクションの配置や公開を行うプラットフォームで、Unity内でアイテムを作ることはできません。

blenderなどで空間やアイテムを作り、unityに取り込んでメタバースの世界を作っていきます。

VRchat

https://hello.vrchat.com/

VRchatではUnity専用のパッケージを公開しています。Unityと連携して、メタバースを作ることができます。

VRchatは日本語に非対応ですが、日本のユーザーも多いため操作方法などの情報を得るのは難しくありません。

まとめ

高価な機材や知識がなくても、メタバースの世界を作ることは可能です。この記事を参考に、最初の一歩を踏み出してみましょう。

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