NFTのドット絵アートの作り方!おすすめアプリや出品方法も紹介
NFTのドット絵アートが多い理由
NFTアートにドット絵が多い理由は、CryptoPunks(クリプトパンクス)の影響が大きいです。
2017年にリリースされたNFTコレクションで、現在も多くの作品に影響を与えています。
ドット絵は完成までの時間が短く、無料アプリで簡単に作れることも人気の理由です。
NFTのドット絵アート作りにおすすめのアプリ
NFTのドット絵アートを作る時に、おすすめのアプリを2つ紹介します。
無料で使えるので、ぜひ試してください。
8bit painter
8bit painterは、初心者でも簡単にドット絵が作れます。
- キャンバスのサイズを選択
- ピクセルに色を付ける
という2ステップで完成です。
アプリは直感的に使いやすく、色の選択や塗りつぶしの機能もあります。
ピクセルの数が多いと作業量が多くなるので、16×16ピクセルや32×32ピクセルから初めてみてください。
Dottable
Dottableも8bit painterと同じく無料で使えるアプリです。
豊富な機能があり
- 写真を背面に設置してドット絵を作成
- 図形描写
- 色パレット複数表示
など、本格的にドット絵を作りたい方に向いています。
まずはシンプルに操作ができる8bit painterを使い、機能が物足りないのであればDottableを選んでみてください。
ドット絵の参考になるNFTアートを2つ紹介
初めてドット絵を作る場合、どのように作ればいいのかイメージがわかないと思います。
作品を2つ紹介しますので、参考にしてください。
Zombie Zoo(ゾンビー・ズー)
Zombie Zoo(ゾンビー・ズー)は2021年にリリースされたNFTコレクションで、動物とゾンビをモチーフにしています。
当時小学3年生だったZombie Zoo Keeper(ゾンビー・ズー・キーパー)さんが、夏休みの自由研究として制作しました。
制作はすべてiPadで行われており、使用したアプリも無料アプリです。
多くのメディアで取り上げられ、日本にNFTアートを広めるきっかけになりました。
Crypto Punks(クリプトパンクス)
ドット絵のNFTアートといえば、Crypto Punks(クリプトパンクス)を思い浮かべる人は多いでしょう。
- 24×24ピクセルのドット絵
- 左を向いた顔
- さまざまなアクセサリー
という特徴があり、現在も高額の値段がついています。
作品に使用しているピクセルの数も多くないので、ドット絵の参考にする時におすすめです。
NFTのドット絵をOpenSea(オープンシー)に出品する方法
OpenSea(オープンシー)というマーケットプレイスを使用すると、ドット絵をNFT化して販売できます。
無料でNFT化できますが、出品手数料として作品の価格の2.5%をOpenSeaに支払います。
支払いは暗号資産(仮想通貨)のイーサ(ETH)を使いますので、NFTを販売する場合は、暗号資産取引所で口座を開設してください。
完成したドット絵アートを、OpenSeaに出品する方法は以下の通りです。
- 暗号資産取引所で口座を開設
- イーサ(ETH)をMetaMaskに送金
- OpenSeaでコレクションを作成
- 出品の手続き
順番に解説します。
暗号資産取引所で口座を開設
イーサ(ETH)を購入するために、暗号資産取引所で口座を開設してください。
おすすめの取引所は、セキュリティ性が高く、各種手数料が安いFTX Japanです。
口座を開設する方法は、以下の記事で詳しく解説しています。
ぜひ参考にしてください。
イーサ(ETH)をMetaMaskに送金
イーサ(ETH)が購入できたら、MetaMaskに通貨を送金します。
送金するときには、送金先のウォレットアドレスを間違えないように注意してください。
MetaMaskのダウンロードをしていない方は、以下の記事を参考にダウンロードをお願いします。
OpenSeaでコレクションを作成
MetaMaskにイーサ(ETH)を送金できたら、OpenSeaでコレクションページを作り、作品をNFT化します。
MetaMaskにログインしてOpenSeaと接続し、ドット絵をアップロードしてください。
- NFTの作品名
- TwitterなどのURL
- 作品の紹介文
- 使用するブロックチェーン
などを入力し、最後に「Create」をクリックすると、作品をNFTとして登録できます。
出品の手続き
NFTに登録した作品のページで「Sell」をクリックします。
- 販売方法
- 値段(ETH)
- 販売期間
- クリエイターへの報酬額
を設定したら「Complete listing」をクリックします。
MetaMaskで署名をすると、ドット絵の作品がOpenSeaで販売開始です。
以上がNFTのドット絵を、出品するまでの手順です。
NFTのドット絵を販売するための戦略
戦略を立てずにOpenSeaでNFTのドット絵を販売しても、売れる可能性は低いです。
人気の作品にするためには
- 作品の価格を安くする
- SNSで宣伝する
といった戦略を立てる必要があります。
国内で人気のNFTコレクションは、リリース時の価格を安く設定しています。
まだまだNFTを所有するユーザーが少ないので、手に取りやすい価格を設定してユーザーを増やしている状態です。
SNSでの宣伝も重要な戦略です。
TwitterやInstagramで作品を発表するだけでなく、Twitterスペースを使用して音声で作品の細かい説明をするコレクションは多いです。
販売後はより多くのファンに購入してもらうように、宣伝活動も行ってください。
NFTのドット絵アートのまとめ
NFTのドット絵アートの作り方やおすすめのアプリ、OpenSeaでの出品方法を解説しました。
2022年は多くのNFTコレクションが誕生し、NFTを所有するユーザーも増えています。
ドット絵アートは無料アプリでも作れますし、販売するときにも、多くの手数料は必要ありません。
今後もNFT市場は盛り上がっていくので、ぜひドット絵アートに挑戦してください。
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