NFTのガス代の特徴や仕組みを徹底解説!ガス代を安くする方法も紹介

NFTのガス代の特徴や仕組みを徹底解説!ガス代を安くする方法も紹介

NFTのガス代の特徴や仕組みを徹底解説!ガス代を安くする方法も紹介

NFTのガス代とは?

ガス代は、NFTの発行や所有権を移動するときなど、ブロックチェーンに情報を書き込むときに必要な手数料です。

売買や所有権の記録を書き込むために、世界中にいるマイナーと呼ばれる人たちが作業をしています。

マイナーが取引記録を書き込むことで、NFT特有の

  • 情報の改ざんが難しい
  • すべての情報を記録している
  • NFTの所有者が明確

という価値が生まれます。

ガス代の使用目的は、マイナーへの報酬や電気代、情報を保管するサーバー代です。

ユーザーが少しずつガス代を支払うことで、ブロックチェーンのシステムが成り立っています。

NFTのガス代の特徴を解説

特徴は以下の3点です。

  • 売買をするユーザーが多いと高くなる
  • ガス代が発生するタイミング
  • 事前に確認できる

詳しく解説します。

売買をするユーザーが多いと高くなる

NFTの売買をするユーザーが多くなると、マイナーの作業量や使用する電力も多くなり、ガス代が高くなります。

過去の例を見てみると、注目されているNFTコレクションのリリース時には、ガス代が一時的に上昇することもありました。

日本時間の深夜から早朝にかけてはガス代が高いことが多く、アメリカの投資家が昼から夕方にかけて活発に売買することが大きな理由です。

ガス代が発生するタイミング

NFTを売却するユーザーと購入ユーザーそれぞれで、ガス代が発生するタイミングをまとめました。

NFTを売却

  • NFTの出品
  • オファーを受けて販売
  • IPFSにNFTの記録を保存
  • エアドロップ
  • 固定価格をキャンセル
  • オークションをキャンセル

NFTを購入

  • NFTの購入
  • オファーした価格をキャンセル
  • イーサ(ETH)の変換
  • フリーミントに参加

注意してほしいことは、NFTを売る場合と買う場合、どちらもガス代が発生します。

エアドロップ(他のユーザーにプレゼント)やフリーミント(無料でNFTを配布するイベント)でもガス代が必要です。

エアドロップの場合はNFTを送る側が、フリーミントではNFTを受け取る側にもガス代を支払います。

フリーミントに参加しNFTが無料でもらえると思っていても、ガス代が1,000円を超える場合もあるので注意してください。

事前に確認できる

現在NFTの売買をするときは、OpenSea(オープンシー)というマーケットプレイスを使用することが多いです。

本記事では、OpenSeaが使用しているイーサリアムチェーンのガス代を確認する方法を紹介します。

Ethereum Gas Price Chartは、過去のガス代の価格をチャートで表示しています。

画像出典:Ethereum Gas Price Chart

ガス代の傾向をひと目で確認できるので、NFTの購入の予定があるときに使用すると便利です。

ETH Gas Stationは、現在のガス代を数値で表しています

Gas Price (legacy)の数値が低いほど、安いガス代で売買が可能です。

数値の目安はこちらです。

  • 10~50 ガス代が安い
  • 200~300 ガス代が高い
画像出典:ETH Gas Station

数値が200を超えている場合は、急いで売買をする必要がなければ、日にちをずらすことをおすすめします。

OpenSeaではNFTの購入時にも、おおよそのガス代が表示されます。

NFTの購入前には、目安として確認してください。

NFTのガス代を安くする方法

ガス代を安くする方法を、2つ紹介します。

上手に活用して、少しでも安くNFTを購入してください。

安い時間帯で取引をする

NFTのガス代は、常に変動するので、数分待つと安くなることがあります。

NFTの購入手続きをすると、売買で使用するガス代の目安が表示されます。

少し待つと価格が変化するので、2〜3分ほど見ているとガス代の価格の傾向を確認してください。

ガス代が安くなるのを待っている間に、NFTが他のユーザーに先に買われた場合は注意が必要です。

購入していないのにガス代だけを支払うこともあるので、人気のNFTの場合はすぐに購入することをおすすめします。

ガス代が安いマーケットプレイスやブロックチェーンを利用する

OpenSeaでは、イーサリアムチェーンとは別にポリゴンチェーンでもNFTを購入できます。

ポリゴンチェーンは、イーサリアムのガス代が高騰している問題をうけて開発されました。

イーサリアムチェーンと比べてガス代が格段に安く、処理速度が早いという特徴があります。

ポリゴンチェーンでの売買にはほとんどガス代がかからないのですが、NFTを購入するときには、イーサ(ETH)からETH on Polygonに通貨を交換します。

交換時にはガス代がかかりますが、イーサリアムチェーンで使用するガス代に比べると少額です。

OpenSea以外にも、ガス代が安い・無料というマーケットプレイスもあります。

  • Coincheck NFT(β版)
  • LINE NFT

は、売買時のガス代がかかりません。

取り扱っているNFTの数は少ないですが、ガス代を気にせずに購入できるメリットがあります。

NFTガス代のまとめ

NFTの取引時にかかるガス代の特徴や仕組み、ガス代を安くする方法を解説しました。

イーサリアムチェーンでは、今後数年かけてガス代の価格が下がることが予想されており、NFTホルダーや投資家も大きな期待を寄せています。

現在は、時間帯によってガス代の価格が大きく変化しています。

少しでもガス代の安い時間帯を利用して、NFTの売買を行ってください。

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